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[2716] 満天下有人さんの名言と重要内容
日時: 2017/06/17 17:04
名前: イントィッション ID:Mkk4J4kE

2011/07/27 18:02名前: 満天下有人 ID:Ekdjbk.w

・・・やはりこちらに場所を移しますね・・・

・・・サブローン破綻から生じた累積額(損失)は、野村資本市場調査では6京円とも報告されていました・・・

この債権債務者の構図がどうなっているのか、真相は誰にも掴めないようです、それぞれの多岐に亘るデリバテイブ取引残高を累積すると、ほぼさような数値になるということでしょう・・・大元が例えば米年金基金であっても、その先にはA、B、C、D、Eと紙切れの上に紙切れが重なっていることでしょう・・・

無数の欧米金融機関や企業が重なっている筈で、欧州では未だにストレステストをやっても主な所だけで、しかしその連鎖は途方もない錯綜となっていることでしょう・・・ECBは未だに自己資本不足の金融機関が相当あると言っていますね、ギリシャ、スペインなどの国債中心の財政破綻とは別にです・・・

・・・処方箋としては、信用連鎖の大元を防御しておくしか手が無い・・・所謂裏書回し手形を想像すれば理解出来ると思います・・・

・・・まあ邪推すれば損失を巨大に見せかけて、資金を引っ張り込む作戦も無いとは言えない・・・我が国の例では、野村HDがリーマンのアジア部門買収、三菱UFJがモルガンスタンレーに約1兆円出資、みずほがメリルリンチに出資、三井住友はゴールドマンサックスへ・・・と、出資の形でそれぞれの自己資本不足をカバーしてやりながら、彼らの牙城であった金融市場への足掛かりをつくる・・・

・・・しかし、それで根本にある不良債権の方がついたということにはなりません・・・結果として円高ドル、ユーロ安で、彼らの損失を埋めてやっているという構図でもありますね・・・。







メンテ

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作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・E ( No.54 )
日時: 2017/06/24 11:42
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/11/22 07:13名前: 満天下有人 ID:QvYLG6tY

・・・21世紀の今日においても、どの穀物メジャーも経営を非公開にしているから、専門家筋でも詳細実態は把握できない・・・更に石油メジャーのように華々しい(笑)国際政治覇権の表舞台で扱われることもないから、尚更である・・・

世界最大のカーギル社が、我々のお得意様は地球全体の人たちであり、しかし彼らが私たちに関心を払わず、我々のことを知らないでいることは、実に有難いことであると述べている言葉に、経営非公開の真意が読み取れる・・・

・・・・彼らは何故今日まで経営を非公開にしているのか・・・カーギル社はカーギル家とマクミラン家による同族経営、ブンゲはブンゲ家とボルン家の同族経営、コンチネンタルグレインはフリブール家の同族経営、というように、株式が一般に保有されていないから、天候や国際政治覇権に左右される業種にとっては、一族経営の方が迅速に意思決定が出来る・・・そして経営非公開にしておけば、カネの流れも掴まれることもない、スイスに隠れて行く足跡も把握しにくい・・・かくして強力な資本力を蓄積出来たという訳だ・・・

後にも先にもカーギル社が決算を公開したことが一度だけある・・・資料によれば1973年2月にウオールストリート紙の広告面に掲載された決算書がそれである・・・当時の額では驚異的と言われた売上53億ドル、正味資産3億5千万ドルという数字に、ミネアポリス住民は驚いたと報じられている・・・その驚きは、住民でさへ同社の実態を知らないのに、それを一流紙に公開した行動にあった・・・それはカーギルがミズリーセメント社を公開買い付けしようとした事に関連し、連邦商業委員会が、経営非公開会社が決算も開示せずに他社の公開買い付けをするとは何事だとして、告訴されかかった為である・・・

・・・巨額純資産を公開してしまい、税金対策もあったのか、その5年後に同社は、ミネアポリス郊外の森6万坪の地に、ピラミッドを思わせるような三層型の巨大なオフイスを建設、従業員9千名を引き連れて世界36カ国、140の仔会社(*1)を総指揮する指令本部を設置している・・・穀物メジャーが何でセメントまでと訝るなら、同社は石炭、鉄鉱石、塩なども扱うコングロマリット(*2)なのである・・・

*1:我が国では1997年に倒産した食料品専門商社東食の会社更生に参画し、カーギルジャパンに改組。
*2:多角資源扱いは、穀物流通支配の為に自前船舶を多数保有、その活用の為に例えばメキシコに穀物輸送の帰り便に岩塩や鉄鉱石を積むなど。

・・・彼らが非公開経営であるが故に、政府もこれをコントロールする策を見出せないでいる・・・むしろ70年台に米ソ穀物戦争が起こった時、米政府は高度な国際政治判断と秘密厳守を要するが故に、食糧ビジネスに一般デイラーを参入させるより小数の穀物メジャーに扱わせた方が良いという意見が多数を占め、その政策がメジャーに食糧食品他分野に亘って更に巨大化する推進力となったほどである・・・

・・・カーギルを含むメジャー彼らが巨大化した手段は三つある・・・一つは資金に困らないようなルートを確立したこと、二つ目は大量バラ物資の輸送手段を他に頼らず自前で構築したことにある・・・三つ目は、政府がノーと言えないような政界食い込みの足場を作ったことである・・・。

カーギル社は、スコットランド系WASPだが、スイス個人銀行家で秘密口座扱いの専門であるピクテ一族と婚姻関係を結び、ロスチャイルドが株式の50%を持つクレデイスイス銀行に、カーギルが脱税天国パナマ運河に(ここにも自前船舶の航行が関係する)創立したトラダックスパナマ社の株式50%を譲渡、ここでロスチャイルドとの接点を作っている・・・ユダヤ系メジャーのブンゲ、コンチネンタルグレイン、ルイドレフュスの歴史を辿って行くと、資金のほぼすべてがロスチャイルドの支援を受けて基礎を固めて今日に至っている・・・

・・・かれらの経営の根幹にあるものは、迫害されて移住して行く同胞を支援救済することはあっても、ロスチャイルド金融資本と同じように、その国のこと、世界の為になどという思考からでなく、逆に支配してしまうにはどうすれば良いかを考え続けた共通の歴史があるのだ・・・。
メンテ
作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・F ( No.55 )
日時: 2017/06/24 11:47
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/11/23 07:22名前: 満天下有人 ID:wV7GiXC2

・・・穀物メジャー帝王のカーギルが、国家に税を払いたくないもので税金天国のパナマ運河に仔会社トラッダクスを設立し、その株式50%をスイスのクレデイスイス銀行に譲渡・・・その話を紹介していたら奇しくもオリンパスが、スイスの地下トンネルに利益を隠し、それを担保に巨額株式損失を税金天国カリブ海のケイマン島投資フアンドを起用して、カネの流れの痕跡を絶とうとしていた・・・まあ、オリンパスは精密機器企業だから、精密機器で有名なスイスとは古くから馴染みがあったのであろう・・・

・・・ロスチヤイルドが200年も前に編み出したスイスを舞台に作った古典的な利益隠し手法を用い、そこへ21世紀型証券金融手法を加えてカネの流れの痕跡を消すやり方は、天晴れというべきか、やり方は何時の時代でも同じと言うべきか、しかし巨大資本や同族系企業なら、どこでもやっていることであろう・・・

・・・パナマからオランダ領アンテイル諸島を通り、英領ケイマン島にヴァージン諸島を始め、このカリブ海には、どうしてこんなにオカネ隠しの天国が広がるのだろうか・・・税避難所と言う意味でのタックス・ヘイブンの「ヘイブン」発音が天国ヘブンの発音と似ていることから、税金天国ともじられるようになったのだが、紺碧の海と空の下で、ワル知恵も含む知能の限りを尽くしてせっかく儲けたオカネだ、せめて青い海と青空の下では羽を伸ばせという思し召しでもあるまいが、とにかく歴史的に海にもトンネルが作られて来た・・・誰がそんなことを思いついたのであろうか・・・

・・・キーワードはやはり船と穀物、石油の関係にある、そこから上がる巨額利益、それを税の生贄にしてなるものか(笑)・・・船会社にとって季節に関係なく積荷があり、しかも大量で安定商売になるのが穀物と石油である・・・船舶と穀物の関係は後述するとして、船と石油の関係からカリブ海を見ると、ヴェネズエラ沖合のアンテイル諸島はオランダ領であることに目が止まる・・・ヴェネズエラは石油産出国である・・・

その北部キューバーの下には英領ケイマン諸島があって、その西側の大西洋に面する海域に英領ヴァージン諸島がある・・・言い換えるとカリブ海は、外国領としてはオランダと英国が番長を張っている・・・英国中央銀行イングランド銀行設立の経緯で紹介したが、ウイリアム三世がオランダからユダヤ金融商を引き連れてイングランドに入って、対仏戦争で枯渇していた財政立て直しの為に中央銀行を設立したあの頃、英蘭は既にカリブ海諸島を植民地化していた・・・そして労働力はアフリカ西岸や南アフリカから連れて来た奴隷である・・・

・・・南アフリカにおける金銀、ウラン、ダイヤモンド鉱山を手中に収めたロスチャイルドが、鉱山開発に現地黒人を奴隷化したのが1800年末のボーア戦争、同じ構図がカリブ海でも展開された・・・石油が噴き出たヴェネズエラ沖のオランダ領アンテイル諸島のキュラソー島に財団を作ったのが仏ロスチャイルド家であり、島民の殆どがアフリカ奴隷の子孫である・・・彼らの明るいが哀愁を帯びた労働歌、世界中でヒットしたあの、ハリーベラホンテの「バナナボート」に、心情が滲み出ている・・・

さて、その石油と輸送船舶の関係はどういう構造であったか・・・穀物メジャーと船舶の関係から横道に入るが、穀物と石油が戦略物資であることから、両者を切り放すことが出来ず、話が錯綜してしまうのだが、当時の船主は穀物の場合は粉じん爆発の危険性、原油の場合は船倉の再洗浄にすごい労力とコストがかかるので、運賃が最も高かった・・・故に穀物の場合はメジャー達が自前の船舶保有に走ったのだが、原油、石油のケースでは、オランダも英国もまだ手を出せずにいた・・・

・・・英蘭における石油メジャー、すぐに出て来るのがロスチャイルドが手に収めた英ブリティッシュ・ペトロのBPとオランダのロイヤルダッチである・・・このオランダ・ロイヤルダッチは、現在、誰もが知っているロイヤルダッチ・シェルである・・・街中でガソリン給油するとき必ず目にする貝殻マークの「シェル」・・・このシェルマークのシェル石油を創立したのは、イギリス下層階級ユダヤ人であったマーカス・サミュエルであり、彼が今日の原油輸送タンカーを開発し、その権益を原油と共に条件付きでロスチャイルドに譲渡した・・・

・・・マーカス・サミュエルは、自分の将来を決めるのは、維新で開国した日本であると目標を定めて1871年にスエズ運河からインド洋に出て、東南アジア経由横浜にやって来た・・・懐には僅か5ポンドの所持金を持って・・・。

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作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・G ( No.56 )
日時: 2017/06/24 12:01
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/11/24 06:47名前: 満天下有人 ID:OHa6cVKc

・・・シェル石油を創立し、現在の大型原油タンカーを開発した英国下層ユダヤ人のマーカス・サミュエル・・・僅か5ポンドの所持金だけで横浜までやって来た・・・5ポンドと言えば文無しと同然である・・・

・・・維新の頃に日本に居た外国人など僅かであったろう、しかも文無しである・・・彼は湘南海岸の掘立小屋に居住し毎日海を眺めていたある日、海岸の砂を掘っている漁師を不思議に思い、よく見ると貝を掘っている姿に目を止めた・・・美しい取れたての貝殻を見ているうちにアイデアが浮かぶ・・・これを灰皿装飾やボタンとして応用すれば結構な商売になるのでは・・・

それから毎日海岸で貝殻集めを始め、ロンドンの父親に送り売って貰う・・・これが英国で人気を博し、原材料はタダだから利益が倍々ゲームで増え、英国からの工業製品輸入と併せて巨額の元出になって行く・・・その元手を次に何に投資するか・・・

・・・維新後の明治政府が我が国初めての国家統一軍隊編成に熱を上げている様子を見てサミュエルは、近代兵器に欠かせないのは石油であることに目をつけて、日本から一番近い場所で原油埋蔵がある国はどこかを調査、インドネシアが一番有望である、同時に当時のネシアでは余り石油を消費していないことを知って、開発輸入を行い、これが膨大な利益を生み、横浜とロンドンにライジング・サン石油なる商会を設立する・・・

しかし頭痛の種が原油輸送問題であった・・・引火しやすく汚染洗浄が大変なこの物資を運んでくれる船舶会社は、当時ではまだ希少だった・・・サミュエルは造船家と日夜研究を尽くし、今日では珍しくもない大型タンカーの建造に成功する・・・そして保有船の船名には全部、貝殻の名前を付けた世界タンカー王になる・・・

・・・大成功したサミュエルを見て英国の世論は、ねたみもあって、下層ユダヤ人が石油業界に君臨するとは何事かと、当時の大英帝国艦隊に石油を供給していたサミュエルにすごい圧力がかかることになった・・・当然のことながら、当時の英国石油を支配していたロスチャイルドのオランダ、ロイヤル・ダッチ石油がサミュエルの石油会社買収に乗り出す・・・

サミュエルは石油にこだわらなくても、当時我が国が日清戦争で割譲を受けた台湾、そこではアヘンが蔓延しており、これを禁止すると却って密売が横行し治安が困難になると判断した明治政府は、アヘン公社を作り、その運営をサミュエルに依頼することになり、サミュエルはそちらに忙しくなって巨大利権の石油事業をあっさり英国(=ロスチャイルド)に譲渡する・・・

・・・サミュエルは譲渡の条件として、自分の血汗の結晶である石油会社が他社によって運営されようとも、社名には貝殻の「シェル」の名を付すこと、末代まで自分一族からも役員を起用することを条件に、譲渡に応じることにして、ここにロイヤル・ダッチ・シェルという巨大石油メジャーが誕生する・・・ちなみに英ブリティッシュペトロ・BPは、このロイヤルダッチシェルの仔会社として組織されることになったのである・・・

・・・カリブ海、石油が出るヴェネズエラ沖のオランダ領アンテイル諸島の中のキュラソー島にロスチャイルドが別社名で石油基地を作れたのも、輸送船舶と抱き合わせで買収したサミュエルの石油「シェル」がなければ実現できなかったであろう・・・そしてそこから太平洋岸に出るには「パナマ運河」を通過せねばならない、穀物の場合もそうである・・・穀物メジャーのカーギルがパナマ運河に仔会社トラダックスを設立し、同時にそこからスイスの地下トンネルに繋がるカリブ海諸島における税避難所を創り上げて来たロスチヤイルドの戦略と併せて、資源である原油+穀物+海上船舶+金融の秘密基地なる一大構造が出来上がった・・・

・・・ユーロ圏が明日にも崩壊するのではないかと、PIGS及びフランス国債をも含む金融市場の破綻が毎日懸念されている・・・英イングランド中央銀行モデル、国債を発行させ通貨を債務化したシステムを作ったユダヤ金融・・・原油、穀物、船舶のシステムも併せて、現代システムへの“民主主義”による反発・・・それは政府や代理人である金融当局への反発となって現れているけど、本尊の構造=政府もまた巨大資本の下僕になっている構造にあっては、反発も並大抵のことではない・・・資本主義を潰して新たな世界構造を産み出すことの可能性は、一重にこの巨大資本が自壊でもしない限り、不可能であるやに見えてしょうがない・・・その意味で、日を追って増幅する金融不安が一度、21世紀における恐慌にならないと、小手先合わせの手段では何も解決しないのでは・・・それでも民衆は死んでも、彼らは生き残るのか、民衆無き収奪はあり得ないとは思うものの・・・。
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作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・H ( No.57 )
日時: 2017/06/24 12:08
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/11/25 20:32名前: 満天下有人 ID:18vSbFOU

・・・前稿で紹介したマーカス・サミュエル・・・日清戦争時にその輸送力を駆使して日本軍に石油、食糧の補給を引き受け、明治天皇から勲章を授与し貴族の地位を与えられ、ロンドンに帰国した時、ユダヤ人として5人目のロンドン市長となる・・・

1902年に締結された日英同盟は、サミュエルが下ごしらえをした結果でもある・・・戦とは資金、輸送手段、情報力、政治との結びつき、これらが基礎条件となるが、日清戦争における軍事費は当時の一般会計予算8458万円の約2.6倍の2億3340万円であったと明治財政史に記されているから、その大部分はサミュエルに頼ったことであろう・・・

・・・それ以前には、我が国が銀行制度を発足させるに際し、三井組(三井銀行の前身)がロスチャイルドのオリエンタルバンクから100万円の借り入れを行い、日清戦争の伏線にもなっていた台湾人先住民による日本漁船員の虐殺=台湾事件の清国による賠償金を担保に差し出していたこともあり、後の日露戦でもロスチャイルドから戦費を借り入れて開戦に及んだことなど、ユダヤ金融資本との結びつき抜きでは、明治維新は語れない・・・

・・・国際戦略物資としての食糧穀物の発展過程を見ても、戦における基礎的条件と同じ装備がなされている・・・カーギルを含むメジャー彼らが巨大化した手段は三つあると前の稿で申した・・・一つは資金に困らないようなルートを確立したこと、二つ目は大量バラ物資の輸送手段を他に頼らず自前で構築したこと・・・三つ目は、政府がノーと言えないような政界食い込みの足場を作ったことである・・・。

・・・資金との関係は後述するとして、歴史専門家の記述にもあるように、「穀物は通貨の中の通貨である(レーニン)」とか、古くはソクラテスの「小麦問題に無知な者は、政治家の資格が無い」など、古来地味だがこの戦略物資に疎いと、先ず戦に敗けてしまう・・・

目下の野田、玄葉外相、枝野経産相などによる、作物を横においたまま工業製品重視の視野だけでTPP参加を急ぐ有り様など、既に戦に敗けているに等しい・・・米倉経団連会長など、種子を軸にした下アメリカ食糧戦略の傘の下に住友化学を入れたいだけの視野しかない・・それが言い過ぎだとするなら、野田が言うように、TPP参加してみないと情報が取れないから、モンサントやカーギルの食糧戦略も掴めないと言うのか・・・

・・・これは新たな食糧戦略=政治に絡む種子戦略の項に譲るとして、輸送手段の戦略の視点からすると、拠点はスエズ運河からパナマ運河に移行して来た歴史が見える・・・維新の契機になったペリー提督が、新天地アメリカの西進運動に乗って太平洋岸に来て、これで西と東を結ぶことが出来ると述懐した30年後に、パナマ運河の工事が始まり、そこに海運情報基地も置かれることになった・・・その先には230年の歴史を誇るロンドン・バルチック海運取引所があって、パナマ運河を航行する予定の船数情報が逐一連絡される・・・

・・・70年台前半の米ソ穀物戦争と言われたあの時、いち早くこのパナマ運河グレナス海運ブローカーの情報をキャッチ出来ておれば、ソ連が大型船舶の殆どを抑え込んで、日本向け船舶が確保できなかったに苦湯も飲まずに済んだかも知れない(笑)・・・

・・・サミュエルのシエル石油が大型タンカーを開発し、それをロイヤル・ダッチシェルが買収したように、穀物メジャー王のカーギルも、鉄鋼会社を買収して自前の内陸部から大洋における輸送船舶まで保有したように、グレインメジャー達はどこも、自前船舶保有に注力したのである・・・

現在ではカーギル社に穀物部門を買収されたコンチネンタル・グレイン・・・ロシアユダヤ人のシモン・フリブールが1813年にベルギーで穀物商を始め、カイゼルドイツ皇帝や後のナチスに迫害を受けながらも、その息子、孫たちがくじけづに1922年にアメリカシカゴに進出、カーギルと肩を並べるメジャーに成長・・・ロスチャイルドの金融支援を受けて巨大化した過程は、これもメジャーと金融資本の稿に譲るとして、船舶分野ではやはり他に漏れず同じように自前船舶保有に注力した・・・

・・・71年に米ソ穀物戦争が始る前の69年に、大洋航行船舶ホールデイング・OSGを買収、46隻の大型タンカーを保有した・・・ソ連のウクライナ地方の大干ばつによるソ連の食糧危機の僅か2年前のことである・・・

・・・どうみてもこのコンチネンタルだけが、ソ連が大量の米国産穀物を買付けないと生きていけないという情報を、いち早く察知していたのであろう・・・そして何故ソ連食糧公団はコンチネンタルだけと接触していたのであろうか・・・後でニクソン大統領は大豆を中心に穀物輸出禁止令の措置を取った程なのに・・・

それは、1846年の頃に話が遡る・・・シモンの息子・ミシエルが、父の生まれ故郷ロシアの旱魃で民衆が飢餓にひしがれている光景を見るにみかねて、ユダヤ人豪商の監視の目をくぐりぬけて、苦難の末行き着いたウクライナ、その時に小麦を買って供給できるように肌身離さず金(きん)を持参していたエピソードがロシアで美談になっていた、それを後のソ連食糧公団が忘れていなかったということである・・・

・・・コンチネンタルグレインが買収した大型タンカー・・・米国旗をひるがえしてソ連に大量の米国産穀物を輸送・・・米国籍になったコンチネンタルが米国旗をひるがえしてソ連に向かったのは当然としても、後の史実ではコンチが、せめて米ソ冷戦冷却の役に立てばとの思いで親睦の意味を表す為にアメリカン・フラッグでソ連港に入港したと記されている・・・

・・・当時の裏の状況を文章にすると、何の変哲もない風景に見えるのだが、お蔭で日本向けの穀物と輸送船舶が確保できなかったこちらとしては、クソっ!!ソ連とメジャーのやろうどもめ!・・・上司は二重の損失、豊作だったから市場は下げに転じると予想していたものが暴騰・・・おまけに船も確保できない・・・極端に言えば、一夜にして白髪に変わってしまうような状況ではあった・・・日本からお見えになる皆様は、実に平和そのもの、ボケている場合かよと、些か怒りも覚えたものだが、昨今のTPPに絡むノー天気さを見ていると、やはりこの国は何も変わっていないとの思いが身に沁みる・・・。

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作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・I ( No.58 )
日時: 2017/06/24 12:15
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/11/26 09:51名前: 満天下有人 ID:UxKDB14Y


「作物自給は、需要価格を超える国家安全保障である・・・I」

・・・72年の穀物を戦略物資として対ソ政策に利用した米ソ穀物戦争、最終的には大量のソ連向け契約は政府対政府(GGベース)でなく、ソ連食糧公団と民間企業のコンチネンタルとの契約で実現された・・・

後でカーギルなどのメジャーも対ソ穀物輸出に参画するのだが、当初極秘裏にコンチネンタルだけと進められた交渉は、ソ連食糧公団代表団のベルオーゾフ団長が、前述したようにコンチネンタルの二代目ミシュエルによるウクライナ飢饉を救ってくれた歴史を忘れていなかったことによるものであろう・・・
・・・米ソ政府間交渉による食糧支援は、ケネデイ大統領が米ソデタントの一環として容認する政策を取っていたが暗殺され、ニクソンに代わって様相が一変した政治的背景もあった・・・

・・・いずれにしても、当時のカナダ、豪州、欧州における輸出余力は約2000万トン、フルシチョフソ連首相は既にそこから1000万トンを買い付け、米国輸出余力も2000万トンしかなかったところへ、米国に2150万トンを発注したのだから、とんでもない数量不足に陥ってしまった・・・この米ソ穀物戦争の結果は史上最大の貿易量になったのである・・・

詳しくは後述するとして、さような状況は起こり得る、諸国にとって食べ物の自給がいかに大事か、食糧の安全保障がそれぞれの国にとっていかに重要事項であるかを、輸送手段も含む経験を踏まえて愚考する次第である・・・

・・・コンチネンタルやカーギルなどのメジャーたちが輸送手段も重要視した戦略・・・当時メジャーの一角を占めていたフランス籍のユダヤ系ルイ・ドレフユスも、一貫して自前船腹の確保に注力していたが、他国に比べ戦後フランス政府による熱意の無さにしびれを切らし、ドゴール大統領に直訴に及び、政府がやっと造船業の再起に乗り出したくらいである・・・ちなみに後に大統領になるミッテランは、当時はこのドレフユスの社員であった・・・政界に出る契機はやはり穀物メジャーと政府の関係がいかに密接なものであったかが伺える・・・。
メンテ
作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・J ( No.59 )
日時: 2017/06/24 12:32
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/11/27 07:37名前: 満天下有人 ID:Ekdjbk.w

「ケネデイVSフルシチョフによるキューバ危機と、戦略物資の穀物」

・・・当時のソ連は何故、アメリカ、カナダ、豪州などの輸出量全部に相当する大量の穀物を「極秘裏」に買い付けに入ったのか・・・

ウクライナ地方での旱魃凶作によって、食糧の価格が高騰し始め、それに誘導された諸物価の高騰に悲鳴を上げたソ連衛星国であったポーランドで大規模暴動が発生したこと・・・それを緩和するに際し、敵対するアメリカに食糧を求める行為による政治的問題・・・

大量買い付けが漏れると、市場が暴騰し買い入れコストが高くなること、第三は、仮に契約に漕ぎ着けても政府間契約では、輸送船舶にアメリカ国旗が掲げられ、これも政治的敗北の批判が巻き起こってソ連共産党指導部に対する批判が起きかねないこと・・・等々が、極秘裏に民間企業であるコンチネンタルとの契約交渉をせざるを得ない理由であった・・・

・・・72年問題の遠因は、63年のキューバ危機にその伏線があった・・・高齢の方なら誰しも記憶の片隅に残るあの、ソ連によるキューバへの核ミサイル持ち込み事件を御存じだと思う・・・
ケネデイ対当時のソ連共産党第一書記であったフルシチョフとの行き詰るような駆け引き、一歩間違えば核戦争が起こるような緊迫した毎日であった・・・ケネデイは核戦争が起こる確率は1/2であり、アメリカでの死者1億人、報復されるソ連でも1億人の死者になるとまで広報されていた・・・

・・・ケネデイが米国沖合からキューバーに通じるカリブ海域を封鎖してしまい、それでも核ミサイルを積んだソ連船は強引にキューバに向かって、キューバの一歩手前でソ連船が引き返したことで事なきを得たあの二週間に亘るキューバ危機が、10年後の72年に起こった米ソ穀物戦略の伏線にもなった・・・

・・・いずれにしても一歩手前で危機が回避され、その時ケネデイは、ソ連が食糧不足に困っているなら、米国船籍によるアメリカ国旗を掲げた輸送船で穀物を運ぶことを条件に、但しお金が無いなら、輸出金融も付けて上げるという仲直り支援を申し出ていた・・・

ところがそのケネデイは、キューバ危機の翌年、63年11月22日に、テキサスのダラスで暗殺されてしまう・・・そこで米ソ仲直りによる穀物支援は、米側の船主協会による輸送船舶費の値上げ要求(当時の相場ではアメリカ→ソ連海上運賃は$12/トンに対し$20を要求)もあって米ソ会談は中断してしまった・・・ソ連側の条件は運賃を市場相場並みにすること、米輸出入銀行による対ソ借款を付けることを条件としたが、12月の米下院で反対218票/賛成169票の決議が成されてしまった

・・・ところがソ連が、10年後の72年でなく63年当時でも米政府が言う事を聞かないなら仕方がないとして、民間穀物メジャーから35万トンを事実上買い付けていたことが明るみに出て、ケネデイの後を継いだジョンソン大統領は、そこまで禁止すればキューバ危機の二の舞になることを恐れ、議会を説得し前回のソ連支援反対決議をひっくり返してしまった・・・

・・・ところが一難去ってまた一難、今度は全米港湾労働者組合ILOが、ソ連向け船積み荷役労働を拒否してしまい、この解決に1年も空白期間を作ってしまう・・・昨今の金融マフイアどもによる金融商品の拡大に所謂電子マネーを駆使して不良債権の山をこさえてしまっているが、石油や穀物は電子で送ることは出来ない・・・戦略物資に占める輸送手段は、その生命線であることがここでも実証されてしまった・・・

・・・72年に始ったソ連による大量の米国産穀物の買い付け、ニクソンは翌年73年6月5日に突如、大豆を中心に輸出禁止令を公布してしまう・・・

ここで面白い米国外交政策の現象がある・・・72年7月にソ連が極秘にメジャーと直接穀物大量買い付けを開始したのだが、ニクソンはその半年前の2月に中国を電撃訪問し、米中国交回復に踏み切って中国向け穀物輸出禁止令は解除したのである・・・中ソ仲たがいを知っての行動であったのであろう・・・中国向け食糧輸出禁止令は朝鮮動乱の時、トルーマン大統領が中国に発布したものである・・・

79年にはカーター大統領がソ連によるアフガン侵攻で再び対ソ輸出禁止措置を取っている・・・食糧穀物は実に政治物資なのである・・・今やそれが種子によって新たな支配物資になろうとしている・・・

・・・話が飛躍するも、昨日ニュースで拝見した玄葉外相の沖縄訪問・・・仲井間知事に対し、日米地位協定を見直す手柄を立てたから、仲井間さんよ、普天間基地の辺野古移転を認めてよと言う丸で子供でも騙されないような外交ぶり・・・

たかがと言うか、当たり前の事なのに米軍属者の犯罪について、司法権を日本側に認める程度の地位協定の見直し・・・それも米側は「好意」によりと但し書きまでつけている・・・仲井間知事は地位協定の一部見直しは評価するが、県内基地移転は沖縄世論が認めないと、玄葉がそれを言い出した瞬間に知事は全部を聞き終わらない前に、手を横に振ってノーの意志を表明していた・・・

・・・TPP参加問題にせよ、米側は野田や枝野がTPP議題を全て網羅した上での参加と了解すると言っているのにこちらは、そんなことは言った覚えがないと国内を誤魔化す・・・経産省・宗像直子通商部長がTPP関係全ての物品サービスの自由化を対象にすると言うメモを枝野に渡し、枝野はそのメモをカーク米通商代表に渡したことまでバレているのに・・・

・・・こんな頼りない外交がどこまで通じるのか、国内食糧は守ると言いながら、外交姿勢を見ている限り信用する者は誰も居ないであろう・・・相手は穀物戦略の歴史でも見て取れるように、したたかで手ごわいことを身を以って知るべしである・・・。
メンテ
作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・K ( No.60 )
日時: 2017/06/24 12:40
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/12/08 07:23名前: 満天下有人 ID:IdNoaKcI

・・・TPP推進派、反対派の構図は、どうしても違う産業分野の利害が賛否を巻き起こす・・・問題はAの利益の為にはBの犠牲も止むを得ないとの利害が問題になることだ・・・ならば夫々が別々の条件で、Bの利益も損なわない方法で国際化なりを進めれば良い、ということになるが、TPPの場合は、品目にこだわらずに全分野にわたっての関税全面自由化だから、そうは行かなくなる・・・

・・・野田はコメは守ると言うが、交渉参加決断の前後において、どうも二枚舌を使っているのではないか、カーク米通商代表、オバマ大統領にに明言した事実と国内向け説明が曖昧なので国内で反発を招いている・・・

繰り返しになるが、このAとBの利害が、産業別にぶつかり、更に政治的にも相反する形となり、食糧穀物戦争に発展した歴史的紛争として、1815年に終結した英仏戦争から生じた第一次穀物戦争、ナポレオンによる小麦輸出禁止令と1972年のニクソン大統領による穀物輸出禁止令施行による第二次穀物戦争が大きなものである・・・

・・・どちらも市場価格の高騰を招き、3年前の高騰は、豪州の旱魃による需給バランスの崩れ、及び地球温暖化問題で批判を受けた米国が、ブッシュ大統領によるバイオエタノール転換政策を加速させ、それによる高騰側面もあったが、金融資本が需給バランスの崩れを利用し、それが高騰に拍車をかけた大きな要素も見逃せない・・・3年前に日本商社がカンサスの農家にトウモロコシ契約を反故にしないでくれと日参していた光景が思い出される・・・農家は短波放送によるシカゴ市況の活況に耳を一心に傾けるばかりであった、日本商社に対しては生返事だけ・・・

ロシアが小麦に、中国がコメに、一時的ではあったが、輸出制限措置を取っていた・・・エジプト、トルコ、果てはカリブ海のハイチで民衆による暴動が頻発、ハイチでは政府が倒れてしまう程であった・・・勿論、食糧暴動の背景には民主化運動があり、それが食えない状態とあいまって暴動に発展・・・

そして現在である・・・、シカゴの農業調査会社であるアグリソースは、この夏、穀物市場は更に20%上昇するとの予測を出し、世界三大投資家と言われるジム・ロジャーズなど、ユーロ危機回避には必ず世界同時的金融緩和がなされる、そのカネは必ず商品市場に向かい、とりわけ穀物市場に向かうとのご宣託・・・

・・・このスレッドのタイトルに態々「需給価格を超える」国家安全保障であると申している最大の理由は、高くともカネを払えばモノは手に入るのか、という基本的命題、工業製品と質が違うものが農業にはある、貿易論に幻惑されてモノそのものが入手できない事態を想定していないのは危険である、という想いをこめているからである・・・

こちらが食べ物に不足している、こちらでは生産できない珍しいものを輸入によって充足する場合は別に構わない・・・しかしこちらで生産できるのに敢えて輸入に任せる、或いは相手国の農業者への思いやりから輸入してあげるという性善説だけで、平穏に事が運ばないリスクも十分見極めておかねばならない・・・その意味で食糧は国家安全保障の重要な側面を持つものなのだ、キッシンジャーが米ソ穀物戦争当時、原油と食料を戦略物資と位置つけたことに看過できない政治が絡んで来る本質を秘めているものなのだ・・・

・・・英仏戦争時代の第一次穀物戦争を見ても、ナポレオンによる対英小麦輸出禁止措置が、価格高騰もあいまって、英国に食糧不足状態を起こしていた・・・

・・・そこで見られた現象に、やはり産業別資本による闘いが見て取れる・・・当時の英国食糧自給率は現在の我が国と同じくらい低かった・・・有名な論争に、マルサスの悪魔がやって来るの人口論の先駆者マルサス、ネズミ算的に増加する人口によって世界は、食糧の需給バランスが崩れる、そうなると生産国とて自国余剰生産がある時はともかく、気象異変や戦争異変などがあると、相手国のことは構わなくなる筈だ・・・その背景には産業革命以前のように、自己利益を守りたい地主階級の思惑もマルサス理論の支持基盤になっていた・・・

・・・一方、産業革命で勃興した産業資本家たちは、労働力にも影響を及ぼす高い基礎食糧は困る・・・安いものがあるなら貿易によって賄え・・・この理論的支柱になったのが、国際比較生産費説で有名なリーカード・・・マルサスはリカード理論を、地球には資源が無限にあるとの仮説に立ったものでしかないと激しく論争、そして工業優先の政策は必ず行き詰るとして農工同時発展論を崩さなかった・・・

・・・目下のTPP促進を擁護する米倉経団連の産業資本と、今では地主階級でもないが同じ産業としての農業擁護論による貿易優先反対論の構図が、この第一次穀物戦争当時の構造と良く似ているのだ・・・

・・・結果はどうであったか、我が国戦後の食管法にも似た当時の英国における穀物法・・・自給を守れとするその穀物法はマルサス/リカードの論争の末、リカードが勝って1846年に穀物法は廃止されて、自給率は40にまで急低下してしまう・・・

目下の我が国と当時の英国の違いは、英国は400万ヘクタールにまで減少した農業に危機感を覚え、これを1800万ヘクタールにまで回復させて今日に至っている・・・マルサス/リカード論争も産業資本優先による国際貿易が国家安全保障にどう影響するかの激しい論争となった、賛否両論のそれは、つまり基本命題をどうするかの国家サイズでの認識論争があったと言う事である・・・

・・・翻って我が国では、TPP参加問題にせよ、戦後の食糧基本法の若干の手直しや、農業への株式会社参入による大規模化論などがあっても、基本理念からの真の論争にはお目にかかれない・・・キッシンジャーが突然官邸に現れるとハイハイ全面自由化会議に参加しますと言うだけ・・・

・・・米農業団体がホワイトハウスに、日本の参加の真意を再度確認せよと求めていることも、意図はオコメ売りに関心があるだけでニュアンスは違うにせよ、一体日本の、農業の位置付けに対する基本哲学は何なのかと、外交上の、経済上の技術的な駆け引き以上に、問われていると感じないといけない・・・。
メンテ
作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・L ( No.61 )
日時: 2017/06/24 12:47
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/12/10 20:01名前: 満天下有人 ID:nEEcnlWA

・・・1971年から72年にかけての、あの穀物争奪戦は生涯忘れることが出来ない・・・情報力の無さと、市場が存在していても世界は巨大勢力によって動かされているということを、鼻血も出ないほどに思い知らされたものである・・・TPP論議が喧伝されると、ついあの頃を思い出してしまう・・・

あの頃と今回の違いは、当時は物量の問題であったが、科学が発達した現在では、第三者が簡単に開発できない種子戦略が軸になっていることであろうか・・・

19世紀初頭のナポレオンによる英仏戦争時代の、穀物貿易禁止紛争を第一次穀物戦争とするなら、72年の米ソによるデタントの駆け引き、食糧、食料品を結果として暴騰させたそれを、私は勝手に第二次穀物戦争と名付けている・・・

・・・食糧も巨大勢力によって動かされている構図は、当時でも巨大穀物メジャーがソ連の極秘買付けによって凶作をいち早く知って、そして米政府に送り込まれていた穀物メジャー要員によって、先に事が進められていたことが、後になって分かる・・・

後にソ連の穀物生育状況をCIAは把握していなかったのかと批判が起こったほどなのだが、いくらCIAといえども、人工衛星探査があろうとも、地上で一粒一粒の生育状況が判るはずも無い・・・ましてやソ連はやっと米ソ緊張緩和政策に乗り出したばかりであり、外国人のソ連邦内移動は制限されていた時代である・・・

・・・年9千万トンの小麦生産を誇り、輸出国であるソ連が、よもや米国産穀物の輸出余力約2000万トンを全部買い付けてしまう状況にあるとは、誰も夢にも思わない、その買い付け額はソ連の金準備を空っぽにしてしまうような量だが、ソ連側はそんなことに構っていられなかった・・・一回の取引としては例のない史上最高の貿易取引記録となっている・・・そして数年前からのソ連による米国穀物の買付け思惑が無かったなら、米軍によるヴェトナム北爆、あるいはハイフオン湾に仕掛けられた水雷網に対するソ連の報復は、もっと激しいものになっていたであろうと言われる・・・

・・・極秘裏に米穀物メジャー、それも昔ロシアの飢饉を救ってくれたロシアユダヤ人のコンチネンタル・グレインに絞って買付が始められていた・・・極秘裏に話が進められたのは、情報が漏れると市場が暴騰し、高い買付けになるからである・・・そして政府間協議になると米消費者からの猛反発が生じて、交渉がうまく運ばなくなる・・・結果は未曽有の食糧食品の高騰となり、全米生活者が困るほどの事態を巻き起こしたが、コンチネンタルがソ連側安値に応じても、後で米政府補助金で埋めわせることが出来、後の高騰でシカゴ先物市場で更に巨額の利益を得ることが出来る・・・

・・・創業が古いカンサスシテイの業界紙、サウスウエスターンミラーの社主・ソーズランドの述懐によると、1972年7月2日、サマーヴァカンスでがら空きのNYヒルトンホテルに、誰も気にしない中西部田舎風の男が二人何気なくチエックイン、それがソ連食糧公団買付代表のベルオーゾフと、もう一人・・・

・・・相前後してソーズランドの新聞社に怪電話が定期的にかかって来たという・・・相手は、ロンドンフアイナンシャルタイムズの論説委員でスミスと名乗り、ソ連による極秘穀物買付けの物語を書きたいので、協力してくれというもの・・・その数量を聞いて腰を抜かしたソーズランドは、親しくしているシカゴ取引所の立会人に、この話をどう思うかと意見を求めても彼は、ソ連が一気に300万トンも買付けるなど、そんなおおそれたこと出来る筈が無い、しかもこんな大豊作では、相場が上がる筈が無い、俺は買いでなく先物を売りまくるよ・・・しかしその時既にソ連とコンチネンタルは、小麦400万トン、トウモロコシ450万トンの売買契約を済ませていたのである・・・

当時の日本商社も大豊作による先安ポジションで売りまくって、スネに傷を負った者が続出した(笑)、損失は柔なものではなかった・・・現物買いの手当もせずに先に売っておくのである、穀物メジャー達にせよ、信じられないソ連の大量買い付けに疑心暗鬼で持ってもいない物を先に売り始めていたのである・・・しかし、そこにメジャー達と一般との力の差がある・・・集配配送面で農家をほとんど傘下に入れてしまっているから、いつでも現物手当てが出来る・・・そして前にも申したように輸送用の自前海上船舶も保有しているのだから・・・

・・・シカゴ相場に影響力を持っていたソーズランド社主のもとに、ひっきりなしに電話をかけて来た得体の知れないスミスと名乗る男、ある日、ロイターの商品市況担当のワッツにも、このことを知らせている、ソーズランドさんよ、あなたの新聞にソ連の大量買い付けの特ダネを書いたらどうですかと・・・

数か月後ロイター通信が言うには、こちらにもスミスと名乗る男から電話がかかっていたことが判明、商品市況担当のワッツが、怪電話の主スミスが教えた電話にかけてみても、出る者はプエルトリコ出身の大豆とトウモロコシの違いも知らない女であったと言う・・・

・・・72年7月2日、がら空きのNYヒルトンホテルに、目立つ風采でも無いソ連食糧公団ベルオーゾフがコンチネンタルグレインと密会を持った日から4週間後の7月31日、怪電話のスミスがまたソーズランドの所へ電話をかけて来て、今日はソ連による第二回目の買付け交渉が行われましたよ、合計で2500万トンの買付けですよ・・・ぼやぼやしてたら儲け損ないますよ・・・(当時の米穀物生産量は約8000万トン、内輸出余力は2000万トンだから、いかに膨大な数量であったかが分かる)・・・

同時にスミスは、ワシントンでコンチネンタル側から役員のジヴイと農務次官のパームビーが会談していることもほのめかしていた・・・農務次官が秘密会談に応じるとは、米ソ政府間取引を匂わせるが、そうではなく、パームビーはその時、コンチネンタルから役人俸給倍額で副社長の椅子を用意され、米ソ穀物取引成立後に米政府がいくらの補助金を出すかの情報要員として雇われていたのである・・・ソ連に出張後にパームビーはバッツ農務長官に辞表を出して役人を辞めたのである・・・後に司法省に捜査を命じられたFBIによってパームビーは下院査問委員会にかけられてしまうのだが・・・

・・・米高級官僚の天下り・・・米国では政権が変わると官僚上層部も総入れ替えになる、我が国の官僚機構と違うとよく言われるが、米国の場合でも上層部は政権が変わると次の椅子が用意される・・・ブッシュ政権におけるネオコンのウオルホフィッツやゼーリックがそうである・・・この春、ヒラリー国務長官が、次期大統領選には出ない、政治家を引退すると言っていたが、どうやら世銀総裁の椅子が用意されているようだ・・・そえでも米世界戦略の一環に組み込まれていることに違いは無い・・・食糧分野でもそうである・・・TPPにせよ米農業団体の背後に居るのは、巨大食糧メジャーなのである、野田など交渉に参加してみないと分からないなどと、トボケたことを言っているが、戦略は既に出来上がっているのである・・・ノコノコとそこえ行くだけである。

メンテ
作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・M ( No.62 )
日時: 2017/06/24 12:54
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/12/11 08:01名前: 満天下有人 ID:Q2Iv3FqQ

・・・昨夕NHKBSで、兵士達の証言なる番組を見た・・・

日米海軍が拠点確保に激しい海戦が繰り広げられた南太平洋のガダルカナル島の攻防・・・当時の駆逐艦兵士は海軍でもエリート意識があった、それは軽量艦で機動力に優れ、相手戦艦に打撃を与える戦果を大いに挙げていたからだ・・・

・・・第二水雷部隊と言われた兵士の述懐では、大本営から陸軍兵士及び食糧の補給命令が出た時は、ガッカリしたらしい・・・それを「鼠作戦」「ドラム缶」作戦と揶揄っていたとか・・・

つまり、駆逐艦は輸送が本来の目的で建造されたものではない、時速65キロの速度で相手に奇襲攻撃をかけるのが本来の軍事機能であるのに、輸送船のような役目を背負はされた自虐批判である・・・

大本営の目論見は、商船のような輸送船で陸軍を運搬していたのでは、敵の目に止まり、しかもノロイから餌食になってしまう・・・駆逐艦なら速度もあるし万一攻撃を受けても反撃に出られる・・・しかし乗員100名で設計されている駆逐艦に陸軍兵士100名を乗せるとギュウギュウ詰めになり、寝る場所にも事欠き、敵攻撃があると隠れる場所も満杯で多くの兵士が命を落としたという・・・

海上対海上戦闘では能力を発揮しても、空からの攻撃には弱かった・・・よって夜間に航行することになり、夜動くネズミに例えて鼠作戦と称したらしい・・・そのうち食糧も運べということになり、ドラム缶に詰めた食糧を運ぶのだから、ドラム缶作戦と揶揄ったらしい・・・

夜間航行と言っても、海軍基地がある別の島からでも1000キロの距離、いくら足が速い駆逐艦といえども一昼夜かかる、どうしても明るくなる時間帯にも走らねばならない、空からの奇襲攻撃で相当の艦を失い戦死者も続出したという・・・

・・・それにしても、ギュウギュウ詰めにされて送り込まれた兵士たち、挙句に戦死が結末であり敗戦になった当時を思うと、TPPも増税も国民をギュウギュウ詰めにして、また米国やIMFに降参するのかと思ってしまう・・・
大本営政府官僚どもは、具合悪いことは先送りして、国会を閉じてしまった光景は、当時と変わらない、逃げの作戦情報隠しである・・・。

・・・軍事戦闘でなくても金融戦争、食糧戦争でも、奇襲攻撃は綿密な作戦の基におこなわれるものだ・・・72年のソ連作戦は、食糧不足によるものであり奇襲攻撃と言えるものではないのだが、シカゴ相場が暴騰しないように、そして運送手段も極秘裏に押さえておかないと運賃の暴騰及び,船腹の確保そのものも危うくなる・・・計画がバレない綿密な作戦として、米政府との交渉でなく、ロシア、ソ連に協力的であったコンチネンタル・グレインだけに的を絞った理由もそこにあった・・・

だが、そんな大量の穀物をコンチネンタル一社だけでは手当も出来ない・・・そこでソ連食糧公団のベルオーゾフは再び訪米して第二回目の秘密買い付けに入る・・・それが謎の怪電話の主スミスが農業新聞サウスウエスターンミラー紙のソーズランド社主に二度目の電話をかけて来た7月31日の契約のことであった・・・この謎のスミスなる人物の正体は未だに不明らしい・・・食糧新聞社主のソーズランドに最後に電話があった時に社主は、一体お前は何者だと詰問したら、私はロンドン在住だが、こちらは007の国でもありますからね、まあ想像にお任せしましょう、ただ、次は中国が大量買付けに入りますよと、また暗示めいた事を言ったらしいが、しかしソ連の大量買付けについても、怪電話スミスが言った通りの事実が表に出たし、そして数年後にはこれまた予告通り中国が大量買付けを開始している・・・中国買付の背景は後述するとして、ロスチャイルドの影響力が物を言った形跡が伺える・・・

・・・ソ連の第二回目の買付けは、コンチネンタル一社だけではとても量を集荷出来ないことを知ったソ連公団が、NYヒルトンホテルにカーギル、ルイドエフュス、クックインダストリー、アンドレガーナックを呼び出し、追加契約を行っている・・・これで当時の穀物メジャー勢揃いの登場となった訳である・・・総数量は2200万トンにも達したが、主力はコンチネンタルの約1000万トン契約である・・・

・・・それでもこのメジャー達が一番恐れたことは、事実が全部オープンになるとシカゴ先物が暴騰し、ソ連との安値契約価格との落差による損失発生であった、これを埋めることが出来るのは一重に米政府による価格上昇に伴う輸出補助金制度の継続しかない・・・前述した米農務次官であり、コンチネンタル副社長に天下ったパームビーの後任には、メジャーの一角を占めていたクックインダストリーの社員でもあったブラントハーヴァ・・・コンチネンタル副社長はシカゴ価格が上昇しても輸出補助金を政府は出すのか、ソ連と既に契約進行中であることを悟られないように打診した所、ブラントハーヴァーもアウンの呼吸で、我々が数年も実行して来た政策、$1.63/ブッシェルの支持価格、それを上回る市場価格に補助金を出す輸出奨励政策に、何の変更も無い・・・コンチネンタルが喜んだのは新農務次官が、例えば$2以上に跳ね上がったら奨励補助金は出さないとか、上限価格を示さなかったことにある・・・

・・・そして喜んだのは勿論ソ連である・・・価格が跳ね上がっても政府補助があれば、運賃もかなり安く叩ける、当時の海運市況$15/トンより下でオッフアーした、当時の全米港湾組合は$20を主張・・・だが運賃がいくらであれ価格に関わらずこの大量穀物輸送に、メジャー達の持ち船だけでは、とうてい運びきれない・・・ここで再び大量物資取引に占める海上輸送手段の手当がいかに重要な要素であるかが分かる・・・

一般商社が物資そのものの先安予想下にあって、ソ連の大量買付けに遭遇して大損出したと同じように、海上船腹確保でも、まあ大豊作だから買い手ものんびり構えるだろう、船腹契約も慌てることはない、運賃も先安になるだろう・・・

・・・ところが船積み期日が近づくと共に、船がどこかに買い占められていることが分かり、ダブルパンチを食らうことになってしまった・・・日本に運べない物資を、止む無く中南米に転売するも今度はカネを払って来ない・・・遂に人事考査で5段階査定の最下級Dを喰らいボーナスも減額されてしまったものだ(笑)・・・

・・・当時ロンドンのバルチック海運取所に、これも風采の上がらない目立ちもしないロシア人がしょっちゅう現れ、目立たぬように1隻づつ間隔をあけて船腹契約をしていたと、後日デイーラーから聞いたのだが、後の祭り・・・。
メンテ
作物の自給は、需給価格を超える国家安全保障である・・・N ( No.63 )
日時: 2017/06/24 13:00
名前: イントィッション ID:nVDQ7Ugo

日時: 2011/12/12 07:54名前: 満天下有人 ID:pzxUmWqg

・・・1972年、米国産穀物の輸出余力2000万トン、加えてカナダの輸出余力1000万トン、豪州からも500万トン、他の多くの諸国も依存するこの主要産地の輸出余力を全部買い占めてしまったソ連・・・

その数年前にソ連衛星国であったポーランドで、ゴムルカ傀儡政権がソ連の凶作の影響で食料品を一斉に30%も値上げしたものだから、すさまじい民衆暴動がポーランドで起きた・・・

・・・もしかしてこの食糧不足状態ではソ連国内でもポーランド級の民衆暴動が起こりかねないと懸念したコスイギンソ連首相とブレジネフ共産党書記長は、何が何でも穀物を買い付けろと食糧公団の尻を叩いていた・・・命令を受けた食糧公団役人も必死になったであろう・・・当時のソ連では命令に失敗すればシベリア送りが常識だったのだから・・・

この大量の穀物を輸送する海上船舶の確保が、ソ連にとって次の難題となった・・・アメリカ主産地である中西部からの搬送には二つのルートがある・・・大西洋側向けなら五大湖オンタリオ湖からセントローレンス川を東にとってニューフアンドランド島から大西洋に出るルート・・・も一つはミシシッピー川からプレスリー誕生の地メンフイスからニューオルリンズ港・ガルフ(メキシコ湾)から大西洋、パナマ運河経由太平洋へ出るルートである・・・

・・・世界の海運市況の中心であるロンドンのバルチック海運取引所に現れて目立たないように少しづつ船の契約を始めていたロシア人は、それとなくセントローレンス川を下る船舶を物色していた・・・

この世界の海運市況の中心地であるバルチック海運取引所の歴史は古い・・・18世紀半ばにロンドンのさりげないコーヒー店に、船舶ブローカーたちが集まり始め、貿易輸送の中心であったバルト海の商業船舶の情報を交換し合っていたのが始りで、名称がバルチックコーヒー店と呼ばれ、それが今日の世界の海運市況の中心となるバルチック海運取引所となったのである・・・

・・・ここでは気象変化、積荷の量、港湾の荷役状況、特にバラ輸送となる穀物、石炭、鉄鉱石などの状況が指数化されて、バルチック海運指数として世界の海上運賃の指標となっているのである・・・

18世紀半ばにここに集まっていた船舶ブローカーたちの取引は「信義」を決め手にして、口頭での契約が最も重視され、契約書などと言うものはなかった・・・一度たりとも口頭での約束を破るとコーヒー店仲間からはずされ、以降商売が出来なくなる掟で、口頭契約が行われていた・・・信義第一の裏返しとして契約の守秘義務は徹底して守られ、絶対に口外しない・・・

・・・72年にこの取引所に現れたソ連人の船腹買付けブローカーが、ミシシッピー川を南下する船でなく、セントローレンス川から大西洋に出る船を探していたということは、明らかに欧州のどこか向けの船を捜していることになり、嗅覚が利く取引所メンバーなら、諸般の状況からしてもソ連が何やら動いているくらいの判断があっても、絶対に外部に漏れることはなかった・・・

・・・それが証拠に、米ソ大量穀物取引が公表されるまで、何でまた一気に船が無くなってしまったのか、誰にも判らなかったのである・・・

余談だが、セントローレンス川から大西洋に出た所がニューフアンドランド島である・・・米ソ大量穀物契約騒動で、食糧業界、船舶業界が上へ下への大騒動になっていたあの頃、名門商社安宅産業が、レバノン系政商シャヒーンに、ニューフアンドランド島沖合に有望な油田がある、共同事業をやらないかと持ちかけられて、当時の額で6000万ドル(当時300円/ドル)をまんまと詐欺られて倒産・・・第一次オイルショック発生の頃で、石油部門を強化して社業を伸ばそうとした安宅産業の倒産・・・同時にカナダ北海でも石油採掘事業で騙されて当時のカネで1兆円がどこに行ったか分からなくなった旧石油公団の失敗・・・誠に激動の時代であり、しかし巨大メジャーに翻弄され、かつ詐欺師にまでやられてしまった我が国・・・

・・・あれから約40年経過して、TPPやら通貨変動やらで、また同じ憂き目に会うような民主党政権の対処の仕方を見るにつけ、何とも早や、救い難い体質は治らないものだと、変な感慨に浸るこの頃だ(笑)・・・。
メンテ

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