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[1825] 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ)
日時: 2013/08/24 04:59
名前: グッキー ID:dm1/1IvU

奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ)
http://www.diplo.jp/articles13/1308traindesmiracles.html
ギヨーム・ピトロン
(ジャーナリスト)

訳:上原秀一



 欠陥を抱える南アフリカ共和国の医療制度は、大規模な頭脳流出に苦しんでいる。20年近く前から、各種の専門科を擁する18両編成の病院列車が国内を走り回り、住民に必要最低限の診療を施している。[フランス語版編集部]

「このときを2年も待っていました」


 ヨハネスブルクからまっすぐ西に進む道をカトゥに向かって辿っていくと、まるで時間旅行をしているような気分になる。高速道路は、徐々にヴェルト(注1)に浸食されたぼろぼろの車道になっていく。目に見えない州境を越えて北ケープ州に入ると道はさらにひどくなる。北ケープ州は、南アフリカ共和国で最も広く最も人口の少ない州である。州境からさらに500キロ、過酷な風景の真ん中を走るアスファルトの破片の上をひたすら進んでいく。生活の痕跡はほとんど見当たらない。そしてついにカトゥに到着する。人口1万のひっそりした村である。薄紫色の山々の支脈に位置している。大通りにはショッピングセンターが一軒あり、道の両側に蒸留酒を売る露天商やバーの付いた豪華なロッジが並んでいる。夕方になるとひどく退屈そうな若い娘たちがやってきて冷えたウォッカをちびちび飲んでいる。


 北ケープ州は、ドイツよりも広いのに人口は100万人しかおらず、「見捨てられた砂漠もどきの場所」と言われている。しかし、6月のある晴れ渡った朝に、18両編成の列車を牽引する機関車が、カラハリ砂漠との境界線を通る線路の上を滑るようにやってきた。この列車には、超近代的な医療設備が備えられている。そして、草原の真ん中に建てられたウィンカントンという小さな駅に停車した。列車の到着を予告するポスターが地域全体に貼り出されている。地方ラジオ局も到着のニュースを伝える。「このときを2年も待っていました」と一人の女性が興奮気味に話してくれた。ピロペパ号が到着したのである。


 ピロペパは、ツワナ語とソト語の方言で「健康」を意味する言葉である。ピロペパ号が評判を呼んでいるのは、南アフリカ政府が5,000万の国民に基本的な福祉サービスを提供できていないからである。「病院は堅固な建物にあった方が良いのですが」とピロペパ号事業を担う財団の女性責任者リネット・コエッツェさんは嘆く。この病院列車は、経営と財務の大部分を南アフリカの公共鉄道グループ、トランスネットの財団が担っている。「私たちの仕事がこれほどの成功を収めているのは、アパルトヘイトが終わった後でも何かがうまくいっていないからなのでしょう」とコエッツェさんは言う。


 40年以上にわたる「分離発展」政策が終わりを告げた時、この新しい虹の国は、世界有数の医療制度を有していた。しかし、それは白人専用の地域に限ってのことだった。この不均衡を是正するため、ネルソン・マンデラ氏とその後継者たちは、公共インフラの開発に向けて野心的な政策を実行した。水道網と電力網に加えて、1,600の病院の新築・改修を行ったのである。その結果、「診療へのアクセスがより均等に行き渡るようになりました」と、行政学が専門のウィットウォーターズランド大学アレックス・ヴァンデンヒーヴァー教授は言う。

「奇跡小路」の様相


 しかし、これと同時に「医療サービスの質は全体的に著しく低下」した。問題は、医師と公務員の大部分を占める白人に早期退職を促す措置であった。公立病院職員における黒人と白人の数の均等化に向けて、政府が1997年に開始した政策である。「多くの専門職が民間に流出しました。このため、突然、公立病院のノウハウ蓄積が消えて無くなってしまったのです」とヴァンデンヒーヴァー教授は説明する。公立病院の退職職員を穴埋めする職員の任用に際して、与党アフリカ民族会議は、極めて政治的なやり方をした。「地方における同党の地盤では、医療部門が権力ゲームの人質にされました。利益誘導と汚職のせいで医療システムがだめになったのです」。こうしてピロペパ号がますます必要不可欠なものとなっていった。


 「私たちは、1994年から毎年4万6,000人の南アフリカ人に必要最低限の診療を施してきました」とオンク・マジブコ医師は言う。「ウィンカントンでは、1週間で1,250人を診療するのが目標です。とても規則正しい生活です。6時に起きて3分でシャワーを浴び、最後の患者まで8時間勤務します」。マジブコ医師は、ぴったりしたスーツを着て色鮮やかな蝶ネクタイを締め、申し分なく磨き上げられた靴を履いている。30歳代の精神科医で、2年前からピロペパ号の院長を務めている。彼は、毎年1万5,000キロを移動して、南アフリカの恵まれない人々のもとを訪れている。19人の巡回医師が彼とともに働いている。国内の名門医科大学数校から研修医が40人ずつ輪番でやって来る。研修医は、巡回医師の指導を受けながら働いて、卒業認定を受けるのである。「彼らにとっては初戦地の洗礼のようなものですよ」とマジブコ院長がそっと言う。


 ピロペパ号が到着した翌日、駅とは名ばかりのウィンカントン駅は、州内で最も活気のある場所の一つに変身していた。老若男女、黒人と混血、多種多様な人々からなる群衆が列を作り、白衣の医療スタッフの前に並んでいる。歯のない笑顔、眼球のない眼窩、ほったらかしの傷跡が残る手足……。それもそのはずだ。「一番近い病院は50キロ離れたクルマン市にあります。そんなところに行く手段などありません」と教えてくれたのはピーター・ソナスさんだ。彼はひどい虫歯に苦しむ7歳の甥を連れて来た。「それに医者は金がかかりすぎます」とジュリアス・トッドさんが付け加える。この若い男性は、近隣の黒人居住区からヒッチハイクでやって来た。「ここでは誰もが苦しんでいます。私たちの生活条件は、周りの自然環境と同じです。変化がないのです」。


 ピロペパ号は、手近な場所でただ同然の診療を施してくれる。このため、ウィンカントンは、「奇跡小路」(注2)の様相を呈している。総合診療車の11号車の前では、患者が糖尿病検査と血圧測定を受けている。患者に必要な治療を確認したら、専門診療車に送る。14号車と15号車は眼科車両である。スピーカーから流れるポップス音楽を聴きながら、患者は、研修医が眼鏡を作ってくれるのを待っている。眼鏡代はたったの30ランドだ(注3)。多くの南アフリカ人にとって、これは画期的な出来事である。「80歳になるまで一度も視力検査を受けたことがないという人もいました」と女性眼科部長のリースベス・ムファラララ医師は言う。

続く
メンテ

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Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ)続き ( No.1 )
日時: 2013/08/24 05:11
名前: グッキー ID:dm1/1IvU

10号車の精神科


 歯科車両は12号車である。10人ほどの歯科医が、ドリルの音も気にせずに患者のそばで細かに動く手をせっせと動かしている。「貧しい人々の大半は、歯科予防についてごく簡単な教育さえも受けていません。歯磨きの仕方も知らないのです」とヨハネスブルクの歯科学生ムハンマド・ガリュさんは言う。精神科が入る10号車の狭い診察室ではリネット・フラスク医師が勤務している。彼女は、患者が持ち込んでくる心の病について教えてくれた。失業の悩み、強姦による心的外傷、貧困の悩みなどである。「ここでは人々の自尊感情がそれほど高くありません。広大な景色のすばらしさにだまされてはいけません。地平線にも限界があるのです」。


 献身的な診療が終わると、次はエリザベス・ムピャさんと助手たちの出番だ。16号車の薬局である。かなり小柄なこの女性は、患者からごく少額の代金を受け取って、抗炎剤や抗生物質を手渡している。一方、「事務局」と書かれた13号車では、マジブコ院長がピロペパ・トランスネット財団に提出する事業報告書を作成している。「膨大な需要がありますので、次にウィンカントンに来ることができるのは早くても2年後になります」と残念そうに言う。それまでの間も、住民はクルマン市の病院で診療を受けることはできる。しかし、「ひどいものですよ。私は出産の時に死にかけましたから」と女性患者が語ってくれた。解決方法はもう一つある。ディベン[クルマン市よりもカトゥに近い――訳注]にあるマリンダ・シロン看護師の診療所に行くのだ。シロン看護師は、「医師は足りないし救急車は時間がかかります」と言う。彼女は、6,000人が暮らすこの黒人居住区で14年間働き続けてきたタフなアフリカーナー人である。「プラシド・ドミンゴさん[三大テノールの一人の名。スペイン出身――訳注]だって、私たちの悩みを解決してはくれません。彼だってこちらに患者を紹介してくるのですから」。


 ディベンでドミンゴさんと言えば、それはある「ウィッチ」(「呪術師」)の呼び名である。トタン屋根のバラック小屋が軒を連ねる迷路のような路地をさまよった後に、ようやく彼に出会うことができた。レンガ造りの豪華な家は、周りの黒人居住区から際立っている。メルセデスC230が2台、車庫に目立たないように駐めてある。応接間には洗練された家具とスレテオが置かれている。我々を迎え入れてくれた家の主は、最後まで自分の本名を教えてくれなかった。スペインの有名テノール歌手から借りた芸名しか分からない。彼は、ツワナ人の伝統音楽を自分がいかに深く愛しているか嬉しそうに語ってくれた。「来週キンバリーに行って2枚目のCDをレコーディングするんです!」と大喜びの様子だ。しかし、ディベンでドミンゴさんが知られているのは、これとは別の才能による。「私は、誰かがかけた呪いを見つけ出して病気の理由を説明することができます。呪いをかける人がたくさんいるんです」。


 病人を治療する時、ドミンゴさんは、極彩色の布を身に纏って貝殻の首飾りを付け、子羊の骨を17個、地面に放り投げる。その配置を読み取って霊の加護を祈った後、蓮の花と樹皮の粉末でできた薬をたっぷりと患者に与える。南アフリカ人の80%が定期的にサンゴマと呼ばれるシャーマンのところに相談に行っているという調査もある。しかし、ドミンゴさんがピロペパ号の邪魔をすることはない。彼は、「ピロペパ号が来ればディベンの住民も駆けつけますよ」と太鼓判を押す。「伝統医療と西洋医学はお互いに補い合っているのです」というのが彼の考えだ。ただし、自信の現れなのか健康で必要ないのか、彼自身が住民と一緒にピロペパ号に行くことはない。


 このような事情はあるものの、マジブコ院長は自分たちの仕事ぶりに満足している。「月曜日に私たちは135人の患者を診察しました。次の日はその倍です」。しかし大勢の患者が確実にやって来るという保証はない。「地元の公務員がストをしていて、公共交通機関がストップしています。住民が私たちのところに来る手段は一切ありません。約束してあった水もまったく届いていません」。


 アパルトヘイトの終焉から20年以上を経て、公共サービスが崩壊した結果、南アフリカ人の健康水準はひどい状態に陥っている。平均寿命は53.4歳、エイズ感染・発症者は成人人口の17.8%、人間開発指数は187か国中123位……。こうした深刻な課題に直面しながらも、医師の数は国民4,219人に一人と世界最底の割合となっている。野党民主同盟における医療問題の専門家マイク・ウォーター氏は、「多くの医師がよりよい労働条件を求めて国外に流出しています」と語る。特に厳しい状況にある北ケープ州においては、州政府は「すべての人に優れた医療サービスを」というビジョンを掲げているが、スタッフの定員は医師が57%、看護師は34%しか満たされていない(注4)。


 こうした現状を受けて、「私の町に政府が病院を建てましたが医師は一人もいません」と教えてくれたのはイザベル・ロバーツさんだ。彼女はディングルトンに住む混血の女性だ。ピロペパ号で診察を受けるために約60キロの道のりをやって来た。年間2,500万ランドの予算が費やされるこの病院列車のおかげで、病院で診療を受けることのできた南アフリカ人の数は、1994年からの累計で600万人近くにまで達した。また、将来の医師を2万人以上受け入れてこれを啓発し、医療砂漠の現実が物語る困難な状況に目を開かせてきた。医療砂漠は、フランス・イタリア・ドイツを合わせた面積よりも広大な南アフリカの国土に広がっているのである。財団の女性責任者コエッツェさんは言う。「研修医にはこう言っています。『卒業したらこの列車に戻ってくることができるように頑張りなさい』と。そして多くの研修医がそのようにしてくれます」。


 ピロペパ号には医療スタッフ以外の職員も雇われている。常勤職員と各駅で雇う臨時職員が合計80名、診療支援部門で働いている。医師が患者の傷を手当している間に、1号車に物資を補給し、2号車で洗濯をし、3号車で料理を作って4号車のカフェテリアに出すのである。列車の後ろの端に当たる17号車では、二人の警備員が死ぬほど退屈だと言わんばかりの様子で防犯カメラの画面をじっと見つめている。「この列車には少し潜水艦に似たところがあります」とサージ・ギュザ歯科部長が面白そうに言う。「私たちは極めてプライベートな物まで共有するようになっています。周りの人々とは家族同然の間柄になってしまいます」。

「快適な場所からはほど遠いところ」


 しかし、物資補給部長を務めるコリン・ブーシェさんは、この意見に賛成しないかも知れない。18年前からピロペパ号に乗車勤務している彼は、自分の家族について次のように言う。「この列車に乗り続けていて家族には悪いことをしています。これからまだ12年もここで働かなければなりません。はっきり言って耐えられるかどうか自信がありません」。女性精神科部長のフラスク医師は、もっと厳しい言い方をする。「ここは快適な場所からはほど遠いところです。患者は気むずかしい。スタッフは家族から遠く離れて頑張るのも大変です」。さらに、「この列車は、人を育てるかも知れませんが、やる気をなくさせてしまう可能性もあります」と言う。


 日曜日は休業日である。個室の窓からオペラのアリアが聞こえて来る。睡眠不足でひどく眠そうな顔をしたマジブコ院長が、サンダル履きで列車の周りを散歩しながら、カラハリ砂漠をぼんやり眺めている。「この列車でどんな体験をしてきたか想像も付かないでしょうね!」と大声で呼びかけてくる。ルーチンワークの繰り返しに見える日々の中にもさまざまな経験があると言いたいのだ。「どこにいても、窓から一目見るだけでそれがどこなのか分かります。視力検査を受けに来た年老いた女性、杖をついて歩くのもおぼつかない男性、走り回る子ども……。毎週、私は同じ場面を目にします。でもそれはすべてそれぞれ違った場所で起こる出来事なのです」。彼は全部覚えているのだろうか。目を輝かせてこう言う。「南の町モーセルベイに滞在すれば、大海原の景色が見えます。ハングリップバーグの山々を囲むリンポポ州では、ムーケツィという小さな村に停車します」。


 車両をいくつか通り過ぎて、薬局責任者のムピャさんに出会う。彼女もまたヴェルトをじっと見つめている。傾きかけた太陽の光が優しく照らしている。「私は楽天家です。いつかまたウィンカントンにやって来たら、ここから数キロのところにちゃんとした病院が建っていた、なんてことになるかも知れませんね」と夢を語ってくれる。「その日が来れば私たちは必要なくなります。それを見るまでは死ねません」
メンテ
Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.2 )
日時: 2013/08/24 11:14
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:0WMuZKUo

トラブル対応の為にアクセスしておきます。
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Re: 人は何で自分を愚かと考えられないのか? ( No.3 )
日時: 2013/08/24 18:23
名前: グッキー ID:dm1/1IvU

南アフリカ、豊かな大地、温暖な気候、
多くの鉱物資源。

これだけ恵まれている国なのになんで未だに発展途上なのだろう?
すべては人の愚かさが原因、他に原因が見当たらない。

しかし人は自分を愚かだとは考えない。
愚かだと思うからこそ進歩が有るのに、愚かでないと思えば
進歩は止まってしまう。

アダム・スミス、見えざる神の手なんてつまんないものを考えた。
完全競争市場なら原産というものは無い。
価格がいくら下がろうが、収益を増やすには増産するしかない。
競争に耐えられないものがその市場から退出し、別の市場へと移動し
商品を造るしかない。
結果的に市場に商品が溢れ人々は豊かに成る。

しかし現実の市場は寡占市場だ。減産により商品価格を維持し利潤を得ようとする。
減産により失業が発生し、市場の商品は少なくなり人々は困窮する。

独占禁止法の主旨を考えてみれば良い。
市場を支配し利潤を得ることは悪いことだから独占禁止法が出来た。
しかし人は独占と見做されないギリギリの寡占状態を造り、
市場支配による利潤を貪ろうとする。
メンテ
Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.4 )
日時: 2013/08/24 19:42
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:0WMuZKUo

トラブル対策として

もう一度アクセスして置きます。
メンテ
Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.5 )
日時: 2013/08/25 10:03
名前: グッキー ID:FshHLwn.

戦争や経済危機は人間の愚かさのバローメーターだと思う。
戦争、経済危機が増えるのは、人間が愚かに成っている証明だと思う。
人間以外にこれらの原因が考えられないからだ。

しかし逆に人間は傲慢に成り、自分が正しいと盲目的に
信じてしまう人が多くなる。

人間は人間という殻の中からしか、観測し思考することが出来ない。
もっと優れた観測装置を持っていても不思議は無い。
聴こえない波長の音を聞き、電波が見えても不思議ではない。
今の人間の知っていないことが見えるかもしれない。

頭脳もPCよりも記憶容量が大きく正確で、優れた判断力が
有っても不思議はない。

人間という殻の中からの観測や思考に限界を感じる。
自分の愚かさが良く分かる。
だから想像力、論理で少しでもそれをカバーしようとする。

しかし傲慢に成れば想像力も論理性も無くなる。
人間はどうしてこんなちっぽけな殻でしかない自分という人間、
道具を全面的に信じることが出来るのだろう?
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復活 ( No.6 )
日時: 2013/08/29 21:12
名前: 天橋立の愚痴人間

復活
メンテ
Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.7 )
日時: 2013/08/30 19:32
名前: 天橋立の愚痴人間

UP
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Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.8 )
日時: 2013/08/30 20:17
名前: 北の国から

 人間は、地球の表面を構成している生物の単なる1種類の動物にすぎません。
 研究者たちが明らかにしているように「雑食性」とか「手の進歩と脳の発達」
などという生物学的な必然によって、地球上における現在の地位を獲得してい
るにすぎません。その獲得の時期も、たかだか2千万年。地球の誕生の時期か
らみても、わずか0.4%にすぎないのはよく知られていることです。

 この人類が「生物としてだんだん賢くなってきているのか」それとも「一気
に愚かになっているのか」は(現時点では)かなりはっきりしてきているので
はないでしょうか。
 (なぜ、時速500キロの列車が必要なのかなど、とんと理解できません)

 人間は、客観的な存在であるところの「自然」から、それこそ5感によって
体験したことを、そこを出発点に、さまざまな法則を認識し、それを「個体維
持」にむけてさまざまに生きてきた1種類の生物。

 そこのところを、人類史的な原点とした「価値観の創設」という作業が必要
になっているような気がしてなりません。
メンテ
Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.9 )
日時: 2013/08/31 13:41
名前: グッキー

北の国からさん
久しぶりです

南アフリカ、何故出したのか
豊かな大地に豊富な資源、しかし未だに発展途上、
国民は苦しんでいる。

何が原因って、人が争い奪い合うから。
人が争わず奪い合わなければ、もっと発展して
環境GDPも向上し良い社会に成っていると思うんだけど。

争うと奪い合いの資本主義にはみんな飽きたでしょう。
メンテ
Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.10 )
日時: 2013/09/01 15:00
名前: 北の国から

 グッキーさん、ごぶさたしています。
 よろしく。

 温暖な気候の南アフリカが、イギリスなどに支配されたのは、たぶん、金やダイヤモンドを
ねらわれたのでしょう。
 そのころのヨーロッパでは、すでに海洋航行技術にしても点軍事技術にしても突出していた
のでしょう。植民地を増やしていくなど、いとも簡単だったのではないでしょうか。

 ボクのいる北海道も、気候は温暖ではなく雪の降る土地ですが、先住のアイヌ民族に対して
和人が、アイヌを騙したり、脅したりして「和人の支配」を実現したところです。
 アイヌは、ご承知のように「文字」という伝達手段を持たずに、ほとんど狩猟を中心にして
暮らしていたのですが、和人は、主に水産資源と土地に目をつけたようです。

 いずれにせよ、人類は「行きづまっている資本主義」の、適切な対案をみいだしてはいない
ようですね。(せいぜい、「よりましな資本主義」どまり)
 計画経済にしても、主要な産業の国有化にしても、どうも人間的自由という点からも支持さ
れていないし、「権力の極端な集中」というしくみも克服すべきテーマでしょう。

 医療という問題ひとつとっても(キューバのような例外はともかく)、どうしてもたくさん
の技術者を必要としているという点でも、政府の人権意識と金の使い方できまってしまうので
すから。
メンテ
Re: だんだんと、、、、、 ( No.11 )
日時: 2013/09/01 17:50
名前: グッキー

北の国からさん

人類は昔から欲望、利害により行動してきた。
これをいっぺんに変えるのは難しいでしょうね。
しかしお金のために動く社会なんて嫌だと多くの人が
思っているのも事実でしょう。

争いや奪い合いなどなんと非合理的なことか。
合理主義者の私から見れば、つまんないことをやって苦しんでいるなー
って感じです。

スペイン、ポルトガル、南米では、連帯経済法というのを創って、
資本主義でない市場経済を目指しています。
企業が利潤追求だけでなく、市民の福祉を目的とする市場経済です。

従業員持ち株制度や倒産した会社の従業員持ち株での再建などを支援します。
経営に労働者、消費者を居れ利潤追求と共に市民の福祉を目的とさせます。

段々と世界経済が悪くなるに従い、色々なところで色々なことを考え
変わって行くのでしょう。
ファシズムだけはご免なんだけどww
メンテ
Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.12 )
日時: 2013/09/02 13:15
名前: 北の国から

 研究者によると、日本の縄文時代(約1万2000年の間)には、貧富の差や、
争いごとはなかったようです。
 また、ライオンやヒョウなどの肉食動物は「むやみに殺さない」(空腹のとき
のみ)ということも良く知られていることです。ある意味合理的であり「弱肉強
食」の新自由主義の実体とはちがうようです。

 つまり、争いや奪い合いは、食糧の蓄積や、集団による役割分担という、人類
史の、かなり後半の一時代の、「環境の変化」によってもたらされたもの、と考
えるのが科学的考えのようです。

 地域単位のさまざまな「コミュニテイー」のようなとりくみは、イタリアや、
スペインなどで盛んに試みられているようですね。
 このとりくみも「エネルギー」「医療」「金融」を、地域完結型にするのが課
題のようです。
メンテ
Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.13 )
日時: 2013/09/02 15:23
名前: グッキー

>地域単位のさまざまな「コミュニテイー」のようなとりくみは、イタリアや、
スペインなどで盛んに試みられているようですね。
 このとりくみも「エネルギー」「医療」「金融」を、地域完結型にするのが課
題のようです。

人間性に有った社会
数字は神の言葉と言います。変わらないからでしょうか。
自然界にはフラクタル構造、フィボナッチ数、黄金比、
色々な構造、数列、比率が有ります。
どうしてそういうものが有るのか分かりません。
しかし現存して有るものは、それが調和の取れるものだった
からではないでしょうか。

自然に調和の取れるものなら、人間社会も調和が取れるのではと考えます。
フラクタル構造で、フィボナッチ数、黄金比に合わせたピラミッド構造、
そのようなものをイメージします。

自立できるくらいのコミュニティからフラクタル構造で社会を創っていく。
これは文化人類学と数学の分野でしょうか。

大きな都市、どんどん人が集まり腐敗して行く。
自給自足なら腐敗度0です。大きくなるに従って腐敗度が上がって行く。
どのくらいのコミュニティが良いか、どういう構造が良いか、
人間性に合わせたものを考えなければ成らないと思います。
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Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.14 )
日時: 2013/09/04 11:43
名前: ryu

 
 How Are You ?
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Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.15 )
日時: 2013/09/04 18:39
名前: 天橋立の愚痴人間

UP
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Re: ウガンダの子供たちを襲う謎の奇病「うなずき病」 ( No.16 )
日時: 2013/11/08 20:31
名前: グッキー ID:gb8t.WKQ

ウガンダの子供たちを襲う謎の奇病「うなずき病」
http://youtu.be/4huX1ufVgJE

特定の地域で大量発生している。
神経性疾患

薬物の可能性が強い
農薬まみれの援助米を食べていたという。(それも遺伝子組み換え穀物)
食物の摂取状況はどうなって居るんだろう??
メンテ
Re: 人口統計上の大惨事 チェルノブイリ事故の影響 ( No.17 )
日時: 2013/11/11 19:34
名前: グッキー ID:vM4h94Ec

http://www.inaco.co.jp/isaac/shiryo/genpatsu/ukraine2.html 
その@ではウクライナの人口減少の実情を見てきた。単に人口が激減しているというだけでなく、「生児出生」(その年生まれた全ての出産数)、「死亡」、「自然変化」(移民や移住など社会的変動要素を含まない)、「粗出生率」(その年の出生をその年年央の総人口で割ったもの。単位は1000人当たり)、「粗死亡率」(その年の死亡をその年年央の総人口で割ったもの。単位は1000人当たり)、「出生率」(年間出生数を、15歳から45歳の−つまり出産年齢の女性の総人口で割った数。 単位は該当女性1000人当たり)のすべてで、1986年4月のチェルノブイリ原発事故後に一定の時間を置きつつ、急速な悪化を見せた。指標の中で一番早く影響が見られたのは総人口で、1951年以来一度も人口減少を見せたことのないウクライナの人口は、事故の7年後、ソ連崩壊・ウクライナの独立の3年後の1993年には早くも減少に転じはじめる。事故初期には国外避難などがあったにも関わらず、事故から7年後に人口減少に転じはじめてから連続して減少し続けている。このためかつて約5200万人だった同国の人口は、2010年には約4570万人となり、事故後約20年の間に12.1%も失われた。

 このため国連の報告では、「世界で最も人口減少の激しい国の一つ」と警告を鳴らされるようになった。(ただし、国連、世界銀行など西側国際社会の分析では、この減少は、飲酒、喫煙、肥満、高血圧、エイズの蔓延のためだとしている)

 同国の人口減少は、基本的には「出産」の激しい減少と「死亡」の激しい増加のダブルパンチを受けた格好になっている。地域別の特徴を見れば、そのダブルパンチはチェルノブイリ原発を中心に、同心円状にやや東側によりながら激しい減少の「盆地」を描いている。ごく一部の地域だが、チェルノブイリからの放射性降下物が少なかったと見られる西部地域では、わずかながら人口増加を見せている。

 これら現象の根本原因は、恐らく放射線に汚染された飲料水・食品を大量に摂取した結果、慢性的な低線量内部被曝状態となっており、そのため全般的な健康障害が発生し、死亡率の悪化、出生の激減となったものだろうと推測した。

 ウクライナ政府は独立後、1997年6月、根本的な放射線汚染食品制限値を設け、飲料水を1リットルあたり2ベクレル、はじめて乳児用食品に1kgあたり40ベクレルという制限値を設けるなど根本的な改革に乗り出した。このため、人口減少にはまだ歯止めがかかっていないものの、出生数は早くも2003年には歯止めがかかり、その後わずかばかりだが上昇に転じている。また大気圏核実験禁止条約(いわゆる部分核停条約)が発効した翌年の1964年、31万5340人だった「死亡」は(この年年央の人口は、4466万4000人総人口に対する「死亡」の割合は0.7%)、チェルノブイリ事故9年後の1995年には79万2587人(同じく人口は5151 万3000人で割合は1.5%) と約2,5倍(人口に対する比率では2倍)に達した。しかし97年の本格的な食品放射線汚染規制が行われて、年によってばらつきがあるものの、2010年にははじめて70万人台を割るなど、明るい兆しも見えている。
ーーーーーーーーーー

食品規制が大事なのに食べて応援の悪辣政府。
デパートが偽装飾品を売ってるなら、産地偽装、外食、惣菜などで
たくさん売られているのだろう。
金儲け社会なら当然のこと。

ウクライナが1000万人の人口減なら日本は2000万人、少子化も
含めて3000万人くらい減るのかな。
10年後は渋谷や新宿を歩いても、人影がまばらだったりしてねww
おっと、それまで日本が大丈夫かも分からない。
原発事故対策まるで当てに成らない。

何時までこの悪辣政治は続くのだろう。
中国がアメリカの真似をして、エコノミック・ヒットマンで
日本に送り込んで、「日本の春」の雪だるまの核だけでも
造ってくれると嬉しいんだけどね。
核が出来ればどんどん転がって大きくなりそうなんだけど。
メンテ
Re: 奇跡の病院列車ピロペパ号搭乗記(南アフリカ) ( No.18 )
日時: 2019/04/21 18:53
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:qa84gq8A

社会の捉え方の例。
グッキーさんならではのこと。

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