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[25] 食料鎖国論
日時: 2013/11/24 21:58
名前: 天の橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

食料鎖国論の目的は食料の自給率を確保することではありません。
グローバル化に取り残されたり、生産技術の発達で職場をなくする人たちの受け皿として農業、漁業を確保すると言うものです。

ですから自民党の言うように、農業を大規模化することで食料自給率を上げるのではなく、出来るだけ多くの人が従事できる環境を整えることです。

でも実際には農地の問題や、農業がそんなに甘くはない仕事と言うことです。
そこで考えたのが国営農地の開発です。

鉄筋コンクリート製の農地を全国に作ります。
其処には灌漑設備も、関連の倉庫、その他の施設を作ります。
農機具類は共同で仕えるようにしておき、ところに拠ってはビニールハウスの機能も持たせます。

施設さえ整えば、水耕栽培やいろんな新しい農業が出てきます。
最近では、LED照明の色を組み合わせて作る野菜工場もあるようです。

農作業の集約化と技術開発により、アメリカでやっているような飛行機で種を撒く農業に対抗しようと言うのです。

そうして、食料自給だけでなく、品質の良い食料を輸出することも視野に入れてもよいのではありませんか。


でも実際は言うが易く、実行するのは至難の技です。

こう言う農地を格安で農業を目指す人々に賃貸するようにします。
ところで、そのための経費の試算ですが、これが成立しません。

現在、日本では1町歩(約10000u)の農地を持つことが一人前となっています。
一人で耕作するにも適当かと思います。

その農地をせめて年間50万円くらいて賃貸したいのですが、10000uの鉄筋コンクリート製の農地を作るのに最低でも5億円はかかると思います。
無利子で償還するとしても、単純計算で1000年かかってしまいます。
せめて200年で償還する計画を立てねばなりません。

そうかと言って年間の賃料が250万円では、それに見合う売り上げなど、どのように考えても不可能です。

米作を全てとすれば、8俵×20000×10(反=1000u)が相場で160万円にしかなりません。
米作は半年のことですので畑も併用しても予想される収穫はどんなに頑張っても300〜400万円くらいでしょう。

農業で楽な生活は出来ないことは解っているといっても、これでは食べては行けません。
最初の予定通り、年間の賃貸料は50万円くらいにしなければなりません。

さあ、
どうすれば、良いでしょう。

断っておきますが、私は回答を持ってはいません。
何かアイデアはないものでしょうか。
この条件がスタートなのです。

ですが、決して夢物語ではないのです。

国家が100年かけて取り組む大切なテーマではありませんか。
メンテ

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Re: 食料鎖国論 ( No.1 )
日時: 2009/08/25 13:09
名前: 天の橋立の愚痴人間


旧掲示板で食料自給と言う事に絡めて議論をしたことがあります。
その一部を紹介します。


□投稿者/ 霞 拳志郎 -(2006/10/10(Tue) 12:54:39) [ID:C5KqUU7t]

Res1
引用
 米は100%自給できるでしょうけど、ほかの作物はどうかな?  米以外は70%前後しか自給できないのでは? つまり30%ほど不足。 少子化で人口が半分程度に減少したら、すべての作物は100%自給可能でしょう。
- 2006/07/23(Sun) 19:35
 



■735  食料の自給自足について! 

□投稿者/ 富樫勝夫 -(2006/10/10(Tue) 12:55:37) [ID:C5KqUU7t]

Res3
引用
現在の日本では食料の自給自足は出来ていません。私も確かな数値は定かではありませんが、自給自足率は全体で40%はないと思います。霞さんが言うように米だけは100%ですが、その他の食料は30%もないと考えています(数年前、29%という数字を雑誌若しくは資料で拝見した記憶があります。)。そのためトータル40%弱だと推定しています。

日本は明治初期まで人口約3000万人程度、戦後直後で約7500万人程度、現在12500万人程度となっています。いくらバイオ技術が発達したとしても、物理的に考えると日本は国土に占める山林が多く、また人口密度から考えると国土が狭いため、日本の自給自足の人口は4000万から5000万程度が限度でしょう(米以外の自給自足を負考慮)。そのため、製造業が”物”を売り、その金で海外から食料を輸入し、現在12500万人食っていけるものだと私は思っています。

しかし、今後それがますます難しくなるのが現状です。といいますのは、作物の収穫には”土地”が必要であり、魚を取るのは"漁船”が必要です。サラリーマンと異なり、農家や漁業などの場合は"固定資産”を大量に持つことになります。漁船や土地などは”固定資産税”という税金がかかります。さらに漁船などは"登記”が必要であり登記にかかる費用などもあります。この固定資産税は農家にとって非常に負担が大きく、(場所にもよりますが、1haで税金が年間100万円程度若しくはそれ以上の農地もあります)食料の売却でこの固定資産税をまかなえない農家や漁業の人たちがたくさんいます。さらに労働の割には収入がありません。それは自分の周りに農家がたくさんいるため会話の内容から良く分かります。政府は戦前”敵に糧を求む”という精神で食料に苦労していましたが、現代では飽食時代に入り当時の苦労や教訓が生かされず、怠慢行政でどんどん農家を苦しめているのは事実です。
せめて農地や漁船に対して固定資産税を一定以上掛けないとか、農業収入に対してある一定以上所得税、住民税を減らし、継続的に農地を行うときに限って農地不動産の譲渡所得税を考慮するなどの対策をしない限り、ここ20年程度で食料自給率は20%台(トータル食料)になるものと推測します。

以上が私の私見ですがどうでしょうか?
- 2006/07/24(Mon) 11:10
 

メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.2 )
日時: 2009/08/25 13:11
名前: 天の橋立の愚痴人間

□投稿者/ 天橋立の愚痴人間 -(2006/10/10(Tue) 12:56:40) [ID:C5KqUU7t]

Res5
引用
続いて意見を述べさせていただきます。
それが全てではありませんが、地域の基幹産業の一つとして、農業、漁業を復活させることのより、地域の生活環境を変えてゆく。今の食料輸入の実態から見れば、2倍とまでは行かなくても、6割7割増しの生産が始まる。それに従事する人が地方に集まる。地方に分散できる業種の企業も少しはお出でいただく。老後の生活を自然の中で送りたい人々も歓迎する。人が集まれば、商業も活発になる。インフラ整備も必要である。建設業も活性化する。

地方ばかりを良くすることが目標ではありません。現代の経済システムが持っている、グローバル化、生産組織の巨大化に対して、経済の理屈だけでは、その弊害に対応できる方法が見つからない。グローバル化の行き着く先は、過度の競争に打ち勝つ層とはじき出される層に分かれてしまう。はじき出された層の救済は社会保障などでは到底出来ないくらいの規模となる。

ここでは、グローバル化に巻き込まれない社会の部分を構築することが目的です。農業、漁業を復活しても、グローバル化に勝ち抜いた層ほどに経済的には恵まれなくとも、豊かな生活は出来るのではないか。全てを貨幣の多寡で換算することのみが幸せでないことも省みなくてはいけません。200年続いた資本主義の理念もここらで反省しても良いのでは。

資本主義の全てを否定することも正しいこととは思いません。私の試案は、食料生産の部分にかぎり、若干の統制経済の理論えを取り込むことで、「格差社会が云々されてきた」様な資本主義体制の弊害に対処しようとしています。現在起きてきている格差の問題は、安倍氏の言っているような、チャンスの問題ではありません。現実に、地方の企業や、都市部でも経済の本流に乗れない企業の先行きは全く目度が立ちません。それでも結構にはやっているとしても、本流の企業との格差は広がるばかりです。やがて社会の深刻な対立構造まで発展すると思います。

農業、漁業の自給化は単なる仮定の問題ですが、十分考慮の必要があると思います。慣れ親しんだ既成の概念に囚われる事無く、新しい形を考えねばならないと思います。我が国の改造計画の田中首相以来、2、3のものが出てますが、あくまでも既成の産業育成を主眼としたものばかりです。それにも風穴を開けたく思います。

我々が、本当は政治が、考える事は沢山あると思います。少し長くなると思いますが、日ごろ考えていることを一挙に訴えて見たいと思います。今日はこれくらいで失礼します。
- 2006/07/25(Tue) 13:58
 

メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.3 )
日時: 2009/08/25 13:13
名前: 天の橋立の愚痴人間

□投稿者/ 天橋立の愚痴人間 -(2006/10/10(Tue) 12:57:06) [ID:C5KqUU7t]

Res6
引用
この投稿を始めて見たものの、すでに相当のプレッシャーに悩んでおります。
さて、申しております、食料生産の自給の体制が何十年後に出来たとします。都市部への食料供給のシステムも構築しなければなりませんが、出来るだけ地域の沿った生産と消費のサークルを主体とします。専業農家や漁業で生計を立てられる世帯を増加させる。またその業務を遂行するための機械、器具や船などを供給する必要が生じます。地域の流通の為の運送も新たに必要となります。

その数量的推定を行う前に、もうひとつのアイデアを紹介します。都市部の御活躍された方の中で、老後は田舎で自然と共に生活したいと望んでおられる方は少なくないと思います。その方たちを出来るだけ多く、用意に受け入れられるようなシステムを構築します。今よりも沢山の方に、地方で生活していただく事で、地方の経済圏、生活圏を確立します。この分野は、グローバル化の波を極力受けないような内容で構築します。それでも経済が成立つ工夫も出来るでしょう。

次に、数値的なもので様相を説明します。
建設業に携わる労働人口は現在 670万人  これを720万人に引き上げる。
農業に携わる労働人口は現在 330万人   これを500万人に引き上げる。
畜産業に携わる労働人口は現在 13万人   これを20万人に引き上げる。
漁業に携わる労働人口は現在 23万人これを 40万人に引き上げる。
農業、漁業の増産、流通の為に発生する各業種の新たな就労者
  これを 50万人と推定する。
都市部から地方へ移住される人の推計を 500万人として、上記の労働人口を生む底支えとする。
以上で、新たな就労者を 340万人生み出す。従来の同業種の就労者を含めて、関係する就労者は 1330万人。食料自給と老人の地方への移住を促進することで、1330万人の労働条件が安定する。現在の我が国の就労者は 6400万人、将来、少子化などで、5000万人位にはなると推定する。こうすれば、1/4強の底辺の労働者の環境が確保できる。あとの方は、公務員になるなり、グローバル化の中で遣って行ける優良企業に御世話になればよい。

私の主張したい、大筋であり、結論ですが、数値的にも独断と偏見ばかり。なおかつ種々の問題も発生してきます。今日はこれまでといたします。
- 2006/07/27(Thu) 23:11
 
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.4 )
日時: 2009/08/25 13:14
名前: 天の橋立の愚痴人間

Res7
引用
結論らしきものは前回に述べました。では、食料の自給の体制をするとしてそのメリット、ディメリットについて考えましょう。

(メリット)
1 直接的には200万人位の専業就労者を創出できる。
1 同時に地方への老人を中心とする移住により、建設業、流通業などが拡大し、関連の業界に新規就労者が50万人位は創出できる。
(注 1)
建設業、農林水産業及びサービス業は、比較的グローバル化、集約化の影響を受けないですむ業種である。その総体は1300万人を超える規模である。これを積極的に育成確保する。
(注 2)
大量生産を第一の目的としなくても良いから、中小零細企業が取り組み易い業種である。
1 食品の安全管理が容易である。
1 国土の保全にも有効である。
1 人間にとって始原的な労働の機会が増え、青少年の心の育成にも有意義である。
1 老人を中心とする、地方への移住を推奨する事により、生活中心の国土計画が必要となり、都市集中型の弊害を緩和できる。
1 貨幣が全てと言った、価値観を是正して、人間性を取り戻す発端になりえる。

(ディメリット)
1 家庭の食料費が上がると予想される。
1 輸出入のバランスが崩れ、工業製品の輸出が困難になる傾向がでてくる。

(問題点)
1 一部であっても統制経済のシステムを導入することになる。
1 上記に関連することであるが、自由経済の理念を矯正することは、民主主義の考え方にも是正を必要とする。民意的にもその問題を克服しなくてはならない。
1 国土の狭い我が国で、必要な用地の確保を考えねばならない。

「結論」
あわただしい論理で結論とするのは恥ずかしいが、要は、試みを提案したいのです。
近年、ますます盛んになってきている、労働集約型産業の増大、大資本によるグローバル化の動きなどが経済の主流になってきています。それらに取り残される階層が段々はっきりとしてきました。資本主義の原理には、そのものたちを救済できるシステムはありません。世界的な情勢も資本主義の世界が後戻りすることなど考えられません。そこでその体制に新たな理念を取り入れようとするものです。これは我が国だけのことでなく、世界的にもそれぞれが、地域にあった工夫を凝らして取り入れなければならない要素と思います。世界を含んだ、一直線の経済システムが限界に来ていることを認識しなければなりません。地域分散型経済のシステムも取り入れねばならないと思います。本論はこれに対する幼稚な提案と御承知ください。
私の主張は終わりです。沢山の御意見を御待ちしています。
- 2006/07/28(Fri) 16:01
 
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.5 )
日時: 2009/08/25 13:18
名前: 天の橋立の愚痴人間

http://6410.saloon.jp/modules/bluesbb/thread.php?thr=712&sty=2&num=1

以下は全文、他のサイト(老人党)の記事の中で、農業問題に関する基本的認識の為に役に立つと思いましたので転載します。


1 【6549】誤解だらけの農業問題
原口 隆志 2009-8-25 7:05:08 New [返信]

  佐賀県在住 農民作家の 山下惣一さんの論稿 転載いたします。農林漁業の再生 どの党も いいことばかり云っていますが、
 事の本質 わきまえていないように思えます。

  山下惣一:「誤解」だらけの農業問題(2)
 「農業は過保護」というのは私たち農家が一番アタマにくる「誤解」ですね。くどくどと弁解はいたしません。私の質問にひとつだけ答えてください。「それほど大切に保護されている農業をやる人がいなくなるのはなぜですか。保護される側から保護されない側へ雪崩をうて移っていくのはなぜですか?」さ、答えてください。

 「農業の産出額はGDPの1%程度だから農業が無くなったとしても日本経済からみればたいした問題ではない」こう主張する経済学者がいます。つい数年前、FTA(自由貿易協定)EPA(経済連携協定)推進ムードのころに農業が足枷になっているとして盛んに喧伝された論です。いづれまたむし返されることでしょう。こういう主張をするアホな経済学者が世間に通用し、それを信じて農業を「誤解」する人が多いことが私には信じられませんね。ちなみに同比率の国際比較ではアメリカ・ドイツが0.9%、イギリスは0.8%です。

 まぁ、そんなわけで農業・農村の実態を知らないただの無知からくる誤解なのか、曲解なのか、それとも意図的な攻撃なのかはともかくとして、この国の農業は国民の誤解の大海の中で溺死させられているのです。


「農業構造改革による零細農業からの脱却」という最大の幻想

 そして、最大の誤解、錯覚、幻想は国の農業政策の方向だと私は考えています。いったい農業をどうしようというのでしょうか。

 「農業構造改革による零細農業からの脱却」というのは日本の農政の長年の悲願です。零細農家が多いために兼業化、高齢化がすすみ自立も産業化もできず国際競争力もなく補助金頼みにならざるを得ないというわけです。

 日本の農業が零細なのは日本の国土のせいであって農家の責任ではありません。飛行機の窓から眼下の風景を見てください。山また山のつらなりで、国土の7割近くが森林、山林です。山と山との間を川が流れ、川沿いに水田と民家が並び、やがて河口の平野と都市につながる。国土に占める耕地面積はわずかに12.5%しかありません。北海道や八郎潟など一部の地域を除けば日本の農業は自給農業だと私は考えています。売るためではなく食うための農業です。

 だから昔から日本の農家は農業生産だけでなく、山仕事、炭焼き、わら細工などもやって、これを「副業」と称したのです。日本の伝統工芸のほとんどは農家の副業から始まったといわれています。このようにカネもうけではなく、暮らしを目的としてそれに必要なことは何でもこなす人のことを、私は自分もそうありたいという願望をこめて「百姓」と呼ぶのです。

 日本の村社会はいまもなお基本的に血縁関係であり、何百年も同じところに住み続ける定住社会です。住んでいるのは「百姓」です。高齢化した百姓衆が村を支え、乏しい年金をつぎ込んで、赤字の農業を守っているのです。農家が農業を守っているのが実感です。その根っこ、核、コアとなっているのは稲作に使う「水」なのです。田んぼは個人の所有ですが、水は個人のものはなくみんなの共有財産です。この水の共同利用こそが日本の農村の土台でもあり、畑作農業地帯とは異なるところでしょう。何よりも公平、平等、和が尊重されないと維持できない社会で個よりも集団が優先します。たとえば溜池の水を落とす、川の井堰で流れをせき止めて田んぼに水を入れるなどの日を決めるのは総意であり、個人の自由は許されません。つまり、一人の百歩ではなく、百人の一歩前進がルールです。
 経営規模の大小というのは個人の立場での話であって、集団でみれば全体のパイには変わりはないわけで大した意味はないのです。

 集団内ではゼロサムゲームですから一方に大きくなる人がいれば他方に小さくなる人が出る。そういう変化は好まないのです。人がいなければシステムそのものが維持できないからです。ですから、農家はやり方が下手だから農業がもうからないのではなく、もともと「もうけ」を目的としていないのです。私が尊敬する百姓の大先輩は、若いころ世襲に際して父親から「いいか、大きくなるな、小さくもなるな」と教わったそうです。これが村の論理なのです。

 長い間農政が進めてきた「構造改革」は「村こわし」「村つぶし」なわけでその結果生まれたのが、「限界集落」です。農家の数が減って、残った人の経営規模が大きくなるどころか、結局みんな滅びるのです。

 つまり、日本人の風土にアメリカ型の単作、単品専業モデルを導入したことが、とりわけ戦後農政の誤りではなかったのでしょうか。

 一例をあげれば畜産です。構造改革が進んだ分野で、小規模農家が淘汰されてどんどん大型化しています。それ単体ではロットが多いことが合理的でしょう。しかし、飼料用のトウモロコシだけで毎年1200万トンも輸入して食糧自給率低下の主因となり、糞尿は産業廃棄物として日本の環境に放出、処理されているのです。地球規模でみれば資源の一方通行であり、輸出国は国力の喪失、輸入国は汚染の輸入という構図で、こんなやり方が何百年も続くのでしょうか。これを逆に小規模にすれば里山や田んぼの稲わら等の地域資源で飼育でき、糞尿は貴重な有機物として活用する循環型社会となるのです。

 いま株式会社の農業参入が注目されており国はその方針のようですが、これはあくまで部分的、限定的と考えるべきでしょう。農林業の本体ともいうべき全国津々浦々の農山村の家族農業が担っているものをそっくり肩替わりするという話ではないのです。問題の本質は「本体」をどうするのかということです。「誤解」のないように願いたいものです。
(「熱風」2009年7月より)

>>「誤解」だらけの農業



メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.6 )
日時: 2011/07/01 09:30
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:52nF3jHs

随分と以前に書いたものですが、過去ログへ入りそうなのでUPしておきます。
メンテ
*バカになる方法* ( No.7 )
日時: 2011/07/01 11:07
名前: 山西一郎

無意味な投稿でしたので削除しました。

西山一郎様
節度をわきまえて下さい。

管理人 安楽庵
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.8 )
日時: 2011/07/01 11:35
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:52nF3jHs

山西一郎

わざわざ、人のスレッドに毒づくだけに登場するなら、個性は個性として放置することは出来ない。

すぐさま、このレスを削除せよ。
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.9 )
日時: 2011/07/01 23:36
名前: 北の国から ID:p8.G4boo

 山西一郎さん。
この掲示板は、ご承知のように、右だろうと左だろうと、反論しようが、馬頭しようが、「議論にさんかする」という(この掲示板の)最低の良心的レベルで、多くの人が参加しているわけです。また「本当のことを勉強するきっかけ」になっています。
 ところが、あなたのレスポンスのほとんどは、たとえば7月1日11時07分の「馬鹿になる方法」などをみると(たぶんだれがみても)、客観性、根拠が全くないだけでなく、議論や掲示板参加者への良心のかけらも(だれがみても)みられないのですよ。
 山西さん。おちついて鏡をごらんなさい。
メンテ
こういう発言をする人も出てきました。 ( No.10 )
日時: 2011/09/17 10:22
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:9KKidE2c

http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/dc3fecc264015c16caf8e4bea9b3ef58

「世相を斬る あいば達也」

グローバル経済は多国籍企業の亡き骸 案外「鎖国政策」が日本を救うかも


  なぜ野田佳彦が、実現不可能な普天間移設を辺野古だと鸚鵡のように語るのか?なぜ復興債・財政再建の財源を各種の増税に頼るのか?夫々、関係各省の何年にも亘る周到な根回しがあるのだろう。税の組み替え派やリフレ派の経済理論など完全無視で、財政再建で日本の経済のすべてが解決する様な強弁に終始している。なぜ「国民の為の税制改革」ではなく「経団連の為の税制改革」に邁進するのか、どんな屁理屈をマスメディアが並べ立てても、筆者を納得させる論拠は明示されたことがない。

  昨年秋に菅直人は突如TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)なる米国主導の自由貿易圏構想が持ち出されたのだが、こちらの参加にも、酷く前向きでつんのめり寸前の姿勢を崩していない。TPPなるものが国家体制を揺るがしかねない米国支配の経済圏構想と云うリスクがあることは、識者の間で常識化している。日本の米国社会同一化構想だと言える。野田は実態を本当に知っているか甚だ疑問だ。

 TPP構想にあと乗りし、TPPの自由貿易圏構想の庇を奪ったのが米国オバマ政権だ。鳩山民主党政権のASEAN+3(日本・中国・韓国)と云う自由貿易圏構想に現実味があったためだ。金融経済で国体の維持が困難になりかけたオバマは、貿易に活路を見出そうとした。欧米市場の将来性は見えない今、活性化している唯一の市場アジアから仲間外れにされたら一大事と云うのが本音だ。

 ただ米国は、日米同盟を背景に日本を引き込み、ASEAN+3(日本・中国・韓国)阻止と、それに替わる自由貿易圏の構築を画策している。最低でも、日本市場の独占を狙っているはたしかだ。鳩山はASEAN+3(日本・中国・韓国)に米国の参加も容認していたが、それではイニシアチブが取れないと云うのが米国の考えだろう。

  野田佳彦も訪米、日米会談に臨むに当たり、隷米色を演出する必要性もあるだろうし、国内議論もなされていないあらゆるジャンルに包括的参入障壁撤廃協定は、国家の米国化が助長されるのみである。まさに、国家と云うか国境のグローバリゼーションだと言っても過言ではない。

 この経済のグローバル化そのものが、現在の欧米の疲弊の元凶であることを知りつつ、欧米及び日本の政治行政は雁字搦めになっているのだろう。 グローバル経済の元凶は多国籍の大企業群の利益追求のなれの果て、亡骸なのだと思う。基本的資本主義を逸脱した巨大な資本に国家や国民が食い物にされる結果が示されている。

 では多国籍大企業が誰のものかと云うと、これが見当もつかない。ロスチャイルドだ、ロックフェラーだと云う象徴的解説もあるが、そんな単純な分析で真実を語ることは難しい。地球上に金融から派生的に生まれた資本主義の滓であり、ヌエ的存在と考えるべきなのだろう。簡単にTPPを解説しているユーチューウブ「TPPで日本をぶっ潰せ!」があったので、参考までに。 *リンク正常挿入不可、検索で辿ってください。

 まぁ復興増税にせよ、社会保障と税の一体改革にせよ、TPP参加にせよ、野田政権ですんなり通るとも思えないのだが、この決定に携わる連中の顔ぶれをみると、民主党議員の1/3の賛成で押し切るような面々なので、予断は許さない。

 自由貿易が成立しないと本当に国民は飢え死にするのか?日本の繁栄はないのか?否、繁栄どころか沈没するのか?「地球上に金融から派生的に生まれた資本主義の滓であり、ヌエ的存在」の多国籍な誰のものか、何のためのものかも判らない存在に汲々とさせられて人類が平和なのだろうか?

 政治経済の枠組みから一歩離れたポジションで、日本と云う国を見直す必要もあるのだろう。 17%のGDPにしか貢献せず、消費税の還付を受け、法人税もロクスッポ払っていない経団連が、なぜあんなに威張るのか?説教強盗と物乞いが同居した経団連が国家国民の為に本当に役立つのか?輸出がないと本当に日本人は死ぬのか?雇用はゼロになるのか?輸入が滞り、食い物がなくなる?石油がなくなる?

 太平洋戦争突入時の軍部と官僚の不安と同じじゃないのか? 最悪、鎖国状態になっても生きていけるような国家が、本来は理想なのだろう。その方が断然強いのだ。そこに、二国間協定で一定の貿易が補完する程度の国家が実は一番強い。筆者の第六感なので、多くを検証して貰わなくて結構だ。(笑)ただ、思考経路の原点として、その立脚点があればこそ、次なる展開もあるのではないだろうか。金融資本主義の限界があり、行き過ぎたと知るつつも抜け出せないのが、今の欧米の経済危機である。財務省の主張に沿った政策が実行されることは、行き過ぎた資本主義・金融資本主義の火中に無防備に身を投げる結果になるような気がする。
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.11 )
日時: 2011/09/18 15:09
名前: 馬鹿者の戯言 ID:7mfyFfZA

天橋立の愚痴人間 殿、

某は、難しい理論・理窟は全く知り申さぬが、単純に某が思うのは、

日銀が通貨の「総量規制」を廃して、早急に「通貨供給を今の2倍」にすれば良いと思う。即ちインフレ誘導である。
今、何故円が高いか? 其れは欧米の主要国が通貨をドンドン発行しているのに比べ、日銀と財務省の“石頭”どもがかたくなに路線変更を拒み、其のレクチャーを受けた馬鹿国会議員どもが、日銀・財務省の言い成りになっているからである、と愚考する。

増税をしても、国債を発行しても、日本の景気はドンドン落ち込んで行くばかり、其の政策に最も大きな被害を蒙るのは、我々低所得層ばかりである。

インフレに成れば成ったで、庶民の生活の苦しいのは変わらぬが、見掛けの給与は上がり、所得税も増収になり、国債の償還もし易くなる。為替レートも円安になって貿易依存企業は多少とも潤う。というのは輸入原材料が値上がりするからである。

この急場を凌ぐのは「紙幣の増発」以外に無いと思うが如何に?
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.12 )
日時: 2011/09/18 15:43
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:3R2ku166

馬鹿者の戯言 さん、

>インフレ誘導である。

については、満天下さんが、自身のスレッドで、雇用がなく失業者ならびにワーキングプアーが増えているとき、インフレを起こせばトンでもないことになるといっておられます。

これは、年金の受給が日増しに減っている現状や、何とか蓄えで食いつないでいる老人たちを直撃することにもなります。

インフレ誘導で切り抜ける時代は、20〜30年以前の話ではないでしょうか。
ともかくも、日本の政治家の質が悪すぎたのです。

>「紙幣の増発」

と言う点について申し上げます。
単なる紙幣の増刷は、ベーシックインカムという流通の手段とる以外、今までの様に金融の問題として、本当に必要なところへは流れません。

ベーシックインカムをやり続けると、精神の退廃をきたします。
それで、以前から言っていますのは「新しい公共事業」と言う形で、仕事を国家がばら撒けばよいのです。

震災復興にしても、財源がないので消費税を引き上げるなどと言ってないで、財政出動で、どんどん復興工事をやればよいのです。
ただし、その多くは、フランス、アメリカのハイエナ企業や、日本の大手企業には発注せずに、地域の企業中心に発注するのです。

こうすれば、工事の完成が多少遅れても、事業と言う形で地域に金が落ち続けます。
先ず、被災地の生活手段を確保してやれば、それだけ自立で復興も進むでしょう。

既成の利権を手放したくない連中が、復興事業さえ、よって、たかって無茶苦茶をしているのが現実と思います。

政治の無能、無責任を思うと、小沢待望論で明け暮れる世相事態が笑止というものです。
小沢も、今、言ったようなことは視野には入れていないはずです。
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.13 )
日時: 2011/09/18 18:25
名前: グッキー ID:CkpdEtLw

馬鹿者の戯言 さん、
一寸失礼

>日銀が通貨の「総量規制」を廃して、早急に「通貨供給を今の2倍」にすれば良いと思う。即ちインフレ誘導である。
ーーーーーーーー

通貨にはモノを買うマネーと、貯蓄するマネーがあります。
日銀が金融緩和して銀行にマネーを供給しても、ほとんどが貯蓄するマネーになってしまうので、ほとんど景気拡大効果がありません。

企業は消費需要が無いので設備投資意欲が有りません。
銀行からマネーが向かう先は、国債を買うか、日銀への当座預金(ブタ積み)、海外投資、投機資金です。
世界的に投機資金が蠢き、コモディティーインフレ(石油、資源、食料)が起きているときに、火に油を注ぐような行為で、米国のQE2など副作用ばかりが目立ちます。

通貨を
貯蓄するマネーと
モノを買うマネーにわけ
モノを買うマネーを増やさないと景気は良くなりません。

日銀は通貨を増やしインタゲをしろなどといっているのは、投機資金が欲しい金融関係者でしょう。
FRBがQE1,2で16兆ドルもマネーを銀行にばら撒いたので、金融関係者は金融危機から救われ、わが世の春を謳歌しています。
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.14 )
日時: 2013/10/28 17:07
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:OdsjuKjA

食料鎖国論も大事なスレッドであると思っています。

この論では、単に食料の自給率に拘るのではなく、食料生産を通して雇用の確保とか、日本の国土の保全、伝統的文化を通して日本人の心の問題へも見通す雄大な構想です。

スレッドの前半でも触れていますが、食料鎖国による現実的なメリット、ディメリットの検証も必要です。
かつ、大前提として国土の利用の問題も、農業、漁業に従事してくれる人間の問題もあります。

大変困難な課題ではありますが、それを乗り切ることこそが、豊かな社会を作るという事になるはずです。
最近、食料鎖国の事をチョクチョク問題として取り上げていますので、このスレッドをUPして置こうと思います。
メンテ
Re: では満天下有人さんへのレスをこちらへ ( No.15 )
日時: 2013/10/28 19:39
名前: グッキー ID:hRWIWCf.

満天下有人さん

>と、断定しておられるので、私も食糧鎖国論者でありますので、現状、我が国はアメリカからの食糧輸入がほぼ100%で、それを鎖国した場合、アメリカ農民がどのように困って、倒産するのか、我が国がアメリカから輸入しなくなって世界がどのように混乱するのか、あなたの持論である<プロセス>によって、説明をお願いします。

まず言っておきますが私には説明する義務は有りません。
細かい数字まで調べたらどれだけ時間が掛かるか、そのような
ことは出来ません。
よって簡単に説明します。

アメリカの対日輸出は622億ドルです(11年)
そのうち食料品輸出を100億ドルとすれば、約1兆円です。

1兆円、何人分の所得でしょうか?
一人100万円で100万人分、200万円で50万人分

それだけ所得の無く成る人が出るのです。
波及効果も含めればもっと出るでしょう。
倒産、廃業、失業が相次ぐことでしょう。
それだけ被害が出れば、はいそうですかと受け入れる国は
無いと思います。
当然、貿易戦争に成ります。

世界中の国が真似をして、こんな勝手なことを始めれば
世界経済は大混乱するでしょう。

現在は分業化経済なんですよ。分業化されている関係を
勝手にきることは出来ません、

大手企業と下請企業、その取引を無くしなさいと言ったら
倒産、廃業が相次ぎます。
一旦出来た分業化関係を解消することは大変難しいのです。

それじゃ無くとも関税0にしろとやっているところに、
輸入0なんて目の玉が飛び出ることをやったら貿易戦争が必至です。
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.16 )
日時: 2013/10/28 19:45
名前: 満天下有人 ID:8QntOFp6

おやおやグッキーさん、私は別にあなたに義務など求めてはおりません。

あなたが<少しは結論を言わずプロセスだけを説明すると言う文章の書き方を実践されてみたらいかが>と言われているし、また<プロセスの検証なくして議論はあり得ない>と言われてその延長線上で<農業鎖国論もそうですね、それにおいて何が起こるかという思考がまるで有りません>と言われているのだから、ならばプロセスが無いと批判されている以上は、あなたは既にプロセスを持っていると思って、見解を聞いただけです。

義務などは全く求めておりません。あなたの論に沿って聞いただけです。

別に天橋立さんを応援するとか、さような視点で聞いているのでもありません。我が国の食糧鎖国論では、基本的な思考が一致していることで、しかし各論になれば、また見解も違って来ます。

そして天橋立さんの食糧鎖国論も私のそれも「日本の」と言う事で、世界規模での事とかは当面の対論には入れておりません。しかし我が国が食糧鎖国すればアメリカ農民は所得ベースで困却する、ではこちらの農民の困却はどうでも良いということですか?畜産農家は目下全量アメリカからの輸入になっているコーンが、全配合飼料の50%も使わねばならず、その価格の高騰で悲鳴を上げているのです。

アメリカ農民は既に大規模生産が進み、穀物メジャーのシステムに組み込まれて、更には手厚い補助金に守られて、大いに儲けていますよ。5年前の価格高騰時には、あちらで十分儲かるとなったら、既契約分まで廃棄して、こちらから揉み手までして、頼む、契約を守ってくれと頭下げに行ってるのです。

まあ、別に急ぐこともありませんので時間をかけて数値を拾って見て、あなたの地動説が正しい事を、プロセスを踏まえよと言われているのですから、証明して見て下さい。目下の所ではあなたの方が天動説を唱えているやに見えます。
こちらが食糧鎖国したら輸出国で<倒産、廃業、失業が相次ぎ><日本では食糧インフレになります>・・・史実は全く逆で、向こうが勝手に輸出禁止にしてこっちがインフレに襲われたことはありましたが・・・その時米国農業はボロ儲けしていますよ・・・

<そうじゃ無くとも関税0にしろとやってるところに、輸入0なんて目の玉が飛び出ることをやったら貿易戦争が必至です>・・・グッキーさんはTPP賛成論者なのですか?貿易戦争怖いから言う事を聞こうという立場なのですか・・・大企業の寡占状態を批判されている割には、その軍門に下ろうということなのかな?。


メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.17 )
日時: 2013/10/28 21:02
名前: グッキー ID:hRWIWCf.

満天下有人さん

>おやおやグッキーさん、私は別にあなたに義務など求めてはおりません。
あなたが<少しは結論を言わずプロセスだけを説明すると言う文章の書き方を実践されてみたらいかが>と言われているし、また<プロセスの検証なくして議論はあり得ない>と言われてその延長線上で<農業鎖国論もそうですね、それにおいて何が起こるかという思考がまるで有りません>と言われているのだから、ならばプロセスが無いと批判されている以上は、あなたは既にプロセスを持っていると思って、見解を聞いただけです。
義務などは全く求めておりません。あなたの論に沿って聞いただけです。

あまり詳しい数字を出せ何ていわれても困るということです。
多数からそう言われたら対応のしようが有りませんから。
本来、違うというのなら、違うという人が調べて反論すべきことです。

>そして天橋立さんの食糧鎖国論も私のそれも「日本の」と言う事で、世界規模での事とかは当面の対論には入れておりません。しかし我が国が食糧鎖国すればアメリカ農民は所得ベースで困却する、ではこちらの農民の困却はどうでも良いということですか?

困窮は世界全体で考えることだと思います。
すでに成された分業化を元に戻すことは多大な困窮を生みます

>畜産農家は目下全量アメリカからの輸入になっているコーンが、全配合飼料の50%も使わねばならず、その価格の高騰で悲鳴を上げているのです。

輸入禁止したら更に困るのでは有りませんか?
つけは価格で消費者へ??

>アメリカ農民は既に大規模生産が進み、穀物メジャーのシステムに組み込まれて、更には手厚い補助金に守られて、大いに儲けていますよ。5年前の価格高騰時には、あちらで十分儲かるとなったら、既契約分まで廃棄して、こちらから揉み手までして、頼む、契約を守ってくれと頭下げに行ってるのです。

これは別の問題です。

>まあ、別に急ぐこともありませんので時間をかけて数値を拾って見て、あなたの地動説が正しい事を、プロセスを踏まえよと言われているのですから、証明して見て下さい。目下の所ではあなたの方が天動説を唱えているやに見えます。

天動説と地動説の意味を理解しておりません。

>こちらが食糧鎖国したら輸出国で<倒産、廃業、失業が相次ぎ><日本では食糧インフレになります>・・・史実は全く逆で、向こうが勝手に輸出禁止にしてこっちがインフレに襲われたことはありましたが・・・その時米国農業はボロ儲けしていますよ・・・

問題が違います。
何時でも輸入禁止にすればアメリカ農家はぼろ儲けするのですか??


><そうじゃ無くとも関税0にしろとやってるところに、輸入0なんて目の玉が飛び出ることをやったら貿易戦争が必至です>・・・グッキーさんはTPP賛成論者なのですか?貿易戦争怖いから言う事を聞こうという立場なのですか・・・大企業の寡占状態を批判されている割には、その軍門に下ろうということなのかな?。

すでに行われた分業化を壊すのは大変な困難が伴うと言っているのです。
産業構造も労働力も、それに合わせて造られていますから。
メンテ
Re: 食料鎖国論>現実論と理想論では噛み合わない。 ( No.18 )
日時: 2013/10/29 00:12
名前: 満天下有人 ID:VPQQSu5Q

これでは話がかみ合いませんね。天橋立さんも私も、「我が国における食糧鎖国論」をやっているのに、あなたはそうは取らずに、世界を相手にされている。いや世界規模の話にするとしても、地球人類皆同じの時代でも迎えないことには、話がかみ合いません。理想は理想であっても、人間生存の本能が変わらない限り、何百年かかるかも知れない事を語るより、今の現実をせめて回避する策を考えるべき所を、あなたは農産物の輸出国の農民のことを心配されていたから、日米間における食糧問題としてお聞きしたのです。

そうであるから、別に詳細数字など必要でもありません。別にあなたが数字を提示されてその食い違いを私はどうのこうのとは言ってもおりません。あなたが勝手にそう「思い込んで」いるだけで、別に数字をどうこうなどと言ってもいないのに<違うと言うなら、違うと言う人が調べて反論すべきことです>と、さように話が飛躍してズレて行くのですねぇ・・・

<困窮は世界で考えることだと思います>・・・ここで完全に話がズレてしまいました。繰り返しますと、この食糧鎖国スレッドも、冒頭から我が国の食糧と農業問題、雇用につながるような視点が主眼になっており、グッキーさんは既に橋立さんが食糧鎖国と言うからには、「我が国の」それであるとの前提に立って、橋立さんに鎖国の「プロセス」を示せと批判されたものとばかり思っておりましたので、故に我が国の食糧鎖国を唱えている私も、あなたが日本の食糧鎖国を前提にして橋立さんにプロセスを示せと言われているものと、勘違いしました。

そうじゃなかったのですね、ならば不毛の対論になって意味が無いので止めますが、すこし触れておきますと<既に成された分業化を元に戻すのは多大な困難を産みます>正にその通りで、既に我が国は国内需給で成り立っていたのに、米食糧戦略にまんまと乗せられてしまって、せっかく分業していたのに<元に戻す>のに、多大な困難を伴っております。

<輸入禁止にしたら更に困るのではありませんか?>だから鎖国して自給に戻しておけと言うのが私の持論です。自給していたものを態々門戸を開いて、ある時は輸出制限をされるはで、相手国の農民の問題ではありませんよ・・・こちらの農業の危機問題なのです。一々数字など要しません。

<何時でも輸入禁止にすればアメリカ農家はぼろ儲けするのですか??>そういうことを言ってるのではありません。あなたが米農民が1兆円の所得を失って困ると言うから、いや常に儲けていると申しただけなのです。輸入禁止にすれば儲かるとか、そう言う事を言ってるのではありません。どうもグッキーさんは未だに話を微妙にズラして行くクセがありますねぇ。

<すでに行われた分業を壊すのは大変な困難をが伴う>・・・TPP農業分野ではその分業化されたコメ生産も全面開放しろと言ってる訳ですよね、いやコメはそもそも大和民族の信仰にも近い財物であって、それをコメ生産で成り立っている訳でも無いアメリカが、どうしてそれを遮二無二輸出してアメリカに分業化させろと言うのでしょう。米農家はコメなど生産せずとも農家は別に困りませんよ・・・明らかにモンサントの戦略であることは見え透いています。これを困窮問題は世界で考えることだとは、甘いと思いますよ。別に米国産コメは、産業構造とか労働力に合わせて造られているものでもありません。二大戦略物資の一つである食糧、それを武器にするのがアメリカの長きにわたる戦略です。だからどこの国でも自国生産に注力するのです、振り回されない為に・・・自然地勢によって農産物を産出出来ない国へは、別途の配慮を要しますが、それとて出す側は常に政治的見返りを求めるのが現実でしょう。だからどこでも自給に取り組んでいる。

ナポレオン戦争の時に英国では、リカードによる自由貿易論は失敗だったと反省し、戦後自給率を高めるのに必死となり、現在では何とか自給率100%にまで持ち直していると思います、食糧は特に、手に入らなくなったから直ぐに自給できるという物ではなく、土壌を元に戻すのにも時間がかかるものなのです。同時に自然生態系を維持する為にも重要品目です、単なる自由貿易論の範疇に入れられない性質を持ったものです、工業製品とは訳が違う物です。

一旦輸出国が戦略的に輸出ストップしたら、こちらは干上がってしまいます。以上、世界仲良くという理想論は理想論として、別にそれは結構なことです。だた現実離れした論では成り立たないのが現実というもので、そこを考えての食糧鎖国論です。橋立さんは更に一歩踏み込んで、国内成長に結びつけられないか、それを模索されているのでしょう。


メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.19 )
日時: 2013/10/29 07:35
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:1omRiCek

あまり関心を受けない、このスレッドが思わぬ賑わいをうけた様です。

一つ説明しておきましょう。
いまさら、鎖国(食料)鎖国など言いだしたのは、食料の安全保障と言う意味の他に、グローバル化に対応するためであり、世界中がその対応をしなければならないと言う観点からです。

一つの方法として、日本の場合、食料鎖国と言う手段が考えられるという意味で、同じように食料鎖国がよい方法である国もあるでしょうが、他の分野の鎖国、ないしは鎖国でなく別の方法で自国独自の産業分野を保護することでグローバル化の影響をコントロールする施策が必要ではないかと言うことです。

鎖国でなくグローバル化に対応する施策として、特定の商品の専売と言う手段もあるかと思います。
その方法は、その国にあったものを採用すればよいでしょう。

ところで、せっかくですので、食料鎖国政策をするのに大きな問題として考えていることに、
米作はともかく、小麦や畜産業のための土地が少ない事です。

50兆円の公共事業と言っていますのは、これに対応する意味も含んでいます。
要するに、立体的な農地、牧場の建設にチャレンジすると言う事です。
それをヘリマネ資金でやるので、出来上がった農地の賃貸料は、それを使用する人の経費として僅かなものに設定できます。
要するに、国作りそのものです。

また農業に従事してくれる人間が葛藤している事について、人口農地を作ることで灌漑、耕作を簡素化すること、天候に左右されることを極力少なくすることで、容易に農業に着手できるようなインフラ整備もしなければなりません。

このような環境が整備されると、いまでは見向きもしない若者が農業をやりたいと思うようになると思います。
大きな計画なので(新しい日本のための)10年、20年でやれる事ではありません。
公共事業などは、考えれば100年分くらいはつきません。

メンテ
Re: 貿易戦争を行うのが現実的ですか ( No.20 )
日時: 2013/10/29 07:32
名前: グッキー ID:JjUpN0IE

満天下有人さん

>これでは話がかみ合いませんね。天橋立さんも私も、「我が国における食糧鎖国論」をやっているのに、あなたはそうは取らずに、世界を相手にされている。いや世界規模の話にするとしても、地球人類皆同じの時代でも迎えないことには、話がかみ合いません。理想は理想であっても、人間生存の本能が変わらない限り、何百年かかるかも知れない事を語るより、今の現実をせめて回避する策を考えるべき所を、あなたは農産物の輸出国の農民のことを心配されていたから、日米間における食糧問題としてお聞きしたのです。

現実的に貿易戦争を招くから出来ない食料鎖国をするのが現実論なのですか。
現実的に出来ないと説明するのが理想論なのですか。

>そうであるから、別に詳細数字など必要でもありません。別にあなたが数字を提示されてその食い違いを私はどうのこうのとは言ってもおりません。あなたが勝手にそう「思い込んで」いるだけで、別に数字をどうこうなどと言ってもいないのに<違うと言うなら、違うと言う人が調べて反論すべきことです>と、さように話が飛躍してズレて行くのですねぇ・・・

そういうことを言う人が多いので、一応断りを入れただけです。

><困窮は世界で考えることだと思います>・・・ここで完全に話がズレてしまいました。繰り返しますと、この食糧鎖国スレッドも、冒頭から我が国の食糧と農業問題、雇用につながるような視点が主眼になっており、グッキーさんは既に橋立さんが食糧鎖国と言うからには、「我が国の」それであるとの前提に立って、橋立さんに鎖国の「プロセス」を示せと批判されたものとばかり思っておりましたので、故に我が国の食糧鎖国を唱えている私も、あなたが日本の食糧鎖国を前提にして橋立さんにプロセスを示せと言われているものと、勘違いしました。

食料鎖国をしたらどういう事態が展開するかプロセスを書かなければ話に成らないと
言ったのです。
何が起きるか分からなくて食料鎖国などというのは無謀というものでしょう。

>そうじゃなかったのですね、ならば不毛の対論になって意味が無いので止めますが、すこし触れておきますと<既に成された分業化を元に戻すのは多大な困難を産みます>正にその通りで、既に我が国は国内需給で成り立っていたのに、米食糧戦略にまんまと乗せられてしまって、せっかく分業していたのに<元に戻す>のに、多大な困難を伴っております。

困難は日本だけでは有りませんよ。当然相手国もです。貿易戦争必至でしょう。
工業品などすべての分野で困難がおきます。

><輸入禁止にしたら更に困るのではありませんか?>だから鎖国して自給に戻しておけと言うのが私の持論です。自給していたものを態々門戸を開いて、ある時は輸出制限をされるはで、相手国の農民の問題ではありませんよ・・・こちらの農業の危機問題なのです。一々数字など要しません。

自給率の上昇は長期的課題です。
短期でそれを行おうとすれば貿易戦争です。
こちらの農民の問題だ何て、そんな視野狭窄で問題が解決するわけが無いでしょう

><何時でも輸入禁止にすればアメリカ農家はぼろ儲けするのですか??>そういうことを言ってるのではありません。あなたが米農民が1兆円の所得を失って困ると言うから、いや常に儲けていると申しただけなのです。輸入禁止にすれば儲かるとか、そう言う事を言ってるのではありません。どうもグッキーさんは未だに話を微妙にズラして行くクセがありますねぇ。

違いますよ。満天下有人さんが売り手市場のときの話をして、だから食料鎖国をしても
大丈夫ということの根拠にされるからです。
売り手市場、買い手市場、市場では絶えず起きることです。
それを売り手市場の時だけを取り出して、だから輸入禁止にしても良い
などとは馬鹿げた話です。

><すでに行われた分業を壊すのは大変な困難をが伴う>・・・TPP農業分野ではその分業化されたコメ生産も全面開放しろと言ってる訳ですよね、いやコメはそもそも大和民族の信仰にも近い財物であって、それをコメ生産で成り立っている訳でも無いアメリカが、どうしてそれを遮二無二輸出してアメリカに分業化させろと言うのでしょう。米農家はコメなど生産せずとも農家は別に困りませんよ・・・明らかにモンサントの戦略であることは見え透いています。これを困窮問題は世界で考えることだとは、甘いと思いますよ。別に米国産コメは、産業構造とか労働力に合わせて造られているものでもありません。二大戦略物資の一つである食糧、それを武器にするのがアメリカの長きにわたる戦略です。だからどこの国でも自国生産に注力するのです、振り回されない為に・・・自然地勢によって農産物を産出出来ない国へは、別途の配慮を要しますが、それとて出す側は常に政治的見返りを求めるのが現実でしょう。だからどこでも自給に取り組んでいる。

私はグローバル化しろ、自由化しろ何てことは一言も言ってませんよ。
自由化とは大企業が市場を増やし儲けるためにある。
寡占大企業は市場が増えれば儲かりますからね。
国によって事情が違うものを自由化しても上手く行くわけが無い。
それで競争しろと言うのなら電気、ガス、水道、公共料金を
途上国並みに引き下げろ。
公務員給与を途上国並みに引き下げろと言いたい。
初期条件が同一でなければ競争できませんからね。

しかし最早出来た分業化を壊すのは難しいと言っているのです。
産業構造が出来ているとは、すでに生産する農家が居る、農業労働をする労働者が
居るということです。

>ナポレオン戦争の時に英国では、リカードによる自由貿易論は失敗だったと反省し、戦後自給率を高めるのに必死となり、現在では何とか自給率100%にまで持ち直していると思います、食糧は特に、手に入らなくなったから直ぐに自給できるという物ではなく、土壌を元に戻すのにも時間がかかるものなのです。同時に自然生態系を維持する為にも重要品目です、単なる自由貿易論の範疇に入れられない性質を持ったものです、工業製品とは訳が違う物です。

だから長期的課題だと言っているのです。
短期で刷るには困難が多すぎるし、貿易戦争に発展します。
貿易戦争は仕方ないとでも言うのですか?

>一旦輸出国が戦略的に輸出ストップしたら、こちらは干上がってしまいます。以上、世界仲良くという理想論は理想論として、別にそれは結構なことです。だた現実離れした論では成り立たないのが現実というもので、そこを考えての食糧鎖国論です。橋立さんは更に一歩踏み込んで、国内成長に結びつけられないか、それを模索されているのでしょう。

輸出ストップ、それが近い将来に起きると予測される根拠が何処に有るの
ですか? 言ってるだけでは話に成りませんよ。
根拠が有るならそれを主張し、輸入制限を主張すれば良いことでは有りませんか。

食料輸入を増やせ何てことは私は一言も言ってませんよ。
短期に行えば貿易戦争で大混乱になるので、長期的課題だと
言ってるだけです。
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.21 )
日時: 2013/10/29 07:52
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:1omRiCek

グッキーさん

相変わらず、議論のテーマに対してピントが外れていますよ。

其れに、意見の食い違いがあるとしても、その原因を

石頭だとか、天動説によっているとか、前置きする必要はないのではありませんか。

そんなことを前提とするから、意見の交換において、根本的な領域で争わねばならないのです。

単なる意見であれば、このスレッドの投稿の内容も、

そうか、そんなことも考えねばならないか、

で、済む事ではありませんか。

私が、石頭だとか、天動説によっているとか、

貴方自身、本当にそのようには思っていないはずです。

メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.22 )
日時: 2013/10/29 08:03
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:1omRiCek

>輸入制限を主張すれば良いことでは有りませんか。

厳密には、原則、食料鎖国と言う言葉を使っています。

原則と言うのは、やはり輸入をしなければならない食品もあり、また出来るものの輸出などは、ドンドンすれば良いと思っています。

それを食料鎖国と表現しているのは、それくらいの覚悟、体制を敷かないと中途半端に終わり、食料生産の領域で、グローバル化への対策とする事は出来ないと思うからです。

国内的にも、ヘリマネ資金を農業、漁業、ついでに林業へふんだんに使うことを、国民に納得させることは出来ないでしょう。

「食料鎖国」政策に関する概念が不足しているのは、貴方ではありませんか。

この問題も旧掲示板のころから、長い間、取り上げてきたことで、交わした議論も相当な量になって来ていますよ。

食料鎖国の趣旨に賛同されれば、後は、この途方もない政策を、どのようにすれば、成就できるかの問題であるでしょう。

また、それ以前に、論理的に、現実的に、可能か、不可能かの検証をもっとするべきであります。

50兆円の公共事業論も、全て目標はグローバル化する経済の中で、我が国としてどのような対応が出来るか否かの立場から言っているのです。

その方法は(グローバル化対策)は、これだけではありません。
今までにも少しは言ってきておりますが、この2つが中心になると思っているのです。

他にも方法があれば教えていただきたいですね。
金融論や、需要、供給の問題は、すでに受け賜りましたので、それ以外で御願いします。

メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.23 )
日時: 2013/11/11 14:20
名前: 北の国から ID:Ir6B6u4I

3ページから移動しました。
メンテ
食料鎖国論の紹介 1 ( No.24 )
日時: 2013/11/24 21:12
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

食品鎖国論

http://top.eco-pro.jp/?eid=433373
author : eco-pro

とんでもなく長い時間お休みをいただきました。
ご覧いただいていた方、大変申し訳ありませんでした。

ということで早速本題に入ります。

「日本は食品について鎖国をするべきです」

しばらく休んだせいで頭がおかしくなったか
変な宗教でもはじめたように思われるかもしれませんが
私は結構まじめにそう思っています。

鎖国といっても一定期間で構わないのですが
数年間、4〜5年くらいでしょうか。
食品の輸出入を止めるべきと思っています。

なぜ鎖国が必要かといいますと、
まずは、自給率の問題があげられます。

どうやらアメリカを始め日本に食品を輸出している国々の方は
自分たちが食べ物をせっせと輸出してあげるから
日本は自慢の技術にでも勢をだしていればいいと思っているようですが

もし天変地異でも起きて、自国の食べ物が困っているときに
他国の面倒まで見てくれるのでしょうか。

見てくれるかもしれません。お金さえあれば。

少し前に日本が、米不足の時も、
随分諸外国さんに助けていただきました。
そのおかげで、なんとか私たちはお米にありつくことができましたが
日本が米を買うことで輸出国に住む人たちは随分とお米の値段が
上がってしまって大変だったようです。

何かあった時に、自国の食べ物は自国で賄う。
諸外国に迷惑をかけないということは
国として最低限の責任ではないでしょうか。

細かい数字は割愛させていただきますが
日本の自給率は、先進諸国の中で最低レベルです。

「自国の食べ物は自国で賄う」これは大事なことだと思います。

自給率の話がでましたので、それに関係して
カロリーベースの自給率というものがあります。
早い話が、日本で自給されている食べ物をカロリーに換算した数字です。
日本は、おおよそ4割といわれています。
今、食料の輸入を止めたら
10人の内6人が餓死する計算になります。

多分死にません。

今の日本人は、食の欧米化の影響もあって
カロリーを取りすぎているように思います。
もちろん私もその例外ではありません。

江戸時代でしたでょうか。白米が流行り出したころは、
食事と言えば、白米だけ食べていたような時もあったそうです。
まぁそれにより脚気が増えたということはあったようで、
当時の脚気は、結構難しい病気で死に至ることもしばしば
あったそうです。

一人一人が今の6割の食事にしたとしても
むしろ健康的かもしれません。
これは欧米において和食が健康のためにいいとして
もてはやされていることからも

「鎖国は健康にいい」と言えるかもしれません。

「身土不二」という言葉があります。
身体と土は切り離せない、生まれ育った地域の食べ物は、
身体(健康)にもっとも良いという考え方にも通じます。
これも鎖国チックな響きがあります。

さて、まだまだ鎖国のメリットはあります。
ここまでは、日本にとっての鎖国のメリットですが
鎖国は実は、世界的に見てもいいことが沢山あります。

まず「私たちは石油を食べています」

そうです。輸入するには石油がいるんですね。
自国で生産するものを食べているには
自国内の輸送に必要な燃料だけで済みます。
鎖国は環境にも優しいのです。

「地力輸入」という言葉があります。

私たちが輸入作物を食べるということは
その作物が育った土地の栄養を食べていることになります。
これが地力輸入の考え方です。

その土地でできたものをその土地の人が消費する分には
極端な話、人糞を利用すれば、その土地に含まれる栄養の循環が保たれます。
そこまでしなくても、食べ残しや野菜クズをリサイクルして
その土地で活かすことも可能でしょう。

ところが輸入してしまうと、その栄養の帰り道が無くなってしまいます。
例えば中国で輸入されたものを日本で消費した場合、
中国の地力(養分)は日本にきます。
日本でそれをリサイクルすればと考えがちですが
これでは日本の土地か富栄養化してしまいます。
日本にたまった地力は、他の国にでていきません。

本当は人糞でも肥料にして返してあげた方が輸出国のためなのですが
心情的に難しい部分があるとは思います。

輸入を続けると日本の土壌は、どんどん富栄養化してしまうわけです。
反対に中国の土壌はどんどん痩せていきます。
痩せた中国は、化学肥料に頼るかもしれません。
化学肥料に頼ると食物は弱くなるので
農薬が必要になるかもしれません。

やっぱり、食べ物は鎖国するべきなのです。

ひさしぶりなので長くなりますが
鎖国で考えられるメリットをもう一つ。
メリットというよりは希望的観測でしかなく
飛躍しすぎているかもしれませんが・・・。

農業問題や都市への人口集中による諸問題にも
効果が期待できると考えています。

都会は情報の坩堝と化して、その情報においていかれまい
として必死になっています。
ニートといわれる人たちも、過度に情報化された社会が
影響しているように思います。

何がいいたいかといいますと、
情報が多すぎて、その中にから何かを選択することが
難しくなってきているのではないかなと
思ったりするわけです。

また、モノも溢れていて足りないものがない

そう。「足りないもの」が必要なのです。

現状で4割しか自給できていないのですから
ここで食品の輸入が禁止されれば
当然食べ物は不足します。

私の場合食べ物がなくなったら
迷わず田舎に帰って自分で食べ物を作ってなんとかしようとするでしょう。
私の田舎は田んぼがあるわけではないので大変だと思うのですが
それでもその道を選ぶと思います。

都会は人があふれて田舎の農家は跡継ぎがいません。
食べ物が急騰すれば、農家もそれなりに利益が出るでしょう。
そうです。仕事を求めて都会に来ることはないのです。

農家は跡継ぎができて、都会の人口過密は緩和されたり
しないかな・・・。(・・・しないか。)

このようにいいことづくめの食品の鎖国なのですが、
なぜ鎖国しないのでしょうか。

次回もこの荒唐無稽と思われるお話をしつこく
続けてみたいと思っています。



(発言者のプロフィールです)

eco-pro
ご覧いただきありがとうございます。
私は、有機農産物を全国に戸別宅配している会社のお客様相談室に勤務しておりました。環境に関係した仕事をしたいと思い同社に努めたのですが、事業そのものが環境保全に役立つということが、とても難しいことだということを思いしりました。

そこで退職後は、お客様相談室にいたときのスキルを活かしコールセンターのコンサルティングというお仕事を経た後、有限会社吉田屋という中小企業のITを中心としたコンサルティング会社を設立しました。そこで得た収益で、環境保護を真剣に考えている人たちを応援する立場で満足を得ようと思い会社を立ち上げたのですが、食べていくのがやっとで私が誰かに保護してもらいたいくらいでした。

それでも何だかんだ吉田屋も今年で6年目になり、沢山のお客様に保護していただいて、なんとかやってくることができました。そこで今度は、念願であった環境に直接関係した事業を行いたいということでこの「ECO-Pro」を立ち上げた次第でございます。今度は、お客様だけではなく、吉田屋のスタッフにも私のわがままを利いてもらっております。このプログもうちの開発スタッフに教えてもらいながらオープンにこぎ着けました。

「ECO-Pro」では、これまで知り合った環境関係方のネットワークなどを通じ、私の経験と好みで様々な環境関連商品を扱っていく予定です。吉田屋での仕事もありますので、中々思うように進まず、ご覧頂いている方にご不便をかけることもしばしばあろうかと存じますが、何卒末永くお付き合い頂ければ幸いです。

メンテ
鎖国論の紹介 A-1 ( No.25 )
日時: 2013/11/24 21:24
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

次に紹介しますのは、高井氏の鎖国論です。
高井氏の鎖国論は、食料と言う一分野の事ではなく、鎖国と言う言葉を、実際に鎖国すると言う意味では使っておられません。
グローバル化の名の下に世界中が均一化した競争に陥っていることに疑問を呈しておられます。
日本には、元来、日本独自の文化があり、其れに根ついた生産、商品と言うものがあった。
そういうものの中で、より優れたものを見直し、発展させて行くことでグローバル化に対峙する事が出来るのではないかと、言う意味で鎖国と言う概念を使っておられるようです。
私の言う鎖国のことと、少し異なる面もありますが、グローバル化に対峙すると言う意味で共通する考えもあります。
何はともあれ、氏の鎖国論も一見の値打ちがあります。
以下、少し長くなりますが紹介します。

https://leadershipinsight.jp/member/2010/07/post_197.html
Leadership Insights / 高井 正美

東京大学工学部計数工学科卒業後、三菱重工業入社。90年、スタンフォード大学航空宇宙工学科博士課程(Ph.D.取得)卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。日本AT&Tマルチメディア事業部長を経て、95年エシェロン・ジャパンに入社。代表取締役副社長として知的分散制御ネットワークLONWORKSの日本市場における事業を統括。
2002年株式会社インヴィニオ(http://www.invenio.jp/)取締役就任。

・・・

確か中学生の頃、「日本は天然資源が乏しい。だから輸出で一生懸命に外貨を稼いで、石油、石炭、天然ガス、鉄鉱石など生活に必要な様々な資源を外国から輸入する必要がある」と学校で習った記憶があります。ところが統計局ホームページの貿易統計データ(2008年度版)を見ると、日本の貿易依存度(=輸出入額のGDPに対する割合)は輸出、輸入がそれぞれ16.1%、15.6%で、いずれも16%程度に過ぎません。16%という数字がいかに低いかは、諸外国の貿易依存度の数字と比べてみれば一目瞭然です。

輸出依存度 輸入依存度
韓国 : 45.40% 46.80%
ドイツ : 39.90% 32.70%
カナダ : 29.90% 27.00%
イタリア : 23.70% 24.10%
フランス : 21.10% 24.60%
イギリス : 17.10% 23.60%
アメリカ : 9.10% 15.20%


中国、インド、ブラジルなどの新興国市場において、このところ飛ぶ鳥を落とす勢いで急速にシェアを伸ばしているサムソンやLGなどの韓国企業。今や先進国の一角を占めたと言える韓国は、際立って貿易依存度が高い国であることが分ります。さらにドイツ、カナダ、イタリア、フランス、イギリスのいずれも、日本より貿易依存度が高いという事実が目を引きます。先進7カ国中で日本より貿易依存度が低いのは唯一アメリカだけです。

日本の数字が低いのはあくまで見かけ上であって、実態としての貿易依存度はもっと高いはずという反論もあります。たとえば輸出依存度には、自動車会社や家電メーカなどが作った最終製品の輸出額はカウントされますが、部品や材料を供給する下請け企業の売上は含まれません。つまり「輸出関連企業全体でみれば、実態としての輸出依存度はもっと高い」というのが反論の趣旨です。しかしながら、他国の輸出依存度も同じ計算式で弾いた数字であることを考えれば、日本の輸出依存度が相対的に低いという結論は覆らないでしょう。さらに輸入依存度については、下請け企業うんぬんの議論はそもそも当てはまらないので、輸入依存度が先進国中最低水準にあることはまぎれもない事実と考えられます。

さてここで皆さんと一緒に考えてみたいのは、日本の社会がこの先豊かさと活力を保っていくために、一体何をどうしなければならないのかという点についてです。

国全体の経済力を測る尺度としては、通常GDP(国内総生産)が用いられます。日本は長年に亘りアメリカに次いで世界第2位の座を占めていましたが、2009年度の名目GDP(米ドルベース)で見ると

第1位:アメリカ 14兆2,563億ドル
第2位:日本 5兆681億ドル
第3位:中国 4兆9,090億ドル

という状況で、日本は経済規模で完全に中国に並ばれました(2010年度には、日本は中国に第2位の座を明け渡すことがほぼ確実です)。さらに国民一人当たりGDP(米ドルベース)で見ると、事態はもっと深刻です。なんと2000年度の時点では、日本は世界第3位の座に君臨していました。ところが2009年度の数字で比較すると、日本は39,731ドルで世界第17位にまで落ちこんでいます。ちなみに世界第1位はルクセンブルグの104,512ドル(日本の2倍以上)で、2位はノルウェーの79,085ドル(日本の約2倍)。アメリカ(9位)、フランス(15位)、ドイツ(16位)のいずれも日本よりは上位にランクされています。バブル経済が崩壊した年である1990年から2000年までの10年間を、一頃よく「失われた10年」と称していましたが、国民一人当たりGDPで見る限り、失われたのはむしろ2000年以降の10年だったということになります。「諸外国と比較して日本は豊かな国」とは、もはや言い難い状況です。

(続く)
メンテ
鎖国論の紹介 A-2 ( No.26 )
日時: 2013/11/24 21:25
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

日本が豊かさと活力を取り戻すためには、経済を再び成長軌道に乗せることが不可欠です。経済活動の基盤となる総需要は内需と外需に分かれますが、輸出攻勢を恐れるアメリカなど先進諸国は日本に対し「内需拡大による経済成長」を求めています。確かに内需拡大が実現出来れば、貿易摩擦を引き起こすことなく経済を拡大させることが可能です。しかしこれには大きな壁が立ちはだかります。人口減少と高齢化です。社団法人エイジング総合研究センターによれば、日本の人口は現在(2010年)の1億2,748万人から、2050年には8,833万人に減少するものと予測されています。同時に65歳以上の高齢者が人口に占める割合は、23%から39%にまで一気に上昇します。高齢化は国民一人当たりの消費を押し下げ、さらに総人口の減少が内需のパイ縮小に追い討ちをかけることになります。公共投資によって一時的に内需拡大を図ることは出来ますが、巨額の財政年赤字を抱える日本政府が潤沢な公共投資を継続することは不可能です。

内需に多くを期待できないとすれば、外需に頼らざるを得ないという道理になります。既に見た通り、日本は先進諸国と比較して輸出依存度が相対的に低いのですから、輸出による経済成長を目指してもそれほど後ろ指を指される理由はないはずです。しかしこの輸出主導による経済成長策にも、気をつけないと思わぬ落とし穴が待っています。リーマンショック以後、外需の伸びの中心は新興国市場に移ってきており、先進国市場は米国、欧州ともに当面ほとんど期待できません。中長期的に見ても、先進国のほとんどは成熟期に差し掛かっており需要の拡大は極めて緩やかでしょう。となると、日本が力強い経済成長を目指すためには、なんとしても新興国市場を攻略しなければならないという結論になります。問題の本質は、「果たして日本の製品やサービスが、新興国市場でそれほど売れるようになるのだろうか?」という点です。

日本の工業製品の「ガラパゴス化」が叫ばれて久しくなります。ガラパゴス化とは、南米エクアドル領のガラパゴス諸島において、ゾウガメ、イグアナ、アホウドリなど様々な生物が独自の進化を遂げたことに由来する俗語です。携帯電話、カーナビ、コンピュータゲーム、デジタルテレビ(地デジ)など数多くの日本の先端技術製品が、世界市場で広く普及する標準的製品とは異質なものに進化したことを揶揄したもので、中でも日本の「ケータイ」はガラパゴス化の代名詞です。1999年に登場したNTTドコモの「iモード」や2000年のJ-Phone「写メール」などを皮切りに、日本では一足早く絵文字や写真付きメールの送付、ネットバンキング、着メロ・待ち受け壁紙のダウンロードなど様々なサービスが利用可能になりました。その後もカメラの性能向上やメール&ブラウザ機能の高度化はどんどん進み、気がついて見れば日本の携帯電話は、世界に類を見ないインテリジェントケータイへと進化していました。しかし日本の通信方式が世界標準のGSMと異なっていたこともあり、日本のケータイは世界市場への参入が遅遅として進みませんでした。そんな折、日本のケータイのガラパゴス化を見透かしたかのように、アップルがiPhoneで世界の携帯市場に鮮烈なデビューを果たしました。優れたデザインと操作性、豊富なアプリケーションなどにより、iPhoneは瞬く間にグローバルマーケットにおいて、スマートフォン=アップルのブランドイメージを確立することに成功しました。日本にとってみればまさしく「鳶に油揚げをさらわれた」格好です。

内需による成長は人口減と高齢化に阻まれ、外需による成長は産業のガラパゴス化により道を塞がれた日本。そんな日本が再び、世界トップレベルの豊かさと活力を取り戻すことは果たして可能なのでしょうか?次回のコラムでは、その大胆な処方箋について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

前回のコラムで、「このまま推移すれば日本は、人口減と高齢化により内需の成長が見込めない一方、産業のガラパゴス化により外需(=輸出)による成長もままならない」という、正に八方ふさがり状態に陥る可能性が高い事を論じました。そんな日本が、再び成長への活力と輝きを取り戻す手立ては果たしてあるのでしょうか?

日本の最近の年間輸入額は2008年ベースで7,561億ドル、リーマンショック後の2009年には5,523億ドルまで減少しています。この内、日本が生存していく上で不可欠なエネルギー関連の主な輸入品は、原油1,038億ドル、天然ガス267億ドル、石炭148億ドルなどです。また産業材として必須の天然資源については、鉄鉱石88億ドル、アルミ86億ドル、銅17億ドルといったところが目立ちます(いずれも2007年データ)。やはり突出しているのは原油で総輸入額の15%〜20%を占めますが、その他の諸資源については意外に額が小さいことに驚かされます。かなり粗っぽい見積もりですが、これらの数字から見る限り、日本国民が生存していくための必需品の輸入額は、総輸入額の4割から5割程度なのではないかと推測されます。円換算すれば30兆円程度でありGDP比で10%を切ります。韓国のように輸入依存度がGDP比50%弱もある国と比較すればなおさらですが、日本は既にかなりの程度自給自足経済化を果たしています。さらに、必須輸入品30兆円分の購入代金を手当てするために、必ずしも輸出は必要ではないことにも気づきます。輸出というのは基本的に国内で生産したものを諸外国に販売する活動ですが、外貨を稼ぐことが目的なら、海外で生産し現地で売るといういわゆる「地産地消型」モデルもありえます。特に今後成長が期待される新興国市場においては、徹底した低コスト化と現地ローカルニーズへの対応が求められるので、輸出では自ずと限界があり地産地消が必然の流れとなります。少し前まで日本のメーカーにとって新興国は、日本や先進国に向けた単なる生産拠点という位置付けで、日本仕様の工場を建てて日本仕様の製品を作っていただけでした。しかし近年、特にリーマンショック以降は、新興国の市場としての重要性がクローズアップし、新興国で売れる製品を新興国で作るというモデルにシフトしてきています。こうなってくると日本企業が海外市場で売り上げた金額や利益はもはや輸出ではなく、海外現地法人の売上・利益として計上されるだけです。この流れが加速すれば日本の輸出額は大幅に減少することになりますが、前述した「日本国民が生きていく上で必要な輸入品30兆円分」の購入代金を確保するという面からは、実は何の心配もありません。海外現地法人の稼ぎだした利益を日本に配当として移転し、それを輸入品の購入代金に当てればよいからです(この仕組みを実現する上での最大のボトルネックは、配当を稼ぎ出した企業とその配当を原資に海外から天然資源等を輸入したい企業が異なっている点でしょう。何らかの市場メカニズム或いは公的施策によって所得移転を図る必要があると思われますが、この詳細な議論については本コラムでは深く立ち入りません。後日また別の機会に皆さんとご一緒に検討できればと思います)。ここまでの議論をまとめると、要するに日本には、「輸出依存度0%、輸入依存度数%の擬似鎖国国家」になれる選択肢があると言うことです。

(続く)
メンテ
鎖国論の紹介 A-3 ( No.27 )
日時: 2013/11/24 21:28
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

選択肢と敢えて書いたのは、「ならなくてもいいけど、なりたければなれますよ」という意味です。「このグローバル化のご時勢に鎖国とは。時代遅れも甚だしい!」と反発される方も多いと思います。「インドまぐろが食べられなくなる!」、「コーヒーが飲めなくなる!」と心配される方がいるかもしれません。しかし実は魚類の輸入額は62億ドル、コーヒーは12億ドルに過ぎません。こうした代替国産品が無い食材等を加えたとしても、必須輸入額はGDP比10%未満に収まるのではないかという気がします(厳密な数値についてはより精緻な分析が必要ですが)。

私は敢えて、鎖国というキーワードを軸にこれまでの経済モデルから振り子を思い切り逆に振ってみることが、日本の成長戦略を考える上でのヒントになるのではないかと思い始めています。特に日本が、過去の成功に囚われて気づかないまま衰退していく“ゆでガエル状態”から脱出する上で、鎖国という発想が重要な鍵を握るではないかと考えます。「加工貿易立国」という明治維新以降の経済パラダイムを引きずり続けてきた日本は、「世界最高品質の製品を日本で作り、それを諸外国に売る」という発想に未だに拘泥しているように思われます。しかし品質というのは、その国の経済発展度や文化、価値観によって求められる要求水準が当然異なります。成長著しい中国やインド、ブラジルなどの新興国では特にそうです。この点にいち早く気づき、新興国市場の開拓で成功した企業の代表例が韓国のサムスンです。実は先日、サムスン電子で1994年から2004年までの10年間に亘り、常務として経営に携わられた吉川良三氏(現在、東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員)にお目に掛かる機会があり、サムスン成功の秘密について大変興味深いお話をお伺いしました。吉川先生は、新興国での成功要件として「現地」、「現材」、「現人」の3つのキーワードをお挙げになりました。
第一の現地というのは、現地を徹底的に知ることです。出張でたまに現地を訪ねて、片手間に市場調査をする程度では全く現地を知ったことにはならないと吉川先生は仰います。「アンケート調査をしても、国によっては全く信憑性のないデータしか集まらない」、「実際に現地に住み、現地の人の生活を体感しなければ真の顧客ニーズは見えてこない」、「英語が話せるだけでは現地の人と深いコミュニケーションはできない。現地の言葉で対話することが大切」。現地を熟知した人材を育成するために、サムスンには“地域専門家”養成という特別な研修プログラムがあります。3ヶ月間韓国内の研修施設「人力開発院」で現地の言葉と文化を徹底的に叩き込まれた上で、丸1年間現地の生活を実体験しながら現地の人達との草の根的なネットワークを構築します。地域専門家は研修終了後もその地に引き続き留まって、市場開拓や現地ニーズに即した製品の開発に携わります。
第二の現材というのは、現地の材料や部品をできるだけ多く活用して製品作りを行なうということです。日本や先進国で作られた部材を多用していたのでは、現地の顧客が求める価格での製品を提供することは不可能です。サムスンでは現地企業の実力をくまなく調べ、現地顧客のニーズに合う部材を製造できる企業を発掘し育てるという地道な努力を続けています。
最後の現人とは、現地社員のマネジメントへの積極登用です。いつまでも本国からの出向社員が現地法人の経営陣や上級管理職を独占していては、現地社員のモチベーションはなかなか上がりません。優秀な人材を惹きつける上でも、現地社員のキャリアアップの仕組みが極めて重要です。サムスンでは、現地法人のトップには極力現地人材を登用するという基本方針の下に現人化を積極果敢に推進しています。
現地、現材、現人の「3現戦略」により、サムスンはインドや中東などの新興国、さらに欧州でも売上を飛躍的に伸ばしています。インドでは、使用人による窃盗を懸念する富裕層のニーズをキャッチし、扉に鍵が掛かる冷蔵庫を商品化したところ大ヒットとなりました。中東市場では、礼拝の際に聖地の方角を確認するための方位計を内蔵した携帯電話を投入し大成功。フランスなど欧州諸国では、スタイリッシュなデザインを好む価値観に訴求し、ワイングラスをモチーフにした液晶テレビを発売して高い支持を得ました。
サムスンの成功に刺激されたせいなのか、日本でも最近3現戦略に大きく舵を切る企業が出始めています。ここ数ヶ月のニュースに限っても、日産は「主力車の生産は国内」の原則を転換し、マーチの生産を小型車需要の伸びが見込めるタイ、インド、中国、メキシコなど海外新興国に全量移管。パナソニックは2011年度に採用する新人1390人の8割を海外採用に。コマツは2012年までに中国にある子会社16社の全ての社長を中国人に切り替え、などなど。
3現戦略をつき詰めると、加工貿易立国とは全く異質の経済モデルに行き着きます。加工貿易では売れば売るほど日本の輸出額が増えますが、現地・現材モデルは日本の輸出には何ら貢献しません。加工貿易は日本国内の雇用を創出しますが、現人モデルでは現地の雇用が創出されるだけです。海外現地法人が稼いでくれた外貨の仕送りで、日本国民が必要とする輸入品は購入できますが、これではまるで「出稼ぎ国家」です。「行き過ぎた3現戦略の推進は、国内の産業基盤を衰退させ、雇用を減らし、日本経済の活力を殺ぐ結果となるのではないか?」という懸念を持つ方も多いのではないかと思います。そうさせないためには、3現戦略で外貨を稼いで国民の生存基盤を確保しつつ、国内産業の活性化に向け思い切った手を打つ必要があります。その鍵が、「ある種の意図的な鎖国化」、すなわち「日本人の、日本人による、日本人のための徹底的な産業深耕」にあるのではないかというのが新鎖国論の意図するところです。次回のコラムでは、新鎖国論が可能にする「日本の新たな成長モデル」についてご説明したいと思います。

本連載を開始した7月の時点で1ドル90円近辺を推移していた円は、ギリシャ危機の衝撃や米国経済の二番底懸念が強まる中でじりじりと値を上げ、ついには83円台へと突入し1995年以来15年ぶりの円高水準をマークしました。加工貿易立国の経済モデルでは、円高はメード・イン・ジャパン製品の価格競争力を低下させるという理由で基本的に悪者扱いされます。日本の産業界は、円高に振れる度に為替介入や金融緩和などの円高対策を政府や日銀に要請し、当局による対策の遅れや介入の不徹底を批判します。しかしこの押し問答、考えてみれば1985年のプラザ合意以降、かれこれ四半世紀に亘って繰り返されてきたデジャブの光景ですよね。もうそろそろこの辺で、円高を嘆くのではなく円の国際価値、つまりは「世界市場における日本国の資産価値」が上昇したことを、日本人が素直に喜べるような経済モデルに転換できないものでしょうか?

日本が必要とする天然資源、エネルギーや食料などを諸外国から購入するための外貨を、加工貿易による輸出ではなく、「現代の出島」である海外現地法人が稼ぎ出す利益で賄うという新鎖国論の経済モデルでは、円高は日本経済に対してニュートラル、いやむしろポジティブな要因となります。「何としても輸出を死守しなければいけない!」と思い詰めるからこそ、円高になると利益や原価を限界まで削ってドルベース価格を保とうとする訳ですが、「何も無理して輸出する必要なんてない。日本の価値が分かる外国人に買ってもらえればそれで十分」という心の余裕が生まれれば、円高を企業努力で全て吸収するという理不尽とも決別できるはずです。

つまり新鎖国論においては、輸出という行為の意味が「日本が生き延びるため」から「日本の価値を諸外国に伝えるため」へとパラダイムシフトします。輸出すべき製品は価格競争力の高いものではなく、“価値競争力”が高いものということになります。では改めて、日本の価値競争力の源泉とは一体どこにあるのでしょうか?

(続く)
メンテ
鎖国論の紹介 A-4 ( No.28 )
日時: 2013/11/24 21:30
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

最近、自動車や家電製品の輸出競争力に翳りが見えはじめたのを何とか別物で埋め合わせようということなのか、民主党政権は日本のインフラ産業を輸出することに大変積極的になっています。原子力発電所や新幹線の技術を、国を挙げて諸外国に売り込もうということで、諸大臣が自ら先頭に立ってトップセールスを繰り広げています。日本の最大の“売り”はもちろん、世界最高水準の安全性や品質です。特に新幹線は、1964年の開業以来一度の人身事故もなく、しかも1日およそ900本という膨大なダイヤを1分と狂わず正確無比に運行し続けています。「正にこの日本品質こそ、国際競争力の源泉となるはずだ」と考えたくなるのはしごく当然です。でもそれはひょっとすると、日本に暮らす私たちゆえのバイアスのかかった見方なのかも知れません。そもそも新幹線の正確無比な運行技術とノウハウは、1分でも列車の到着が遅れると直ちに、「お客様には、お急ぎのところご迷惑をお掛けし、大変申し訳ございません〜」と構内アナウンスが流れる、日本ならではのスーパー生真面目な鉄道文化の産物です。ところが海外で鉄道旅行をしたことがある方ならご存知ですが、ヨーロッパやアメリカでは列車の発着時刻が遅れるなんて日常茶飯事です。それも数分どころではなく、時には数十分も遅れます。それでも遅延を詫びる構内アナウンスが流れることは滅多にありません。日本の鉄道文化という文脈の中でこそ、ストイックなまでの新幹線の正確さは顧客価値となりえますが、果たして遅延に馴れきった欧米人には、どこまでそのストイシズムは評価されるのでしょうか?

日本の鉄道文化の特異性は、携帯電話のガラパゴス化とも一脈通ずるものを感じます。前回のコラムでも触れた通り、日本のケータイはメールやWeb閲覧機能を備えたインテリジェントモバイル端末の先駆けであったにも関わらず、スマートフォンの代名詞としての座を結局アップルのiPhoneに譲り渡すはめになりました。日本の通信方式が欧州標準のGSMと異なっていたことなど、技術面でのハンディももちろんありましたが、日本のケータイ文化誕生に纏わる特殊性がその原因の一つかも知れません。20年ほど前に大流行したポケベル(ポケットベル)の時もそうでしたが、日本の場合子供のお小遣いが潤沢なためか、ハイテク商品がティーンエージャーから普及していく現象がしばしば見られます。ケータイの場合には、その狭小な文字盤上を電光石火のごとく親指を上下左右に移動させてメールを打つ女子中高生(当時は“親指族”と呼ばれていました)がマスコミの注目を集め、ケータイ普及の強力な推進役となりました。パソコンの大きなキーボードを両手で操作することに慣れていた私は、どうしても親指族の仲間入りが果たせず、女子高生たちの離れ業を唖然として眺めていた記憶があります。しかし正にこの女子高生たちの離れ業こそ、日本のケータイがスマートフォンの世界標準の座を射止める上でボトルネックになった可能性があります。私より一回りも太い親指の持ち主である欧米人の目には、日本のケータイは「大人には無縁な、単なる子供のオモチャ」と映ったのかも知れません。

新幹線やケータイの事例を通じて私が感じるのは、日本製品の価値は背景を成す日本文化と不可分であり、文化とセットにしない限りその真髄は伝わらないのではないかという事です。つまりハード(=日本製品)だけをソフト(=日本文化)と切り離して売ろうとしても無理があり、ソフトと一体で売り込む必要性があるということです。であれば、日本の文化や日本人の価値観を、海外の人々に深く理解し共感してもらうにはどうすべきか?それにはやはり、実際に日本を訪ねてもらい、五感全てで日本を感じ取ってもらうのが一番でしょう。つまり、日本文化の魅力に一層磨きを掛けながら、日本への外国人訪問者を地道に増やしていくことが、日本製品&サービスのグローバル市場における価値競争力を高める正攻法ということになるはずです。

実は最近日本政府は「Visit Japanキャンペーン」と銘打って、訪日外国人旅行者数を大幅に増やす取り組みを始めています。現在年間およそ800万人の旅行者を、2013年に1500万人、2016年には2000万人と段階的に引き上げ、将来的に3000万人にまでもっていこうという野心的なプログラムです。政府がVisit Japanに力を入れる背景には、日本を訪れる外国人旅行者数が諸外国と比べて少ないことがあります。外国人旅行者受け入れ数の国際比較データ(2008年)を見ると、世界一外国からの旅行者が多いのはフランスで、年間約7500万人にも達します。フランスに比べると日本を訪れる外国人は10分の1程度に過ぎません。世界中の人々を惹きつけて止まないフランスの魅力とは、一体どこにあるのでしょうか?

その秘密を突き止めるべく、今年のお盆休みを利用して1週間ほどフランスを訪ねてみました。そして改めて、フランスの擁する文化遺産の奥行きに驚嘆しました。中でもパリはまるで街全体が博物館のようで、ノートルダム大聖堂、マドレーヌ教会、凱旋門、オベリスク(コンコルド広場)、ルーブル/オルセー/オランジェリーの三大美術館、オペラ座ガルニエ、エッフェル塔など、中世、ルネッサンス、近代の各時代に立てられた数々の歴史的建築物が市内至るところに見事に保存され、そこを訪れる観光客に、フランス革命とナポレオン統治時代を含むドラマチックなフランスの歴史的変遷を仮想体験させてくれます。これはつまり、フランスの価値競争力の源泉がフローではなくストックにあり、さらに言えばストックをベースとして生み出されるQualia(クオリア=脳の主観的体験としての質感)にあるということです(クオリアの詳細については、拙著コラム「マーケティングにおける『Qの進化論』」などをご覧頂けると幸いです)。

国の経済力や競争力、国民の豊かさを考える時、私たちはすぐにGDP(Gross Domestic Product)に代表されるフロー指標に目が行きがちです。しかしフロー指標に注目する限り、少子化と高齢化で生産年齢人口が減少し続ける日本が、若年人口の増加著しい新興国と互角に勝負するのは基本的に無理があります。ところがストックとそれが生み出すクオリアに目を転じるならば、日本の競争力ポテンシャルは無限大と言ってもよいくらいです。2000年以上に亘る懐深い歴史と文化、京都や奈良を筆頭に全国各地に残る文化遺産、地方に広がる風光明媚な自然環境、身心を癒やしてくれる温泉やヘルシーで繊細な和食、おもてなしの心溢れる日本の接客文化など、日本には上質なクオリアが満ち満ちています。GDPではなくGDQ(Gross Domestic Qualia)という新経済指標をもし定義できるならば、日本はGDQで世界一を狙える位置に間違いなくいるはずです。

日本が世界に誇る伝統文化のかなりの部分(俳句、園芸、近世邦楽、文楽、歌舞伎、浮世絵、根付、日本料理、和菓子、陶磁器、漆芸、服飾など)は、鎖国時代に生まれ、あるいは発展、確立したものと言われます(Wikipedia「鎖国」より引用)。

新鎖国論が示唆するのは、日本の価値競争力を抜本的に高める上で、鎖国時代に見られたような、日本文化の深耕と再構築に今こそ真剣に取り組むべきではないかということです。

(終わり)
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.29 )
日時: 2013/11/25 15:05
名前: 北の国から ID:fdpeOBbc

 コーヒーについて調べてみると、いろいろ新しい発見がありました。
 天橋立の愚痴人間さんの文章によると、コーヒーの輸入額は16億ドルだそうです。
輸入量は、生の豆(ほとんどが生豆の輸入ですが)に換算して43万トン前後です。

 さて、いま沖縄でコーヒーの栽培を真剣に考えておられる方がいるのに、ネットで
遭遇しました。質の高いコーヒーを何年もかけてつくるという計画です。(すでに試
作段階に入っているのです)
 コーヒーの木1本から、平均約4キログラムの生豆が収穫でき、一杯のコーヒーで
生豆換算でおよそ10グラムですから、4千杯分の豆が収穫できるそうです。
 気候や土壌などの問題も(沖縄本渡はやや気候がむずかしいらしいが、品質の改良
の余地はあるでしょう)きわめて科学的に研究しながらすすめています。
 面白いのは、「国内でのコーヒー栽培の障害」について「それは、台風の強風と、
JA」とこたえていることです。
 沖縄のバナナは、風速20メートルの風で落ちてしまうので、防風ネットなどを作
るらしいのですが、ともかく沖縄のバナナの味は抜群だそうです。また、コーヒーの
木は、細いのですが、強風に強く(折れにくい)、倒れても元にもどしてやると、ま
たすくすく育つのだそうです。

 40万トンの生豆の生産には、コーヒーの木で1億本栽培しなければならないので
すが、ひとつの栽培者が1万のコーヒーの木をつくれば、1万のコーヒー農家が増え
るとも考えることもできます。
 もちろん大分県や、本州で(本州はハウスのコーヒー木)でも現在コーヒーを作っ
ているそうですが、味がやや劣るのです。

 それにしても、日本の農家のかたが真剣にいろんなことを考えていることにワクワ
クしますし、若者たちにさまざまなプラスの刺激をもたらすでしょう。

 南アメリカで、質の高いセラードというコーヒーを成功させたのも日本のひとでし
たね。
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.30 )
日時: 2013/11/25 15:39
名前: 北の国から ID:fdpeOBbc

 訂正です。

 コーヒーの輸入額は16億ドル→コーヒーの輸入額は12億ドル。

 すみませんでした。
メンテ
国産コーヒーに挑戦する ( No.31 )
日時: 2013/11/25 16:05
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:dEbTeDG6

北の国から さん

早速のレスを有難うございます。
輸入が12億ドルと言うことは1200億円。

貴方の試算で1万家のコーヒー農家が出来たとすれば、1家当りの収穫高は1200万円となり、経費を差し引いても商売にはなるのではないでしょうか。

いろいろと問題はあるのでしょうが、そういう試みは国家が率先して支援し、始めて産業として定着できるのではないでしょうか。
今までは、資本主義のルールの下で民間だけで何とかやってきましたが、今後は、国の形を想定し、其れに応じて国作りをしなければならないのではないでしょうか。

食料鎖国論などは、もともと、この構想下で成り立つものです。
コーヒーに限らず、後の高井氏の鎖国論の中にもヒントがあるのではないかと思います。

ですが広大な北海道の原野で小麦を栽培することも、実際には大変な問題があるでしょう。
それでも数十年かかってもやらねばならない事と思います。

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