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[1949] 第二の市民革命
日時: 2014/02/10 11:25
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:rpqFJqZA

民主主義とは寡頭制、君主制、貴族制、独裁、専制、権威主義と言う形態の対比語として捉えられる。
そこで我々は自由、平等の概念を持ち、それが制度的不平等、規制社会からの解放と捉えてきた。
確かに、統治のシステムとしては、その状況は担保されているのであろう。

しかしながら、実際の社会は政治と言う統治の形態と併存して経済のシステムがある。
民主主義と資本主義の概念が期せずして同じ時代に発祥してから、この両者は人間社会に浸透していった。
ところが、民主主義の概念、自由、平等と言うものが資本主義の展開と共に、知らず知らずの内に束縛されてきていることに大衆はあまり注意を払わなかった。

人間社会を捉えるのに、実際は民主主義とか資本主義の概念だけでとらえがちであるが、実は人間の利己心と言う性質(生まれながらに備わっている意志、無意志の内の行動理念)も人間の行動に対して大きな要素であってきたことを見逃している。
であるので、民主主義と資本主義と言う概念だけで人間の行動を把握するという試み、実態は必要十分な認識ではないのである。
最近、200年の歴史は、この民主主義と資本主義の概念を発見、発展させることによって従来の世界では考えられないほどの生きる上での解放感を手にすることができた。

その上に、科学技術の発達が人間生活にとって必要な有り余る商品を提供し、それを民主主義、資本主義体制の果実として受け取り、人類史上、稀にみる発展を遂げ、殆どの人間は民主主義、資本主義を万能のシステムとして疑うことをしなくなった。
しかしながら、一方で、人間の基本的な性質の一つ利己心と言うものが悪魔のようにこのシステムを侵略していることに気が付かなかったと言うか、軽視し続けてきた。

人間の利己心は、一方で、それがエネルギーとなり社会を発達させるものではあるが、一方で、際限ない利己心は、強欲、独占と言うものに変身し、周囲の人間を支配することになる。
民主主義の下にあるべき、自由、平等の形態が大部分の人々に担保されない状況が発生する。
もっとも、自由、平等社会の対比としての束縛、不平等の生活形態は、民主主義発生以前の封建社会では常としたものであった。
封建社会では、万民の等しい自由、平等の概念など、初めからなく統治者が求める規範に従って生活していたものである。
市民革命がはじまり民主主義と言う統治形態が現れて200年、少なくとも国民一人一人にとっては生活の苦労はあっても共に自由で平等だという気持ちの中で生活していた。

実際には貧富の差はあったとしても、それは前時代の遺物であったり、努力、能力に従い誰でも手に入れられるものと認識し受け入れてきた。それを自由競争と位置付けてきた。
それから200年、現代社会を分析すると、どのようなものなのであろう。
際限ない人間の利己心は、巨大資本を形成し、生産、流通の独占を図り、そのために人間自身の生活、活動を束縛するようになっている。

経済的な格差社会と言うものの実態は、もはや、民主主義、資本主義の概念としての自由、平等の機会を多くの人間に対して与えなくなってきている
封建社会で統治者の規範が、民衆に対して強制的に作用して決して逃れられないものであったように、現代社会で格差社会を作り出しているエネルギー、システムは、多くの人間を民主主義、資本主義の社会から疎外するようになってきている。
この様になると、個人に特別の能力、努力がない限り我々が期待するシステムの中には入れない。そういう形の階層が発生している。
そうしてその根源の原因を追究するとき、また我々は戸惑うことになるのである。
どこが問題なのか、何をすれば解消できるのか、その対象を見出すことにも問題があるのである。
丁度官僚が個人個人で見れば概ね善人のように見えても官僚機構と言うものが我々を虐げる怪物と化す様に、民主主義、資本主義と言う形態も、個人個人でみていれば居心地の良い楽園のように見えても、総体としての民主主義、資本主義はすでに怪物と化していることを認識しなければならない。

前時代の怪物は独裁統治者として見えるものであり、みんなが共通して認識できるものであった。
それ故に、批判もしやすく抗議もできた。
だが現代の怪物は目に見えるものではなく、その輪郭すら共有しがたい妖怪である
また、その妖怪の血は万民にも流れていて、妖怪を糾弾することは自分自身の糾弾にもつながると言う複雑なものである。
見方を変えて現代社会を見ると、国中、世界中の統治機構はすでに妖怪の支配のもとにあり、その手足を成敗しても妖怪自体に致命傷を与えることはできず、手ひどく反撃されることを覚悟しなければならない。
このような状況下、現代社会を再び変えるためには、民主主義、資本主義を興したときと同じように第二の市民革命が必要となるであろう。

具体的に現せば、アメリカでオキュパイ運動が起きているように、我が国でも格差社会が強くなってきているように、経済的な弱者と強者の問題である。
念のために断ると、単なる貧困の問題であれば、他の方法、つまりは福祉制度を見直すことで解決できる。
しかしながら、ここで取り上げているのは、基本的に現在の経済のシステムからはじき出されてしまっていて、どのように努力しても復活できない構造的な階層の分離の事を言っている。

これは貧富の問題ではなく、現在の資本主義の運営の仕方の問題でもなく、システムそのものの改変を求める改革である。
以上の事を、今回の東京都知事選の過程を使い具体的に検証してみる。
選挙の論議の対象が、反原発であれ、福祉の問題であれ、格差社会の上層に位置する都民は、現在の政治(システム)異を唱える必要性を認めていない。そういう階層は、保守的になり態々波風立てることに消極的である。
彼らも理屈では反原発が必要である筝は解っているであろうが、それよりもの既成の政治勢力を傷つけ自分たちの生活の基盤が脅かされることを恐れる。

選挙に行かない多くの人間も、政治に無関心な浮浪の民も、規制の政治を変える必要性を認めない結果となっている。
また下層で苦しんでいて改革を望むはずのものも、どこをどうすればよいか明確な指針を持たない。
下層、上層に関わらず、真実を見出し改革を訴える人たちもいて、その方向性を示すも、我が国はまだまだ余裕のあるつもりか動こうとはしない。

どちらにしても時期がくれば、概ね上層と言われる人たちと下層と言われる人たちの深刻な対立となるであろう。
その人たちが意識しなくても、そういう状況に追い込まれて行く。
生きる術を失った人たちが止むを得ず立ち上がる時期が来るであろう。
革命とは、そういう人たちが追い込まれ、激しく対立したときに起きるものではあるが、できればそんな悲劇は避けたいもの。
第二の市民革命は、その様にして起きるものではなく、予防的な処置として早めに起こすことはできないであろうか。
いずれにしても革命と銘打つには現状を打破できる理念の構築が必要であり、現在、それすらないのである。
人々は、まだ民主主義、資本主義を丸ごと信じていて、人間社会とは、そのシステムだけを思っていても成り立たないことを自覚するに至ってないのである。

人間の利己心と言うものが、己にとって甘美なものである筝に酔いしれ、同じ利己心の総体が、同時に自分を破壊すべく働いていることを見ようとしない。
我が国では民主主義の両面を見るどころか、民主主義、そのものが育ってないと言われる。
逆に、このことが幸いする可能性も秘めているのであるが。
また逆に、それ故に、何時まで経っても変わることができないか。

ともかく第二の市民革命が必要であるのではないか。
メンテ

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Re: 第二の市民革命 ( No.1 )
日時: 2014/02/23 00:28
名前: 北の国から ID:MC4/1nVo

 第二の市民革命は必要です。また、それほど遠くない時期に起こると思います。
 この革命の目標ははっきりしています。
 「日本は、アメリカの支配から自立する!」。

 もちろん武装蜂起は無理。自衛隊も警察も、市民の側につく可能性はほとんどないからです。

 それでは、選挙で国会の力関係を変える?
 これも、ほぼ不可能です。

 マスコミも知識人も、ほとんど権力に巧妙にくみこまれているだけでなく、「アメリカから
自立する」とういう目標をやりとげられる政党が無いからです。

 それでは革命の性格はどんなものになるのでしょう?

 それは、いくつかの地域から(政治的に)東京の政府を包囲して、多数派を形成していくと
いう道筋です。
 その地域は。
 運動をひろげ、その地域で最初に「市民革命の地方自治」を実現できる可能性のある場所。

 沖縄県(米軍基地撤去のたたかい)。宮城県、岩手県、福島県(震災の誠実な復興と、原発
ゼロ)。京都府(憲法の改悪と、大企業優遇阻止)。
ともかく、全国からさまざまな形で、この5つの府県の運動を強力に支援して「地方からの市
民革命」を宣言するのです。

 マスコミ(全国ネット)への対策は、抗議電話、抗議電話を強力に展開します。

 そして、この「市民革命」をどこで指導し、調整し、コンプライアンスなども含め作戦を立
てるのか。政権を(合法的に)奪取した後のシステムなどの精密な設計など。


 基本的には、ITの媒体を効果的に活用するしかないのでしょうが、これはまだ研究中です。

 専門的な力量も結集しなければならないでしょう。




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Re: 第二の市民革命 ( No.2 )
日時: 2014/02/24 12:06
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:vht3DmI2

北の国からさん、
過激派!の立場から、私の意見を追加します。

>第二の市民革命は必要です。また、それほど遠くない時期に起こると思います。

残念ですが、このままでは当分(30年)は起きないでしょう。
起こすとすれば、革命(共産主義革命ではありません)の分子が2〜300人地下にもぐり、全国の組織を連携させて行かねばなりません。
NET情報は、もちろん有力な手段ですが、道具にすぎません。
この地下分子には、気持ちだけは私もなっても良いと思っています。

>この革命の目標ははっきりしています。
>「日本は、アメリカの支配から自立する!」。

これも問題です、アメリカと言う言葉にユダヤ資本の意味が込められていると思いますが、それでは革命の対象として具体的な目標を提示できているとは言えません。

民衆の放棄には、もっと別のものがいるでしょう。
そうかと言って、現在明確な対象を特定できません。
まあ、だから「アメリカ」と言う言葉が出てくるのでしょうが。

過去に山谷暴動、釜ヶ崎暴動がありましたね、私は、それの全国版でも起こさねば革命は起きないと思います。
そこまでやれば、当然体制側の弾圧は避けられないでしょう。
世界の各地で政権を交代させるような暴動がありますが、そこに出ているように日本でも千人単位の死者が出るような暴動の末に革命が起きるのではないかと思います。

30年の間に、ワーキングプア5000万人、自殺者10万人、窃盗殺人は日常化、無差別殺人も頻繁に起き、ホームレスが街にあふれるようなると革命の環境が整ったと言えましょう。
また、その時には必ず革命の志士も何百人と出るでしょう。

しかし、こうなる前に、何とかしたいものですね。

メンテ
憤怒の川を渡ろう ( No.3 )
日時: 2019/02/11 01:13
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:WZ2zNSJ6

その昔、革命とは独裁者を相手に庶民が反旗を挙げたことです。

フランス革命
ロシア革命
清教徒革命
アメリカの独立戦争
トルコ革命
等〃

中には壮絶な戦いがあり、不成功に終わったものもあるでしょう。
現代社会は、民主主義の結果と言いますか、北朝鮮の様な国家を除き倒すべき独裁者はいません。

ですが、多くの国民は経済的に虐げられています。
直接の弾圧こそありませんが、社会の富裕層と貧困層の格差は広まり、封建時代の貴族と庶民の様相を呈してきています。
何が、このようにさせてきたかは明白で、グローバル化を至上とした経済のシステムです。

社会の大きな変革は、このシステムを打ち砕かねばますます格差社会は広まるばかりです。
ですが、問題は、どうすれば打ち砕けるか(革命が起こせるか)です。

これが問題でして、対抗すべき相手がいないのです。
不満はあってもなすすべがないのです。

これが民主主義なのです。
では、民主主義を否定してみましょう。
富者と貧者は別の種族としましょう。
種族対決はすぐに始まります。

そうです、現代S社会の革命の相手は、同じ市民なのです。
種族が違いと言っても、誰でも種族を替える機会もあります。

この様な複雑な関係で革命を起こすなど並大抵ではありません。
ですが、我慢をし切れなくなればいずれ革命は起きるでしょう。

第二の市民革命として。
倒すべき棟梁がいないだけ、凄惨なものとなるでしょうね。

私は思うのです。
実際に革命を発動しなくても、革命前夜の様相は、社会を変えることにもなるのです。
そのためには、民主主義というしがらみを断ち切って、構えるべき相手に身構えるのです。

そう!

もっと平易に言えば
怒りを見せるのです。

多くの人が憤怒の川を渡り始めると、大きなものが動くのです。


メンテ
Re: 第二の市民革命 ( No.4 )
日時: 2019/02/11 16:54
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:WZ2zNSJ6

未だに野党に期待する人が多いが、そうではない。

もはや与党も野党もないのである。

反安倍、反安倍と騒いでいるが、

安倍を引きずり降ろして問題など解決できない。

奴ら政治屋自信腐りきっていて、国家、国民を導く気持ちなどない。

怒るべきは、そうした政治の現状である。

政治の有り様すべてにNOを突き付けるのだ。

政治が変われば、公務員も変わる。

安倍だ反安倍だ!

安倍がそうした、枝野が何を言ったなどと遊んでいるのではない。

現状の政治の有り様を云々している間は、公務員は高みの見物。

さあ、そういう状況に怒りを発しようではないか。

既成の政党、政治屋共に頼らず、一から国を作り直そうではないか。

国民の怒りが政治を、社会を変えるまで、

心して憤怒の声を挙げようではないか。

態度で示そうではないか。

子や、孫のために。
メンテ

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