お2人さんへ返信 ( No.43 ) |
- 日時: 2010/09/08 03:38
- 名前: エリーゼ
- 天橋立の愚痴人間さんへ
元手があるなら、使えば良いと思います。
それと併せて、私の理論実行をすれば良いのです。
景気過熱はよろしく無いので、配分にはシミュレーションが必要になりますが。
政治は年寄りがやれさんへ
海外投資は必ずしも国民の収入、利益に直結するとは限りません。
それと、円安にする必要もありません。
国内における景気循環の確立をしなければ対処療法で終わってしまいます。
新理論は、そのための考察に役立てば、と思っています。
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実際の経済はヘリマネが花盛り ( No.44 ) |
- 日時: 2010/09/08 08:29
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:iqoJyCI6
- 政治は年寄りがやれ さん、ご参加ありがとうございます。
実は、私は経済学の専門知識は全くありません。すべての事は新しい国の形を想定する上から、可能性を模索しているのです。
ですが経済はなんといっても社会の基本ルールですので、ママゴト遊びになってはいけないと思い既存のルールに立脚したものでなくてはならないと思っています。
そのキーポイントになるのがヘリマネの理論であると思います。 難しそうにいいますが、実は金融業界がやっている信用取引などは、実質ヘリマネを認めているのではないでしょうか。
要するに実際にはない金を生み出しているのです。 長期の手形なども、そうですし、株式投資、各種産物に対する相場取引における先物取引もそうではないでしょうか。
みんな信用と言う名目で紙切れに金額を託します。 ですが、一旦それが実行されると、実際の貨幣で生産できなくとも発行された金額は債務として存在してしまいます。 そうして全世界には、こういう擬似貨幣が実際の貨幣を上回るほどに流通しているようですね。
ヘリマネが良い悪いは別にしても、すでに資本主義経済のシステムはヘリマネ抜きに語れないのではないでしょうか。
勿論、現在はアメリカのサブプライムローンの問題にせよ、リーマンショックにせよ、ヘリマネ的手法が裏目に出て世界経済を混乱させているのだと思います。 ですので、ヘリマネは経済にとって麻薬のようなものであり、効用もあるが常用する弊害の方が恐ろしいものであると思います。
SF的にずっと将来(数百年先)には、実態経済活動がなくなり、経済も全て計画されて実行されるような社会は、経済全体がヘリマネになる、つまりヘリマネの概念さえもなくなると思っています。
現実には、金融機関が自らの増殖のために影でヘリマネを常用するのではなく、そんなものこそ規制して、国家が国民のためにヘリマネを実行するべきと思います。
どちらにしても麻薬でありますので、厳格な規制の下にコントロールしなければならないと思います。
それからすると、偽札を刷って、それで資源や領土を買いあさる事まではとても認められないでしょう。 勿論、貴方が仮定の話しとして言われているのは解っています。 ヘリマネ論の究極の形態として指摘して頂いたと思います。
それで思いつき今回のレスの内容を思いつきました。 官僚共に政治をさせているのと同じで、経済の専門家に任せていたのでは、本当の意味の改革は出来ません。
あなたも、更なるヘリマネ論を考えていただきたく思います。
エリーゼさん、こういう訳で私にとって、ヘリマネ論はぜひ完成したく思っています。 更なる構築を御願いします。
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事実誤認 ? ( No.45 ) |
- 日時: 2010/09/08 08:52
- 名前: エリーゼ ID:IH.yN7no
- 天橋立の愚痴人間さんへ
実にけしからんのがアメリカで、裏付けの無いヘリマネをした結果 他国に負債を押し付けています。このドル問題は尾を引くことになりますが 結果として、為替ドルが50円にまで下がる予想の根拠になっています。
あと、信用取引ですが、アレはヘリマネではありません。 流動性資金を最大限生かす手法にすぎません。 間違った認識は、結果を残しませんので、注意が必要です。
アノ理論は完結しています。修正箇所はありません。 説明のため、加筆することはありますが、、、、、
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経済の拡大とは ? ( No.46 ) |
- 日時: 2010/09/08 09:44
- 名前: エリーゼ
- ユーロを例に取り上げてみたいと思います。
統合通貨ユーロの公定歩合が高かったので拡大経済を維持できましたが、 その結果、民間経済は拡大しましたが、付加価値の増大にはなりませんでした。 必要な分が行きわたれば、減速します。つまりデフレです。 この時に、マクロ経済対策を打てば問題は無かったのですが、放棄した通貨なのでありません。 唯一の拠り所の金利を下げざるを得ない状況で、この先打つ手はありません。
先に説明してある通り、金利がヘリマネ(印刷)そのものだったのです。 それが無くなるのですから、ユーロ経済圏のデフレは止まりません。 (外部要因が出てくれば別ですが)
付加価値の増大は、公共事業で民間の価値を押し上げなければ、完結しません。 ここに公共事業の持つ意味があるのです。
なおかつ、国債などの借金ではダメなことは、レポートに書いてある通りです。
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そうは言われても エリーゼさん ( No.47 ) |
- 日時: 2010/09/08 13:18
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:iqoJyCI6
- >信用取引ですが、アレはヘリマネではありません。
エリーゼさん、ここのところの認識は重要ではないかと思います。
信用取引は「流動性資金を最大限生かす手法にすぎません」と言われています、また手形の発行は、ある意味で知恵ですので否定はしません。
しかしながら、現実の貨幣以外のものを創造することに変わりはなく、期間限定にしてもヘリマネに一種と言うことになるのではないでしょうか。 例え不渡りが生じても廻りまわって貨幣の総量に変化が起きないという言い分は、仮に300年償還の建設国債を発行する理屈と変わりがなく、ヘリマネ効果という面でみれば、ヘリマネとしても良いのではないでしょうか。
また、手形の割引料や利息なども実態の経済活動(サービスを含めて商品の需要と供給の関係)から見れば貨幣の創造になるのでは。
金融業もサービスという定義もあるでしょうか、貨幣の供給量云々を言う場合、それは何か本質の違うものがあるのではありませんか。
それでも巷の健全な経済活動程度において、目くじら立ててヘリマネ論を当てはめることはないでしょう。 ですが、金融資本が独自で展開しているデリバティブや先物取引や、損害保険における保険会社同士の保険の掛け合いなどは、トンでもない額の貨幣を創造しているのではないでしょうか。
結局は、そういうものが株価や為替レートを支配しています。 こういうものは、実質的にヘリマネとして扱うべきではないでしょうか。
実態経済の救済、コントロールのための手法としてのヘリマネと言う概念から見れば、確かに信用より引きはヘリマネとは言わないとしても、貨幣のコントロールにおける影響においては同じ様な要素があるのではありませんか。
勿論、私は資本による貨幣のためのヘリマネなどではなく、実態経済を支えるためのヘリマネをヘリマネとしたいです。
経済学者、国家は、実質的に世界の金融資本のヘリマネを認めながら、国家国民のためには難しい顔をすることが許せないと思います。
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アメリカは先生 ( No.48 ) |
- 日時: 2010/09/08 14:27
- 名前: エリーゼ ID:IH.yN7no
- 「幻」を原資にヘリマネを行うことは許されません。
現在のアメリカを見れば理解できると思います。
多大な悪影響を及ぼしているのは明白です。
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結論的に言うならば ヘリマネ ! ( No.49 ) |
- 日時: 2010/09/08 15:47
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:iqoJyCI6
- エリーゼ さん、
>「幻」を原資にヘリマネを行うことは許されません。
この意味を、何処までの範疇で解釈するという問題がありますが、概ね、それでは革新的なヘリマネ論ではないのではありませんか。
満天下さんが言っておられたことで、私自身で確認はしてませんが、ケインズが「穴掘り理論」などと言うことも書いているようです。
それは、
>仕事がなくなれば、大きな穴を掘り、掘り終わればまた埋め戻す。 >これを繰り返せば仕事はなくならない。
と言うことらしいですね。 これは市場主義経済が行き着くところ多くの人が仕事を失うであろう事などを考えての話と思います。 では、この費用を誰が出すのでしょう。 当然、国家のヘリマネであります。
ヘリマネの原資があるか否かに関わらず、必要性が出てくるものと思います。 勿論、ケインズは、この「穴掘り理論」なるものを確かな論理で説明しているとは思いません。
ただし、将来は、この理論を経済学に取り入れざるを得ないであろうと言う指摘としては成立すると思います。
で、あるならば、
>「幻」を原資にヘリマネを行うことは許されません。
この結論は現代経済学を一歩も進めてはいないのではありませんか。
それとも、どのように考えても私が思うヘリマネは不可能なのでしょうか。
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人類は賢い生物では無い ( No.50 ) |
- 日時: 2010/09/08 17:20
- 名前: エリーゼ ID:IH.yN7no
- 革新的なヘリマネは存在しません。
あるとすれば、金利の様なものでしょうか? ただし、お金を持たない人にも均等な配分が原則だと思われます。 これについては否定はしません。
しかし歯止めの無いシステムは、常に崩壊の危険性があります。 暴走の危険性もあります。 ですので、私の理論では、存在しないことにしています。
人類が、常に理性的にふるまうことができる様になれば、可能でしょうけど ま、無理でしょうね、そこまで賢い生き物では無いですから (苦笑
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更なるヘリマネ論を御願いしたい ( No.51 ) |
- 日時: 2010/09/08 20:01
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:iqoJyCI6
- エリーゼ さん、
せっかくのヘリマネ論
最初に言ったように、年間20〜30兆円の新たな公共事業が起こせるように、そんなに簡単に引っ込まないでください。
荒れ狂う金融安定のためのヘリマネ論では、市場主義を謳歌する人たちを助けるだけのものです。
アメリカなどは、やること全てが正義とはかけ離れた自分勝手なものであり、どのような面でも参考にはすべきではないと思います。
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追伸 ( No.52 ) |
- 日時: 2010/09/08 20:16
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:iqoJyCI6
- このスレッドのタイトルは「マクロコントロールシステム・レポート」となっています。
何度も言いますが、単純に紙幣の増刷によって毎年20〜30兆円の公共投資を行い雇用を創出するという行為が可能か否か。
国際関係のことは別途とすれば、国内にインフレが起きるか否かが判断の分かれ目であると思います。
その場合原資の担保があるか否かがインフレを抑えるための要素であるとしても、それがなくてはインフレは絶対抑えられないものなのでしょうか。
その金額が5兆円ならば問題がないと、なるのでしょうか。 其処の限界を探ること、関係式を出すことがマクロコントロールの本意であり、それが確認できて初めてこのような施策に踏み切れるのではないでしょうか。
既成の経済学者が逃げたがる、この領域の研究を貴方に委託しているつもりです。 少なくとも、ヘリマネの規模によっては全く荒唐無稽ではないはずです。
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