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[267] 当代世間裏算用
日時: 2009/10/14 23:01
名前: 満天下有人 メールを送信する

「経済学の怠慢」@

・・・世間胸算用は、江戸時代の浮世草子作家の井原西鶴の名作か・・・

江戸時代では大名から庶民に至るまで、世間の勘定にツケ払いは当たり前のこと、掛売り期間が長い商いは年末大晦日に決裁・・・庶民はツケ買いの胸算用が狂って決裁から逃れるために、大晦日が近づくと必死に智恵を絞る、知能指数はかなり高かったようである(笑)・・・

・・・江戸時代の両替商は今で言うところの銀行のようなもの、一定の保証金を担保に入れておくと小切手帳を発行してもらえた・・・掛け売り人もツケ買い人も、残高以上の小切手を発行し合って、それが残高不足の複数人が絡んでしまうと、売り人も買い人も訳がわからなくなって、大晦日を越えてしまう(笑)・・・

・・・昨今、世界を大不況に落し込んだレバレッジ・金融錬金術、主要諸国中央銀行もフアンド発行当事者も、一体どれほど未決裁残高があるのか、誰にも把握できない・・・その点に限って言えば、誠に西鶴が面白おかしく書いた江戸時代の風景と大して違いも無い・・

把握している未決裁残高とて、さて公的資金を引っ張り込むにはどうすべえか、ビクビクものの胸算用に忙しいことであろうが、これは表に出せない算用であるから、裏算用というものであろう・・・政治資金などと言うシロモノも裏算用の一つであろうか・・・

・・・西鶴の時代のそれぞれの家計の裏事情から生じる駆け引きは、まだ牧歌的な匂いがあって、ほほえましくもなるが、当代ではさようなわけにも行かない・・・
通貨を媒介しての庶民の暮らしなどと言うものから大きく乖離してしまって、正にお金様々だけが大手を振って街を、いや世界を闊歩し、庶民の暮らしなどとは全く無関係に動き、いや逆に生活を、実質経済を振り回してしまう・・・

今日のその光景は、江戸庶民が実質生活維持のためにツケ買いし、売り方がツケ売りした風景と似ても似つかぬものである・・・

・・・出発点は確かに、借金を証券化してあなたがたの借金はこれで儲けて返済可能になりますよと・・・だが証券化された借金を、別の機関が借金で買い、その借金をまた証券化し、更に別の機関がそれをまた借金で買い・・・延々と借金の額が天文学的数字に膨れ上がってしまった・・・

今日の地球とは、貨幣錯覚がどれほど無用な苦しみを自ら製造しているのかが分からないままに、ババ抜きゲームを行なっている惑星のようになってしまった・・・。
メンテ

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Re: 当代世間裏算用 ( No.321 )
日時: 2010/03/19 19:39
名前: 満天下有人

「seijikeizaiさんNO.319へのレス」A

(2)不況対策(資金繰り)としての金融政策と本来の財政政策(国民金融資産を裏付けとする国債発行)との混同

・・・不況による信用連鎖の崩壊で、A、B、C、D社全部が連鎖倒産し、「A社の社員給与だけが」預金として残るという前提が、よく分かりません、まあ細かいことは横において、後段で国民金融資産ギリギリまで国債発行しても構わないとの論のようですから、A社社員にのこる預金とは、象徴的に国民全預金のことを指しているものと理解しておきましょう・・・

・・・しかし倒産回避のための資金手当てはむしろ、国債よりも日銀などが金融政策としてやるべき範疇であり、現に一昨日、新型買いオペとして資金供給を0.1%、3カ月延長でやるとして供給量を20兆円まで増額しておりますね・・・

横道になりますが、何が新型かというと、別に新型でも何でもなく、日銀に聞きますとマスコミが勝手に名づけたらしいのですが、要は短期金利は通常オーバーナイトコール市場で日々動くものを、今回は3カ月固定するというだけのことです・・・

・・・問題は資金が銀行に供給されるために、いつもそこでふん詰まってしまい、末端まで血液が回らない、その銀行はタダみたいな資金流入はもっけの幸いで、末端に供給するリスクを避けて、末端には流さずに内外金融市場で運用してしまう(その点に限って言えば、銀行で貨幣が貨幣を生んでいるとは、言えますけど)・・・

別稿でヘリマネのことをまた書かせて頂きますが、このような銀行救済や保護だけに向けられる通貨供給こそ、ヘリマネの一種であると思いますね・・・FRBベン・バーナンキ議長が、ヘリコプター・ベンと揶揄されているように・・・

話を戻して、国会議員に車を買わせろという気持ちは良く分かります・・・しかし、それを国債で手当てせよという論には賛同致しかねます・・・国会費用及び官僚経費は既に赤字国債発行で賄はれております・・・GDPに占める政府消費支出は既に80兆円もあります・・・新たに赤字国債発行して買わせるのでなく、既に手当てされている政府消費支出80兆円の一部を、車現物支給すれば良いでしょう(笑)、給料はTVで払うとか(笑)・・・

・・・国民金融資産預金目一杯まで国債発行しても良いとの論、なかなか度胸がありますね(笑)・・・理論上ではそれは構わないし、第一マクロ経済方程式でのI(投資)=S(貯蓄)なる理論は、財政投資は一国の国民の富をバックに行われる・・・負でなく正なる裏付けで国家経済政策が行われることに何も問題はありません、だが現実はそうなっていない所に問題がありますね・・・

・・・ペーパー上では資産負債がバランスしておれば、その範囲内での金使いは一向に構わないわけですが、国家の場合、既に約278兆円の債務超過になっております・・・国民資産を子会社に例えて、そこでの預金資産に余りがあるから、親会社はいくらでも使っても良いとなると、いかなる結末になるか、自明の理であると思うのです・・・そして親会社の決算が毎年悪いから、子会社国民よ、お前たちのために営業しているのだから(社会保障費などの補填)、預金少くなくなったら、給料減らすか(国民にとっては増税)して親に貢げ、あるいは親会社へのに貢ぎ料を下げるから(減税)もっと稼いで、そこから貢ぎ料を払え・・・目下はそんな光景ですね・・・

メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.322 )
日時: 2010/03/19 19:45
名前: 満天下有人

「seijikeizaiさん、NO。319へのレス」B

(3)各政策論

減税政策論:前稿で政府と国民の収支関係を、親会社と子会社の関係に例えました・・・そこで、国民子会社がもっと利益を上げられるように(需要喚起)減税せよとの議論が出てまいります・・・<減税は政府支出である>、それはそうなのですが、ではどれくらい減税すればどれくらいの需要喚起効果があるのか、それで以って巨大負債を支え切れるのか、そこら辺の見積もりはいかがでしょうか・・・

・・・私は現代のデフレ論は需要の質が完全に変わってしまっている所を見落としているから、減税効果はあまりないとの見方をしております、結局のところ減税分通貨は金融市場に向かうだけになるでしょう・・・格差縮小のためなら勿論効果はあります、しかし、世界第二位の貯蓄性向を持つ我が国の場合、その効果はいかがでしょう、有効需要の質をかえる必要があります・・・

・・・キイポイントはわが国には何が無いのか、そこにあると思います、新エネルギー開発論であり、その裾野は自動車、電力、環境等々、広がりは大きいし、食糧問題もあり、あるいは失った繊維産業の復活であり、色々あると思います・・・その為に金融も含めて一時鎖国を要するというのが持論ですが、これは別テーマですから省略・・・

・・・民間シンクタンクの試算では需給デフレギヤップは金額換算で約30兆円くらいと計算しているようですが、現在でのデフレ理論もそれを埋める減税理論、経常収支論にせよ、そして日銀による貨幣供給の方法も、もはや古典の領域に入ったと思えて仕方がありません、・・・

経常収支論:米国債購入は米国に需要を移転したようなものだから、それを輸出でカバーするのは当然と言ったところで、その米国の需要が落ち込んでしまへば、古典的経常収支論も通用しなくなっておりますね・・・なのに鳩山首相は原発の輸出だぁ〜っ、と、コブシを振り上げるだけ(笑)・・・

・・・総合すると、需要喚起のための減税政策、金融政策による刺激も通用しない・・・それは需要に質の変化が起っているわけで、そこを見落としての古い成長論では、対処できない、故に国家換骨奪胎くらいのデザインを持ってしないと、各政策論もバンソウコ貼りに終ってしまいます・・・

国債問題にしても国民資産をバックにやれるところまでやる、それでその後はどうするんだという根本的グランドデザインも無い、そうなるまで資産を投入し増税でいらぬ苦労をするのは愚の骨頂であると、少なくとも私はそう思うのです・・・
政府は相変らずデザインなき施策を日銀に押し付ける、日銀は日銀で古い理屈の上でしか金融政策をやらない、いや法定通貨の縛りがあってやれない、ここにも根本的な問題が潜んでいますが、あらゆる事に革命を起こす動きもなく施政者、識者達は消費税増税のモルヒネ注射にしか頭が向かない・・・

・・・しかも船底に大きな穴を抱えたままで船長は、羅針盤も作っていない、デフレという濃い霧の中でどこに向けて舵を取っているのか、自分でも分かっていない・・・そんなこと小泉内閣の頃から見えていることなのに、乗客がまだ重油(国民預金残)を持っているから使ってしまへでは、ええい、座礁して難破したら、それはその時だというヤケクソ航海術ようようなものだと、私は思います・・・

別稿で鎖国論を申している意味は、残っている重油を使いきらずに、ボロ船は捨てて新造船でその残り重油を使った方がまだましだ、さような意味合いも込めています・・・
・・・患部が分かっている癌を先ず摘出してしまうことが肝要だと思います・・・もうあと暫くで崩壊することが分かっていて摘出せずに余命だけの抗がん剤(国債増発や金融政策、増税の処方箋)を打つのは、ムダ金になってしまう・・・
癌でも内臓壁に入り込んで少々の検査ではキャッチできないものがある、スキルス性癌と言うやつで、国際関係に当てはめると、今は目に見えないが、外から必ず仕掛けられる攻撃がある、ましてや患部を摘出していない状態でその攻撃を受けると、ひとたまりもない・・・

・・・1億総思考停止になるまえに、カンフル注射だけで患部を抑えることが出来るのか、それほどに患部は小さいのか、そこをよくわきまえた処方箋が求められますね・・・。

PS:仰る財政規律のことは承知しております・・・故に財政法、日銀法で厳しい縛りが掛けられているわけですが、それを無視して、しかも使い方を間違えているのがけしからんのですね・・・これはまた別テーマで個別に糾弾せねばなりません。
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.323 )
日時: 2010/03/19 21:36
名前: 天橋立の愚痴人間

seijikeizaiさん、満天下さん、

マクロ経済のこと、少しは解りかけたと思っていましたが、またまた解らなくなりました。

最も、遠くの方へかすかな明かりがある様だとの認識はしています。



ここで思い出話をして見ます。

もう十五年も前のことになりますが、そのときに限り友人とふたり小さな船で沖釣りに出かけていました。

夏のことで、午後6時過ぎといえば普通はまだまだ明るいものです。
それが突然スコールのような雨が降り出し、空は真っ黒です。
一過的なものと思ってましたが30分経ってもやまず、陸地を目指して帰る事にしましたが、いつもは遠くに見える町の灯がまったく見えません。

羅針盤などを装備している船ではなし、磁石もなし、まったく勘で方向を決めねばなりません。
普通は波の方向をたどれば良い様に思いますが、荒れた海の波の方向などあてにはなりません。

じっとしていれば漂流しますし、動きすぎても燃料がなくなります。
雨が小降りになったとき、遠方にイカ釣り漁船の光が見えました(彼らは航行機械を装備しているの遭難の恐れはありません)。
それで、とにかくその漁船にたどりつこうと方向を変えるのですが、それも雨が激しくなると見えなくなってしまいます。

また、イカ釣り漁船が、自分たちの船より陸地にいるか、沖合いにいるかの判断もできず、動くこともできず、燃料切れで遭難を覚悟しました。
思わず釣った魚の数を確認したことです。

そのまま、2時間くらい低速航行を続けて、今度は雨の止み間に町の灯と思しきかすかな光を発見し、その方向へ一目散に走ったものです。

結局、着岸した場所は福井県の見慣れない小さな漁港でした。
かえるべき宮津の港の方向とは90°違っていました。
これが120〜180°でしたら、ウラジオストックであったでしょう。


今の私は、マクロ経済の海で漂流しているようなものです。
お二人の御意見は、イカ釣り船の光のようなもの。

必死で捜し求めてついてゆかねばなりません。
どうぞ、活発な御意見を御願いします。





ついでに申しておきますと、
その日は、親父の初盆の日でありまして、
親族一同から、大変な顰蹙を買ったものです。

反省!
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.324 )
日時: 2010/03/19 22:29
名前: seijikeizai111

>>>つまり、原料素材がいくつもの過程を経て、今風に言うなら最終商品に至る各段階での付加価値に対応する必要に応じて、中央銀行が通貨を準備し、それを市中銀行を通じて供給する・・・

経済活動の要求で通貨が生まれます。
いくら日銀が通貨を用意してもだれも使いません。
日銀の量的緩和政策が全く効かないのはそのためです。


>>>国債問題にしても国民資産をバックにやれるところまでやる、それでその後はどうするんだという根本的グランドデザインも無い、そうなるまで資産を投入し増税でいらぬ苦労をするのは愚の骨頂であると、少なくとも私はそう思うのです・・・

なぜ解決方法が増税であると決めつけるのでしょうか。
需給ギャップをほっておくことは、国の責任放棄です。国の仕事です。
年金システムなどで巨額の強制貯蓄を強いて需給ギャップを作ったのは国です。
国債を発行してでも使うのが当然です。
それが嫌なら初めから強制貯蓄させなければよかったのです。

また年金だけが需給ギャップではありません。
バブル崩壊、リーマンショックに代表される国際的不良資産問題もデフレギャップです。

増税したら余計需給ギャップを広げることになります。
最初から税金で取って使わないのと同じだからです。
税金で徴収した以上使わないことも不景気の時には犯罪なのです。
逆に好景気の時には、税金で徴収して使わなければよいのです。

不景気、デフレだから政府支出は減らさずに減税して需給ギャップを埋めようと言っています。
需給ギャップが埋まり民間が自律的経済成長を始めたら、政府支出を減らしていくべきです。
景気が過熱しだしたら、政府支出は減らしたまま増税して需要を押さえればよい。このとき国債は減っていきます。

それが正しい経済政策です。



>>>新エネルギー開発論であり、その裾野は自動車、電力、環境等々、広がりは大きいし、食糧問題もあり、あるいは失った繊維産業の復活であり、色々あると思います・・・


何が必要かをだれかが決められると思うのは、人間の思い上がりです。
そんなことは市場に任せるべきです。
新エネルギーが必要だと決めつけるこの考えは社会主義的思想に近いと思います。
自由市場経済を信じるべきです。

ましてやCO2削減のためなどという国際詐欺に引っ掛かってはいけません。
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.325 )
日時: 2010/03/19 22:56
名前: 満天下有人

・・・俗に、山の怖さ海の怖さと言われますが、でも山はまだ陸地ですから、海での遭難の方が怖いかもですね・・・

・・・おまけに装備不十分となると、どっちに向かっているのか、恐怖心が倍化するでしょう・・・

マクロ経済論もある意味船舶操舵に似ております・・・エンジンの各部分はどうなっているか、羅針盤は作動しているか、舵は大丈夫か、その上で横波が来た場合、舵をどちらに切るか・・・

各部分のチエックがミクロ経済であり、各分野での政策であり、金融政策であり減税政策である・・・その組合せの上に総合されて操舵の方向を決定するのがマクロ政策なるものでしょう・・・各部分をチエックしどこがおかしくなっているのか、それを全体としてカバーするには、これこれが良いと判断するのがマクロ政策というものでしょう・・・

従ってミクロチエック無きマクロは有り得ないし、マクロ無きミクロ論だけでは操舵を間違ってしまうという相関関係にあると言えましょう・・・

・・・日本丸の場合、航行に必要な機器は装備されているのに、ミクロのチエックばかりで全体の航行方針が無いような状態ですね・・・

それでも漂流し、宮津ならず福井県、場合によってはロシアに流される・・・やれやれヨイショと上陸してハラショーで、事がうまく行けば良いのですが、食われてしまっては元も子もない・・・

・・・災難は天国からの警句の一つかも知れませんね・・・。
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.326 )
日時: 2010/03/20 12:24
名前: 満天下有人

「seijikeizaiさん324へのレス」@

・・・随所で対論が噛み合わないのですが、何故かなと考えて見ますと・・・、

・・・私は現実の我が国B/S、P/Lを見て、そこを基点に逆にマクロを構成する各部分を見ても、こりゃ日本丸船体を新造船に取り替えないとダメだ・・・大きな穴を開けたままで、船体各所の修理補給、つまり減税論、国民資産目一杯までの国債発行論、デフレギャップ論等々も、それで船体沈没まで保つのか・・・それに対しあなたは、修理補給(各所の政策論)で保つという立ち位置(のよう)ですから、そこでズレが生じていると思います・・・

・・・も一つのズレ、後段で自由市場経済を信じよ、新エネルギー論は社会主義思想であるとの極端な論理の飛躍を持ち出されている所から推定してのズレもありますが、思想的なことは後にして(思想ではメシが食えないので)、財政経済論議上,腑に落ちない箇所の再検証に絞ります・・・

<経済活動の要求で通貨が生まれます、いくら日銀が通貨を用意してもだれも使いません、日銀の量的緩和政策が全く効かないのはそのためです>

・・・あなたが当初“通貨は銀行で生まれる”と言われていたものだから、そうじゃなくて、付加価値創出の段階で通貨の必要性が生じ、通貨はそれに応じて供給されるに過ぎないと、クドクドと申しましたが、ここで見解が一致しました・・・

<(国債問題にしても)なぜ解決方法が増税であると決め付けるのでしょうか>・・・
・・・おっと、これは全く逆で、私は「そうなるまで資産を投入し増税でいらぬ苦労をするのは愚の骨頂である>と断じておりますよ・・・増税などで解決できるような柔な国債負債ではないと言い続けております・・・消費税増税論者も、増税で解決できるしろものではないことくらい分かった上で、言えないものだから目先ごまかしの増税を云っているだけだと思います・・・
ボノボさんが、日本妖怪論スレッドで、野口悠紀夫、金子勝、榊原英資各氏の対談を紹介されておりましたが、税率30%と言うのは、当面破綻回避のギリギリの線という意味で、各氏も本音部分では破綻すると思っているでしょう・・・

<年金システムなどで巨額の強制貯蓄を強いて需給ギャップを作ったのは国です、国債を発行して使うのが当然です・・・不景気、デフレだから政府支出は減らさずに減税して需給ギャップを埋めよと言っています>・・・

・・・厚生省を擁護するわけではありませんが、年金貯蓄が強制貯蓄であったとは一概に言えないと思います・・・国民誰しも老後の生活不安を取り除くために現役時代に蓄えたいのであり、世界第二位で(トップは中国)貯蓄性向が高いわが国民の性向がそうしているわけで、年金積立もその範疇に入るものでしょう、強制ではないと思いますが・・・

(勿論、厚生省による窃盗に近い年金のツマミ食い、デタラメ年金管理は許せるものではないし、年金生活者にまで課税、高額の健保課徴など、独、英と比較すると笑いものではありますけど)

・・・その積立を使わせるために国債発行せよと言われていますが、前回も申したように現実に年金積立金約130兆円のうち、86兆円は既に国債、財投債で使われています・・・
奇しくもGDPに占める政府消費支出は約80兆円で、数値がほぼ一致します、勿論国債や積立金に背番号があるわけではないので、年金貯蓄=国債とは申しませんが、グロスで見ると金額的には一致しています・・・

そこであなたは、この残高及び他の貯蓄残高をバックに、デフレギャップを埋めるためにも減税せよとの論ですが、これは前にもお聞きしましたが、レスがないので再度お尋ねしますが、仮にデフレギャップを30兆円として、それを埋めるのに具体的にいくらの減税を提案されますか・・・

・・・市場の失敗で既に全てを自由市場に任せて良いものか(デフレギャップの原因の一つになっているリーマンショック)という世界中の反省機運の中で、震源地である当のアメリカでさへ反省の機運が起こり、それで尚、減税効果を市場の自由な活動に任せるとして、30兆円のギャップを埋める=30兆円の成長が実現できたとして、税収増加と減税のプラスマイナスはどれくらいに計算されますか・・・
その上で財政破綻は回避できるのかどうかも、教えてください・・・

・・・アメリカは新自由主義経済思想の下で減税をやり、且つ貯蓄せずに使え政策でやって来て、それで破綻の後は、食糧券を求める行列の山です・・・私は減税に反対している訳ではありません、通常の景気循環政策ならともかく(1)の状況の下ではどうにもならんと言う立場です・・・ましてや増税などとは噴飯ものです・・・余命を保つだけのものなら、やめておけという論であって、増税によって解決できるものではないとまで、考えております・・・。

メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.327 )
日時: 2010/03/20 12:29
名前: 満天下有人

「seijikeizaiさん324へのレス」A

・・・<何が必要かを誰かが決められると思うのは、人間の思い上がりです。新エネルギーが必要だと決めつけるこの考えは社会主義的思想に近いと思います。自由市場経済を信じるべきです。>・・・

・・・これはこれは(笑)、原油市場に振り回され、かつ排出ガスを撒き散らすことを防止し、新たな成長分野を見つけようという姿勢が、なんで社会主義思想になるのですか?、何でそれが人間の思い上がりになるのでしょう?・・・論理の飛躍が大きい・・・

CO2削減も陰謀であったことは英国で暴露されていますが、そんなこととは関係なしに、自然現状を良く見て新たなことを考えることは、思いあがりでなく陰謀に乗ることでもないと思うのですが・・・逆に排出ガスで地球は温暖化していないという論は、オイルに群がる連中の陰謀であるとの反面もありましょう・・・そんなことには関係せずに新たな途を模索すべきであると思います・・・

・・・ちなみに、ハイパーインフレを克服し見事な成長を遂げているブラジルのルーラ大統領は貧しい農民の家に生まれた、左翼社会主義者です、その人間が決定権を持って決めて、見事な経済成長を実現、成長の裏付けの下に貧しい層には手厚い保護政策も実現させております・・・

・・・何が必要かを誰かが決められると思うのは、人間の思い上がりです、と言われても、ブラジルの例にも見られるように国家転換に際し、デカイことの実現には国家サイズでの政策が必要になるでしょう・・・あなたが触れておられた自然保護もかねての治山治水、面積割りをベースにした地方税の地方への委譲・・・これとて誰かが決めないでやれますか?自由な市場がやれますか?・・・誰かとは勿論、市民の声も含めてです、自由放任で何かが決められるとは思えません・・・

・・・どうもご意見の論法を聞いている内に、レーガン政権以来、経済思想の中核となり、今日の世界を破綻に導いたハイエクの新自由主義経済思想が思い出されます・・・「そもそも人間なるものには理性を期待することは無意味である・・・全ては減税の上自由市場に任せるべきである」・・・

その結果、アメリカ市場は崩壊しその自由を標榜した小泉内閣(竹中)では、派遣労働法が加速され、企業首切りの自由の下で食えない層が激増しました・・・
別稿で、経済(学)は、事前に実験が出来ない,故に仮定も結果実績を良く分析した上で検証されるべしと書きました・・・私は(1)で申したように巨大国家負債をベースに何故そんなことになったのか、それを踏まえてこれからの仮定政策に誤りは無いか、過去現実をマクロ視点で分析検証するように心がけております・・・その視点で再度お尋ねを2、3書いた次第です・・・。
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.328 )
日時: 2010/03/20 18:21
名前: seijikeizai111

環境バカたちに腹を立てて、少し言い過ぎたところはあると反省はしています。
ただ新エネルギーの開発が、今、急がなければならない課題でしょうか。
原発に代わる新エネルギーの開発を急ぐべきだと言われるなら賛成します。

ただ、新たな成長分野は、自由市場経済に任せるべきです。



>>>巨大国家負債をベースに何故そんなことになったのか、・・・

国家負債=悪というとらえ方は間違っています。
善でも悪でもありません。
国家負債=国家資産ですが、その資産がある人に偏っているとすれば、資産格差、所得格差を生み出していることに原因があり、それは課税方法や支出方法が間違っているだけかもしれません。


竹中小泉は嫌いですが、自由市場経済を原則守っていくことが必要だと考えています。
その上で、自由市場経済の宿命である所得の再配分をどういった方法で行うのが良いかを見つけていくことが必要だと思っています。所得の再配分は国家の役割です。

派遣切りなどの株主利益の強化というのとはちょっと違います。
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.329 )
日時: 2010/03/20 20:57
名前: 満天下有人

・・・seijikeizanさん、対話を重ねると分かって来るものですね、あなたは純粋な人柄だと思います・・・

・・・国家負債は勿論悪ではありません、止むを得ずそうなることも有り得ます・・・しかし私のように人生、些か世間の裏にもタッチしたことを通じて、国政経済施策来し方を見るに、悪がかなり混入されているなと・・・端的に言うなら、選挙目当てでの財政出動によって、今日の借金の山が出来上がってしまった部分は、かなりあると思います・・・

・・・純粋理論による提案でも、巧妙に利用されることがしばしばあります・・・

例えば、昨今の増税論、減税論にせよ、何かを隠したい意図がよく見えるのです・・・あなたの純粋理論がそうであると申しているのでは有りません、誤解の無いように・・・

私のスタンスは、誤魔化しであっても、それしか手がないなら、ウソも方便で仕方ないと思うこともありますが、こんな経済社会様相に落とし込んで、破綻が見えているのに、いつもの手で誤魔化しを続け・・・しかも純粋理論までをも利用する意図が見えると,糾弾せずに居られなくなってしまうのです・・・

・・・そういうことです・・・。
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.330 )
日時: 2010/03/21 21:06
名前: seijikeizai111

満天下有人さん


貴重なご意見ありがとうございます。

私が述べているのは原則論です。

原則に外れるにしても、知って外れるのか知らずに外れるのかでは違います。

原則を知っていなければ誤魔化されてしまいます。

おくまで、原則を確認することが大事だと思っています。


別のベーシックインカムのスレでは、お金をただ配るということは反対だ、という立場で述べていますが、自分の中では何も矛盾していません。

ですから国債を何でも認めているということではないのです。

道具ですから使い方次第です。

ベーシックインカムは自由市場経済の原則や人間の生き方という原則にあまりにも離れ過ぎていると感じています。


ここでは新参者ですが、よろしくお願いします。
メンテ

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