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[1251] 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス
日時: 2011/11/21 14:25
名前: グッキー ID:iJD2RPkM

アメリカの資本主義ー拮抗力の概念
http://hayashiland.com/galbraith.pdf#search=%27%E5%A4%A7%E6%81%90%E6%85%8C%20%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%96%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%82%B9%27

経済学の巨人と言われるジョン・ケネス・ガルブレイスが1952年に示唆した概念です。すべての主体は拮抗力を持たなければ成らない。
拮抗力=チェック&バランスになり民主主義の大切な概念となりました。

しかし現代の社会に拮抗力は存在するのでしょうか???
アイルランドでは銀行との拮抗力を求め、住宅ロー借入者が組合を作り、銀行と交渉しようとしています。
http://www.asyura2.com/11/hasan74/msg/231.html

日本でも政党、マスメディア、労働組合、生協、色々な主体が有りますが、それらが拮抗力を持ち、チェック&バランスの機能を果たしているのでしょうか。

マスコミは記者クラブ制度の特権と官房機密費により、完全に政治と癒着し、チェック機能を損失しました。
官房機密費をマスコミに配るなど民主主義の破壊行為で、道徳上は完全に犯罪です。それを知りながら官房機密費の将来公開も出来ないとは、よほど薄汚いことをしているのでしょう。

労働組合も企業と癒着し御用組合となり、チェック機能を損失しました。企業と一緒になって利権、既得権を漁っているのでしょう。

2大政党制も違いがほとんど無く、有るのは権力抗争ばかりです。対立軸が無いのでチェック機能が働きません。せいぜい政治と金で足の引っ張り合いをするだけです。

ほとんどの政治家が現状を「正常」と認識しマイナーチェンジの政策しか持ち合わせません。
現状を「異常」と認識し、モデルチェンジの政策を持つ政治家が居ないのです。
モデルチェンジ派とマイナーチェンジ派に分かれて、チェック&バランスの機能を果たしてくれるのが国民の希望ではないでしょうか。

小沢に期待する人たちも多いようですが、小沢の政策のどこがモデルチェンジなのでしょう。現状を「正常」と認識し、そこから出た発想しか無いのでは有りませんか。
原則、自由化を支持と言いますが、自由化で何が起こるか理解していない。自由化すれば食料自給率とか規制の問題を抜きにすれば、富は増えます。
しかしその富がどこに行くかが問題なのです。自由化で出来た富は資本と大企業ばかりに行き、国民にはマイナスになるということを理解していないのです。

自由化で輸出企業は関税が減り、ビジネスチャンスが増えますが、そこで得た富のどれだけを国民に還元するというのでしょう。一方、輸入製品により衰退する産業は確実に所得が減ります。
つまり輸出で富が増えても、勤労者所得で見れば、減ってしまう恐れが強いのです。

農業個別補償と言うのもお笑いです。それで輸入を阻止しようとすれば、関税を無くした事になりません。。完全な非関税障壁です。そんなやり方が国際的に通用するなどと考えるとは、ほとんど経済を知ってません。

経済はプライスメーカーに成った者が、寡占による超過利潤を得ます。多くの商品は企業が価格を決め、消費者はそれに対し、交渉力(拮抗力)が有りません。
またその超過利潤で広告を行い、消費者の欲望を煽り、企業の望む方向へ誘導しようとします。

50年代のアメリカでは旺盛な海外需要に支えられ、超過利潤が技術革新、設備投資などに使われたと言いますが、現在の日本ではそんな使い道は少なく、超過利潤の多くは金融市場へと向かいます。
その有り余ったマネーが金融バブルを引き起こします。実体経済は超過利潤によりマネーが逃げてしまいますのでデフレを引き起こすことに成ります。

また中銀は景気が悪いので金融緩和に動きますが、そのマネーの多くが金融カジノ市場に向かい、金融危機を引き起こします。イタリアやスペインの国債など、おもちゃのように翻弄されているではありませんか。
ユーロのソブリン危機など、ECGが無制限に買い支えると「言っただけで」収まるはずです。スイス中銀が無制限に為替レートを買い支えると「言っただけで」スイスフラン投機が収まったのを見れば明らかでしょう。
本質は国際収支危機ですから、その構造的改革は必要ですが。

社会のすべての経済主体が拮抗力を持つことは無理でしょう。それで起きる格差を埋める役割が政治なのですが、政治は新自由主義思想によりそれを放棄してしまいました。

今は政治に対する拮抗力を市民が持たなければならない時代に成ってしまったと言えます。
その現われがオキュパイ運動など世界各地で起こっています。
民主主義は拮抗力です。それにより世界のどこにも貧困や飢餓の無い、豊かな社会を造ろうというのがガルブレイスの考えです。

いったいみなさんは現在の社会を
正常と考えているのでしょうか???
異常と考えているのでしょうか???
メンテ

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Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.15 )
日時: 2011/12/03 20:26
名前: 馬鹿者の戯言 ID:.itnL4yw

社会主義、共産主義、が破綻したのと同様、詰まる所『資本主義』も破綻しとるのじゃ。

政治屋も強欲財界人も、其れを知ってか知らずか旧弊のシステムが通用すると思い、腐臭漂う資本主義にしがみついとるのじゃよ。

ジーザス・クライストはキリスト教を創出して西欧社会の規範と為しえたが、そのルーツはユダヤ教じゃからオフィシャルに唱えておる「博愛」「平等」などとは別に、根底には非常に傲慢で強欲なものを秘めておる様じゃ。その故に彼らは父祖の地パレスチナを追われ、放浪の民と化した。更にその故に一層彼等ユダヤの民は拝金主義者と成った。金さえあれば世界の大方の奴らはその前にひれ伏す! と。

謂わば、彼らをそういう性向の民族に追いやった仕返しを今世界の総てが受けているのではなかろうか? 加害者でもない我等東洋の人間までがそのトバッチリを受けるのは聊か不条理で御座るが、現代のグローバリゼーションから言えば止むを得ない所も御座るか!

今のこの様な歪んだ状況が正常な物に戻るには、一に係って彼等“超巨大寡占資本”の奴らの考えが変わる以外に、世界の曙は来ぬのじゃろうの。所詮其れは無理じゃろうし、

イヤイヤ、金持ちとは実に腹黒く悪魔的なものじゃな。
メンテ
Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.16 )
日時: 2012/03/24 06:58
名前: グッキー ID:l0Xf8RWk

私は身分の上下関係というものが嫌いだ。
誰も上には見ず、下にも見ない。

会社、組織の上下関係も嫌いだ。
勤めるとは労働とお金の交換の関係にすぎないと考えている。
身分など無い。交換が有るだけだ。

資本主義とは元々、荘園主が農奴を支配するのを合法化する仕組みだ。
強いものが地球を己のものとし、人々を支配するのを合法化する仕組みだ。

株主を荘園主、経営者を荘園の総支配人、労働者を農奴と置き換えれば分かりやすい。
ガルブレイスが指摘するように社会に拮抗力が無ければ、こういう関係に陥ってしまうのが資本主義だ。

拮抗力が無ければ戦前の蟹工船、女工哀史の世界に資本主義は陥ってしまう。
強欲な強い者を野放しにすれば、当然、そういう世界に陥ってしまう。

強い者が多くの富を集めてしまえば、経済は回転が止まり、非自発的失業者が大勢出ることになる。
それを防ぐために戦後、労働組合、労働法が造られ、独占禁止法や消費者行政が考えられた。

しかしグローバル化、新自由主義がそれらを破壊し元に戻してしまった。
そして政治までも強欲な者たちが支配し社会を破滅にと追い込んでいる。
政治が拮抗力を保つようにしなければいけないのだが、逆に政治が腐敗し拮抗力を破壊しようとしている。
メンテ
Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.17 )
日時: 2012/03/24 16:46
名前: みつこ ID:sCMirp7w

勤めるとは労働とお金の交換の関係にすぎないと考えている。
身分など無い。交換が有るだけだ。

個人的に最近ブログや動画などでよく拝見する竹原信一さん(元阿久根市長)も同じようなことを言われています。
「権力のあるところは必ず腐敗する」といったことが、ようやく続々と暴かれ始めましたが、
権力やステイタスなど、元々マスコミや社会が作り出した虚像に過ぎないのであって、教師は偉いもの、裁判官は神であるかのように洗脳されていただけですよね。

突き詰めれば、生まれた時から全てが洗脳されていたのだと思わずにはいられません。
毎週ドラマを見せられていながら、自分達の人生こそフィクションだったのではないでしょうか。

頭がおかしくなる前に、命がなくなってしまう前に、どうにかしたい、何かしたい、もう時間がない、ぐるぐる堂々巡りです。
メンテ
Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.18 )
日時: 2012/03/24 21:52
名前: グッキー ID:LUOn91uU

みつこさん

>頭がおかしくなる前に、命がなくなってしまう前に、どうにかしたい、何かしたい、もう時間がない、ぐるぐる堂々巡りです。

残念ながら特効薬は有りません。
国民が気がつかなければ成らないのです。それでなければ始まりません。

原発事故で政府が酷く腐敗していることを多くの人が知ってのではないでしょうか。

テレビ、新聞が大本営発表のプロパガンダを流していることも多くの人がしったでしょう。

しかしそのプロパガンダを行う資金を提供しているのが国民だということをどれだけの人が知っているでしょう。
国民が資金を提供することを止めれば、プロパガンダを行うマスコミは無くなります。
そしてその資金提供拒否は、新聞を取ることを止める。テレビで宣伝しているものを買わないということで簡単に出来るのです。
問題は国民のこういう認識如何に掛かっているのです。
新聞を取りながら、マスコミはけしからんなんて言っていたのでは話に成りません。
メンテ
Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.19 )
日時: 2012/03/25 10:55
名前: みつこ ID:hklYgbxA


国民が資金を提供することを止めれば、プロパガンダを行うマスコミは無くなります。
新聞を取りながら、マスコミはけしからんなんて言っていたのでは話に成りません。

文句を言いながらも離婚しない熟年夫婦みたいなもんでしょうか(笑)
楽観的なのかなんなのか、この人達の思考を変えるのは中々困難ですねぇ。
最近ファミレスに行くと、ゴミ売新聞が無料で配布されますが、よっぽど困っているのでしょうか・・ざまあみろですね。エイプリルフールだと思って読めば腹も立ちませんが(笑)

インターネットがいつまで自由に見られるのかが不安ですね。真実が分かるツールをいつまでも野放しにしておくとは思えませんし、そもそもどういう意図でネットを作ったのかも疑問です。
ネットさえなければ、アホな国民は永久にアホでいてくれるのに?!
やはり何らかの戦略があるのでしょうか。今までも全て抜かりなくしくまれ騙されてきたように。

グッキーさんを含め皆さんの投稿には頭が下がります。これからも貴重な投稿をどうぞよろしくお願いいたします。
メンテ
Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.20 )
日時: 2012/03/25 14:13
名前: 北の国から ID:daopj1Es

 新自由主義の背景にある「弱肉強食」「個人責任」はひとつの哲学ですが、政治や経済の「政策」となって国民の前に登場してくるときには、それらは、どちらかというと姿を変えてでてくることが多かったりします。「決めることのできる民主主義」などが最近の例ですね。
 ところが、この新自由主義の哲学にも、当然のように学問的な根拠もあるらしいのです。
 たとえば、「手厚い社会保障制度は、経済的貧困者などの労働意欲をなくし、社会保障制度、福祉制度のうけられる条件を厳しく制限したほうが経済的貧困者などの労働意欲は増大せざるをえないという社会的法則が成り立つ」というものです。また「生活保護を受けやすくすると不正受給者はいっそう増える」というもので、これはこれで(そういう事実はないわけではないので)国民的な説得力を持っているようです。「公務員はあまり働かないのに高い給料をもらっている」というのも新自由主義的宣伝ですが、一般の労働者は収入が減ってたいへんなときに、こういう「ある条件下で一定の説得力をもつ」宣伝は俗受けし、世論にまで高まってしまいます。
 ここに、拮抗力のないシステムにのっかり、巨大企業が「改革」などという耳ざわりのよいことばをつかう政治家や、大阪方面の地方政党の「弁舌はさわやかな」政治家を使って、日本の社会から、ますます拮抗力をそいでいこうと(アメリカにもペコペコしながら)つきすすんでいる、というのが、現況ですね。
 日本の場合は巨大マスコミがのっかているので、きわめてたちが悪い。

 このことに対抗するのは、二つしかないと思います。
 やはり、闘うことですね。どんなに小さなことからはじめようと、掲示板へのメッセージだろうと、デモへの参加だろうと、新聞への投稿だろうと、闘い続けることでしょう。
 もうひとつは、ガルブレイス氏も指摘しているように、文化の創造でしょう。みつこさんが強調されているように、だまされつづけている国民だって、ほんとうのことを知る機会が(文化として)増大すれば、新自由主義経済を巧妙に支えているマスコミも、国民的糾弾の対象になると、ボクは信じています。
メンテ
Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.21 )
日時: 2012/03/25 16:24
名前: グッキー ID:KofsVmvI

北の国からさん

>ところが、この新自由主義の哲学にも、当然のように学問的な根拠もあるらしいのです。

新自由主義の源流は新古典派経済学です。
元はと言えば、市場には見えざる神の手が働くという思想です。

ところがこの新自由主義というのは、現実の市場と理論上の市場の区別がつかない。
見えざる神の手というのは、すべての経済主体(個人、企業など)が拮抗力を持っていないと働かないのです。

見えざる神の手の働く状態とは、
市場に多くの売り手と買い手がいて、すべての市場参加者がすべての情報を共有しているという状態です。

ところが現実の市場はこういう状態には成らない。多くの寡占企業が寡占による超過利潤を享受しているのが実態です。
ウオールマートの会長など「その市場に参入するかどうかは、その市場の支配的プレーヤーになれるかどうかだ」と、はっきり言ってます。
その市場の支配的プレーヤーに成って儲ける。つまり寡占による超過を享受するのが経営の目標だと言ってはばからないのです。

世界はレーガン、サッチャー以来、新自由主義経済政策を押し進め、リ−マンショックで新自由主義理論は破綻しました。
新自由主義の行き着いた先は金融カジノ経済でしか無かったわけです。

リーマンショックに新自由主義経済理論はなすすべも無く、世界各国は新自由主義を捨て去り、大幅な財政出動と、銀行救済によりこの危機を当面、乗り切りました。
グリーンスパンは「市場に任せればすべて上手くいくと考えていたが間違いだった」と議会で証言しました。

それから3年も経つのにまだ新自由主義が幅を利かすのは、よほど新自由主義により利益を享受しているものが多いからでしょう。

法律により保護されている者(弁護士、医者、官僚、公務員など)、寡占による利益のおこぼれを頂戴している者(寡占企業の正社員)
そして寡占により利益を得ている資本家、大企業経営者などです。

彼らにとっては所得は下がらないか上がるのに、他の者の犠牲で物価は下がる。毎年、大幅な所得上昇が起きているようなものです。

しかし私は公務員の給料を下げろとは言いません。
むしろ国民みんなの所得を公務員並に引き上げるのが良いと言っているのです。

これは共産党が言うような賃上げでは出来ません。賃上げでは弱いところから倒産ラッシュが起きるだけです。
これをするのには通貨発行益を使い、国内需要を増やすしか有りません。
それが消費管理政策です。
ーーーーーーー

みつこさん

>最近ファミレスに行くと、ゴミ売新聞が無料で配布されますが、よっぽど困っているのでしょうか・・ざまあみろですね。エイプリルフールだと思って読めば腹も立ちませんが(笑)

新聞は発行部数が命です。
というのは発行部数が減ると広告料も下がってしまう。
購読料減と広告費減というダブルパンチに見舞われるのです。

私の知っている人は新聞代のバックを受けて新聞を取っていました。つまりただです。途中、解約、契約の繰り返しをしていたみたいです。
そうまでしても新聞社は発行部数を確保したいのでしょう。
つまり新規契約があると、販売店、拡張員に報奨金が多いのでしょう。

新聞は落ち目で発行部数現に歯止めが掛からない。だから消費税免除などという無理押しをする。
後、一息でプロパガンダマスコミが無くなるというのに、暢気にプロパガンダマスコミに資金援助する人には呆れます。

>やはり何らかの戦略があるのでしょうか。今までも全て抜かりなくしくまれ騙されてきたように。


政治家、官僚など以外と愚かな人たちかもしれませんよ。
会ってみてそれほど優れた人が居ると感じたことが有りません。
己の利害に走る人は、だいたい愚かなものです。

>グッキーさんを含め皆さんの投稿には頭が下がります。これからも貴重な投稿をどうぞよろしくお願いいたします。

良い知識が有ると思ったら吸収してください。
良い知識、情報を拡散することが社会に取り必要だと思って書いておりますから。
メンテ
Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.22 )
日時: 2012/03/25 22:24
名前: みつこ ID:toAsIMjc

今日も無料で配られたゴミ売新聞を読みましたが、なぜあんなにも意味が分からない文章なのかといつも思います。意図的に分からないように書いてあるんですよね・・・たぶん。
「なんだか意味が分からないからいいや・・」と途中で読むのを止めてしまうように。
こちらのサイトを含め真実を訴えるサイトなどを見ますと、私には難しい政治問題でも桁違いにすんなりと頭に入ってきます。だからこそ興味も沸きますしもっと知りたいと思います。
やはりそれが真実だからなのですよね。
経済や政治など何でもそうですが、本当のことは誰にでも分かりやすいものであって、嘘は意図的に分からないようにされているというのを実感します。


メンテ
Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.23 )
日時: 2012/03/25 22:42
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:UuyyUY9c

グッキーさん

久しぶりに現代経済の基本的なことを解かりやすく述べられているようです。
しばらくは休んでいましたが、最終的には、市場主義経済の進むべき方向性を探りたいと思い「新しい日本のかたち」スレッドを随分と前から立ち上げています。

以前にグッキーさんのレスもいただいていますが、あまりほおって置くと過去ログへ入れられそうなので、この機会にUPしました。

記事は、ハイエクのところで止まったままでした。
以前に貯めておいた資料に関して投稿しましたが、ハイエクの次は紹介のガルブレイスに取り組めばよいでしょうか。

グッキーさんの現況の市場主義経済へのチャレンジ精神を期待して見守っています。
メンテ
Re: 拮抗力 忘れられた思想 ジョン・ケネス・ガルブレイス ( No.24 )
日時: 2012/03/26 18:33
名前: グッキー ID:4pRS7d2U

天橋立の愚痴人間さん

>記事は、ハイエクのところで止まったままでした。
以前に貯めておいた資料に関して投稿しましたが、ハイエクの次は紹介のガルブレイスに取り組めばよいでしょうか。

ハイエク批判が述べられていますね。だいたいその通りでしょうか。
私がハイエクを読んだのは数十年くらい前のことなので、詳しくは覚えていません。

しかし理論上の市場のことを述べ、現実の寡占による超過利潤が発生する市場のことを問題にしていないので空論だと思います。

経済学には新自由主義が代表する市場の自由にすれば上手く行くので、政府の介入は最小限にするべきだという立場と、ケインジアンを代表する、政府が介入し市場の需給をコントロールするべきだという立場があります。
後、ガルブレイスのように独自の立場を取る者たちです。

そのいずれにも私は批判しています。
自由な市場などというのが、寡占による超過利潤が発生する現実の市場では上手く行かないのは明らかでしょう。

ケインズ政策は大恐慌におけるニューデール政策で失敗しました。
穴の開いたバケツに水を溜めようとするようなものだったのです。
政府が財政支出を増やせば経済は拡大します。しかし超過利潤が発生し、交換する通貨が貯蓄する通貨へとどんどん変換される経済構造では穴の開いたバケツに水を入れるようなものだったのです。
財政支出を増やせばそのうち財政赤字が気に成りだし、財政を引き締めようとする、するとまた経済が落ち込んでしまうということの繰り返しだったのです。

これと同じ事をバブル崩壊後の日本が繰り返しました。1000兆円も公債を積み上げ景気を下支えしようとしました。
しかし財政赤字が気になり橋本政権が消費税を引き上げたら、すぐに景気は落ち込んでしまいました。
そしてまた財政赤字を増やし、そして今また財政赤字が気になり消費税増税などと言っている。

ガルブレイスが拮抗力が大切だと言うのは理論上は正しいのです。
しかし現実の市場においてすべての経済主体が拮抗力を持つことなど有りえない。
大企業と下請け企業が拮抗力を持つなど、実業人が聞いたら臍から茶を沸かします。
大企業と下請け企業は力の差によりどうしても支配という関係に成ってしまうのです。

だから政治がその拮抗力が無い部分を補完しなければ成らない。
それも完璧な補完など出来ません。格差に一定基準を設け、一定基準を上回れば格差を縮小する政策を取るということくらいしか出来ないでしょう。

そして現在経済の根幹をなす財産権というものについても考え直さなければ成りません。
地球を己のものとし他者から利益を得ようとする。これが間違いの元なのです。

財産とは自分で造った付加価値を財産とすべきで、自然に有るものを財産とすべきではないのです。
資源、土地、水、自然に有るものを自分の財産としようとするから世界で争いが絶えず戦争が起きるのです。

財産権とは単純に言えば、広大な農地を所有し農奴を使って耕作させるのを正当化するものなのです。
これ、何か財産権に反しますか???
安い賃金で使われれば農奴と変わりが無いでしょう。
これは現実に20世紀末の南米で起こっていたことです。
ーーーーーーー

みつこさん

>今日も無料で配られたゴミ売新聞を読みましたが、なぜあんなにも意味が分からない文章なのかといつも思います。意図的に分からないように書いてあるんですよね・・・たぶん。

文章を簡明に書けないのは、書く本人がその内容について深く理解していないからだと思います。
あるいは書きたくも無いことを書く場合です。
それか嘘を書く場合、難しい言葉、表現を使いテクニックを要しますから、おのずと分かりづらいものに成ります。

だいたい人間は嘘を言うのは苦手で、嘘を言う場合、自分自身をまず騙す必要が有ります。
消費税増税など、己の権力、利害のために言っているのでしょうが、そう思ったら消費税増税とは言えなくなります。
だから将来の子供たちに負担を残すなと、まず自分を騙し消費税増税を自分の中で正当化し、そしてそれを国民に説得しようとします。
これには自分の見たくないものは見ないという心理が働きます。
つまり自分の権力、利害のためだということは、すっかり頭の中からはずしてしまうのです。
人間は自身の行動、考えを正当化する動物なのです。

今日、久しぶりにテレビを付けたらニュース番組が出ました・
とアナウンサーが「原発事故による風評被害が、、、、」などと言う言葉を聞いたので腹が立ってすぐにテレビを消してしまいました。
テレビにアレルギーが出来そうです。

収束しても居ない原発事故を収束したことにし、放射能健康被害は起こらないことに権力者とマスコミはしたいんでしょうけど、そんなことをしたって放射能は許しちゃくれない。

いい加減政府とマスコミの嘘には腹が立ちます。
彼らはどうやって自分を騙しているのだろうかと創造してしまいます。
たぶん「パニックを起こすな」などということで正当化しているんでしょうけど、そうやって自分の家族だけは避難させているのかも知れませんね。
メンテ

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