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[2025] 行政不服申し立て
日時: 2014/06/23 18:03
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:m5FgfBrI

「当代世間騙し装置」スレッドで互いに行政の有り様に文句を言ってきました。
そのついでに「伝家の宝刀」、
これが怪しいのですが、紹介しましょう。

行政のやる事について文句を言いたいときには、行政不服の申し立てが出来るようになっています。
平成23年度の実績で、行政不服審査法にのっとった、国を相手の行政不服申し立ては、30000万件を少し超えています。同じく地方行政にたいするそれは、18000件余りあります。

その多くは社会福祉関係が最も多く、税法、出入国管理法などに関するものなどです。
そうして受理されてから最長でも1年位の間に結論が出されています。
多くは棄却、却下であり、平成23年度は、国を相手の行政不服審査で内容を容認されたのは10%、地方行政相手のそれは、2.8%です。

そもそも行政不服申し立てが起きるのは、概ね行政の裁量権に基づく判断に対して起こされるものです。

行政裁量 とは、行政行為をするに当たり、根拠法令の解釈適用につき行政庁に許された判断の余地。
伝統的解釈では、自由裁量 (便宜裁量) と法規裁量 (覊束裁量) に分けられ、後者については司法審査が及ぶと考えられてきた。しかし、近時においては、区別は次第に重視されなくなり、行政事件訴訟法30条は、裁量行為であっても裁量の逸脱や濫用があれば、取り消すことができるとする。

満天下さんの例でも、私が言っている場合でも、行政の人間は、ほとんど自分がやっていることは法令に従っていると言う一点張りです。
ところが、その法令と言っても基本的な理念は言っていても、個別の細部になると行政の裁量権によるものが多いのです。
ですので場合によっては覆されることもあるし、行政の間の食い違いも発生するのです。
それを指摘して追及すると、結局はたらいまわしにされるのです。

厳密に法文にのっとるだけなら、その場で正解が出されるはずです。


行政訴訟とは、行政事件に関する訴訟のことである。公権力の行使の適法性などを争い、その取消し・変更などを求める訴訟等がある。
このうち行政裁判所が裁判するものを「行政訴訟」、司法裁判所が裁判するものを特に「行政事件訴訟」と呼ぶこともある。 現在の日本国憲法下では、すべて司法裁判所によって裁判される。
大陸法系諸国では、裁判所とは別個に行政裁判所が設置されることが多く、明治憲法下の日本でも明治憲法第61条により、「行政裁判所」が設置されていた。現行憲法においてはこれが廃止され、司法機関としての裁判所が一切の法律上の訴訟を裁判すると規定された (裁判所法3条 裁判所の権限)。

その行政訴訟は、次の様に大別される。

1.主観訴訟 個人的な権利利益の保護を目的とする訴訟
2.客観訴訟 客観的(非個人的)な法秩序の適正維持を目的とする訴訟


行政事件訴訟法制定の経過を見ると、被告としての行政は公益遂行を目的とするものであり、公益のために私益を枉げることはやむを得ないという思想が根本にあるから、その根本の思想に忠実に従う限り、原告の不服は理解できても、私益によって公益を枉げることはできないことになり、結局、軽々に行政処分を取り消すことはできないことになりがちである。

まして行政処分の無効を確認するということは余程の場合でなければ出来ないということになった(旧来の重大かつ明白性の理論)。行政処分が違法であるかどうかは、行政庁の事実認定の是非の判断が根本になければならないが、現行法では、行政庁の裁量に属する処分については、裁量権の濫用があるか又は裁量権の埒外の問題であると判断されない限り、裁量処分の取り消しができないことになっている(行政裁量論)。
 
この様に、行政不服申し立てをしても、それが認められるハードルはかなり高い。
ですが、行政裁判所を無くし、一般的には行政不服申し立てと言う概念すら流布し無いようにしていることは問題であり、仮に訴訟に及んでも中半跏な利便を求める気持ちでは行政に押し切られてしまします。

弁護士を雇い徹底的にすればいいのですが、ここにまた都合の悪いことがあります。
行政不服申し立てに親身で応じる弁護士が非常に少ないと言う事です。
私も私学の制裁に関する裁量の問題で弁護士を訪ねたことがありますが、文部科学省の判断にまともに対峙する気は毛頭なく、そんなものだ、無理だ、実際は変わらないの一点張りでした。
弁護士に会った時間が勿体ない。

ですので行政を相手に闘争する手段はあるのですが、余程の覚悟であの手、この手から攻める事ですね。

これは、碇さんが訴えておられる、医療過誤の問題追求にも同じことと言えるでしょう。
メンテ

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老人医療の問題 ( No.1 )
日時: 2015/01/13 12:04
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:Dk775hBg

最近体験した話です。

私の母親は95歳になり、便所だけは歩行器を使い、どうにか自力で行ける状態です。

その母親は随分と前から緑内障と診断されて目薬を常用しています。
同じ症状なので、診察には出向かず家族のものが薬だけを貰いに行っていました。

病院側としては診察せずに薬だけを発行することは認められていないようです。
もちろん、そのこと事態には立派な理由があり正しい判断なのでしょう。

ですが母親を病院へ連れて行くとなると大変です。
先日、私の家内が何時もの様に薬をもらいに行くと、担当の医者が言うことには、半年以上診察を受けてない患者には薬は出せないと言う。

今回限りは少しだけ出して起きますと言ったそうです。
次回からは、どうなるのかと医者に聞きますと、そう言う患者は、病院へ来なくなると平然と言ったそうです。

診察にくることもできず、困っている患者の事を、来なくなったと、平然と言って済ます、医師の頭をぶん殴ってやりたい気持ちです。

また、診察を受けないで薬を買うと言うことは通販で買うようなものだとも嘯いていた様です。
法律だと言われれば大概の人はおとなしく引き下がるでしょう。

帰ってきた家内からそれを聞いた私は少し違います。
早速、その病院、京都府立病院へ電話をかけ、医事課の課長相手に次の様な問答に及びました。

家内が聞いた様な規則があることは解る。
しかしながら私の母親は具体的にどうすれば良いのか。

同じことは民間の病院でも起きることであり、その態度は医師の道義的なものとして受け入れざるを得ないであろう。

日本の医療システムと言うものは、年老いて自力で動けなくなれば医療の対象から外すと言うのか。
薬の服用をやめさせて、盲目になる心配をさせながら死を待てと言うのか。

続いてその課長に叩き込みました。
最近、民間では昔の様に往診してくれる医師が出ている。
民間でさえ、このような状況に対応しているのに、税金を使って維持されている公立病院が患者(府民)に対してとる態度であろうか。

法令が問題ならば法令を改正する術もあるであろう。
往診できる民間良しと連携することもできるであろう。
府立病院として、この問題に対する方策は考えているのか。

こちらとしては対策がない訳でもない。
早速、救急車を呼んで病院に乗り込んでやろうか。
消防署には、救急車を呼ばざるを得なかった経緯は十分に説明する。

最も、消防署も公務員、互の傷をかばい合うこともある。
要するに、この問題の解決として地域のみんなに救急車活用を訴えてやろうか。

と捲し立ててやりました。
相手は平身低頭の態度でしたが、私もそんなものには騙されません。

念のために皆様に言っておきますが、どの法令にも例外規定があり、その事例ごとに裁量権で法令に従わずとも良いことになっています。

担当者を、そこまで(例外規定の適用)追い込むには相当の粘りと恐喝的な態度が必要で、多くの場合、これを個別に引き出すのは大変です。

生活保護の問題でも、公務員はその裁量権を特権だと思い込んで自分の権力を守りたがります。

今回、私は、そこまではせずに、言いたいことだけを告げて、あっさりと引きました。
何となれば、民間の眼科もあり、そこでは待合時間も短くて済、何とか母親を連れて行ける目処があるからです。

ですが、この問題は眼科の問題ではなく、全ての病状に関連します。
実際に診察が受けることを諦めている人も沢山いるでしょう。

とりあえず、なにはさておき

こう言う場合は、何度でも救急車を呼ぶことにしましょう。
全国的に、それが流行らないかぎり行政は動かないでしょう。

官僚の下僕、国会議員などは相手にせずに実力行使をしましょう。



メンテ
Re: 行政不服申し立て ( No.2 )
日時: 2015/01/13 14:11
名前: 北の国から ID:fi4EhNcU

 天の橋立さん。
 少しでも「患者の立場」を考えている医者、医事課長ならば「往診の検討」とか「電話による再診(72点)」、
「訪問介護制度による通院介助」などについて、患者さんのご家族と相談をするものです。(また病院にはそうした
担当も配置しているはず)

 このような患者や家族の具体的な生活や都合を考えずに「とんでもない暴言」を平気ではく医者は、まだまだ少なく
ないようです。

 「困っている人がいるなら、なんとかしよう」と考えるのが、本来のまともな医療従事者であるにもかかわらず、医
療の制度すらよく理解できていない、制度そのものの意味が理解できていない、ということももちろんあるのでしょう
が、このケースはたぶん当該医師が「病人相手の仕事をしている」という基本的な(社会的視点をもった)教育からな
んら学ばずに医者になってしまったということのような気がします。(そのことについて医事課長も十分しっていると
思われる対応だとも思います)

 あの、京都の府立病院が、こんなレベルの対応というのは驚きではありますが、根本的には「社会的な視野の欠落」
している医師が、国公立でも民間でも雇わざるを得ないという「医師政策」の問題であるような気がします。

 このつぎに薬を処方してもらうときには、外来看護師に「通院がたいへん困難」であることを話「患者さん(お母さ
ま)」の症状等について話、適切に処方してもらうか、往診している医療機関に往診を頼むと適切な処方が得られると
思います。

 ボクの住んでいる地域も、大きな市立病院は一番不親切という評判です。
メンテ
Re: 行政不服申し立て ( No.3 )
日時: 2015/01/13 19:07
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:Dk775hBg

当地にも良心的な病院もあり(病床300近い)、その院長の人格で、例えば例の国民健康保険、被保険者資格証明書を持っている人に対して、申し出れば診察費のことについて相談を受けると言う張り紙を出しているところもあります。

前にも書きましたが、この病院は夜間診療も行っており、勤めで通院が出来ない人にも便宜を計っております。

健康保険被保険者資格証明書とは、国民健康保険が払えない人から保険証を取り上げ、代わりに被保険者資格証明書を渡し、とりあえずの診察費は自己負担にさせておき、後日、被保険者資格証明書の提示とともに役所に請求をすれば医療費を出すと言う制度です。

保険なしで医者にかかろうとすることが、どれほど恐ろしいか、風邪を引いた程度でもたちまち1万円は必要です。
精密検査が必要な治療になると、もう10万円は用意しなくてはなりません。

毎月1万円程度の保険料が払えない人間に対応できるものではありません。
その様な人は、結局病院へ行くことはできません。

冒頭の記事の様に弱者切り捨ての行政です。
私は常々、その病院の院長を尊敬しています。

大事な地域病院です。
メンテ

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