無知蒙昧の意見→誰の立場で言うのか!それともユダ菌の確信犯か ( No.1 ) |
- 日時: 2020/08/03 00:29
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:sx/AUc4k
- どうして、このような発想ができるのであろう。
新自由主義、そのものの発想。
要するに弱者強食の社会を追求するシステムへの賛辞である。
強者のルールを世界中に押し付けるシステムである。
ひと昔の弱者強食ならば、まだ救いもある。
現代の強者は強すぎる。
強者一人で世界の80%を支配する。
そりゃね!
そういう強者の活動により
世界の貿易は活発になるし、GDPの増えるであろう。
問題はね、
切り捨てられた弱者の生きる道がないと言う事。
古代の戦争は、相手の民族、皆殺し、
そうして財貨を略奪し強者は栄える。
これと同じことが行われている。
仕事をなくした、多くの弱者(人口の半分)を死に追いやるシステムを称賛するとは、己は何者だ。
新自由主義の経済システムのよって、最近の60年間で世界中で格差が広がっている事実を認識すべし。
欧州の失業率はすでに10%
失業に至らずとも、ワーキングプアーと言われる人は、日本でも1/3近くになっている。
生産効率を上げるために、IT、ロボット化が急速に進んでいる。
それを容認するシステムを称賛するとは!!!!!!
(TPPの世界)
>農業
日本の農業の80%は壊滅する。アメリカ、オーストラリアの様な広大な農地で機械化されタ農業と、日本のそれとは競争にもならない。 食料自給の問題は、どうする。壊滅した農業従事者の転職はどうする。
>医療・保険
TPPと言えば農業の問題が重視されていて、何故か、メディアは滅多にふれないが。
現在、日本の医療保険は統一されていて、貧乏人も金持ちも、原則、同じような治療を受けられる様になっている。 その医療保険を民間に開放することによって医療保険の有り様を多種に変える。 と言う事は、医療保険の種類によって治療の際、下りる保険金が変わってくる。 病院は、それぞれに対応する治療で応じることになる。 国民健康保険では、MRIも取れないことになる。
TPPは自由診療を目指している。自由診療とは 患者が診療を選択できると言えば、聞こえは良いが、
実際は、医療保険を自由化してアメリカ型の民間保険を採用すると言う事。 保険料を高く払っている患者ほど、高額の保険料がおりて、高額治療が受けられる。 一方で国民健康保険に加入しているものは、下りる保険料が安いので高額の治療は行われない。 病院での治療が、患者が加入する保険によって治療の程度が選択される。
現在は国民皆保険制度、どの保険でもかなり高度な治療が施されている。 従来は国民健康保険で治療されてきたが、ある日から、自己負担を相当出せねば、同じ治療が受けられないことが起きる。
もっとも心臓移植など、特別の治療は、保険は聞かないが。 要するに、医療保険を自由に選択させると言う事が、自由診療。 逆に言うと、国家は国民の健康には責任を持たないと言うこと。
医療費の増額に困っている厚生労働省としてはTPPをやりたいだろう。
ついでに言っておきますと、アメリカの医療保険は平均で月に5〜7万円と言われています。 結局は医療保険に入らない人々は人口の1/3もいるらしいです。 彼らは病気になっても病院へ行くこともできない。
>公共事業
従来、公共事業は財政出動により、その国の経済の救済の手段と考えられてきた。 その公共事業を世界の企業に開放せよと言うこと。
折角、作り上げてきた日本の社会体制を、アメリカと同じようにさせるシステムがTPP アメリカなどと言う国は、コロナ騒動でも分かるように世界で最低システムの国である。
いまだに、アメリカン・ドリームなどと言う戯言に騙されている人たちがいる。
「TPPとは(全文訳と解説 レス番号26〜31」参照 https://www.kyudan.com/cgi-bin/bbskd/read.cgi?no=1698
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