Re: 当代世間裏算用 ( No.133 ) |
- 日時: 2009/12/02 18:48
- 名前: 満天下有人
・・・あはは、そうなんですか、技術上の問題ですか、失礼しました、かくの如くインターネット音痴ですからね(笑)・・・
管理人さんも大変でしょう、技術費にお金かけるほどのこともないことです、何か支障が出た場合は、辛抱すれば済むことですし・・・。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.134 ) |
- 日時: 2009/12/02 22:25
- 名前: 満天下有人
- 「sharinchiさん投稿NO。128へのレス」
・・・確かに民主党政権は自公政権の歪み是正政権の感じが強くなって来ましたね・・・政策を見るに、雇用問題などの格差是正を税や支え政策で繕うことが多く、将来の展望に些か不足感があります・・・よって資本主義の矛盾云々を通じての屋台創りはそもそも無いし、期待するのはムリでしょう・・・
是正政策ならそれはそれで構わないのですが、国家戦略室という斬新な機能を持つところが、今回の政府・日銀首脳緊急で日銀が出した金融政策を評価するという担当菅大臣のコメント、いささかがっかりしました・・・
白川総裁が出した緊急措置は、これまでと同じ陳腐な金融政策で、あんなの一時しのぎ以外の何物でもありません、それは日銀という部署の宿命的な限界というものでもある・・・
0.1%と言う低金利で銀行などの金融機関へわずか10兆円のお金を流すだけで、銀行など金融「資本」は、何も天下国家を憂いているわけでも何でもありませんからね・・・中央銀行がいくら天下国家のためにとした所で、資本はその本能で安全策を取りその中で利潤を上げる行動に出るだけです・・・
現に、一時1.5%まで上昇していた10年国債利回りが日銀政策発表の前に1.2%まで低下、明らかに市中金融機関が国債買いの動きを見せた(国債価格上昇すれば利回りは低下するわけですから)・・・
何度も云って来たことですが、政府が金融政策の出動を日銀に求める以上、新政権としての「国家戦略」と抱き合わせで金融政策を求めるべきで、それもなくわずか2.7兆円の補正予算で目先歪みの下支えだけしかない施政が鮮明になって来た・・・なのに銀行だけにお金がジャブつく政策を評価するなんて、旧来と何も変わるところがありません・・・全体としては旧大蔵省的動きに追随しているだけの感じも、だんだん強くなって来ました、税の議論を見ていると特にさように感じます・・・
為替市場、株式市場の一時的下支えの効果はあっても、いずれメッキは剥げます・・・まあ、1ドル50円くらいにまで行かないと戦略は出て来ないものか、そこで出るものは既に戦略でも何でもないと思います・・・
・・・話は変わりますが、唯物民主主義の概念の肉付けが増して幅が広くなりましたね・・・ 現生産関係の上に立つ民主主義手法も、資本の「質」を変えない限り個々人の理想の「連帯」にも一定の限界が出て来ましょう・・・同時に民主主義の責任の範囲も明確にしておく必要があるのでは、えてして民主主義も無責任な体質を持っているものですから・・・
・・・アソシアシオンの概念では、資本の質を代えることと、同時に「連結連帯」の責任の所在の明確化が軸になっていたように思います・・・。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.135 ) |
- 日時: 2009/12/03 01:02
- 名前: sharinchi
満天下有人さん こんばんは
唯物民主主義概念についてですが、己のなかでは何も変わった感覚はありませんが、多分、あなた方の議論を聞いている影響で幅がでてきたのでしょう。
アソシアシオンの概念については、外国語が苦手なので自力で読むことはできません。
折に触れて解説していただければ誠に幸いです。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.136 ) |
- 日時: 2009/12/03 18:58
- 名前: 満天下有人
- 「沖縄米軍基地問題」
・・・鳩山首相は、普天間基地移転問題の決着は、最終的には自分がやると明言していたのに、昨日、これも先送りとの報道を目にした・・・現実外交としては、アメリカ相手でさぞ大変なことだと同情の念もあったが、今日、社民党の福島党首が辺野古移転の妥協なら連立離脱とのトップ記事を見て、年内決断の先送りはアメリカ相手の問題ではなく、国内政権枠組みだったということが判明した・・・
・・・ほんとの情報を何も掴めない沖縄県民が疑心暗鬼になるのとは違って、泡沫政党といえども政権の連立を組んでいる社民党だから、鳩山政権が何らかの妥協をするとの強い情報を得た結果、連立離脱と言う強いメッセージを発したのであろう・・・
この問題が揺れ動くのは、そもそもが、普天間基地の県外、国外への移転を公約にしたことに根がある・・・公約したということは、21世紀における軍事フレームの移動をよく分析し、東アジアにおける米軍事プレゼンスは形骸化するとか、十分な認識と理念があってのことであったはずだ・・・
ここに来て、基地問題に対する政権の姿勢が揺れるということは、結局落としどころはどこだという政治テクニックで,基地問題を見ていたということになる・・・今回の先送り政治姿勢は、沖縄県民の気持ちというより、結局国内政治問題で、社民党との落しどころを探るためにという印象になってくる・・・
・・・ゲーツ米国防長官がわざわざ来日してまで恫喝をかけに来たことなど気にする必要など無いと以前書いた記憶がある・・・米政権がアフガン増派にシャカリキになっている状況を見るにつけ、それは世界の安定というよりゲーツ一派の立場補強にしか過ぎないゲームをやっているのに、その点では鳩山理念は、よく動きを見て国外への移転を公約したものと思った・・・
このゲーツなる男、ブッシュ政権での強硬派であったのにオバマ政権が横滑りさせて同じ国防長官に据えた・・・ゲーツは、レーガン政権時代のCIAである・・・レーガンに進言しオサマビンラデインや現在のタリバン幹部をたらしこんでアフガンに侵攻したソ連に対抗させた計画の裏の指揮官なのである・・・
それがアフガンへ増兵、目的はタリバン掃討である、昔、使われ放題のタリバンは、どう思うだろう、更に過激になる・・・子供のケンカと同じレベルである・・・鳩山政権はそこまで見抜いていたのか、あれは因縁つけられたアメリカの戦争であると米駐日大使に面と向かって言い切ったのは、小沢だけだった・・・
・・・今回の沖縄米軍基地を巡る問題を整理するのには、二度と訪れるかも分からない絶好のチャンスなのである・・・言い方悪いけど、アメリカは強引に出る力は無くなっている・・・
・・・米軍基地が無いと不安だというような単純なこと以上に、ならば、アジアの先行きを予測し、それに即した国防はどうあった方が良いのか、首相が打ち出している東アジア共同体構想との整合性も含めて、総合的に戦略を構築すべき時ではないのか、そこも含めて国家戦略機構を創ったのではないのか・・・ ・・・問題は、ここで批判して来た新古典派経済学の手法、無差別曲線の座標上で、双方の効用が一致する点、言い換えるなら、政治上の妥協点であるある交点を求めるような政治スタンスで良いのかということである・・・いくら政治が、交点を見つけるのが仕事だとは言え、基本的な問題については、もっと目標を高くしてしかるべしである・・・それが政治理念というものではないのか・・・。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.137 ) |
- 日時: 2009/12/03 20:17
- 名前: 天の橋立の愚痴人間
- 沖縄基地問題にしても、鳩山は皆の気持を推し計りすぎると思います。
自身の政治資金の問題でも、せっせと個人の資産(母親の分まで含めて)を目立たない様に民主党のつぎ込んできた。
その気持は実に良く理解できる。 有象無象の政党ならまだしも、政権を目指す政党にいながら、正面切って、一人が多額の金を党につぎ込む事は、党の私物化を推量させることになり、気を使っていたのであろう。
大金持ちにしては稀に見る謙虚であり、人が良い。 そう言う政治家がいると言う事は、ある意味では国民の宝であるが、首相ともなると、やはり物足りない事になる。
私は、それだけで100点満点で、60点を付けたいと思う、ただ、後の40点がどうしても欲しい。
その分は小沢の領域なのであるが、如何せん、小沢はまた別の理由で常に疎外されている環境にいる。
2人を足して2で割っても、レベルが下がる。 両方合わせ持ったような英雄が現われるのを待つ余裕もすでにない。
此処は、それを見る国民の側が解決すべき問題である。 要するに、長い目で見守り、期待を続けることである。
物事は、何も手持ちの材料だけで性急に解決することのみが良い方法ではない。 時間の経過も勘定に入れてこそ、プロ(勝負師)の認識といえるのではないか。
国民は、大人にならねばならないのである。 とりあえずは、万能のスーパーマンはいないのである。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.139 ) |
- 日時: 2009/12/06 18:07
- 名前: 満天下有人
- 「地球裏観察人さん投稿NO。138へのレス」
・・・今日は暖かい秋日和で助かりました、気候の大幅変化が加齢と共にこたえ始めて(笑)・・・3日夜から今日まで掲示板にアクセスできず、どうかなと思ってクリックしてみたら今、接続されました・・・
・・・アフガン問題のこじれは、レーガンがビンラデインを利用した後、逆にアメリカ国内イスラエル派がイスラム教徒と仲良くされてはたまらないとして、ブッシュに圧力をかけ、ブッシュは何か口実がないとイラクやアフガン戦を開始できない、あまりにも具合良く9:11が勃発しましたね・・・
いまだにブッシュ政権の自作自演説が後を絶ちませんね・・・その日パパブッシュはNYプラザホテルでアラブ首脳たちと朝から会議、貿易センタービル激突の1時間ほど前に、突如会議を切り上げてNYからすたこら退散・・・ブッシュ家とサウデイ・オサマ家とは実懇の間柄ですから、何らかの情報を得ていたとしても不思議ではありませんね・・・その後は果たしてラデインがタリバンを指揮しているのかも、定かではありませんしねえ・・・
ゲーツ国防長官など、ただの使用人に過ぎませんから、ゲーツは裏と表と二重に仕組まれた計画を言われるままに推進しただけでしょう・・・推進させた巨魁はやはり軍事産業だと思います・・・特にチエイニー、ラムズフエルドが最も関係深かったミサイル開発NO。1のレイセオンでしょうね・・・ロッキードマーチンやグラマンなどは通常的に戦闘機などを納入しており、何が何でも開戦というほどの圧力はかけなくとも、年間ベースの政府相手に商売になる・・・今やミサイル戦の時代ですから、やはりレイセオンが首魁と思います・・・ブッシュは彼らに、資金を含めて政権を支えてもらえば良いだけでしたからね・・・むしろ軍事産業がペネガンを動かしていると言った方が、当たっていると思います・・・
・・・今やマッチポンプ式の軍事行動の化けの皮がはがれて来て、例えばアフガンへの約3万人の増派兵についても、簡単に決まらない、同じ政権党内でも、言う事がバラバラで(笑)・・・9:11犯人裁判も民事でやるというのも、色んな意見を組み入れて衝撃を薄めたい狙いがあるのでしょう、オバマにはね・・・
こちらも似たような現象が起っていますね、外務大臣、防衛大臣と首相の考えがバラバラです・・・95年の沖縄少女暴行事件で日米の間で交わされた*SACO合意で普天間他11基地の返還にアメリカ側は合意していたのに、小泉政権になってから、土建業拡大を狙って辺野古への移転をむしろこちら側から提案、そこから話がややこしくなって・・・
*SACO=Special Action Commitee on Okinawa
岡田外務大臣は、鳩山首相の年内決着先送りに対し、それでは米側計画に支障が出てその結果、普天間問題は現状のままになってしまうことを憂慮すると・・・何も米側支障など強調することもありません、海兵隊の軍事行動はヘリと一体化していますし、むしろ米側は主力海兵隊をグアムに移すということをSACO裏合意しているのだから、ヘリポートだけを辺野古に置けというのは意味が無い・・・それを隠すためにわざわざ戦闘機発着のV字型滑走路を辺野古に作る・・・
同じマスコミでも言うことが日替わりです・・・年内決着先送りに対するアメリカ反応の第一報は、米側ノーリアクション(来年どう決着するか様子を見る)と報道しながら、ゲーツが怒り出すと米側激怒、よって年内決着すべしだと(笑)・・・
・・・まあ時代は、民主主義を掲げる潮流になったもので、色んな発言や意向が多々出て参りました・・・でも纏め役の政治が、多様な意見を取り入れようとするから、混乱してくる・・・公約通り、県外か国外移転に沿って行動しないと・・・県外を探った形跡も無い、一昨日やっと鹿児島沖の何とかという島への移転打診をした・・・ところが、ヘリと軍事行動は一体化せねばならないのに、その島へヘリポート建設だけを防衛省は打診している・・・
・・・税制改革も含めて何だかなあ・・・バラバラな感じ・・・
・・・<だから普天間基地など要らないはずです。。。たとえば、今要る米兵士を農業など別の仕事につくようにできる日常を送らせるようにしてみてはいかが?>・・・
母国では農業も大規模化されて、更に他にも仕事が無いなら、日本に残って北海道あたりでコーンでも栽培すれば良し(笑)・・・採算が合わない?・・・なーに、基地日本人従業員と同じく思いやり予算で補助するから・・・日本人基地従業員に対しても,基地収入が無くなったら、巨額の思いやり予算をそこへつぎ込めば何か事業ができると思うのですがね・・・。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.140 ) |
- 日時: 2009/12/07 13:23
- 名前: 天の橋立の愚痴人間
- 福島、亀井などの腕白坊主(尼)が目に付く動きをしてますが、そう言うものを見せながら鳩山丸が航行することに苦情を言う気持ちは浮かびません。
オープンで、政策の決定過程、連立の軋みの過程を表す事に、国民は何を不満とするのでしょう。
沖縄基地問題一つとっても、十年掛けても良い課題であり、自民党が残した問題点が一気に噴出している状況で、右に左に切って捨てるような解決など出来るはずはありませんし、仮に、小沢がそれをやれば、またまた、独断、独裁のそしりが起きてきます。
大きな問題は、4年間かけて民主党らしい結論へ導けばよいのではと思います。
でも、期待が大きかっただけに、国民は不満を感じるのでしょうが、もうそろそろ、事はそんなに容易でないことを、国民自身が認識する必要があります。
大体、1回の選挙で、すぐさま社会が変えられるならば、何も悩むことはないのです。 基本的に政治の姿勢が変り始めていることに、現在は満足しなければならないのではないでしょうか。
とは、言うものの、私も民主党、特に鳩山、菅などに激を飛ばしたく思っています。
大体において、小沢が首相で大ナタを振り出せば、今よりも民主党内は支離分裂していたことでしょう。 鳩山の指導の元に軟着陸した上で、民主党若手を中心に、新しい政治の息吹きが確かなものへ成長してこそ、新しい政治が始るのではないかと思います。
テレビなどに、副大臣や政務官クラスの出演が増えてきていることに、それを感じています。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.141 ) |
- 日時: 2009/12/07 19:35
- 名前: 満天下有人
- 「天橋立さん投稿NO。140へのレス」
・・・今晩は・・・<沖縄基地問題一つとっても、十年掛けても良い課題であり、・・・仮に、小沢がそれをやれば、またまた、独断、独裁のそしりが起きてきます。・・・でも、期待が大きかっただけに、国民は不満を感じるのでしょうが、もうそろそろ、事はそんなに容易でないことを、国民自身が認識する必要があります。>・・・
・・・外交転換も基本的な問題の大きな柱の一つであり、特に日米地位協定の見直しはその基本的姿勢を表象する事項だと思います・・・何よりもそれを転換すると”自ら約束”して皆さんは政権交代を望んだものと思います・・・
例えば、県外移転も含むと公約し、しかし県外のどこも想定していなかったし、調査も何もしていなく、数日前に首相がやっと防衛省に調査を命じ、北澤大臣は鹿児島沖の小さな島を打診、とんちんかんですね・・・
・・・昔、出張の合間に普天間や嘉手納を見たことがあり、その時は戦闘機の発着訓練は見ませんでしたが、青森三沢ではじっくり見ました・・・もう鼓膜がいくつあっても足りないな、そんな感じでした・・・
沖縄はそれに何十年も耐え忍んで来て、更に十年は過酷だと思います・・・まあ、考え方による、何十年も耐え忍んで来たのだからもう十年待てないはずはないと考えるか、何十年も耐えてやっと民主党政権が県外、国外を公約してくれた、その思いは、アメリカが本心部分ではグアムに移転しても良い・・・いや95年段階でそう言っていた絶好のチャンスを現実のものにしてくれる・・・その思いは果たさねばならないと考えるか・・・
・・・この問題についての世論調査は毎日が11月に行なったものしかなかったように思うのですが、確か沖縄県内移転反対は67%、分からない20%、賛成は十数%だったと思います・・・ところがこの記事は完全に削除されてしまっている・・・でも先月の普天間大集会での雰囲気は、100%県内移転反対の熱気を感じました・・・
・・・それよりも何よりも、民主党とて大人集団なのですから、まさか実現できもしないことを公約するはずもない、それが右へ左へと揺れるということは、いい加減に考えていたということになってしまう・・・そして何よりも各関係施政者の方針がバラバラということですね・・・
まあ、党内色んなグループがあって舵取りも難しいことは理解できるのですが、国民に居場所をという民主党なるイメージに、沖縄基地移転公約が凝縮されていた、あそこは沖縄の問題でなく我が日本国の問題であるとの思いが強いものですから・・・基地撤去後の従業員問題についても、先に思いやり予算を転用するとかの、しっかりした青写真も持っておくべしでした・・・
・・・ところが増税問題については、扶養控除及び特定扶養控除の廃止は、公約通りあっさり決定してしまう・・・私は該当しないのでどうでも良いとは思わない・・・中身がほんとに大人の判断なのかと思うくらい、少し子供じみている・・・
政治と言うものは、それぞれの利害を100%吸収できるものではないことは、誰しも分かっていりことで、しかし沖縄基地問題のように、政治が公約し国民もそうだと思うこんなに利害が一致している問題で、アメリカの国防省に手こずるとは情けないと思うのです・・・しかもわが国先行きを占う基本的なことで揺れているようでは・・・インド洋無料ガソリン給油問題での小沢のような、相手が大使であろうと、ズバッと切り返す理念がないと・・・
・・・そう言うと小沢の独裁とまた、スズメがうるさいことですが、最も基本的な政治事項については理念をズバッと吐露すれば、みなついて行くと思うのですが・・・最も懸念されるのが、民意のあれもこれもを汲み取って、右せんか、左せんかとウロウロしているうちに、旧自民党的なものが復活してくることです、先ずは公約を実行しないと・・・。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.142 ) |
- 日時: 2009/12/07 23:07
- 名前: 天の橋立の愚痴人間
- >・・・そう言うと小沢の独裁とまた、スズメがうるさいことですが、最も基本的な政治事項については理念をズバッと吐露すれば、みなついて行くと思うのですが・・・最も懸念されるのが、民意のあれもこれもを汲み取って、右せんか、左せんかとウロウロしているうちに、旧自民党的なものが復活してくることです、先ずは公約を実行しないと・・・。
「新しい日本のかたち」が描けているか、否かの問題に突き当たります。 小沢が民主党の代表になった直後、民主党としての、その理念の集大成を発表すると言いながら、結局は部分的なものに終わってしまったのを思い出します。
官僚政治の打破だけでは日本の課題を解決出来ないことが解っていないのでしょうか。 そんなことは、新しい国つくりの準備体操に過ぎないことを、政治家とあろうものが解っていないのでしょうか。
もともと「おれについて来い」タイプの人間を毛嫌いする風潮が強くなってきているおり、どうも政党までもが、その病根に冒されているようです。
スポーツでも企業でも、仲良しグループが成果を挙げることはありません。 ノラリクラリが許される自治会運営ならまだしも、日本と言う国が、根こそぎ「平和ボケ」してしまったようですね。
私は、政権が20年後30年後の日本のかたちを指し示し、それに向かって邁進しようと打ち上げることこそが唯一の景気対策と思っているのですが、これでは幾ら待っていても、それは出来そうにもありません。
確かに、これから1、2ヶ月の動きは民主党の将来を決めそうな様相を呈してきたようです。 自民党の復活は論外ですが、何かのかたちで「活」を入れねばならないようですね。
それにしても「陳情門口の一本化」など、裏側でやっている奴の豪腕が偲ばれます。 でも、余りにも同調できる人間が少なく(渡辺などは勿論、平野、藤井でさえ、着いて行けない)国民を味方にすることも出来ず、新たな風任せの帆走が始るのでしょうか。
沖縄基地問題など、明確な国家戦略局の仕事のはずではなかったのでしょうか。 沖縄の問題を誤ると、基地問題以上に貧困の問題が大きくなってくるでしょう。
2000万世帯くらいを生活保護で面倒みることが出来るのでしょうか。 「武士は食わねど高楊枝」なんて言う話は、本物の武士でさえ、絵にかいた餅であったことを知るべしであります。
そう言う、当事者でないコメンテーターなどが、公共事業の復活は、マニュフェストに反するとか、自民党政治への先祖帰りだ、などと最もらしくのたまわっています。
八つ場ダムでも、関空の問題でも、地域住民はその事業が欲しいのではなく、何某かの仕事が欲しくて発言していることをもっと切実に認識して欲しいものです。
こう言う面でも、民主党は解っているのでしょうか。 まさか「マニュフェストごっこ」をやっていたとは思いたくありません。
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Re: 当代世間裏算用 ( No.143 ) |
- 日時: 2009/12/07 23:21
- 名前: 天の橋立の愚痴人間
- 昨日だったと思いますが、仕事をしながら聞こえてくるテレビで、
あるコメンテーターが、雇用問題を考えるとエコ産業の育成は急務である。
そのほかにも新しい産業を考えねばならないと言っていました。
その舌の根も乾かぬ内に、それで十万人くらいの雇用が促進できると来たもんだ。
馬鹿を言うでねえ!
仕事は欲しい人間は、今でも1000万人いるのだぜ!
さらに増えるその人たちに
恥ずかしくもなく、たかだか1十万人の対策を、でかい面して、知ったかぶりで言う事はない。
これが現実の問題です。
誰もが、雇用対策の「サワリ」部分に触れて、後は知らぬ振りを通している。 通しさせている。
マスコミも政治も。
命を掛けて解決の方法を見いだし、訴える困苦を避けている。 否、何をやれば良いか、 何が出来るかを
突き詰めて考える能力がない。 建築の仕事の上でも、そう言う輩が随分と増えてきている。
解りません、私には出来ません、無理です・・・
そんな言葉で、発想で終わっていては、困難な仕事は、大事業は達成できない。 私自身は、そう言う彼らの不可能をことごとく解決してきた、出来ていた。
では、何が間違っていたのであろう。
それが、問題だ!
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