Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.234 ) |
- 日時: 2019/07/19 20:08
- 名前: エリーゼ ID:Nu01BMRY
- 現在、私が考えているマクロ経済は、個人的に見て、完璧なものでは無いことを、先に言っておきます。
次の段階として「経過する必要がある状況」とも言えば理解できますかね。
ひとつの地球にひとつの政府、そしてひとつの通貨が、最終的なマクロ経済の形になります。
>物と労働とお金の間には、それこそ絶対的な法則が成り立っていたのです。
↑ これは、間違いです。
ミクロとマクロを正確に認識するのは、難しいですが、、、、、、頑張ってください。
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Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.235 ) |
- 日時: 2019/07/21 05:39
- 名前: 日本貧民党 ID:y5SajkYg
- >物と労働とお金の間には、それこそ絶対的な法則が成り立っていたのです。
↑ これは、間違いです。
と言う エリーゼさんの指摘は理解できます。その理由は「お金」=貨幣 は一定時間内の一定空間においては「絶対的価値」を保有しますが、物資と労働は、「時と場所」によってその価値が変動するからです。
例えば、労働者が一定時間働いて得る賃金は、雇用のされ方や、雇用先、によって変わってきます。奥さんが、子供の塾の費用のために、スーパーへ働きに行くとします。その時、同じ仕事内容(例えば商品の店出し作業)でも、Aスーパーは時給840円、Bスーパーは時給870円、と、同じ労働なのに、雇用主によって其の奥さんの労働の価値は変わります。 此れは雇用形態の際によっても賃金が変わり、同じ仕事をしているのに、正社員と派遣社員では賃金に格差があると言う現実です。
ですから、《お米(物)を買うために働く(労働)場合、色々なエレメントによって、手にする賃金(お金)は違うのです》 まぁこれはエリーゼさんの唱えるマクロコントロールとは意味合いが異なるでしょうけれどね。 です >ひとつの地球にひとつの政府、そしてひとつの通貨が、最終的なマクロ経済の形になります。
と言う事は、現在の「EU」の究極拡大版とでも言いますか、[EU]を極限まで進化させた物と言う事ですね。 この理想は良く解るのですが、現状を見てみますと、せっかく高い理想を掲げて始めた「EU」も、人間のエゴによって元の木阿弥に帰りそうな雲行きで、洋の東西を問わず、“人間とは業の深い”ものだと思い知らされる此の頃です。
ま、斯う言う世界にさせて仕舞ったのが、「アメリカ第一」を臆面も無く喚き出した「馬鹿トランプ」なのですが、政治と言うものを人間が遣る以上、トップの座に座った奴の、出来、不出来、で世界が変わると言うのは「抗い得ない宿命」かも知れません。
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Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.236 ) |
- 日時: 2019/07/20 23:31
- 名前: エリーゼ ID:JkAu/JdI
- >せっかく高い理想を掲げて始めた「EU」も、、、、、、、
「EU」 が始まる数ケ月前の YAHOO 掲示板で、破綻を予言していましたから、
べつに驚きはしていません。当然の帰結ですね。
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Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.237 ) |
- 日時: 2019/07/21 00:24
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:IS3onwnQ
- >>物と労働とお金の間には、それこそ絶対的な法則が成り立っていたのです。
↑ >これは、間違いです。
について、これは、もともと飛びすぎた発想ですので意味の把握は難しいかも知れません。
要するに、現在では通貨の発行の理由に、経済の法則を当てはめて考えていますが、そんなことよりも政治的に必要であれば、いくらでも発行できるという考え方が出来ないものかと言ってます。
お金に関する、基本的といいますか、ある意味、それが定着している意味で絶対的認識と言ってますが、その認識を変えてしまおうという事です。
別のスレッドでも書いていますが、ハンガリー、アイスランドでは通貨の発行権を国家に取戻し、財政に必要な通貨は、そのために国家が発行できるようにしているそうです。
我が国でも、年金など社会福祉に必要な財源を税収(保険料も国民負担と言う意味で税収に近い)に頼っていて、財源不足を嘆いていますが、必要な通貨を増刷すれば済むことです。
しかしながら軍備増強の為にも同じように通貨の増刷をされては堪らないので、問題はあります。
従来の物と労働とお金の関係から通貨の発行を決めているシステムを変えることは理論的には可能と思いますが、安易に其れをやると人生観が変わり、お金を中心にまじめに働いている世情を壊す恐れもあります。
色々な問題はありますが、グローバル化しすぎて格差が拡大していくと、この様な方法も考慮しなければならないのでないでしょうか。
ずっと以前のことですが、公共事業を通貨の発行で賄っても、マクロな国民総資産などの観点から見れば、通貨の増刷は可能という事を言っておられたと思います。
最近は、経済のシステムを持って国家論へ進まれているようですが、省みますとヘーゲルなども、その哲学の帰着を歴史哲学へ向かわせ国家論に入っていきました。
結果は、理論から為政をみるファシズムを生むことになりました。
国家の有り様を経済の理論から導くことは危険も伴うのではないでしょうか。
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Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.238 ) |
- 日時: 2019/07/21 09:12
- 名前: エリーゼ ID:0Um23XLI
- >国家の有り様を経済の理論から導くことは危険も伴うのではないでしょうか。
一国の経済は、イニシャルコストとランニングコストに分けて考える必要があります。
税収の用途の内、道路、鉄道、港、空港、役所等の建造物、等々はイニシャルコストで行うべきものです。
それをしてこなかった事による、税収予算等の疲弊(税収の赤字化)が必ず起きます。
これについては、既に記述していると思いますが、、、、、、、、、、
マクロ経済の原理原則は徹底しなければなりません(言うまでも無いことですが)、、、、、、、
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Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.239 ) |
- 日時: 2019/07/28 17:25
- 名前: エリーゼ ID:FX393kU2
- マクロを理解するのは、とても難しいことです。
ミクロの経済、物理理論では、30名以上がノーベル賞をもらっていますが、
マクロ理論(100%完璧でなければならない理論)では一人もいないのが、その証拠です。
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Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.240 ) |
- 日時: 2019/07/28 19:41
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:gbBEW.f.
- 通貨と言うものは、物々交換の媒体として発生し、その後、>物と労働の関係が定着しました。
ところが近年は信用通貨と言うものが大量に発行されて、その関係も可笑しくなって来ています。
経済の理論においてマクロ、ミクロの色分けをされて、その法則を言われていますが、私が関心を持っているのは通貨、そのもののあり様です。
要するに今まで通貨は経済の流れの中で必要量を決められていましたが、そうではなく、従来の経済の法則とは別の角度から通貨の有り様を考えたいのです。
要するに、アイスランドなどで最近実施されていると言う、国家の財政い必要な通貨の増刷は政治的意思で決められるということです。
まあ、この問題(通貨の増刷)は、インフレの恐れ以外に、人々の精神的な荒廃をもたらす恐れもあり大変な問題を抱えていますが、エリーゼさんのマクロ経済論の中で、取り入れられることでしょうか。
以前から(ヤフー時代)から、同じ事を聞いています。
エリーゼさんは、イッセイさんよりも積極的に賛成であった様に記憶しています。
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Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.241 ) |
- 日時: 2019/07/29 02:08
- 名前: エリーゼ ID:yPARvUzs
- No238に概要が記述してあります。
国家としての責務を正確に行う必要があるのは、言うまでも無いことですが。
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Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.242 ) |
- 日時: 2019/07/29 10:31
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:Wt/Cdzrg
- >一国の経済は、イニシャルコストとランニングコストに分けて考える必要があります。
と、書かれていますが、実際は、どちらの財源も税収によっています。
企業で言えば収益から出すことになり、収益が少なければ運用できません。
肝心の通貨の意図的増刷(ヘリマネ)に対する回答にはなりません。
しかしながら、毎年30兆円ほど発行している赤字国債は、はっきりと通貨の増刷であり(経済活動に伴うものではない)現在の状況では国の債務が上がるだけで何も不都合は起きてはいません。
但し、国債と言う形で市場から資金を得る名目でやっているので、利子も付き、償還もしなければなりません。 それを借換え国債で賄う(年間100兆円に達している)事を繰り返しています。
都合、その金利分も国家の債務残に加算されます。 日本の債務が1000兆円を超え、将来は数千兆円になると心配されていますが、この様なことを繰り返すかぎり、国家が破綻すると言うことはないでしょう。 実際に国家の債務が100兆円の時代と現在で一般的な経済活動に何の差障りもないでしょう。
破綻するとすれば、それは別の理由になるはずです。 赤字国債の部分を通貨の増刷にすれば、面倒な操作もなくなり、もう少し(年間30兆円ほど)増やせば済むことでしょう。
大体、年間30兆円もの資金(全企業の積立金は400兆円とも言われている)を新たに市場から借り上げることなど出来はしない。 新規国債の発行部分の殆どは、名目上は特定の金融機関に受け持たせるが、実際の資金は日銀が受け持つなどの方法をとっているはず(法律で禁止されている日銀受け持ちの国債発行が実際には行われている=ヘリマネ) 具体的には、ある企業が1兆円の国債を引き受けるばあい、その1兆円は銀行から融資を受けたことにし、返却は国債の償還w待って行う。ただし、この場合、金利は付くが、その金利負担も国債の金利で賄う。 また企業に融資をする金融機関も同様に日銀から融資を受ける。 計帳簿の上では、この様な動きになるが、実際は1兆円の金は動かない。 金利の分だけが無償で市場に出回ることになる。
国債の仕組み自身が正常ではないのである。
(追伸)
西欧先進国の消費税は20%の国が多い。 日本の場合も、20%にしたいのであろう。 +12%=2.5×12=30兆円 これで赤字国債の新規発行はしなくて済む。 否、政府の目標は、前述の赤字国債の発行をさらに30兆円増やさなくても良い様にしたいのであろう。 30兆円の財源が増えれば。少子高齢化で逼迫している福祉予算が何とか成り立つ。
但しね! これで勘違いすることなかれ。 日本で消費税を20%にしても西欧先進国並みの福祉政策とはならない。 これは長年、自民党政府と行政が怠慢を繰り返した結果であり、国民は絶対に許してはならない。
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Re: マクロコントロールシステム・レポート ( No.243 ) |
- 日時: 2019/07/29 10:58
- 名前: エリーゼ ID:yPARvUzs
- ミクロとマクロを正確に認識できていませんネ
ちなみに、空間のマクロも認識が難しい故に、世界中の科学者が迷走しています(苦笑
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