Re: 当代世間裏算用 ( No.291 ) |
- 日時: 2010/03/09 09:59
- 名前: 阿呆の長命
- 池田信夫書評の「歴史を偽造する「口先標準」の教祖」と題する「坂村健『21世紀日本の情報戦略』岩波書店」の詳細は下記を参照してください。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/ikeda/Sakamura.html
いま話題になっている経産省の計画の失敗を明らかにする書評の一つではないかとすいしております。
|
Re: 当代世間裏算用 ( No.292 ) |
- 日時: 2010/03/09 10:03
- 名前: 阿呆の長命
- 「全世界に貢献するはずだった「日の丸OS」を葬ったアメリカとビル・ゲイツの腹黒さ」より概要を転載
詳細は以下を参照
http://blog.goo.ne.jp/neo_japan21/e/149a6438cf1ca6a7ad33ee942475777c
(概要) こいつこそウインドウズがなければコンピューターが使えないような社会にした張本人。アメリカを挙げての戦略で大儲けしたマイクロソフト、あと10年、いや5年早くブロードバンドが普及していたら存在すらしていなかっただろう。
このことに関しては反論する人もいるようです。
こちら「トロン外圧の嘘と事実」では肯定派と否定派が討論していますが、肯定派が優勢。「トロン」がスーパー301条の制裁対象の項目に入ってなかったなら話しは分かるけどね。
スーパー301条発動が1988年、ウィンドウズが発売されたのが1995年。そしてそのマイクロソフトのビル・ゲイツが数年前日本にわざわざやってきて坂村教授と組みたいと言ってきた。それはなぜか?
ここで面白い話を一つ。アメリカの弁護士ドラマでの話。少年にはロイヤルティーを払うつもりはない。 {少年のでないならば少年のソフトをどう扱っても問題ないですね?」
だってインターネットでダウンロードして販売すれば、 工場などの設備投資はゼロ、作業員もゼロ、輸送コストもゼロ、宣伝費もゼロ、開発から販売までの時間的ロスもゼロ、販売店へのマージンもゼロ。
ゼロゼロその時、坂村教授とトロンを見に行くわけですが、本当にその場でひざをついて彼は組ませてくれと言うんです。
|
Re: 当代世間裏算用 ( No.293 ) |
- 日時: 2010/03/09 18:41
- 名前: 満天下有人
- ・・・長命さん、技術系の長命さんと文科系の私のテーマが錯綜した投稿になっておりますけど、最終的に言はんとするところは、同じであると思っております・・・
・・・個々にそれぞれが遭遇した事項についての思いは、それが世に言う歴史的転換点であった、しかもその事実が、正確に後世に伝えられていないという意味で、それが技術系文科系何であれ、後世に正しい判断を提供していない、その点での思いは同じであると思います・・・
・・・長命さんが批判されている何某氏にしても、ジャパン・アズ・ナンバーワンと言うあの頃の世相をうまく利用したものであったのでしょうか・・・
遭遇した事実を伝えるという点で、くたばれ爺じいなどと言う言葉に、たじろがないようにしたいと存じておりますよ・・・。
|
Re: 当代世間裏算用 ( No.294 ) |
- 日時: 2010/03/10 07:30
- 名前: 阿房の長命
- いや〜、、。近頃政治づいて政治に関心もったばかりに、昔のしごとを振り返ってみたらおどろきです。
かつて所属した会社のトップの交代劇がマスコミに華々しく取り上げられたことがありましたら、またぞろ今度は、同業の富士通のどろどろしたトップの交代劇がうわさされています。
おもえば、これらのすべては経営の不振からおきているんですね。製品が売れなくなった。売るものがない。製造会社にこんな哀れな話はありません。
しかも、十万人規模の大会社で現実に起きている話です。考えてみれば、これも政治と同じように、”小沢対検察”を代名詞にするような、革新と対する生きるための権力争いです。
話題のIT産業は、元をただせば、岩崎弥太郎やからくり仁左衛門の系統を何らかの形の流れを引き、官業から民業に転換した会社でしかも、伝統的な複数の省からの天下り先でもあるのです。
ですから、長いものに巻かれるような風潮を大事にする一方で、出るくいはことごとく打たれております。つまり上から出された物事は大事に扱うけれども、下からの進言や提言はことごとく捨て去られる傾向がのこっております。
今までの発展期のIT技術の中にも、アメリカ発となったCPUは、元をただせば日本人のSさんというかたの発案であり、某半導体企業は役に立たないという理由で取り上げませんでした。こうした例は数限りなくあります。それが、現在は逆に、日本ではパテント料が大きい負担となって経営を圧迫していますから、笑い話にもなりません。
日本で生きる道を閉ざされた若者はあめりかへアメリカへとわたり、成熟期に入った今では、中国やインドと需要のあるところへと行き先を変えているようです。
坂村さんの話も、池田さんのはなしも、両者の言い分はよく理解できます。煎じ詰めれば、それは日本の国だというに尽きるのではありませんか。
トロンの創世記はドックイヤーの現在では昔の100年以上のひらきがあります。つまり池田が歴史の批評をするようなもので、現実には対応するものではないと思うのですが、、。
たとえば、後藤さんのパラメトロン電子計算機は、ICの出現以前は、当時世界で唯一優秀なのコンピュータだったのです。しかし、ICの発達によって、計算速度が飛躍的に伸びたので、わずか数年間の活躍をしただけでこの世から姿を消してしまいました。しかし、このときの成果は、後のスーパーコンピュータの発達に大きい寄与を成し遂げております。
でも、これも政治的な圧力で競争からはずれております。
このように、後ろを振り返ると、いまの政治権力の争いとどこか似ているところが多くあります。物質や心の豊潤という狙いに対してものの充足の平均化への道の先見洞察性がの何よりも大事に思われてなりません。
こうしたものの見方をするのは、かつて携帯電話のバント幅割り当てでモトローラとの紛争を裁いた小沢さんのようなきがしてなりません。
 |
Re: 当代世間裏算用 ( No.295 ) |
- 日時: 2010/03/10 15:44
- 名前: 天橋立の愚痴人間
- 阿房の長命 さん、
>ですから、長いものに巻かれるような風潮を大事にする一方で、出るくいはことごとく打たれております。つまり上から出された物事は大事に扱うけれども、下からの進言や提言はことごとく捨て去られる傾向がのこっております。
>今までの発展期のIT技術の中にも、アメリカ発となったCPUは、元をただせば日本人のSさんというかたの発案であり、某半導体企業は役に立たないという理由で取り上げませんでした。こうした例は数限りなくあります。
直接の政治の話ではありませんが、上記に指摘されていることは、ことの大小に関わらず、日本の隅々で起こっています。
これなどは、行政相手に仕事をしている殆どの方は判っておられると思います。 私が仕事(建築設計)で付き合う相手も、一旦決まった役所の方針を守ることばかりに精をだし、専門職として委嘱された私の意見を、重大なことになるほど理解しようとはしません。
私の意見を聞くということは、大きな方針の変更を余儀なくされ、担当者としてそれを上司に伝えることに躊躇するのです。
まず直接の担当者が、その上の係長に言うにも勇気が必要で、この難関に挑戦できる根性の持ち主は非常に少ないです。
それがなっても、今度は係長が課長に進言するとは限りません。 大きな予算のことに絡むと、部長た他の関係部署の幹部の調整が必要ですが、まずこのような方向へ発展することはありません。
何でも、かんでも再検討する必要はないのですが、特に大きな問題の再検討をなぜしないのか。 役所という組織は、民間と違い業績を上げる必要はなく、単に組織を守るものが優秀とされているようでして、要領の良いイエスマンが好ましい職員とされているようです。
物事に突き当たり反省し成長をすることがないので、何時まで経っても社会の現実に正しく対応できない、実に非効率な組織であります。
教師の世界もそうですが、社会と隔離された組織の人間が、社会のことに口出しても始まらないのです。
教師で世界でも、行政の世界でも、雇用のありようを根本から変えて、新規採用の半分は民間から中途採用するシステムに転換すればよいのです。
従来の閉鎖社会が、自分たちの固有の権利であるというような認識を打ち砕く必要があります。
誰でも「ここらでしばらく公務員でもやってみるか」と言うような発想で有意な人材が集まるように出来るはずです。
営利企業ではない行政ならではの人事が行えるはずなのです。 要するに、死に掛けている、死んだ組織を回復するには、血を入れ替えなければ出来ないということです。
さしずめ、私などは当市の建設課長くらいで雇っていただきましょうか。 これだけで、市の建設行政はずっとか風通しがよくなり、改革できると思っています。
官僚国家の弊害は、霞ヶ関だけの問題ではありません。 昔から言われているように、行政を「お上」と認識する我々の意識の改善と共に、名実共に行政組織のありようを考え直す必要があるのですが ?
 |
Re: 当代世間裏算用 ( No.296 ) |
- 日時: 2010/03/11 08:22
- 名前: 満天下有人
- ・・・長命さん、お早うございます・・・
ほ〜、ITとかCPUの世界って、旧通産省による護送船団方式で、御意!という言葉の中で動いているものなのですね・・・
どの業者が御意を得ることが出来るか、業者同士での闘争があれば、足の引っ張り合いが起って小沢対検察のような権力闘争になって当然ですね・・・
しかしこんな一種の規制があっては、逆に国益を損なってしまうのに、これがわが国の体質とでも言うものかも知れません・・・富士通前社長、野副州旦氏の騒動、あれもこのような構造の中での権力闘争なのでしょうか・・・
東証が富士通に対し厳重注意をしておりますね、株主保護を大義とせねばならぬ東証の立場上、IRに疑義をつけたということでしょうか・・・役員会で突然解任された昔の三越の岡田社長「何故だ!」という言葉が思い出されます(笑)・・・
「官僚たちの夏」、ドラマ化されてTVでも連続シリーズされていたようですが、高度成長期の入り口時代の通産佐橋事務次官をモデルにした城山三郎さんの原作でしたか・・・一部見たとき、日米繊維交渉の裏場面が出ておりました・・・
わが国得意分野の繊維産業をアメリカに人身御供にして、さてその後、どの産業をわが国の核にしていくかで、通産官僚がCPUで行くべし、いや自動車産業で行くべしの二派に分裂しての暗闘・・・CPU分野で長命さんが言っておられることも関係しているだろうと、ふとドラマの一部分を思い出してしまいました・・・
・・・国家サイズでの国の核になる経済産業政策、結局官僚たちに主導してもらわねばならない宿命的な部分もありますが、だが官僚たちがやることの限界も同時に浮き彫りになってしまう・・・第一次オイルショックの時の原油開発計画もそうでしたね、旧石油公団によるカナダ北海油田開発巨額の金の投資・・・当時で2兆円だったか、結局国際ブローカの巨大詐欺にあって、安宅産業まで倒産しましたね・・・別ルートでは日銀、通産の圧力に負けたか、いや逆にスケベ根性で先に石油公団に持ちかけたか旧日商岩井の被害総額も相当なものでした・・・それ以来あそこの社長さんは天下りが多い(笑)、元日銀総裁速水氏もあそこの社長を一時やりましたね(笑)・・・
私は化学石油分野ではありませんでしたが、安宅を倒産に追い込んだかのレバノン系の巨大詐欺師、実はその使いの者に私も会ったことがあります・・・会ったというより米国オフイスでたまたま帰社したとき、受付で誰やらウサン臭い中東系の訪問者にセクレタリーがてこずっていましてね・・・話を聞いてならば化学石油部門担当者に引き継ぎましょうと・・・引き継いだ同僚に後で話を聞いたらさすが、あんなウサン臭い話をお前が繋ぐとは、と、冗談交じりに非難されたことがありました(笑)・・・
結果オーライであのプロジェクトに乗らずに良かった、しかし本社トップは別件で通産の計画に乗ってしまっておりました・・・それがイランジャパン石化事業でした、通産は当時の福田首相をくどき今度は政治経由で当方へ圧力がかかってきたというのが真相です・・・
通産はイラン革命を予測していなかったのか、現場の微妙なことは何も知らない、それが官僚たちによる国家事業なるものの机上での限界というものでしょう、それが政治と表裏一体になっていますから手に負えない・・・
革命で巨大インフラを没収されてしまい手も足も出せませんでした、当時で投資金利負担が毎日1億円発生するすさまじい状況にでした・・・結局当時の次官を副社長で受け入れその代わりに、国家貿易保険を適用させて解決しましたけど・・・
・・・長命さんも言われているように官僚たちが計画を遂行するとき、当然ながら政治と結びつき、政治は政治でどの民間に引受けさせるか・・・その時点で社長を誰にするか画策が既に始まります・・・私の所でも3回ほどありました、あれ?何であのオッサンが社長なのかよ、と(笑)・・・まあ皆、生き馬の目ン玉を抜く連中が多いですから裏の状況はすぐに察知しておりましたが(笑)・・・今年も10年後輩が社長に就任、非鉄金属出身ですが、これはもう豪州のロスチャイルド系世界第一位の巨大鉱山との提携が裏事情です、国としても、中国が資源確保のために豪州での鉱石巨大企業合併は国際独禁法違反であると騒いでいる時、この間隙をぬって資源確保が急務ですから・・・
・・・国家規模での巨大事業は、どうしても政官主導になりますが、IT分野でわが国優秀な若い素材が中国、インドへ向かってしまう、アメリカで学んだ中国学生やインド学生はアメリカ企業への誘いを断って、母国へ帰国し就職するそうですね・・・こんなわが国状況が、新たな成長分野がさっぱり進まない遠因になっているとも言えますね・・・。
 |
Re: 当代世間裏算用 ( No.297 ) |
- 日時: 2010/03/11 11:52
- 名前: omusubi
有人さん、みなさんこんにちわ ちょっとだけ お邪魔します
>しかしクリーンエネルギー開発を国家新戦略とし、雇用も増加させると言いながら、 方や環境大臣が原発増設を言い出す、首相もそうだと黙認する、
問題は単なるエネルギー供給の不足にあるわけではないであろうに・・・
こんなあり様は普天間問題もそうだが、要するにグランドデザインは何も無く、 その結果がただ国民に塗炭の苦しみを与える突然の国家破綻宣言となって噴出する・・・<
原発増設案には背筋が寒くなりました…。
最近小耳に挟んだ話ですが 今 米国の沿岸で行われている実験に波の動力を利用する「発電」があります 大波小波はおろか、潮の干満をも利用する「発電」だそうです。 未だ実験の段階らしいですが…
プイ/ブイが沿岸に並び発電された電力は海底に敷かれたケーブルで沿岸の工業地帯に運ばれる… クリーンエネルギーとしては太陽発電より勝っています。 波は日夜動力源になりますし曇や雨・四季にも係わりありません。
唯 大陸では無理でしょう… 四方海に囲まれた日本は工業地帯や大都市は主に沿岸に位置しますので設置費用も安いと思います。
日本では開発されていますか?
此のアイディアの方向性としては正しいと思うのです…唯 実用可能であるか/如何か? 〜です
|
Re: 当代世間裏算用 ( No.298 ) |
- 日時: 2010/03/12 07:27
- 名前: 満天下有人
- ・・・おむすびさん、今日は・・・
ほ〜、米国沿岸での波動力をエネルギーへ転換する実験、おおがかりなことを始めているのですね・・・宇宙SFアニメマンガ・戦艦ヤマトの波動砲みたいだ(笑)・・・アメリカの巨大実験を聞くと、また軍事産業にも応用するのかなと、いらぬ想像をするクセがついてしまって(笑)・・・
わが国でも色々実験したようですが、どうも狭い国土地形のためか、風の強弱が波にも影響してエネルギーへの転換が一定せず、あまり実用的でないという記事を、何時だったか見たような気がします・・・
・・・鳩山さんが政権取った後、クリーンエネルギー開発で新成長をと、勇ましく旗は掲げたものの、どうも総合された具体策は何も持っていなかったのではないか、ただ世間での排出ガス削減のムードに乗っただけで、民間ではあれこれ研究してはいるものの、これは国家政策として大きなビジョン、グランドデザインが無い限り、民間がチマチマやったところで途中で行き詰るだけでしょうね・・・
新政権でのスローガンは、グリーン政策で「成長」を、ということでした・・・ところが原発20基も増設などと言い出して、では原発増設で経済の裾野が広がって「成長」にどれほど寄与するのか、その試算については誰も何も言いません・・・裾野が広がるのは、放射能危険の怖さだけです(笑)・・・
事故を起こして運転中止中の福井県原発「もんじゅ」、運転せずとも維持経費は年間100億円もかかっていると言われております・・・一昨年アメリカサウステキサスプロジェクトによる新規増設原発2基は、ウエスチングハウスを買収した東芝が、約1兆円で受注し、既に着工していると思います・・・
・・・国内でもそうでしょう、東芝、日立の業績維持には原発が手っ取り早い、行政法人原子力開発機構を、うまくくどいたのでしょう、小沢鋭仁(さきひと)環境大臣が突然、原発20基増設を言い出したりして・・・
ご存知の通り原発保有数は103基のアメリカを筆頭に、二位がフランスの59基、日本が第三位で54基・・・例えばフランスには原発建設に強いアレパが居ります・・・米GE、ウエスチングハウス・現東芝、日立、三菱重工などなど原発企業が強い国に保有数が多い傾向があります、つまり地球全体の安全エネルギー開発より原発企業に誘導されたエネルギー源確保の傾向が伺えますね・・・
3年前だったか、当時の財務長官ポールソン(裏はゴールドマンサックス)が、中国に原発増設を働きかけて日本郵貯資金から15兆円を投資に回してあげると、これも郵政民営化の米金融資本の狙いでした・・・
EUは原発禁止国のドイツがいますから、ドイツが英国などをリードして風車建設に10兆円を投資、自然エネルギー開発でEUは既に40万人の新規雇用を生み出し自動車産業雇用者数をまもなく追い抜くようです・・・
・・・こちらは何だか、沖縄基地問題、在日学校教科書無料化問題、子育て手当て問題etc.・・・鳩山さんに象徴されるように言うことがその場その場でくるくる変わりますから、記事を読んでいても一体、どれがほんとなのかさっぱり分かりません(笑)・・・
・・・人によっては国民が望んで新政権を生み落としたのだから、子供を育てる目を持とうと言う意見もありますけど、政治は既に大人である者を選んだのであって、子育てとは訳が違いますし、学校生徒会でもありません・・・
途中で投稿中断しておりますけど、朝日新聞が想定した財政破綻のシナリオもあり、原発増設によって、万が一事故でも重なって方や財政破綻・・・何だかペンペン草が生い茂る縄文時代みたいな風景に向かっているようで・・・いや子育てに失敗して子供に戻り、動物の毛皮をまとって石斧を持って、原野を駆け巡るのも、子供らしくてのどかな風景かも知れませんね・・・ガハハッ!!。
 |
Re: 当代世間裏算用 ( No.299 ) |
- 日時: 2010/03/14 07:41
- 名前: 阿呆の長命
- シャイで不器用な小沢と狡智な「きつね」の概要
下記より転載 http://www.the-journal.jp/contents/futami/2010/03/post_15.html
── 長崎県知事選が教えるもの 長崎知事選が終わった。考えようによっては、民主党にとって「政治とカネ」よりも、はるかに深刻である。
朝・毎・読の三紙長崎県版が共通して指摘したのは「自民党と民主党の自力の違い」「民主党県連と連合がしっくりしていなかった」「候補者の知名度不足」「鳩山内閣の不安定感」など、多角的な分析・総括である。
自民党の県議は23人、民主・社民系は13人、市町村議会議員の大半は自民系である。自民党本部は長崎県知事選を反転攻勢の足がかりにしようと、虎視眈々と狙った上、知名度の高い国会議員を次々に送りこみ、「小沢問題」を徹底して批判した。
自民党は、小沢を倒すことのみが、長崎知事選のみならず、参議院選勝利、政権奪回のための必要絶対条件であることを知り尽くし骨身に沁みていたのである。
小沢の会見に臨んだ彼らから小沢の「説明に疑問・反論」は全く出ていない。読売や日本テレビのように、いかなる手段を講じてでも小沢を政治的に抹殺することを社の戦略目標にしているマスコミにとって、小沢は「ダーティな小沢」でなければ困るのだ。
彼らが小沢の記者会見での説明と、彼の潔白を「証明」せざるをえなかったのである。
検察の不起訴処分を論理的に分析した上で、小沢の説明、検察の不起訴処分に納得できないは、単なる言いがかりである。幹事長小沢問題も支持率低下の一因であることは否定できないが、それも、所詮は、検察・マスコミ合作・共演のウソで固めた「小沢問題」の結果である。
長崎県知事選以降、前原など反小沢グループの「小沢辞めろ」コールは異常である。彼らの言い分は「生活が第一」の「小沢改革路線」ではなく、格差拡大社会の再現である。そのことを全国の民主党にしらせている。選挙区の有権者に党の政策を理解してもらえなくて、政治改革が出来るはずがない。「エネルギーが「風」を呼び起こすのだ。
小沢は、「弁明」を絶対にしない男だ。それは、私は、今こそ、日本のために、小沢は国会で語るべきだと思う。それは1月21日、衆議院予算委員会で自民党の小里泰弘議員は「小沢問題」の核心である土地購入資金について水谷建設から5000万円の裏金があると話した。
2月1日の代表質問では、谷垣総裁は、23日の小沢の説明を追及せず、「小沢幹事長の説明は不十分で不可解な説明だと繰り返すばかり」で意味不明の批判をするだけだ、政治的、道義的責任があるとして最後に「小沢独裁と対峙する」と決意表明をする有様だった。
自民党は、小沢に太刀打ち出来ないことが明らかになった。自民党、小沢が時期を選んで国会で説明すると、一番困るのは、自民党だ。「小沢一郎ほど、誤解されている人はいないのではないだろうか」作家の村上龍のことばである。
 |
Re: 当代世間裏算用 ( No.300 ) |
- 日時: 2010/03/14 12:44
- 名前: 満天下有人
- 「再び小沢一郎論」@
・・・この公明党から新進党へ移り、小沢と共に行動した二見伸明氏が述懐している「 小沢対羽田の一騎打ちの新進党党首選では「四海波穏やかなときは羽田がベストだが、激動期は小沢の豪腕がベスト」と表明した、今の時代に小沢を追い出してはいけないとのエッセンスが、ここにあると思います・・・
村上龍が言う、小沢は誤解されるタイプだということは、側近であった平野貞夫氏も、いつもあった政変劇その時々の小沢の対応を紹介しながら、つぶさに述懐されております・・・ 平野氏は、小沢追い落としの政界におけるタイプを三つに分類されている・・・その上に小沢生来の言い訳や弁解はしない性格が重なると、日本一の」誤解を受ける政治家となってしまう・・・
「第一の嫉妬型」 平野氏は特に誰だったと特定はされていません、角栄、金丸に寵愛されていたので、表向き小沢にゴマ摺っても裏では羨望と嫉妬心が渦巻いていた、それほど角栄、金丸の小沢育成には力が入っていた・・・ もっとも角栄と金丸のそれは、質が違うものであったが、特に角栄は亡くした長男に小沢をダブラせて、入れ込みは尋常ではなかった・・・しかし溺愛ではなくその素質を見抜いて逆に、厳し過ぎるほどのものであったようです・・・ 福田組の長女・現和子夫人との結婚話も角栄が持ち出したもので、しかし小沢は最後までイエスと言わなかった、理由はまだ明かせないとしているものの、どうも小沢が、何でも角栄首相の言うとおりにしたら、党内の反感、嫉妬が増幅されるから、というようなものであったのでしょう・・・
私の推測ですけど、目下小沢追い落としをしつこく画策している渡部恒三クソジジイ、彼が嫉妬型の代表格ではないかということです・・・渡部恒三は福島4区、県会議員から衆院選に立候補するが県議のころの不祥事を懸念したのか角栄は、自民公認にしなかった、当選後角栄はとぼけてかどうか知りませんが、いや悪かった、私の不明を謝るとして田中派への所属を認めた・・・自分は公認さへして貰えなかった、そこに角栄の寵愛を受ける小沢がいた・・・普通に考えると、その嫉妬心は尋常ではないでしょうね(笑)・・・
これが仙石、前原、枝野などを操っている・・・岡田はそれに乗せられているようです・・・小沢が民主党代表を辞任する前後に、石井一副代表が平野氏に、小沢が岡田をかなり誤解している、これから岡田に会うんだが、何か意見はあるかと・・・ 平野氏は、反小沢の仙石、」前原、枝野らが小沢降ろしに岡田を利用する危険がある、それに他の議員が乗ってしまうと党がおかしくなる、岡田さんが言う説明責任を求めるという発言の真意を、確かめておかれるのが良いかと・・・
岡田との会談を終えた石井副代表が言うには、岡田は明確に自分は小沢続投支持です、マスコミが誰かの入智恵なのか、曲解して岡田は反小沢とのレッテルを貼るので弱っている・・・このことは鳩山にも小沢にも伝えておいたが、小沢は俺の誤解が解けていたのかと、非常に喜んでいたよ・・・
・・・まあ、この経緯を見ても、何かにつけて小沢悪イメージを画策する連中によって、下劣な騒動が起こされていることが、良く分かります・・・ま、政治手腕、理念の岡田論は別にして・・・。
 |