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[267] 当代世間裏算用
日時: 2009/10/14 23:01
名前: 満天下有人 メールを送信する

「経済学の怠慢」@

・・・世間胸算用は、江戸時代の浮世草子作家の井原西鶴の名作か・・・

江戸時代では大名から庶民に至るまで、世間の勘定にツケ払いは当たり前のこと、掛売り期間が長い商いは年末大晦日に決裁・・・庶民はツケ買いの胸算用が狂って決裁から逃れるために、大晦日が近づくと必死に智恵を絞る、知能指数はかなり高かったようである(笑)・・・

・・・江戸時代の両替商は今で言うところの銀行のようなもの、一定の保証金を担保に入れておくと小切手帳を発行してもらえた・・・掛け売り人もツケ買い人も、残高以上の小切手を発行し合って、それが残高不足の複数人が絡んでしまうと、売り人も買い人も訳がわからなくなって、大晦日を越えてしまう(笑)・・・

・・・昨今、世界を大不況に落し込んだレバレッジ・金融錬金術、主要諸国中央銀行もフアンド発行当事者も、一体どれほど未決裁残高があるのか、誰にも把握できない・・・その点に限って言えば、誠に西鶴が面白おかしく書いた江戸時代の風景と大して違いも無い・・

把握している未決裁残高とて、さて公的資金を引っ張り込むにはどうすべえか、ビクビクものの胸算用に忙しいことであろうが、これは表に出せない算用であるから、裏算用というものであろう・・・政治資金などと言うシロモノも裏算用の一つであろうか・・・

・・・西鶴の時代のそれぞれの家計の裏事情から生じる駆け引きは、まだ牧歌的な匂いがあって、ほほえましくもなるが、当代ではさようなわけにも行かない・・・
通貨を媒介しての庶民の暮らしなどと言うものから大きく乖離してしまって、正にお金様々だけが大手を振って街を、いや世界を闊歩し、庶民の暮らしなどとは全く無関係に動き、いや逆に生活を、実質経済を振り回してしまう・・・

今日のその光景は、江戸庶民が実質生活維持のためにツケ買いし、売り方がツケ売りした風景と似ても似つかぬものである・・・

・・・出発点は確かに、借金を証券化してあなたがたの借金はこれで儲けて返済可能になりますよと・・・だが証券化された借金を、別の機関が借金で買い、その借金をまた証券化し、更に別の機関がそれをまた借金で買い・・・延々と借金の額が天文学的数字に膨れ上がってしまった・・・

今日の地球とは、貨幣錯覚がどれほど無用な苦しみを自ら製造しているのかが分からないままに、ババ抜きゲームを行なっている惑星のようになってしまった・・・。
メンテ

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Re: 当代世間裏算用 ( No.301 )
日時: 2010/03/14 12:48
名前: 満天下有人

「再び小沢一郎論」A

・・・小沢独裁悪イメージで思い出されるのが、海部首相辞任の後の次期総裁選らびでした・・・小沢幹事長が総裁候補の宮澤、渡部美智雄、三塚を自分の事務所で面談するというあの場面、私も宮澤喜一が部屋に入っていきなり小沢に、よ〜、大幹事長と揶揄する場面をTVで見ておりました・・・

若造が先輩を呼びつけて面談するとは、思いあがりも甚だしいと、マスコミが一斉に非難しておりました・・・既に竹下派の実務をし切っていた大雑把金丸が、小沢の固辞にも関わらずやらされて、更に呼びつけるという形ではなく自分から三氏を訪問する、公平を期するためにホテルにしようと言うことだったのが、当日が大安吉日のためにどこも満杯・・・小沢が各氏の事務所に行くというのを三氏は逆に、推薦を受ける者が幹事長の所に出向くのはやぶさかではない・・・

渡部美智雄と小沢の事務所は同じビルだったので、小沢が行くというのに渡部がいや、そちらへ行くというのが真相であった・・・それを小沢に嫉妬心を持つ連中が、あたかも若造が呼びつけたという風潮をマスコミに流してしまった・・・

・・・小沢に、ほんとのことを言わないとあなたが益々損すると言っても小沢は、いや真相を言うと傷つく者が出る、私が我慢すれば済むことだ、オヤジから決して言い訳はするな、悪い評判が定着しても絶対に他人を批判するなと、厳しく育てられたもので、言い訳はみっともないと思っている・・・

こういう男なんですがね小沢は・・・海部失脚の後金丸が、小沢、お前やれと言っても小沢は先輩を差し置いて出来るものではないと、きっぱりした姿勢を崩さなかったのに、何で世間はかくも小沢を嫌うのでしょうかね・・・大雑把な金丸にしても、小沢は困難期に大胆な政策を取る能力があると見抜いていたようです・・・

「第二の遺恨型」
この代表が竹下と野中広務・・・竹下は金丸が小沢を幹事長に据えることに猛反対していた・・・建前上は主要ポスト経験の無い者を抜擢するのは党内秩序を乱すからと言うもの・・・本音では小沢が竹下流自社談合政治を密かに心よく思っていない、いずれ自分の政敵になる芽を摘んでおこうというのが、本音、そしてその通りになって行った・・・
平野氏が初めて参院選に立候補するとき、竹下、野中の思惑は小沢の監視役のつもりで平野氏の当選支援を行う・・・しかし平野氏は小沢の自社談合政治打破に共感して立候補したい、その悩みを小沢に打ち明けたら小沢は、いいじゃないですか、彼らの言う通りにして、後で革命を起こせばいい・・・実際にそのようになって小沢も平野も新政党を立ち上げることになる・・・これに対する竹下、野中の脈々と続く遺恨は、並大抵のものではない・・・
・・・大手マスコミや検察OBも入る情報調査・三宝会を竹下が作ったのはこの頃です、以後マスコミの小沢標的は今尚続き、反小沢派は何かにつけてこの会を利用しマスコミはそれでメシが食えるとして謀略を垂れ流す・・・これが昨今の小沢VS検察となっている・・・

「第三の恐怖型」
これは嫉妬型と遺恨型の合体型とも言える・・・マスコミを通じ小沢に抵抗する勢力が組織化され、小沢の改革によって既得権益が失われる恐怖をこの組織を通じて阻止する型・・・これは自民に多いでしょう、そして渡部恒三のようにその恐怖を分かち合う者が民主党内に拡散して来る・・・

・・・己の力量は棚に上げ、政治家になった以上総理総裁になりたい者は多々居る中で、小沢ほどそれを求めない政治家は希少です・・・自利などでは絶対動かない・・・
自民総裁谷ガキなどはあっさりなってしまうタイプで(笑)・・・それにしても与謝野、舛添あたりが何やらゴソゴソ動き出しているようですが、ポイントは外部要因でなく民主党そのものの中にあるように思います・・・しかし小沢は総理になるよりも、三流政治に睨みを利かす位置に居た方が良い・・・理念を言ったところで理解もされない、その実現にも妨害がかかって来るばかりですから・・・。

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Re: 当代世間裏算用 ( No.302 )
日時: 2010/03/16 14:05
名前: 満天下有人

朝日記事「悪夢・20xx年日本破綻、消費税25%」C

・・・1昨日鳩山首相は、消費税増税は公約どおり4年間はやらない、しかし行政のムダを徹底して削除した上であれば、国民も必ずや理解して頂けると思う、さような答弁をしていた・・・

実に甘い(笑う)・・・新成長路線のグランドデザインもなく、その上で巨大負債の問題をランニングコストによってカバーできるとでも思っているのであろうか・・・甘いというのは、朝日が言うところの消費税25%想定論、何故25%必要かと言う根拠の明示が無い・・・社会保障のことだけなのか、巨額発行残高に対する国債費も含んでのことなのか、20XX年国家破綻シナリオをセンセショーナルに打ち上げた割には、その根拠が不明確だ・・・

・・・それより何よりも、内閣支持率32%に低下、鳩山邦夫離党、新党立ち上げに関わる与謝野や舛添に石破など、自民党内部の対応などを見ていると、経済論議をする気も萎えてくる(笑)・・・それはそれとして、

天橋立さんが何やらヤフー掲示板の21世紀トピでの、通貨議論を紹介しつつ別スレッドを立てておられ、久しぶりにヤフー掲示板をざっと覗いてみたが、僭越ながら感想は、群盲ゾウをなでるという感じで、何のために通貨議論をやっているのか、枝葉抹消の言葉をいじくりまわしているだけで、通貨議論の先で成長論をやっているのか、所得再分配論をやっているのか、財政破綻を想定して通貨論をやっているのか、何のためにと言う根拠がここにも不明確であるとのが率直な印象だった・・・

これまたグランドデザインなき机上の経済論を(いや経済論でもない)角を突き合って楽しんでいるだけの印象だった・・・

・・・経済、その論議は常に仮定の陥穽に落ち込んでしまうという欠陥を持つ、それは経済論なるものが、実験が利かないという宿命を持っているということの反面でもあるのだが、それにしても仮定の与件が間違っていれば、あるいは与件に不足があれば途中から矛盾した論の方へ曲がってしまい、とんでもない非現実的な結論へ誘導されてしまう・・・

・・・例えばその中の一つ取上げてみても、国が国債発行して形成される国家資産とその減価償却に関し、減価償却対応の通貨の増発印刷の必要性の有無の議論のように、仮定そのものが間違っていれば、間違った結論が誘導されてしまう・・・いやそれ以上にそんな議論してもナンセンス議論であり、グランドデザインにはまったく関係無いと言う方が当たっている・・・

枝葉抹消のことを一々批判したくもないが、一応仮定が間違っているということの検証として、そもそも投資財源として国債が発行された時点で必要通貨は既に発行されている、それは成長、経済実体としての裏付けある付加価値増加分に対し通貨はそれに対応して既に発行されており、その内の預金に回った分が国債財源通貨として既に手当てされている(一応信用の創造分与件は除外するとして)・・・

だからその後の減価償却分は単に、国債運用上での損益に関するもので、資産を形成しない支出分も含めての損金計上の帳簿上の整理の問題であり通貨印刷増刷とは関係が無い、更に、その費用支出分に対応する通貨も、税という既に形成された付加価値から徴収されるから、その付加価値に対応して発行された通貨によって充当されているものであり、減価償却分の追加通貨印刷発行は不必要となる・・・

付加価値増加分については、通貨印刷義務があるとの議論もナンセンスである・・・義務があるとか無いとかの問題ではなく、付加価値増加があれば通貨が後追い増加発行されるのは当たり前の話であり、何も義務とか言うややこしい概念を持ち出す必要など全く無い・・・未来を予想するとき、ある与件仮定を与えねばならないが、間違いを超えてナンセンスな与件を与えると、話が空論を楽しむだけのことになる・・・経済論議でよく見受ける陥穽であろうか・・・

・・・さような象の一部を撫で回し、如是我聞、我かくの如く経済全体を理解せりとするから、全体を見誤り、よってグランドデザイン描写も出来なくなる、実験が利かない分野であればこそ尚一層の、与件仮定が間違っていないか、分析が間違っていないか、可能な限りの検証に留意すべきである・・・

・・・別スレッドで紹介されているベーシックインカム論、その土台になる昔からある公共経済論をわが国に具体的にあてはめて、社会の仕組みも含む新たな仕組みとして提言されているものであり、その意味でグランドデザインに近い、教育分野も入っているが少なくとも政治を除外した“経済循環”に限定した場合という意味ではグランドデザインに近いと言える・・・

筆者は結論として北欧型の経済構造を想定されたものであろう、故に、高負担、高福祉を前提とされている、財源としての増税も消費税にすべきと提言されている・・・

高額消費税だと所得が無い者も税を負担せねばならないという矛盾が生じるが、そこをベーシックインカムで補填しようというのが論旨であろう・・・これに対し現金での補給は通貨の増発を招きインフレ誘発を懸念される向きも居られるが、その懸念、仮定は間違っている・・・高額消費税負担対応通貨は、既に付加価値に含まれる賃金など所得発生の段階で供給されているものである・・・その既発行通貨の中から徴収するものであり、別途増発する必要は無いわけであるから・・・ただし、ベーシックインカム論にも税全体の与件仮定が欠落しており、そこも満たさないと変な結論が出てくる、そこは別に後にするとしてこれに関する通貨面からするインフレ懸念は無いであろう・・・。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.303 )
日時: 2010/03/16 14:11
名前: 満天下有人

朝日記事「悪夢20xx年日本破綻、消費税25%」D

・・・このスレッド冒頭で、経済学の怠慢ということから始めさせて頂いたが、与件ということに関連して言えば、そもそもキリスト一神教の世界で経済学も発展して来た・・・

・・・西欧経済学先哲たちには、物理数学、それを基礎にする哲学出身者が多いということも以前の投稿で紹介した・・・自由主義経済でよく引用されるスミスの「神の見えざる手」というのも、経済の結末にせよ最後になってみないと誰にも分からない、全ては神のお導きでというキリスト一神教的な精神が土台になっている・・・

・・・だが中世から近世に入り、教会に支配されていた社会に対し、神への疑問が同時に経済の分野での疑問となり、果たして「神の見えざる手」というものは存在するのか、神の手の証拠が欲しくなって物理数学者たちによる経済(学)への検証が始まったやに思える・・・

・・・近世に入り検証のための与件仮定の軸が貨幣に傾いてしまった、間違った貨幣供給の与件が、今日の世界経済の現状をもたらした、実験ができない経済であるが故に、前もっての与件が如何に重要であるかが分かる・・・

増税論、インフレ論、その元になる通貨発行論にせよ、必要な与件を見落としてはならない・・・わが国で言うなら、将来の展望を考えるとき、その前提となるこの巨大な国家債務を与件として入れておかねばならない・・・

・・・がん細胞に例えて見ると分かりやすい、通貨増発論、あるいは増税論、インフレ論にせよ根本のがん細胞処置はそっちのけで、言うなれば抗がん剤を打ち続けるような議論であるとの印象だ・・・

例えば前稿でも触れたように、付加価値の増加があれば通貨増発の義務が生じるというような議論はナンセンスである・・・義務とかそういうものではなく正常細胞が増加するなら当然に血液(通貨)は増える・・・また先に増血剤を打てば正常細胞が増えるというものでもない、がん細胞が残っていればそこが栄養を吸収し、がんは更に拡大するだけである・・・

・・・そのこととは別に通貨増発は言うなれば、株式発行増加に当てはめて見ると分かりやすい・・・具体的に収益増加につながる投資の裏つけなく株式を、第三者割り当てなどを通じ増発すると、所謂株式の希薄化現象が起って株価は下落する(価値が下がる)・・・最近では三井住友フアイナンシャルグループの巨額増資にその現象が見られた、株価が下がり少々の買いでは何しろ発行株数が巨大だから簡単には上がらず、低位安定してしまう・・・

どこかの投資フアンドがシンジケートでも組んで一斉に買い支えれば上昇もするだろうが、これに一般ダボハゼが食いついて来ると、巧妙に売り抜けて後は、発行株数の多さが重石となって価値が上がらなくなる・・・通貨の価値下落もそれに似ており、為替防衛出動は良く見られる現象である、それは通貨価値が常に国際要因によって左右されるという証左である、裏付けなき通貨増刷はさように国際攻撃を受けるということであり、単に国内問題だけに留まらないということである・・・

話を戻して増税論にせよ、言ってみれば抗がん剤費用が嵩むだけで、それでがん細胞を叩き消滅させることが出来れば幸いだが、その間、根がでかくなったがん細胞は拡大し続ける(毎年増加する国債費)・・・

インフレ怖れるに足らず、なぜなら名目所得をそれに連動させて増やせば、どうということもないとの議論も、言うなれば肥大化した癌に併せて体重が増えれば良いというようなもので、戦後高度成長期、つまり需要に対し供給が不足していた時代なら、まだがん細胞は発生していなかったから、通貨増発も正常に後追いできた、つまり正常細胞が必要とする養分の供給であったから・・・

・・・しかし国家破綻の場合のインフレ見合いの名目所得増加、それは柔な額で追いつけるものではない・・・市場経済に移行した時と言う特殊事情はあったもののロシアがルーブル増発で国家破綻、インフレ率は2500%の上昇、言ってみれば体重平均65キロとしてx25倍で、体重1トン625キロもの巨体を支えねばならない・・・これはどういうことかというと、末期がんにおける腹水が溜まったような異常な状態であり、それを維持するという無意味な療法であり、ごまかしているということだ・・・患者に向かって、あなた大丈夫、体重も増えているのだからという事に等しい・・・患者とて慰めとしか受け取らないであろう、目下の国家財政状態に対する国民の受け留め方は、その慰めを信用している光景とでも言えばよいか・・・政府紙幣発行論や日銀券増発と言う麻薬によって気分が一時的に収まるからであろうか・・・
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Re: 当代世間裏算用 ( No.304 )
日時: 2010/03/16 14:22
名前: 満天下有人

朝日記事「悪夢20xx年日本破綻、消費税25%」E

・・・巨大がん細胞=巨額国家債務が存在する以上、これを潰さずしての処方箋は、必ず崩壊の時が来るまでの間の、抗がん剤論に過ぎない・・・朝日がシムレートしていたように、ある日、末期がんであることが分かり政府がそれを宣言・デフオルトすれば国際信任が崩壊し、企業などの経済活動は停止してしまい失業者が溢れかえる、抗がん剤費用どころの話でなくなる・・・

そして抗がん剤費用対策としてまた、金利がかからず国家債務が増えないものとしての怪しげな政府紙幣発行論がまたぞろ、息を吹き返してくる・・・これはクリントン政権時代の経済諮問委員長であったステイグリッツが数年前に日経主催の後援会で唱え、これにこちらの財政論者が飛び乗ったときから、議論が活発になった・・・お風呂屋で窃盗か何かで国策逮捕された元大蔵官僚の高橋洋一がこの論の扇動者で、榊原も条件付で乗った・・・

・・・しかしステイグリッツも榊原もその狙いは、政府紙幣を発行しつつ、その間に国家債務を少しでも何とか減らせればというのが本音であったように思う・・・あの時起った「円天」事件、それを比喩して国家ぐるみでインチキはダメよという訓戒を含んでの限定した政府紙幣時限発行論であったと思う・・・

・・・拝見する限りでの議論は、グランドデザイン無き抗がん剤療法にも見える・・・そしてその療法も受け入れるとしても、詰めが甘い感じを受ける・・・

単に金利タダというだけで、政府紙幣なるものと国際信任を受ける日銀円通貨との関係も詰められていない・・・二重通貨の位置つけはどうなっているのか、政府紙幣と日銀券との交換はするのかしないのか、その比率をどうするのか、流通実務をどこがやるのか、税もそれで払えるのか・・・税も政府紙幣で払えるとするなら、もともと政府負債=国民負債にならないとするなら、政府紙幣で全ての国家費用を賄い、税など徴収する必要もなくなる、果たしてそんなことが信任され得るものだろうか・・・

・・・そして政府紙幣流通量が漸次増加して行くのだから、国際信任通貨としての日限券は償却して行くのか、大本の巨大負債も政府紙幣で返すことが出来るのか、海外に行く場合、諸外国でも政府紙幣は使えるのか・・・

とすると何のことはない、ただ日銀券を政府紙幣におきかえるだけで、巨大がん細胞は残ったままである・・・政府紙幣を日銀以外のシステムで流通させるとする場合、何のことは無い、政府と中央銀行が一体になっただけのことである(シンガポールがそれに該当する)・・・

・・・ならばそんなややこしいことをせずに一挙に新たな日銀券で全てを償却してしまへば済む話である、単に国家破綻状況だから消費税25%にするなどという小手先の療法で、果たして新たな正常細胞を育成することが出来るというのであろうか・・・

(ちなみに日銀は、金融機関および政府に対し既にヘリマネを発行し続けている・・・マーシャルのK=成長率とマネーサプライ比率の実績を見れば一目瞭然である・・・

名目GDP:  平成元年408兆円 同20年515兆円(伸率126)
マネーサプライ 平成元年455兆円 同20年839兆円(伸率184)

マーシャルのK:平成元年1.12  同20年1.63

この数字を見れば成長無き通貨供給の足跡が歴然である・・・では過剰貨幣はどこに流れたか、言うまでも無く税収無き国債費のために日銀券が増発され続けて来たということです、ヘリマネである・・・)

私がくどく批判しているグランドデザイン無き処方とは、現状の処理なきままに成される将来図形、つまり現状処理もできないままに走る未来路線のことである・・・現状処理もできないということで、通貨論、増税論、インフレ論をやってもほんとのグランドデザインが創れるものなのか、そんなことはどうでも良いとするなら、単に経済言葉遊びを楽しんでいるだけ・・・そんな懸念を抱くからである・・・腐った国債など一度燃やしてしまえばいい、そんなものに増税でひいひい言うこともない・・・

・・・食糧鎖国論も出ていた、食糧だけでなく通貨も鎖国して(ドルペッグ)、いや経済関係を一度鎖国して一から洗濯し直すくらいの覚悟が、グランドデザインというものであろう・・・外が何を言おうともほっとけば良い・・・わが国得意の他人事みたいな「誠に遺憾に存じます、残念なことです」・・・さように云っておけばよい(笑)・・・但し再び世界に貢献する為に、ですと・・・(続く)。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.305 )
日時: 2010/03/16 16:39
名前: 満天下有人

朝日記事「悪夢・20xx年日本破綻、消費税25%」F

・・・『財務相が、「1年前に税率が20%に上がったばかりの消費税について、当面の間25%にします」、と語ると、テレビ中継を見ていた財務省幹部が、若手に囁いた、「おれが入省したときの首相は、4年間は5%から上げないと断言していたんだぜ。今思えば、その時の10年度予算が転落の節目だった。戦後初めて当初予算で税収より多い国債を発行したんだ。」・・・

(独白:これは昨今、財務官僚の突き上げを食って菅直人財務相が、早く消費税を上げる議論をと言い、方や鳩山首相は、公約で次期衆院選までの4年間は上げないとする光景を、数年後に皮肉ったものである)・・・

『会見で記者が、「金融市場への影響をどう見るか」との質問に対し財務相は、カメラを見据えて「緊急プランとIMFの支援で、市場の動揺は必ず抑えられる」と断言した。だが既に株式市場は未曾有の暴落を始め、円安が一挙に加速、銀行へ預金者が引き出しに殺到、製造業は混乱の余り商品の原価高騰も招いて製造も出来なくなり店頭からは商品が消えてしまった』・・・

(独白:この光景は92年〜98年のロシア経済崩壊と、01年のアルゼンチン国家破綻と同じであるが、少し違うところは、両国の場合は対外債務が巨額に達し国際金融市場が同国に対しデフオルト宣言を「させた」・・・

わが国の場合は、20xx年ではどうなっているかは分からないが、対外債権債務は差し引き約100兆円の債権残になっている・・・これは殆ど米国債保有高と同じ額なのだが、何もIMFに支援を要請する問題ではない・・・要請する問題ではないと言う最も大きな要因は、そもそも日本はIMFへの出資額は米国に次いで第二位であること、これは何を意味するかと言うと米国、日本、ユーロでもって国際支援基金を形成してある種の通貨秩序も保たれているから、その中心がこけると世界全体がこけてしまう・・・通貨だけでなく世界経済全体として・・・

例えるなら二人三脚競争を拡大して100人が足を結び合って走るとき、その中心がこけると皆こけてしまう・・・言うなれば世界恐慌を招く・・・逆に言えば、だから世界は円価値を毀損する状況は極力避けたい、もたれあいの構図が変な形でこれまでは、GDPの二倍もの国家債務をかかえていても外部からの円価値毀損をしかけることは出来ないありがたい構図になっているとも言える・・・

勿論、国債発行残高の95%は国民金融資産が裏付けとなっているにしても、しかし朝日シナリオにも書かれているように、その国債費の維持がただ今の状態では維持できなくなるから消費税を25%にすると言うわけだから、これでは国民金融資産を減損させて行き且つ、ただでさへ需要がない所へ需要減のアクセルを踏むことになり、そこへ限りなく円を供給するといくらなんでも国内金融機関といえども国債引受に二の足を踏み、国民とて円に対する信任を下げて行くだろう・・・

これはまだ国内での円の評価問題であるにしても、一国の通貨の評価=国の信用度は常に国際市場がそれを決めるものだ・・・1面朝日記事の解説として三面にみずほ証券による試算では、欧米より低い税負担による増税余地が570兆円あるから、後570兆円国債発行の余地があるとしている・・・

・・・借換債も含む20xx年に国家債務が国民金融資産を凌駕し、そこが国家デフオルトの分岐点になるとしている・・・

みずほは、外国比較低税率だから増税の余地を以って国債発行はまだ可能だという・・・借換え債財源+国債費および社会保障費不足分を合わせて毎年55兆円発行x10年で550兆円である・・・現在の消費税歳入は約10兆円だから、現行5%を5倍の25%にすればほぼ見合いが取れる・・・

さすれば所得税などは廃止しても良い勘定になり、ベーシックインカム論での、全ては消費税でという論と一致はする・・・

・・・しかしだ、これで根っこの巨額債務が消えれば良いが、総歳出は約80兆円だから旧国債残高償却に充当できる額を考慮しても、精々20兆円としてx10年で200兆円の償却・・・ここで歳出年80兆円が高齢化などの要因で増加し、消費税増加で消費傾向がダウンすると、旧債務の償却財源はほとんど無くなり、25%に上げても相変らず国債費を営々と積み上げるだけで、債務残高は減っても100兆円くらいものだ・・・地方合わせて900兆円は已然として残る・・・

しかもみずほ試算では、増税によって国債を更に570兆円発行できるとしているから、そこには旧債務償却の考えは抜きにされている計算だ・・・そして朝日記事では20xx年に25%上げる、それも前年までの20%を更に5%上げると云っているのだから、結局それまでの9年間は20%に騰がっても債務償却が出来なかったことを、白状しているようなものである・・・
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Re: 当代世間裏算用 ( No.306 )
日時: 2010/03/16 17:37
名前: 満天下有人

朝日記事「悪夢・20xx年日本破綻、消費税25%」(完)

・・・首相の消費税増税、必ず国民の理解を得られるとの発言、みずほの単純な外国比較による増税余地と、それに基づく更なる国債発行の余地はあるとの論、そして朝日の意見なきシミュレーション・・・どちら様も、誠にいい加減、無責任なことを仰る・・・ここにも何のグランドデザインも持っていないことを、自ら白状している光景が見える・・・

・・・全体の朝日論調は、消費税を25%にし歳出を5%減らせば国は立ち直れるというものだが、それだけで国は回復できるのか、とてもそうとは思えない・・・

国家デフオルト破綻の火付けは過去の例からしても、ヘッジフアンドなどによって株式市場先物での売り浴びせから開始されるであろう、これは同時に強烈な円売りを惹起する・・・そして国債下落で金利は多分30%くらいに跳ね上がるだろう・・・

・・・わが国と一蓮托生になっているIMFが、朝日シミュレーションにも書かれているようにある年に首相が、緊急事態ではあるが「IMFの支援約束も取り付けてある、動揺するな」とあるように、仮にIMFが株式市場下支えに手を伸ばしてくれたとしても、アルゼンチンの例にもあるように、5%くらいの歳出削減でなくもっと厳しい条件を出してくるはずである・・・そして実務の窓口は米巨大金融が取り仕切り、高金利と中小企業は排除する金融支援策を取るはずである・・・

年金、健康保険なども無しの極端状態も想定しておかねばなるまい・・・

・・・残念ながら天皇は既に「象徴」天皇様である・・・「忍び難きを忍び、耐え難きに耐えて」というお言葉を発せられない(笑)・・・ありがたいと言うか、せめて耐えるお言葉があって、我が民族気質上では、よし耐えて見よう!ということもある・・・そのx年のある日、国家破綻を宣告する首相のために国民は、果たして耐えて見ようという気持ちになるであろうか(笑)・・・

・・・今からグランドデザインの構築を始めておかないと、通貨論にせよ増税論にせよ、現実の悪化している状態を再度よく認識し、そこを基点に色んな批判要望を出していかねばならない・・・そのネックになるのが、巨大国家債務なのである、その処理なくしての議論は、腐れ石の上で踊っているだけの光景である・・・

・・・弟スサノオに怒った太陽神・天照大神が岩屋に篭ってしまい、アメノウズメが滑稽な踊りで、やっと天照に岩戸を明けさせた踊りと、近代で踊っているだけのこととは、意味が自から違う・・・逆にいい加減な施策をやる、そしてその取り巻きどもは岩戸に封じ込めねばならない・・・(笑)。

・・・日頃簡単に理念無きとか、哲学無きという言葉を簡単に発してしまい、政財界の賢人の方々に対しては誠に僭越なことである・・・

しかし別に難しいことを云っている積りはさらさら無い・・・辞書に書いてある通り哲とは「物事の道理」のことである・・・それを識って、それを実行するかしないかだけのことである・・・

天の岩戸を一旦閉めた方が良い、外国に対してもだ・・・外国保有の無い国債であるからもっけの幸いである、何も外国からの借金に行き詰まってのことでもない、国際関係から生じる影響は勿論、排除できないが、円にしても国内での通貨問題であると封じ込めてしまえば、通貨鎖国をやったら良い、為替変動自由市場から一旦撤退して、$1=500円なら500円でドルにペッグしてしまい、立ち直るまで固定してしまって為替・円リスクを封じ込めたらよい・・・

・・・そして新円に切り替えてそれで以って旧国債を償却してしまえば良い・・・1000兆円の新円で返済すれば良い・・・そして財政規律の元に新たにその一部を財源にして新たな、有為な再投資をやる・・・新エネルギー開発ならほんとに真剣に取り組む姿勢で、故に芸の無い単なる国家破綻ではなく、故にグランドデザインを早く構築する必要があると言うわけだ、・・・農業などもその一環として鎖国に組み込めば良い・・・

・・・主食のコメは過剰気味だから心配は無い、後は動物蛋白確保のための飼料穀物と大豆だけのことである・・・国際市場価格とのギャップが農家を引け腰にしているのだから、そこは鎖国によって国内コスト循環型に出来るはずである・・・

第一次産業としての農業の生産高は、現在10兆円くらいのものである、主要食糧もコメは大丈夫とすれば、後は野菜や果実の扱いであろうか・・・そこで第一次産業の部分だけに目を向けずに、第二次産業としての農業、つまり加工分野での工夫を要されることになる、現状ではここに80兆円の付加価値創出があるのに、ここが外国勢に押さえられてしまっている・・・

第一次産業と第二次産業分野での連携を工夫すれば更に、農業の第三次産業分野、外食産業にまで波及効果が出るはずである・・・ここも外国勢に負けている・・・

・・・ロシア危機はひどかった、インフレ率2500%、国債利回り50%!・・・立ち直れたのは第一次資源国だからである、アジア通貨危機も数年で立ち直った、それは中国の外輪として世界の工場の一部を担えたことと、何よりもリーダーがしっかりしていた・・・マレーシアのマハテイール首相である・・・時限的に外国資本のカネは使うなと命じ、自国銀行に自国通貨を使えとしてIMFにも強い姿勢で臨んだ・・・今年年頭では、態々オバマ大統領に新年の書簡を送って、米国主導の世界金融政策に強い注文をつけている・・・わが国にさような人材がいないのが痛い・・・そこを我々国民がカバーせねばならない、智恵が回らない部分があるのは誰しも同じだが、少しでも全体を見て、自らに降りかかって来る火の粉が、どこから飛んで来るか・・・せめてそれくらいのことには気がつくようにしたいものだ・・・

・・・鳩山内閣支持率32%まで下落・・・全体を見る目がそうさせているなら、幸いなのだが、その後をどうするのか・・・まさか鳩山邦夫新党に任せるわけにも行かないし(笑)。


メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.307 )
日時: 2010/03/16 17:56
名前: 天橋立の愚痴人間

満天下有人 さん、ご苦労様です。

貴方の苛立ち、痛いほど解ります。

ですが、彼らにグランドデザインを求めるのは無理かと思います。

それが出来るなら、とっくに、野党時代に出来ているはずです。

てっきり、していると思っていました。

一方、自民党などは、はっきりと国家国民よりも、自分が大事と割り切っている連中なので論外の奴らです。

加藤が己を高杉晋作に例え、邦夫が坂本竜馬に例えるなどこじつけも大概にせよと憤慨しています。


現在の政界を見回しても、とてもグランドデザインが描ける人材はいません。
英雄は、いまだ出でずです。

仕方ないので、我々が英雄の役目をしなけらばならないのではないでしょうか。


ところで、子供手当てとか、高校の授業料とかの無料化は

税金を使わず、造幣局の印刷増でやれないものでしょうか(ヘリマネ論)。
前から、このことを聞きたいと思っていました。
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.308 )
日時: 2010/03/16 19:47
名前: 満天下有人

・・・鳩山邦夫、それに纏わるジミンどもの動きは、滑稽に見えますね・・・あなたが言われる通り、政界再編以前の問題として、国のあり様を変えるグランドデザインなど、微塵も感じられない・・・元々無いか(笑)・・・

・・・子供手当て、教科書無料化のこと、マーシャルのKでも申しましたように、そもそも通貨の増刷発行はなされていた、それは国債費手当てのための紙幣増刷であったと書きました・・・

その延長線でなら国債発行時に無料化財源を忍ばせてしまえば可能なのですが、あるいは政府紙幣でやる手もありましょう・・・だが、現状法律の縛りと、国際金融信任上の要因が必ず襲って来ると思います・・・

国内問題としても、政府紙幣で補給するとした場合、受けた政府紙幣を他でどのように使ってもいいのか、広範な問題が生じて、いや日銀券との交換を可能にすれば良いということになると、投稿で書きましたように、何のことはない、それなら最初から日銀券でやれば良いだけの話になって来ます・・・

・・・では最初から日銀券でやればという論にすると、しかし一国の通貨がいくらでもタダで配れるということになると、こりゃもう好きなときに財を製造し、好きなときに働けば良いということになって、「近代的原始時代」になりますな(笑)・・・いやそうなると子供手当ても教科書無料化とか、そもそもそんなことさへ無意味になってしまいます・・・

・・・私も100兆円くらいばら撒けと、時に言っております・・・その意味は、どうせ破綻するならやってしまへという意味です・・・

少し真面目に言い直すならば、鎖国して通貨を切り替えて、その際に子供手当てとか教科書問題も扱いをきちっと決めてしまへば良い、はっきりと無料化で行くと、財源は、通貨切り替え時点で0にしてありますから、新たに予算に組み込んでしまへばよい・・・

・・・現状ではヘリマネで手当てするのは難しいでしょう、結局巨額負債を抱えているから無理という当初の論に戻ってしまいます・・・政府紙幣にしても巨額負債を残したままでのヘリマネでは、やはり国家デフオルトを加速してしまいます・・・どっちみち破綻するなら、ややこしいことをせずに、いっそのこと、単なる増税で切り抜けるのではなく、いや増税でも切り抜けられない日が必ず来ますから、早々と破綻してすっきりした上で、社会保障無料化もグランドデザインの下にやるべしでしょうね・・・

・・・いや、そんな人材はいないから、破綻心配無用ということになりますかな(爆笑)・・・。
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.309 )
日時: 2010/03/16 20:38
名前: 天橋立の愚痴人間

しつこく聞きますが、

>・・・では最初から日銀券でやればという論にすると、しかし一国の通貨がいくらでもタダで配れるということになると、こりゃもう好きなときに財を製造し、好きなときに働けば良いということになって、「近代的原始時代」になりますな(笑)・・・


たとえば、1年に5兆や10兆でも出来ませんか。
最も、味を占めた連中(国民とも)次々と要求することが考えられます。

やりすぎて「ベーシックインカム」状態になるのは避けなければならないと思っていますが、

実際の結論ではなく、その程度なら可能か、否かの検証がしたいのです。


それと、単に金をばら撒くのではなく、食料鎖国論で言ってますように、人口農地建設など、資産となるものを伴って、実質のヘリマネをやる事は、どうなるでしょう。

要するに、直感的な発想の大枠を知りたいのです。
この部分の論理的検証は、一番苦手な領域ですので。

seijikeizai111 さんは、別のスレッドで、そういうことをやるべきと主張されていますが、それにしても、実際上の影響やディメリットも検証しておかねばならないでしょう。

人民元の変動相場制移行のタイミングのことで、中国の狙いなど、ニュースで解説してますが、はっきりと言って、チンプンカンプンです。

満天下有人さんが言われているように、いっそのこと金融鎖国というものとの対比で考えられると良いのですが、この分野はギブアップです。
メンテ
Re: 当代世間裏算用 ( No.310 )
日時: 2010/03/16 22:17
名前: 満天下有人

・・・橋立さん、理論的にも実務的にも可能でもあり、かつ不可能でもあります・・・

と申しますのは、理論的に可能だというのは、交換手段としての貨幣がタダで配られるものとなると正に、現代における原始社会ということになり、社会形態が根本的に変わるということになり、それを全員がそれで良いということであれば結構でしょう・・・理論的に可能です・・・

しかしわが国一国だけでそんなことは出来るはずも無い、つまり理論的にも不可能ということになります・・・

実務的な面での可能性と不可能性・・・ヘリマネを配るということは日銀が直接日銀券を配給するのでなく、政府が政策としてやることになります、となると国会承認が必要となります・・・従って財源の裏付けをどうするかということになり、例えば官僚経費を5〜10兆円削減出来ればOKが取れる・・・

しかし44兆円の新規国債発行でも事前にかなり難航しましたね・・・増大する他の社会保障費でさへ四苦八苦している時、かつ国債費が今後複利的に増加して行くことが確実なとき、そもそもの国債発行は財源の裏付けなしに出来ないことになっていますから、日銀券を直接政府がばら撒くことは出来ませんから、果たして国会が何も無しで承認することは不可能でしょう・・・

結局、国債発行の中で、無料経費も賄なうとしないと、こりゃもう立法府が不法行為を認めることになり、国家も社会もクソでもなくなりますね・・・いや国民がそれでもやってくれというなら、可能でしょう(笑)・・・しかし近い将来その尻拭いは結局無償交付を受けた者がやるという、何だか何やっているのか分からない状態になり、別の側面から国家社会崩壊を加速することになりましょう・・・

通貨価値の裏付けの原則は、あくまで富を産出する実体ある付加価値と表裏一体の関係にありますから、タダのカネを配っているとなると、必ず国際金融が通貨価値下げに動いてきます・・・ではこんな状態で何故円は強いのか、それはたまたまアメリカがへたっていることの裏返しであることと、前稿でも言いましたようにIMFが一蓮托生になっているから、動きが取れないだけで、G8が新興国も含めてG20に拡大されて来ては、新興国もそんなヘリマネやっている国の通貨はどうのこうのと必ず言い出して来るに決まってます・・・

・・・だから私はやるなら金融も含めて一旦鎖国してやるしか手がないと思っている次第・・・

それから資産裏付けを以ってヘリマネは出来ないかの点については、食糧鎖国してそこへ投資を始めるということは、何もヘリマネではありません・・・実体があり新たな付加価値創出があるわけですから・・・新エネルギー開発分野もそうです、その開発は投資でありますから・・・

但し、国家総資産を裏付けてということになると、出来ません・・・財務省による一昨年の貸借対照表では、資産を債務が約280兆円上回り、つまり債務超過の状態ですから・・・もしそれでもヘリマネ出せるとするなら、国際会計基準から何から何まで、概念を根本的に変えねばならないでしょう、国内とてそれが可能だとなると、銀行など、ではオレんとこどうなるの、おいらもやってもいいかな、そんな混乱を招くでしょう(笑)・・・

・・・では、日銀券でだめなら政府紙幣でどうだ・・・この結果影響については前稿で既に申した通りです・・・中国の動きはちょっとニュースを知りませんので狙いが読めませんが、多分、対米関係が主な理由ではないかと推定します、オバマに代わってアメリカが明確に米中機軸を打ち出してますから、その協調を演出しているのではないかな?米国債保有高も世界一になりかつ米中貿易帳尻の問題もありますから・・・。
メンテ

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