[1245] TPP 震度3の今日の中部地震は警告ではない。 ただ念のため運転中の原発は止めたらどうだろう。
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- 日時: 2011/11/11 05:35
- 名前: 政治は年寄りがやれ
ID:DbKx7pps
- 民主党議員は、今夜
「ウインターズ ボーン」という 今、話題の映画を見に行くといい
TPPの出来レース。一日だけ延ばしたというから 今夜はどうせ暇であろう。
この映画は、現代版怒りの葡萄、 TPP後の明日の日本の農山村の姿である。
こんなアメリカの社会のどこがよいのか。 民主党幹部は、いまやろうとしていることを直視するがよい。
ウインターボーンは、 アカデミー賞4部門候補、世界中の100を超える映画賞を総なめにしている。
舞台はミズーリ州 オズボーン高原 極貧の山村、酪農は飼料が高すぎて貧農には維持できない。 人々は結局マリファナの密造で生きていくしかない 救いのない映画という人もいる。 アメリカ国内でおきていることは、 TPP後、これから日本で起きる
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 零細農家でさえ生存を許さない 大資本化されたアメリカ農業が狙いを 日本に定めているのである
スタインベックの怒りの葡萄は この映画をみるかぎり、なお悲惨となり 50年たっても続いているのである。
日本の農山村も ミズーリ州と同じように、マリファナの密造地 としてしか生き延びれないのだ
ミズーリ州はアメリカの僻地ではない。 ワークトワインのトムソーヤの冒険の舞台。 トムソーヤと判事の娘ベギーサッチャーが ガムを交互に噛み合って淡い恋を繰り広げた もっともアメリカ的なあのミズーリ州である。 日本に原爆投下を命令したトルーマン大統領の出身地 日本の重光葵が天皇陛下の名代としてアメリカに降伏調印した あの第七艦隊旗艦、戦艦ミズーリのあの栄光のミズリー州 そこのアメリカの農村の現実である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 夕刊紙によると 民主党政調会幹部の仙谷なんとかという議員は 全農が自民党を応援、 民主党の支援をしなかったという理由だけで 日本の農地と農家とその家族、そして消費者の健康を 全部アメリカに差し出すことにしたのだという。
国会質問で明らかになったように これから牛肉には狂牛病の歯止めはなく 豆腐や納豆から遺伝子組み換えの有無の表示が消え 厳しく営利活動が禁止されていた医療法人が有名無実となり 営利主義の株式会社による外資系病院経営がはじまり 化粧品にホルマリンが堂々と混入される
これもすべて全農が仙谷の選挙を応援しなかったからだという。
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国会審議によると アメリカの野望は、TPP前の事前の2国間審査にヤマがあるという。 わが国の担当者の交渉のテクニックを教えたい。
我が国には伝統的な「褒め殺し」という手法がある。
会議は本番よりも、始まる前と終ったあとの雑談が勝負である。 会議には2時間前に行き あれこれとウインターズボーンのことを質問するのだ。 オズボーン高原はどこにあるか あのモデルはまだ生きているのか 村人たちはその後もうまくやっているか 村人たちのマリファナは誰が売っているのか 森のリスと鹿を食べつくしたら何を食べて生きていくのか なんでも思いつくままに そうだなぜアメリカでは牛や馬のエサがそんなに高いのか なぜアメリカでは小規模酪農家が生きていけないのか そんなことも質問するといい 日本では戦前まで飢饉になると農村では娘を売って 飢えをしのいでいたが ミズーリ州のように家族を食べさせるため、 17歳の女の子が先祖からの土地を守るために 18歳になったら4万ドルの支度金目当てに軍隊に志願 5年間外国でゲリラを殺す生活を夢見るのと どちらが悲惨だろうか もぜひ聞いてみたい
そして会議がおわったあと、専門家として意見を聞きたいのだが、と 日本もTPPで農業が自由化されると 日本全国がミズリー州のオズボーン高原のようになるのか もきいてほしい。
もし、アメリカの交渉担当者が ちょっと考えて 「MAYBE」(たぶんね)
といったら 「GOOD JOB] といって握手をする。
日本ではビーワングランプリというものがはやっており TPPのあとはたぶん、どこのくすりが一番良いか毎年 コンテストを開くことになる。アメリカに続いて 輸出にも力を入れたいと思うので、ぜひ日本の農山村のために 審査員を引き受けてほしい。
こうお願いしたらよいのではないだろうか。

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