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[1860] ユダヤと西欧文明
日時: 2013/10/03 10:38
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:.bEgP2mM

ユダヤ人は古代から一番迫害を受けている民族であると言われています。
現在もパレスティナ問題でイスラム圏の国々との紛争を繰り返しています。

その歴史的概要を「大本イスラエル・パレスチナ平和研究所」の編纂した文章により、俯瞰してみましょう。
但し、この団体の立ち位置がどのようなものであるかは判りませんので、これで全容を把握できるとはいえませんが、ユダヤを廻る事象の認識において一定の参考にはなると思います。

私としては、ユダ菌問題などは、歴史的経緯に照らして、必ずしも同情と言う概念で捉えられる内容ばかりではない事を付記させていただきます。

(「大本イスラエル・パレスチナ平和研究所」設立の趣旨)

 イスラエル・パレスチナをはじめとする中東地域における紛争の歴史は長く、21世紀を迎えた現在も、戦火にさらされる国や地域が存在し、多くの市民の尊い生命が失われている現実が存在します。
 今日まで、当事国をはじめ各国政府等により、中東地域の平和と安定を目指した外交交渉が重ねられてはいますが、未だ和平の実現には至っておりません。このような状況の中で、各国政府等の外交努力に加えて、NGOやNPO等においても中東地域に関わる諸問題に深く関心を持ち、これら問題についての調査・研究を行うとともに、中東和平を願う人々との交流・連携・活動等を行うことは、中東和平への道のりを切り開く誠に意義深い取り組みであると考えます。
 また世界に目を向けますと、紛争・対立は中東地域に止まらず全世界的に拡大し、いまも各地において様々な紛争・対立が続いています。加えて地球環境の破壊、資源の大量消費等により、地球規模の大災害が頻発し、我々人類の生命と安全を脅かしています。まさに今、世界は危機的な状況を迎えていると言っても過言ではありません。
 本来、人類は兄弟同胞であり一心同体であります。人類はこの地球を一つの家とする大家族であるとの共通認識に立ち、人種、国家、宗教等のあらゆる障壁を乗り越え、人類愛善の大義にめざめ、お互いの理解と尊敬を深め合い、争いや対立の無い持続可能な共生社会を構築することが強く求められています。
 このような情勢下において、出口王仁三郎師が提唱した「人類愛善・万教同根」の崇高な理念に基づく世界平和の構築を目指す活動団体として、出口紅 人類愛善会総裁の発意により「大本イスラエル・パレスチナ平和研究所」が設立される運びとなりました。
 ここに「大本イスラエル・パレスチナ平和研究所」は、特定非営利活動法人に係る法人格取得に向けての手続きを進め、法人格を取得したる後は、世界中の善意ある人々と協力・連携し、中東和平実現ひいては世界恒久平和の実現に寄与する事業を展開して参ります。



(コラム目次)

http://www.jinruiaizenkai.jp/NPO/kolumno/kolumno-mokuji/kolumno-mokuji.html

その1  パレスチナ紛争、何が問題なのか?」
その2 「パレスチナ紛争はここ100年の問題」
その3 「ユダヤ人とは?」
その4 「2枚舌? 3枚舌」
その5 「国連分割案(1947年)
その6 「イスラエルの建国とパレスチナ難民」
その7 「アラブ民族主義の台頭、そして英仏植民地主義の終焉へ
その8  PLO(パレスチナ解放機構)設立と6日戦争
その9  「第4次中東戦争」
その10 「キャプデービット合意」
その11 「インティファーダー(民衆蜂起)」
その12 「湾岸戦争とパレスチナリンゲージ」
その13 「オスロ合意からラビン首相暗殺まで」
その14 「イスラエル極右勢力とパレスチナ過激派」
その15 「ユダヤ人が2人いれば政党が3つできる」
その16 「綾部市、エルサレム市友好都市宣言」/「エルサレムで『平和祈願祭』
その17 「指導者の決断」
その18 神は死んだ。パレスチナ問題の複雑さに悩んで!
その19 「9.11」
その20 「綾部市長の英断」
その21 「走りながら勉強を!走りながら準備を!」
その22 「絶望はおろか者の結論」
その23 「分離壁そしてアラファトの死」
その24 「次の世代には・・・/川をこえる橋
その25 「大本、ユダヤ教の婚礼」
その26 「ガザ撤退」
その27 「想定外は想定内」
その28 「圧力と譲歩」
その29  イラナ・ジンガー博士からのメール
その30 亀岡プロジェクト1
その31 亀岡プロジェクト2
その32 亀岡プロジェクト3
その33 亀岡プロジェクト4
その34 亀岡プロジェクト5
その35 ジュベル・ムーサ(モーザ山)/パレスチナ人から見た中東和平への展望
その36 大本大祭、大本歌祭へ
その37 米国の役割、日本のアプローチ
その38 亀岡プロジェクト 最後の締めくくり
その39 建設的あいまいさ
その40 よりよい世界をめざして
その41 改めてパレスチナ問題の基礎から
その42 亀岡平和祈念式典へのメッセージ
その43 イスラエル軍によるシリア空爆
その44 イスラエルロビーとパレスチナ和平1
その45 イスラエルロビーとパレスチナ和平2
その46 イスラエルロビーとパレスチナ和平3
その47 ヨルダンハシミテ王国1
その48 ヨルダンハシミテ王国2
その49 ヨルダンハシミテ王国3
その50 シリア1
その51 シリア2
その52 東京大本歌祭
その53 マドリード世界対話会議/サミールナウリ ヨルダン大使講演
その54 ハイム ホシェイン公使
その55 イスラエルトパレスチナ?
その56 敵の敵は味方?
その57 イスラエル右派政権誕生・・・・和平へのプライオリティー
その58 イスラエル政府の行動に疑問を投げかけるユダヤ人
その59 ユダヤ人であることとイスラエルを否定することは矛盾しない
その60 ユダヤ教、キリスト教、イスラム教1
その61 ユダヤ人はなぜ迫害去れてきたのか?
その62 ユダヤ人迫害の歴史を通して考える
その63 預言者を通してユダヤ教、キリスト教、イスラム教を考える
その64 安息日を通して通してユダヤ教、キリスト教、イスラム教を考える
その65 聖地を通してユダヤ教、キリスト教、イスラム教を考える
その66 一神教と多神教



事例(その66 一神教と多神教)

"一神教と多神教"  ”砂漠=一神教? 四季=多神教 ?” 私は、以前、イスラエル南部のネゲブ砂漠で、出会った日本人グループの1人が言っ た言葉を今も鮮明に覚えています。どこまでもつづく砂漠をみながら、「まさに一神 教の世界ですね、このように草も木もはえていない、何もないはところで一神教がうまれるのですね。」と私に話かけてきました。さらに彼は「我々日本のように緑がゆたかで四季にめぐまれ自然豊かなところでは、多神教がうまれるのでしょうね」
 よく耳にする話だが、そんな単純に考えられのかな? がその時の私の印象でした。

◆”一神教と多神教の発生は環境の違いから?”

 ネゲブ砂漠で出会った日本人のコメントは、彼自身の素直な感想であったかもしれませんが、同時に日本の著名な宗教学者や哲学者等の発言に強い影響を受けているように、私には思えました。皆さんは次のような話を何度か聞かれた事があるでしょう?

 「一神教は自然を支配しようとするが多神教では自然との共生を目指している。そしてその根拠を自然環境の違いに求めている。さらにその自然環境から農業生産の違いが生じ、人間による植物支配の小麦農業、人間による動物支配である牧畜から一神教が生まれ、水を大事にし自然との共生による稲作農業から多神教が生まれたのです」

◆”宗教のほとんどは多神教

 何度も出てきましたが、ユダヤ教、キリスト教、イスラム教はそれぞれ同じようにア ブラハムを祖とする一神教です。世界中でユダヤ教徒は1,300万人、キリスト教徒は20億人、イスラム教徒は12億人とそれぞれ推定されます。つまり世界の人口のおよ そ半分は一神教信者となります。ただ、世界中に存在する数えきれない宗教のなかで、 唯一この3つの宗教が一神教であり、アジアを中心に5億の信徒をもつ仏教を含めその他のすべての宗教は多神教と言えるでしょう。

 多神教の代表であるヒンズー教はインド、ネパールで多数派をしめ世界中で10億人と 推定されます。日本の神道、仏教北南米の先住民やアフリカの民族宗教もみな多神教のグ ループです。
 信徒数が多いのでそう感じないかもしれませんが、世界の宗教のほとんどは多神教で あり、その面でいえば、アブラハムの宗教は中東地域に生まれたきわめて特異な形態の宗教なのです。

◆”一神教誕生以前の宗教は多神教”

 ユダヤ教誕生以前のパレスチナも多神教の世界でした。現在国民のほとんどが一神教信者の中東諸国もかつては、多神教の国でした。砂漠から一神教が成立する なら、世界各地の荒野や砂漠地帯、もっと具体的い言えば、日本と違って自然環境に恵まれない土地からは一神教が次々に誕生しなければならないはずです。

◆”多神教だから寛容?”

 日本は島国で、周囲を海に囲まれ、山に囲まれているから、自然を崇拝し、自然にやどる神々に対する畏敬の念をまっている。だから他の人達にも寛容に接するのだとの考えは1面的であるのではないでしょうか?

◆”一神教VS多神教=西洋VS東洋??”

 多くの文明論的書籍に表現されている一神教と多神教の記述をみれば、まるで東洋と西洋との対比に置き換えて考えられているように私には感じます。そして大部分の論点は多神教、すなわち東洋の優位性が述べられています。とくに現在もつづく世界の 多くの紛争が一神教の他をみとめない姿勢にあるとして、今後世界は寛容の精神をもつ多神教に回帰すべきである。
 また世界の自然破壊はこれまた一神教の自然を支配する考えに起因する。だから環境問題解決は自然との共生を説く多神教の考えを土台にするべきであると主張しているのです。
 日本は明治維新以来一神教を基礎とした西洋化の道を進んできましたが、今こそ多神教の道を目指すべきであるなどの言説はまさに西洋文化と東洋文化に 欧米とアジアに置き換えて述べているように思えます。
 土着の宗教はべつにして、長らく一神教が中心のアジアの国、インドネシア(イスラム)とタイ(仏教)の国民性のなかにどれほどの寛容性の違いがあるのか一度調べてみたいと思います。


(引用終わり)

最近「敵を知り己を知ることが必要」スレッドで、「ワンネス」と言う言葉を廻り意見が交わされていますが、まさに「ワンネス」は多神教の世界観でなければ成就しないでしょう。

これからの人類は、一神教を卒業して多神教社会を目指さねばならないのではないでしょうか。

いよいよ、西欧文明から東洋文明への転換が求められている。


グッキーさん、私は、仏教の源泉、ウパニシャッド哲学は、好きですよ。
何も断定しないところ無理のない道理を感じます。
メンテ

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