Re: 橋下徹がワシントンで言った事とは? ( No.2307 ) |
- 日時: 2017/03/29 17:04
- 名前: 取越 九郎 ID:k6AeZupU
- 今朝何気なくラジオのニュースを聴いていたら、橋下徹がワシントンで講演し、
「アメリカは日本に対し❝外圧❞を掛けて欲しい」それは、日本の軍事力があまりにもご粗末であるから、日本国が本気で軍備増強するのための脅しとして
「アメリカ軍を撤退させるぞ!」とトランプ大統領にお願いしたそうです。
日本人の血も流す様でなければ・・・とも言ったようですが、詳しい事が分かりませんので、コルルさんが掴んだ情報で、詳しく教えて下さい。
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取越さん、おはようございます! ( No.2308 ) |
- 日時: 2017/03/31 07:57
- 名前: コルル ID:aDqP/NVk
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取越さん、おはようございます。貴方のリクエストに答えたいのですが、まだそのような詳細の情報は、確認できません。あしからず。しかし、このようなネタが2ヶ月まえにありましたので載せます。
橋下徹が「僕はトランプと違う」といいつつファシスト丸出しツイート! トランプ批判メディアを「打ち首だ」(引用)
本サイトは12日の記事で、トランプ次期大統領の当選後初演説を強く批判した日本のマスコミが、同じくトランプそっくりの手法を使う政治家、橋下徹・前大阪市長についてはまったく批判してこなかったことを指摘した。すると、そのリテラの記事が出るのと前後して、橋下がツイッターに「トランプ会見」「オバマ氏演説」などと題し、こんな連続ツイートを行ったのだ。
〈ポピュリズムとうワードを筆頭にメディアや自称インテリにおいて最近流行っているレッテル貼りの批評、そして切り貼りの編集は、事の実態を正確に伝えない。僕の会見とトランプの会見を一緒にされているようだけど、実態は全く異なる。〉 〈メディアとは徹底してやり合ったが、それこそが言論。腹立つメディア、考えの違うメディアはたくさんあったが質問を拒否することなく徹底して議論した。トランプよ!CNNの質問を拒否することなく徹底してやり合え!CNNも負けるな!最後は有権者の判断に委ねろ!〉 〈メディアが絶対的に正しいわけではない。今、第4の権力と化したメディアを正していけるのは、最高権力者とメディアの徹底した議論だ。そのことによって権力も正される。一番最悪なのは、権力とメディアのなれ合いだ。クリントン氏とメディアはなれ合いのリスクが大きかった。〉(原文ママ)
いったい何を言っているのだろう、この人は。橋下が首長時代、会見やツイッターで自分の気に入らない記者やメディアを名指しで吊るし上げ、さらに取材拒否をぶつなどの行為に及んでいたことは、本サイトの記事でも振り返ったとおり。そうして橋下はマスコミを“敵”に仕立て上げ、自身の“闘う政治家”という虚像を作り上げていったのだ。まさに、トランプが昨年の大統領選や、先日の会見で繰り出したマスコミ批判の手法そのもの。今になって「自分はトランプとは違う」「メディアは徹底的に政治家とやり合え!」など、二枚舌にもほどがあるだろう。
だが、さらに呆れるのは、橋下が続けて、オバマ大統領の最後の演説について、こう強く批判したことだ。
〈政治家を辞める最後の演説で、あそこまで自己陶酔の演説ができるとはある意味凄い。恥ずかしくないのかな。自分たちがなぜ負けたのか、どこに問題があったのかの反省がまるっきりない。寛容を言いながら、トランプ支持者への寛容のかけらもない。これが負けた原因だろう。〉
おいおい、お前、自分が「引退会見」で何を語ったのか、憶えてないのか。のっけから「ちょっとメディアに対して文句を言いたいところもあるのでちょっと2、3言わさせてもらいます」とマスコミ批判を宣言したわけで、それこそ大阪都構想という看板政策で文字通り敗北した結果にもかかわらず「反省」の弁などいっさいなかった。
それでいて、オバマのことを「寛容性がない」だと。お前のどこに寛容性があるのか。ようするに、オバマ批判は自分と相容れないリベラル層に対する意趣返しにすぎないのだ。
だが、その後も橋下のツイートは止まらない。トランプがCNNに対して「偽のニュースだ!」などと猛攻撃、日本のメディアもこれを批判的に報じたことに呼応するかのように、橋下はメディアバッシングを次々と展開していったのだ。
〈メディアは今になって「トランプはメディアを敵対視している」ってどこまでメディアはご都合主義やねん。ケンカを最初に売ったのはメディア。メディアがトランプの首を獲りに行って負けたんだろ。本当ならメディアは打ち首だ。報道の自由が守られる現代社会ではそれはないけど。〉 〈選挙というのは、やるかやられるかの世界。メディアはトランプ氏の首を獲りに行って負けた。この点も十分に踏まえないと。メディアや自称インテリが散々批判しているポピュリズム。しかしその基盤となっている民主主義社会だからこそ、選挙で負けても命が存続する。民主主義に感謝せよ!〉
これぞ、トランプがのり憑ったかのようではないか。とくに、“首を獲りに行って負けたんだから打ち首”“選挙で負けても命が存続するのを感謝しろ”などと脅すのは、まさにファシスト、というか中世の王様なみの発想だろう。そんな荒唐無稽な話をして、強引にポピュリズムを民主主義の延長として正当化しにかかるとは……。橋下は、毎日新聞12日付(電子版)のインタビューでもポピュリズムをこのように肯定している。
「『ポピュリズム』を『大衆迎合主義』という悪い意味で用いたとしても、それは結局民主政治そのものでしょ。メディアや知識人は政治家に対して国民の声を聴けと言う。で、国民に耳を傾けると今度は大衆迎合主義と言う。どっちやねん!と」
「もちろん政治を批判することも民主政治にとって重要ですが、多くの国民の支持を取り付ける行為そのものをポピュリズムと批判するなら、それは民主政治の否定です。もちろん政治を批判することも民主政治にとって重要ですが、多くの国民の支持を取り付ける行為そのものをポピュリズムと批判するなら、それは民主政治の否定です」
しかし、言っておくが、民主主義は多数決や人気投票のことではなく、少数派の意見も政治に反映させるよう努力する考え方だ。だからこそ、メディアは本来、どれだけ大衆的な人気を獲得した政治家であっても、いや、人気があるからこそ、政策、主義主張、そしてその人格の“陥穽”を見落とさないために、徹底して批判的な視線を向け、点検せねばならない。そして、現在言われるところの「ポピュリズム」という言葉には、大衆人気を盾に自身への批判を封殺しにかかる政治家の態度が包含されている。その結果、マイノリティがないがしろにされるだけでなく、政治権力はひたすらその力を増していき、歯止めが効かなくなるのだ。むしろ、橋下はポピュリズムの悪を覆い隠し、自らを正当化するためにポピュリズムを用いている。繰り返すが、それがメディア批判と過激発言の連発なのである。
いずれにせよ、分水嶺はメディアの姿勢にある。日本のマスコミにトランプ批判を展開する気骨が残っているならば、安倍晋三や橋下徹といったファシスト政治家のメディア攻撃にも徹底抗戦しなければならない。
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森友疑獄もう一つの唖然 首相の資質このレベルでいいのか ( No.2309 ) |
- 日時: 2017/03/31 08:07
- 名前: コルル ID:aDqP/NVk
森友疑獄もう一つの唖然 首相の資質このレベルでいいのか(引用)
森友学園問題で深まる一方の疑惑や、経緯の異常性に多くの国民は唖然としているが、それ以上に際立つのが安倍首相の国会答弁のひどさだ。
学園との関係を質問されただけで「侮辱だ!」とわめき立てる。都合の悪いことを追及されると「印象操作だ!」と逆ギレして、野党議員を罵倒する。揚げ句には、首相自ら国会の場でデマを流して野党議員を貶める。もうメチャクチャなのだ。
28日の参院決算委員会で、森友学園の籠池泰典理事長が証言した昭恵夫人からの寄付について聞かれた安倍は、急に民進党の辻元清美議員の名前を持ち出した。
「今日、産経新聞の中に『3つの疑惑』と出ていますよね。辻元議員は真っ向から否定しているわけでありまして、これを証明しなければいけないということになる」
疑惑とは、辻元が「森友学園の幼稚園に侵入しかけた」「小学校の建設現場に作業員を送り込んだ」などというもの。産経の記事が根拠にしているのは、自民党が公表した昭恵夫人と籠池夫人のメールの文面だけだが、安倍に親和的なネトウヨ界隈が飛びつき、ネット上では大騒ぎになっていたのだ。
もっとも、これはデマだということがハッキリした。著述家の菅野完氏が29日、籠池夫人へのインタビューを行ったところ「思い込みで書いた」と証言したのだ。
ネット上に飛び交うデマ情報の類いを国会答弁で持ち出すなんて、よほど追い詰められているのか、もともと思考能力に問題があるのか、いずれにせよ、国民としては心配になる。
■国会侮辱を見過ごしてはならない
安倍は最近、よく「ないものは証明できない。悪魔の証明だ」とブチ切れ、「『ある』と言う人の方が証明しないといけない」と言うのだが、かつて「ないと証明できない方が悪い」と国会で発言したのは誰だったか。
14年5月の予算委で、イラク戦争の開戦時に「大量破壊兵器がある」という米国のデマ情報をうのみにしたことを問われた安倍は、「大量破壊兵器が『ない』と証明できなかったイラクが悪いということは申し上げておきたいと思います」と言っていたはずだ。
「常に自分は正しい、悪いのは他人というのが安倍首相の一貫した姿勢です。数の力に驕って、国会も内閣も自分のものだと勘違いし、『オレが正義だ』という態度で周りを従わせてきた。だから、森友学園の問題でも、証拠の有無にかかわらず、首相の言うことが正しく、反論すれば『侮辱だ』ということになってしまう。これでは、将軍様の独裁国家と変わりませんよ。質問に真摯に答えようとせず、野党議員を揶揄して国会を侮辱しているのは安倍首相の方です」(立正大名誉教授・金子勝氏=憲法)
辻元に対する安倍の発言は、作家の中沢けい氏もツイッターで〈呆れてものも言えない。なんだこれは〉と驚愕していた。
〈国会で首相が「御党の辻元さんも同じことが起こっている」と発言した件。これは見逃したらいけない。野党4党で強く抗議を申し入れるべき〉
〈言論機関にとっても見逃してはいけないものだ。ネトウヨの作ったデマを国会で首相が答弁しているのをただ「ネトウヨ首相」と揶揄冷笑しているだけでは国会そのものが成り立たなくなってします(原文ママ)〉
〈辻元議員ひとりの問題ではない。首相の認知能力すら疑わせるような発言を個人攻撃として矮小化してはならない。議会の責任で撤回謝罪を求めるべき。怒る時に怒らないとぐさぐさに物事が崩れて行く〉
本当にその通りなのである。
行政府の長が国会議員を恫喝する狂気の沙汰
社民党の福島みずほ議員が、「腹心の友」が理事長を務める加計学園の疑惑を質問した際も、安倍は信じ難い反応を見せた。色をなして「確証あるんですか! 特定の名前を出して責任を取れるのか!」と恫喝したのだ。
国会議員の質疑権は憲法で認められた重要な機能である。一方で、政府には国会で答弁して国民に説明する「義務」はあっても、質問を遮ったり、逆質問したりする「権利」は認められていない。
「憲法の予定する議会制民主主義においては、国会は国権の最高機関であり、政府・内閣は国会の監督下にある。安倍首相は、まるで国会を官邸の下請け機関か何かのように考えているフシがありますが、国会議員が安倍首相を自分たちの親分のように崇めるのは間違っている。行政のトップである首相が、議会で一議員を恫喝するなんて狂気の沙汰で、特に野党の女性議員に対する態度は度を越しています。自分たちの権利を侵された国会議員は、与野党を問わず怒らなければいけない。三権分立をちゃんと理解しているのか、首相の見識も問われます」(金子勝氏=前出)
自分のことを一度ならず「立法府の長」と言った安倍は恐らく、三権分立も理解していないのだろう。国会の仕組みも、民主主義の何たるかも分かっていない。だから、「証人喚問は刑事罰が科されるような人間が呼ばれる場」なんてトンデモ説を平気で繰り出す。証人喚問は議会の調査権に基づいて、真相解明のために行われるものだ。安倍に盾突いた人物を締め上げる場ではない。こんな内閣に共謀罪なんて、絶対にやらせるわけにはいかないのである。
■国民の見識も問われている
自民党の西村康稔総裁特別補佐が28日に会見して、籠池理事長を偽証罪で告発するとか言っていたが、これも何の権限があって発言しているのか。本来、偽証罪の告発や国政調査権の発動は国会で決めることであり、今回は予算委員会だ。官邸が口出しできるものではない。
そもそも、憲法62条の国政調査権だって、政府に対する監督権を行使する手段として担保されているものだ。国会の調査権というなら、籠池理事長への嫌がらせ告発より、昭恵夫人や財務官僚の証人喚問で真相を究明するために発動すべきだろう。官邸の意向をくんで、国会が私人の口封じに動いてどうする。
「誰も異を唱えられず、安倍首相の顔色ばかり見ている。自民党の劣化は甚だしいと思います。官邸も自民党も『森友問題の出口が見えない』と嘆いていますが、出口を塞いでいるのは安倍首相自身なのです。昔の自民党なら、とっくに引導を渡している。議員のレベルが低いから首相が5年もやっていられるのか、安倍政権が長く続いたせいで国会議員が劣化したのか分かりませんが、それで被害を受けるのは国民です」(政治ジャーナリスト・山田厚俊氏)
自分に歯向かう者は許さないのが安倍政治だ。党内も、メディアも、茶坊主を引き立て、批判の声を潰しにかかる。人事権を振りかざし、霞が関にも影響力を行使。その結果、権力機構は腐敗塗れになってしまった。
「小さなものまで含めれば、昭恵夫人の口利き案件は、全省庁にまたがるほど膨大だといわれています。加計学園の疑惑もそうですが、第2、第3の森友問題は必ず出てくる。それ以上に深刻なのは、今回の問題で、海外から“極右に便宜を図った首相”とみられていることです。これは外交上の大失点で、国際的な恥辱とも言える。国会でムキになる答弁も子どもの喧嘩レベルだし、普段から“日本の誇り”を声高に叫んでいる人たちは、見ていて恥ずかしくないのでしょうか」(山田厚俊氏=前出)
森友問題で露呈したのは、国家を私物化する安倍の資質とオツムの程度だ。こんなトップを戴いていていいのか。国民の見識もまた問われている。
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空気だけで走る車、普及本格化で日本自動車メーカーの脅威に…空気から水生成も普及 ( No.2310 ) |
- 日時: 2017/03/31 08:13
- 名前: コルル ID:aDqP/NVk
空気だけで走る車、普及本格化で日本自動車メーカーの脅威に…空気から水生成も普及(引用)
数年前のことだが、資源エネルギー外交の一環として中東諸国を訪問した。なかでもサウジアラビアでの体験は強烈であった。同国の外務省で日本人初の講演を行った後、砂漠の民ベドウィンの族長のもとを訪ねた時のことだ。
それまで何カ月も雨が降らず、ラクダの乳で喉を潤していたとの話を聞いていると、突然、あたりが薄暗くなり、無数のトンボが出現。その直後、雨が降りだしたのである。ベドウィンたちからは「恵みの雨をもたらしてくれた日本人」ということで、大歓迎されることになった。乾燥地での生活において「水一滴は血一滴より貴重」という。あらためて水の重要性を噛みしめたものである。
いうまでもなく、世界的な水不足が深刻な問題をもたらし始めている。水源をめぐる紛争や対立も激化しつつある。2025年までに、世界人口の3分の2は水不足の生活を余儀なくされるようになるという。シリアで続く紛争も、元をたどれば水問題が引き金であった。
■「ウォーターボックス」
しかし、「ピンチはチャンス」との発想でこの水不足を新たなビジネスと受け止め、技術の力で乗り越えようとする動きも各地で見られるようになってきた。国連や世界銀行でも水問題の深刻さを訴えると同時に対策に向けての資金提供も進めている。もちろん、民間サイドにおける研究開発や商品化の動きも活発化している。
たとえば、すでに08年の時点で、オランダで開かれた科学技術サミットにおいてオランダ人の発明家ピーター・ホッフ氏は「ウォーターボックス」と銘打った新商品を展示し、栄えあるベーター・ドラゴン賞を獲得している。欧州を代表する電機機器メーカーであるフィリップスCEO(最高経営責任者)のジェラルド・クライスターリー氏から「最も将来が期待される革命的な発明」と認定する賞状と賞金を受け取ったものだ。
その後、この新商品は「グロアシス」という名称で知られるようになった。このアクアプロ社製商品は砂漠地帯において木を育てる上で欠かせない技術になるとの期待が高まっている。すでにサハラ砂漠での実験を通じて、その性能が立証されつつあるからだ。砂地とか岩場という劣悪な環境のもとでも、この装置を使えば大気中から必要な水分を吸収し貯蔵することで、そのボックスに植えられた木が大きく育つようになる。
ウォーターボックス自体はプラスチック製の長方形の箱で、真中に穴が開けられている。その穴に木を植えるのだが、箱の中には土が詰められている。この発明品の特徴は夜間、水蒸気を吸収し箱の中にためておくことができること。もちろん、雨が降れば、その水をためておき、必要な水分を埋め込まれた木に与えることができる。しかも、強い太陽光線や風、あるいは雑草、害虫などから樹木の根を完全に保護してくれる。1年間そうしたウォーターボックスの中で育てられた苗木は、その後ウォーターボックスを取り除かれた後も自力で逞しく成長できるようになる。
サハラ砂漠での実験では、2つのグループに分かれて、この技術の有効性が試された。ひとつのグループはこのウォーターボックスを利用し、もうひとつのグループは自然のままに放置され、毎日人が水を与えるという条件に置かれた。その結果、3カ月ほど経った時点で2つのグループの成育状況を比べたところ、ウォーターボックスに植えられた木は90%ほどが順調に育ち、緑の葉を増やしていた。極めて強い太陽の下に置かれていたにもかかわらず、すくすくと育っていたのである。
もうひとつのグループは毎日水を与えたにもかかわらず、残念ながら90%以上が枯れ果ててしまった。発明者のホッフ氏に言わせると「このウォーターボックスを使えば、そして植えるべき樹木の種類を選べば、地球上の砂漠を緑地に変え農地に生まれ変わらせることも可能になるだろう」とのこと。中東やアフリカ、インドなど厳しい自然環境の土地にはこのウォーターボックスが強い味方になりそうだ。
実際、12年にはスペイン、オマーン、エチオピアをはじめ南米チリなどでも効果が確認されている。日本では鳥取砂丘という環境を活かし、鳥取大学の乾燥地研究センターが同様の実証研究で成果を上げ、海外への技術移転にも積極的に取り組んでいる最中である。アフリカや中近東の砂漠地帯を中心に日本からの技術を生かした砂漠の緑化と農業生産が試みられている。
しかも強気のホッフ氏は「このウォーターボックスを使い、20億ヘクタールの森林を育てることができれば、現在人類が放出している二酸化炭素(CO2)を全て吸収することも可能になる」とまで豪語する。地球温暖化対策にも役立つというわけだ。「人類が過去2000年の間に伐採してしまった森林を自然の力を利用して取り戻すことが夢だ」と熱く語る。
■家庭用の造水機
実は、似たような技術はカナダの発明家もすでに商品化している。カナダの「エレメント・フォー」という会社は家庭用の造水機を開発し、すでに市場に投入済みである。この造水機の特色はやはり空気中の水蒸気を吸収し浄化した後に、飲み水として利用することを可能にしたものである。
「ウォーターミル」と呼ばれる造水機で、使用する電力は極めて少ない。一般家庭の壁に装着し、空気中からフィルターを通して不純物を取り除いた後に水を製造する。最近流行しているインフルエンザなどの病原菌も、マイクロ波を照射することで殺菌除去する機能も付いているため、単に水を空気から絞り出すだけではなく、大気中に含まれる雑菌や細菌も除去してくれるというので人気が出ている。
■空気から飲料水をつくる機械
こうした空気から水をつくる機械の開発が盛んになってきた背景には、何があるのだろうか。実に驚くべき事実であるが、「大気中には大量の水分が含まれており、その量たるや地球上のすべての河川に流れる水の量より8倍以上も多い」ということ。そのため、湿度が30%以下でも、このウォーターミルは十分水分を吸収し、飲み水に変えることができるという。全自動の湿度感知器がついているため、夜明けの最も湿度の高い時間に効率的に水分を吸収できるようになっている。
すでにアメリカ、イギリス、イタリア、オーストラリアでは販売が始まっている。日本でもすでに特許申請が認められているという。そこで、気になるお値段であるが、1基1200ドル。約13万円。アメリカでは人気が高いというが、果たしてどこまで日本人の味覚に合った水を提供してくれるものか。日本ではペットボトルが普及しており、こうした造水機の需要はまだそれほど大きくはなさそうだ。
とはいえ、アメリカのサンフランシスコ市ではペットボトルの使用を職員に対して禁止するという条例を可決したほどだ。水不足に対する対策のひとつであるが、今後、日本にも波及しないとは限らないだろう。
そうした傾向を踏まえ、カナダのウォーターミルに負けてはならじと、アメリカのエックス・ジエックス社も空気から飲料水をつくる機械を完成させ、市場に売り出すことになった。1ガロンの水をつくるのに10セントの電気代がかかるが、この機械も空気中の汚れやほこりをフィルターで除去し、浄化処置をした後に飲み水に変えることができるという。
「あらゆる種類の空気から水を作り出し純粋で安全な水を生み出す」というのがうたい文句になっている。このエックス・ジエックスの販売戦略は、一般の水道水が生物化学テロに襲われるといった非常事態を想定したものにほかならない。水道水が安全とはいえ、その水源地に有害物質が投入されたり、地震や災害で水道管が破裂するようなケースを想定し、空気中から必要な飲料水を確保しようという危機管理の発想である。こうした危機管理の観点から「空気中の水蒸気を活用する水製造機」は、将来的には必要な生命維持装置として社会的な認知を受けることになるかもしれない。
一方、アメリカやカナダに対抗するかのように、ドイツの研究機関においても空気中の水蒸気を利用した造水機の実用化が進みつつある。シュツットガルトにある「IGB」と呼ばれるバイオテクノロジーの研究所では、「ラゴス・イノベーション」と呼ばれる民間企業と提携し、自動的に空気中から飲料水を生み出すメカニズムを開発した。
砂漠地帯など乾燥地においても空気中から飲料水を確保することができるため、その実用化が期待されている。湖や川、あるいは地下水や水源地がまったくない場所であっても、この機械は水を生み出すことができる。IGBではすでにイスラエルのネゲブ砂漠で実験を繰り返している。この砂漠地帯では大気中の湿度が年平均して64%であるため、1立方メートルの空間から11.5ミリリットルの水を安定的に確保することができるという。
■新しい技術革新
「必要は発明の母」というが、今や世界各国で水不足を克服するための新たな発明の競争が始まっている。インドシナ半島やサブサハラなどアフリカ大陸においても水資源をめぐる争いは激化の一途をたどっている。海水を淡水化する、あるいは汚染された水を浄化し再利用するといったこれまでの造水技術とはまったく発想が異なるアプローチが注目を集めている。地球上のあらゆる場所に公平かつ潤沢に存在する空気。この無限の資源から水を造りだすという開発レースが始まったのである。水の豊かな日本においては、これまで思いつかなかったアイディアといえるかもしれない。
しかし、考えようによっては、これほど確実な水源地の確保につながる技術もないだろう。日本は海水の淡水化を可能にする膜技術では世界をリードしているものの、既存の技術の上に胡坐をかいていれば、こうした新しい技術革新の波に乗り遅れることにもなりかねない。
イザヤ・ベンダサン氏が「日本人は水と安全はタダで手に入ると思い込んでいる」と50年ほど前に指摘していたが、水をめぐる争奪戦が過熱し始めた今日、我々は水を確保するためにはあらゆる可能性を探り続けねばなるまい。水資源獲得レースに終わりはないのである。水に恵まれている日本だが、地球温暖化の影響は免れない。
これまでの常識にとらわれない瑞々しい発想で、新たな技術開発に取り組む必要がありそうだ。
たとえば、アメリカのエネルギー省では「太陽光を使って水を酸化させ可燃性化学物質を生み出す研究」にも資金提供し、着実な成果を上げている。17年3月の時点で、カリフォルニア工科大学では光電解物質の製造に道筋をつけたと報道された。要は、「水を新たなエネルギー源に転換する」というわけだ。日本も負けてはいられない。
■空気で走る自動車
それとは別に、空気で走る自動車(エアーカー)の登場には、世界が驚かされた。この空気自動車を開発したのは、フランスの自動車メーカー、ルノーにおいてF1レース用のエンジンを研究してきたガイ・ネグロ博士。同博士はルノーを退社した後、私財を投じて、究極のクリーンカーを設計することに情熱を傾けた。15年の試行錯誤を経て、ようやく市場に出せるところまで漕ぎ着けたのである。
5000ドル強という低価格とゼロエミッション(排出ガスゼロ)が売りだ。このところ自動車業界では自動走行車が話題をさらっているようだが、究極のエコカーとしての将来性を秘めたエアーカーは環境保全の観点からいえば、人類社会にとってまたとない財産になるに違いない。
その宣伝もかねて、MDIは08年3月、ニューヨークで開催された自動車ショーに最新型のエアーカーを出展し、多くの来場者の関心を集めた。地球温暖化という深刻さを増す環境問題に対する切り札になる可能性を秘めたエアーカー。冷却圧縮空気を主動力とするため、ラジエーターもウォーターポンプも必要ない。米「タイム」誌が選んだ「世界を変える最新テクノ」にもランクインした。
この技術のお陰で、エンジン全体の8割が超軽量のアルミニウムでできるようになった。従来型のガソリンエンジンと比べれば、その重さは約半分。必然的にボンネットや車内のデザインが極めて柔軟に設計できる。燃料となる圧縮空気を保存するタンクや部品を結ぶカーボンファイバー(炭素繊維)はすべてフランスの航空機メーカー、エアバスが供給している。
いい換えれば、フランスの自動車と航空機メーカーが手を結び、そこにインドの自動車メーカーと投資ファンドが資金を出すという新たな国際的アライアンスが誕生したわけだ。本格的な生産は世界の需要を見極めながらインドの工場で始まる。日本への導入も期待されているが、現時点では日本国内の法律が阻害要因として邪魔しているようだ。
現行の道路交通法によれば、国内の道路を走行できる車種に空気自動車は認められていない。さらにいえば、既存の自動車メーカーからの反対がより大きな障壁となっていると思われる。日本の自動車メーカーにとっては強敵の登場となるからだ。
しかし、欧米では徐々に普及が始まっており、タクシーやバスへの導入も始まっている。アメリカの西海岸では環境意識が高いせいか、このエアーカーの所有者が増えているという。筆者はフランスで試乗してきたが、運転感覚も乗り心地もすこぶる快適であった。日本の市場に究極のエコカーが参入できるのも時間の問題かもしれない。
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籠池理事長の長男・佳茂氏がツイッター開設!安倍政権の裏切りに大激怒!「忠告する。国が滅びるぞ」 ( No.2311 ) |
- 日時: 2017/03/31 08:18
- 名前: コルル ID:aDqP/NVk
籠池理事長の長男・佳茂氏がツイッター開設!安倍政権の裏切りに大激怒!「忠告する。国が滅びるぞ」(引用)
籠池理事長の長男である佳茂氏がツイッターを開設し、安倍政権を痛烈に批判しました。
佳茂氏はツイッターの開設と同時に安倍政権の対応について「政府がやっている事は全体主義。それ以上、嘘の塗り替えはすべきでない。安倍総理の手のひら返しが、総理自身の自滅の始まり。明恵夫人は官邸に本当の事を言うべき」と述べ、改めて昭恵夫人との関係を強調しています。
また、父の籠池理事長が100万円を受け取ったことにも触れて、「明恵夫人が未だに100万円の寄付金を学園に渡してないと言っているのであれば、そしてその事を官邸が信じているのであれば後々大変な結果になる気がする」というような意見を語ってくれました。
そして、日本会議事務局の日本青年協議会や安倍内閣の大臣とも関係があると言及しており、安倍内閣の方針に「政権与党よ、今回はあなた達の完敗であるのである。理由は明瞭である。政権を守る為には手段を選ばないその言動にある。その言動は最も権力者が使ってはならない行為なのである。政治家よ。眼を覚ませ。愚かな行為をそれ以上続けるべきではない。一言忠告する。国が滅びるぞ」と怒りのコメントを投稿しています。
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疑惑に必死!こんな醜い首相答弁があるか? ( No.2312 ) |
- 日時: 2017/03/31 08:23
- 名前: コルル ID:aDqP/NVk
疑惑に必死!こんな醜い首相答弁があるか?(引用)
▼疑惑に必死!こんな醜い首相答弁があるか? 安倍晋三と言う男はやらしい性格をしている。自分の弱点を突かれると、質問にまともに応えず、いつもほかの話にすり替えて相手側を攻撃する。恥を知れ、安倍晋三!唾棄すべき醜い性格だ。(敬称略)
今回も“天敵”の、民進党の辻元清美が塚本幼稚園に「侵入した。疑惑隠しだ」と騒いでいる。彼女は報道各社に「2月21日に視察団と同行しましたが、塚本幼稚園に入っておりません。入ろうとした事実もございません」と明確に否定している。
よしんば幼稚園の敷地に入ったとしても、森友疑惑に絡む100万円寄付を、「渡していない」と否定するのと、どちらが重いのか?
こんな手口を、全国の子どもたちに説明できるのか? 道徳の重要性を解く安倍晋三よ、どうなんだ?
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民進党の斎藤嘉隆が28日の参院決算委で、「籠池泰典は昭恵から100万円を受け取った、と言っているが、否定する根拠は何か」とただした。
これに対し、安倍晋三首相は質問に応えず、「御党の辻元さんにも同じことが起こっている。辻元議員は(侵入の)疑惑を真っ向から否定している。『ない』ということは証明のしようがないのは常識で、『悪魔の証明』といわれている」と強調した。
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森友事件 官邸錯乱の原因は安倍“仮面夫婦”の家庭内別居 ( No.2313 ) |
- 日時: 2017/03/31 08:30
- 名前: コルル ID:aDqP/NVk
森友事件 官邸錯乱の原因は安倍“仮面夫婦”の家庭内別居(引用)
森友学園問題に関して自民党の西村康稔総裁特別補佐が28日、「籠池理事長を偽証罪で告発するために調査する」と記者会見。これに公明党から批判が飛んだ。
「偽証罪の告発や国政調査権発動は参議院、衆議院の予算委員会で決めること。西村総裁特別補佐がどういう立場で記者会見したのか」(大口国対委員長)
同じ日に菅官房長官も、籠池証言が「偽証」になるか調査していることを明らかにしているから、西村会見が「安倍官邸」の意向を受けたものであるのは間違いない。
連立与党を怒らせてまで“越権行為”に突っ走る官邸。森友問題を思うように幕引きさせられず、もうメチャクチャなのだが、官邸が錯乱状態になっているのは、実は、安倍首相夫妻が「仮面夫婦」であることに起因している。
■2人の没交渉がファクス問題拡大招く
籠池喚問で、昭恵夫人付職員だった谷査恵子氏が財務省に働きかけた証拠ファクスの存在が明らかになり、安倍首相は窮地に陥った。このファクスを巡り、安倍首相と菅長官の間で齟齬(そご)を来していた。
「安倍首相は、籠池喚問を見て初めてファクスがあることを知り、激怒して、今井政務秘書官と谷氏を呼びつけ怒鳴ったそうです。ところが、菅長官は問題のファクスをその1週間前に入手していた。菅さんは、『夫婦なのだから、首相は夫人からファクスのことを当然、聞いている』と思っていたようなのです」(自民党関係者)
いかに安倍夫妻が普段から話をしていないのか分かるというものだ。
24日の参院予算委員会では首相自らが、夫人との没交渉をにおわせてもいる。森友が付けた「安倍晋三記念小学校」の名称を断るのに5カ月程度の時間を要したことについて、「お互いに出張していたので、連絡が取れず、事務所を通じて聞いたため」と答弁したのだ。
「2人は典型的な政略結婚。出だしから夫婦関係は微妙でしたが、名家なのに跡取りができなかったことで決定的になった。以降、昭恵夫人は『家庭内野党』と言いながら好き勝手をし、今では家庭内別居状態なのです」(夫妻を知る政界関係者)
今回、森友問題が起きて首相の母・洋子さんが激怒し、「安倍家を潰すつもりなの!」と昭恵夫人を叱ったという。
もともと良いとは言えない「嫁姑関係」に、安倍首相のストレスは頂点に達しているようで、これも官邸錯乱の原因だ。
昭恵夫人は、籠池喚問があった23日に弁明コメントを出して以来、フェイスブックを更新せず、27日は熱を入れていた「全国高校生未来会議」も欠席。雲隠れの様子だ。
「首相がどこかに隠しているのか、それとも自ら家を離れたのか。千葉県内にある宗教関係の施設にいるとも囁かれています」(前出の政界関係者)
首相の夫婦関係悪化で、政権がやることなすこと支離滅裂なんて、もはや末期症状だ。
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これは政権を”爆破”する超ド級情報だ!! ( No.2314 ) |
- 日時: 2017/04/01 08:10
- 名前: コルル ID:CsXao9No
これは政権を”爆破”する超ド級情報だ!!(引用)
▼これは政権を爆破する超ド級情報だ!! 政治評論家の板垣英憲が「恐ろしい情報」を発信した。まさか、まさかの仰天情報である。
私の口からは言えない、言えない。国際麻薬組織の資金が政権内部の奥深くまで汚染しているなんて、とても言えない。
この爆弾情報は確かな情報なのか?事実なら森友疑惑どころではない。N議員の逮捕どころではない。国際スキャンダルになる。
板垣英憲の投稿を全文転載する。(原文のまま)
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◆〔特別情報1〕 「安倍晋三政権は、破れ傘。もうボロボロだ」―首相官邸内部からの極秘情報によると、安倍晋三首相は3月29日、菅義偉官房長官と自民党の二階俊博幹事長から「もう政権が持たない。衆院解散を決断すべきだ」と進言されたという。
理由は、「森友学園の籠池籠池理事長問題」ではなく、「厚労省の麻薬取締官(麻薬Gメン)が、安倍晋三首相が所属する自民党派閥『清和会=細田博之会長』会員のN衆院議員(前外務副大臣)を麻薬取締法違反容疑で摘発、尿検査でクロという証拠もあり、通常国会会期が6月18日に終わり次第、逮捕する方針」ということだ。
深刻な問題は、これだけではない。米CIA情報によると、ムスリム同胞団が編成している麻薬密売組織ルートの「コカインと麻薬」が日本国内に密輸入されて、暴力団や大手人材派遣会社の派遣社員らによって売られ、その資金が、安倍晋三政権内部の深くまで汚染しているといい、これがN衆院議員の麻薬取締法違反事件と繋がっており、事態は、極めて深刻だ。
このため、安倍晋三首相には、すでに逃げ道はなく、早急に衆院解散・総選挙(4月〜5月)に踏み切ることを迫られている。
安倍晋三首相は、菅義偉官房長官と二階俊博幹事長からN衆院議員の麻薬疑惑を突き付けられ、衆院解散決断を迫られる http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/cde06d1cd283bdb952c8be1de21dd180
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森友学園問題、「忖度の物証」が持つ"破壊力" 籠池氏から職員に宛てた書面の中身とは? ( No.2315 ) |
- 日時: 2017/04/01 08:15
- 名前: コルル ID:CsXao9No
森友学園問題、「忖度の物証」が持つ"破壊力" 籠池氏から職員に宛てた書面の中身とは?(引用)
「党として精査し、事実関係を調べ、証言と事実と違う点をしっかりと詰めていきたい。さらに国政調査権の発動を視野に、精査を進めたい」
自民党の西村康稔筆頭副幹事長らは3月28日、党本部で緊急記者会見を開き、森友学園問題で3月23日に開かれた籠池泰典理事長の証人喚問について、偽証罪での告発をも辞さない方針を発表した。
■野党は一斉に反発
これについて野党は一斉に反発している。民進党の安住淳代表代行は翌29日の会見で、「この事件に意図的に幕を引くために一方的に告発するのは、実態の解明というよりは口封じになる恐れがある」と批判し、共産党の穀田恵二国対委員長も「一方が『渡した』と言っているんだから、『もらっていない』と言っている方が出てくればいい」と安倍昭恵夫人を皮肉った。
自民党と連立を組む公明党も、「(告発は)予算委員会の権限だ」(大口善徳国対委員長)などと「自民党の先走り」に不快感を示した。そもそも議院証言法は第8条で、証人が虚偽の陳述もしくは出頭拒否あるいは証言拒否をした場合、各議院もしくは委員会または両院の合同審査会が3分の2以上の多数による議決で告発すると規定している。
ただし全会一致を必要とするのが慣例で、国会が単独で告発した前例はない。西村氏らの行為は異例だ。こうしたことから、自民党の一部からも西村氏らの行動について「枝葉末節な話で問題を誤魔化すべきではない」と疑問視する声も出ている。
だが官邸は乗り気だ。3月29日午前の会見で、菅義偉官房長官は「政府として必要な協力を行っていきたい」「確かな証拠のもとに、事実が解明することを期待したい」と偽証罪による籠池氏の告発に意欲を示した。
では「事実」とはいったい何なのか。
23日の籠池氏の証人喚問をきっかけに、昭恵夫人付きの政府職員から籠池氏宛てに送られたファックス(2015年11月17日付け)の存在が明らかになっている。
その内容は、@10年の定期借地権は比較的長期で、50年の定期借地権への変更は無理なこと、A土壌汚染や埋設物の撤去期間でも賃料が発生することは契約書により了承済みで、撤去費用は買受けの際に考慮されること、B撤去工事費用は平成27年度の予算では処置できなかったが、平成28年度の予算措置を行う方向で調整中であることだ。
これらについて政府は、「ゼロ回答で、昭恵夫人が関与したことにならない」「夫人付き職員が個人的にやったこと」との主張を繰り返している。
■籠池氏から夫人付き政府職員に宛てた書面の中身
しかしこのファックスは籠池氏からの問い合わせに対して送られたもので、官邸は昭恵夫人付きの政府職員からのファックスを公開した時、籠池氏からの封筒をも公開した。だがそれに入っていた書面の内容については、「籠池氏本人に確認をとってから公開する」として出し渋っていたのだ。
ところが、共産党の大門実紀史参議院議員がこれを公開した。3月28日の参議院決算委員会で、籠池氏から夫人付き政府職員に宛てた書面(2015年10月26日付け)の内容を紹介したのである。
ちなみに籠池氏の要望のうち主なものは、@土地を買い取りたいが、資金調達の都合で賃借したい。ついては50年の長期の借地権にして経営を安定させたい、A賃料が高いので半額にしてほしい、B工事費が年度内に予算化されていないというものだ。
@については50年の長期賃貸借は実現しなかったものの、土地の買い取りが2016年6月20日に実現しており、Aについては賃料が半額以下に下がっている。Bについては年度明け早々の4月6日に支払われている。
「これは満額回答。籠池氏の本当の希望は土地を買い取ることであって、借地期間の延長ではなかった。それが早々に買い取りが実現した。ゴミ処理費用として、8億1900万円も計上されたためだ。賃料も年額2700万円が年額1100万円まで減らされている(不動産鑑定士による最初の提示は年額4200万円)。この優遇措置で明らかに、忖度があったといえる」
こう述べた民進党の玉木雄一郎衆議院議員は、3月29日の衆議院国土交通委員会で「8億円にものぼるゴミ処理費用」の不可思議さを暴いてみせた。籠池氏が瑞穂の國記念小學院の土地を2016年6月に購入できたのは、9億5600万円の土地の代金からゴミ処理費用を差し引いて1億3400万円に大幅値下げされた結果だが、なぜ生活ゴミの撤去に8億1900万円もかけられたのか。
■なぜ生活ゴミを取り除く必要があったのか
玉木氏によると、2015年1月のボーリング調査により小学校用地にはかつて(ゴミが捨てられていた)池沼があったことが判明している。しかし周辺には高層住宅も建っており、建築を制約する可能性が低いとの鑑定が出ている。それなのになぜ、8億1900万円をかけて生活ゴミを取り除く必要があったのか。そういう法的義務はどの法律が規定しているのか。
これについて財務省の中尾睦理財局次長は以下のように述べている。 「法律でいえば民法に規定されていると思うが、埋没物が変質するリスクというものがあって、これは杭を打っていて、仮に杭の中に生活ゴミなどが混じっていると、杭が変質するというものだ。そういうリスクもあったやに承知をしている」
なんと生活ゴミが杭を変質させ、建設に支障をきたすという説明だ。これでは全国にある建築物のほとんどが、危険なものとなってしまいかねないが、果たして政府はこのような陳腐な理論で、「8億1900万円は相当だ」と証明できたと思っているのだろうか。
そもそも森友学園問題の論点は2つに集約される。ひとつは小学校の認可の問題で、もうひとつは8億1900万円のゴミ撤去費用の計上など、昭恵夫人を名誉校長に迎えたことで籠池氏に対して「特別の配慮」があったのかどうかという点だ。
それを離れた事実の確認は、真実隠しの疑いが強い。そもそも国政調査権は憲法が直接規定するほど強力で重要な権限だ。それを使って自民党は、いったい何を究明し、何を守ろうとしているのか。その結果、国民は置き去りにされているのではないか。
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森友疑惑への昭恵関与で新事実が発覚! ( No.2316 ) |
- 日時: 2017/04/02 12:03
- 名前: コルル ID:siHVNhdk
森友疑惑への昭恵関与で新事実が発覚!(引用)
▼森友疑惑への昭恵関与で新事実が発覚! 森友学園への国有地激安払い下げ疑惑に、安倍首相の妻、昭恵が関与していたことを示す重大証言が飛び出した。30日の衆院地方創生特別委員会で民進党が明らかにした。(敬称略)
それにしても安倍政府はひどいことをする。森友疑惑の責任をすべて政府の1職員に押し付けようとした。政権を夫婦して「私物化」しているのはどこのどいつだ。
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日刊ゲンダイによると、 籠池泰典が2015年10月、昭恵夫人付の政府職員の谷査恵子あてに、払い下げに関する要望を書いた手紙を送った。
その後、谷がファクスで回答したことについて、政府は籠池の手紙を受け取った谷が勝手に財務省に問い合わせたとして、昭恵の関与を否定してきた。
しかし、籠池の証言によると、籠池が昭恵の留守番電話にメッセージを残した後、谷から籠池に電話があり、要望の内容を書面で送るように言われたという。
留守電メッセージの後に谷が籠池に電話したとすれば、昭恵から谷に指示があったと考えるのが自然だ。
これに対して、官房長官の菅や内閣審議官の土生栄二は「承知していない」「答えられない」と逃げの一手だが、これで昭恵と谷の証人喚問がますます必要になってきた。
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