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[3146] 民族紛争と平和の問題
日時: 2019/04/22 22:12
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:Pb88EquM

スリランカで大規模テロが発生し日本人を含む200人以上が殺された。
スリランカと言えば温厚な仏教国と思っていたが、そうでもないようだ。
ヒンズー教を信仰する少数民族と仏教を信仰する民族間の対立が原因だそうだ。

宗教、民族の対立と言えば、ユダヤ教を信仰するユダヤ人とイスラム教を信仰するイスラム人との間の対立は2000年のも及び、いまだに深刻な状況である。
その他に、イギリスではアイルランド人と後から押し寄せたイギリス人(ノルマン人)との対立が900年も続き、いまだにIRAなどアイルランド人の武装組織がテロを繰り返す。

インドとパキスタンの対立も歴史が古い。
中国はチベットの植民地化をはかり緊張関係にある。
ロシアはチェチェン、やウクライナで地元民族からの激しい抵抗を受けている。

民族と言うもの宗教と言うものは計り知れない対立を生む。
ところで発展途上国、アフリカに目を向けてみよう。
ここが目も当てられない惨状である。
21世紀に入ってからでも次のような紛争が激発している。

2001–現在 対テロ戦争 1997–現在 エジプトでのイスラームのテロリズム
2002–現在 マグレブでのイスラーム教徒の反乱
2002–現在 アフリカの角における不朽の自由作戦
2006 イスラム法廷会議の台頭
2006–2009 ソマリア戦争
2007–現在 トランス・サハラにおける不朽の自由作戦
2009–現在 ソマリアでのイスラーム教徒の内戦
2009 2009年ナイジェリアの宗派間暴力

2001–2003 中央アフリカ共和国内戦
2002–2003 コートジボワール内戦
2003–現在 ダルフール紛争
2004 フランス・コートジボワール衝突
2004–現在 ニジェール・デルタでの紛争
2004–2007 中央アフリカ共和国ブッシュ(Bush)戦争
2004–現在 キヴ紛争
2005–2010 チャド内戦
2005–2008 エルゴン山域反乱
2007–2009 第二次トゥアレグ反乱
2007–2008 ケニア危機 (2007年-2008年)
2008 アンジュアン島侵攻
2008 ジブチ・エリトリア国境紛争
2009年スーダン空爆
2011 第二次コートジボワール内戦
2011年リビア内戦
2012 トゥアレグ反乱
2014 2014年リビア内戦

このなかでジェノサイトも発生している。
一番大きなものは、ルワンダのそれである。

ルワンダ虐殺とは、1994年にルワンダで発生したジェノサイド(虐殺)である。1994年4月6日に発生した、ルワンダのジュベナール・ハビャリマナ大統領と隣国ブルンジのシプリアン・ンタリャミラ大統領の暗殺から、ルワンダ愛国戦線 (RPF) が同国を制圧するまでの約100日間に、フツ系の政府とそれに同調するフツ過激派によって、多数のツチとフツ穏健派が殺害された[1]。正確な犠牲者数は明らかとなっていないが、およそ50万人から100万人の間[2]、すなわちルワンダ全国民の10%から20%の間と推測されている。

ルワンダの虐殺の約半年前の1993年10月21日にブルンジの虐殺は起き、大統領の死をきっかけにフツが多くのツチを殺したとのこと。この虐殺で亡くなった人の数は、政府発表が2-30万人だが、被害者側には80万人と主張する人もいる、80万人は多過ぎるけど、2-30万人というのも少な過ぎるのではないか、でも死体は川に投げ込まれたり、トイレに捨てられたので、実数は誰にも分からない、と英語通訳が言っていた。

コンゴ民主共和国のイトゥリ(Ituri)州ジュグ(Djugu)地区を襲い、同地区の住民数十万人を苦しめた不可解な暴力は、2017年12月に始まった。ときには1日数件のペースで、パンガ(短刀)、斧、弓、槍で武装した男たちによって、次々と村々が襲われ、今年2月後半から3月上旬にかけて暴力の波濤は頂点に達した。国連によると、被害に遭った村は全部で約120。数百もの住民が殺され、数千もの家屋が破壊された。

襲撃が突発的に増加した原因については、様々な憶測が錯綜しているが、その結果に解釈の余地はない。民族浄化が繰り広げられたのだ。イトゥリ州の少数民族〈ヘマ(Hema)〉は、主に〈レンドゥ(Lendu)〉で構成された武装集団によって、住む場所を追われた。武装集団のなかには隣人もいた。破壊活動は、宇宙からも確認できるほど広範囲にわたり、その無慈悲さにより、ヘマは住む場所を奪われるだけでなく消滅の危機に追い込まれている、との懸念すらある。ヘマの文化協会会長、ハジ・ルヒンガ・バマラキ(Hadji Ruhingwa Bamaraki)は当時のインタビューで「これはジェノサイドだ」と訴えた。


****南スーダン、民族衝突の死者3000人を超える 独立後で最悪の衝突に*****
南スーダン東部ジョングレイ州ピボル郡で前週、家畜をめぐる争いを機に起きた大規模な民族衝突は、死者が3000人を超え、数万人が避難を強いられる事態となっている。

ピボルでは前週、ロウ・ヌエル民族の武装集団6000人余りが、牛を強奪されたとの理由で、以前から敵対していたムルレ民族が住むピボルを襲撃。政府軍が応戦するまで、わらぶき屋根の住居に火を放ったり、病院の略奪などを続けた。これが発端となって、両民族間の大規模衝突に発展した。
ジョシュア・コニイ郡政委員は6日、ピボルでは大量殺害が行われており、これまでに計3141人の遺体を確認したことを明らかにした。内訳は女性と子ども2182人、男性959人だという。

(引用終わり)

アフリカでの紛争、大量殺戮は、民族浄化という形で起きている。
アフリカ大陸は資源が豊富で、その利権を手にしたい民族(民族全体というよりも、その指導者)が他民族を排斥しようとする場合が多いようだ。
形は欧米を習い民主国家のようであるが、その内実は民族同士の弱肉強食の時代の様である。
西欧諸国、日本などからみれば、500〜1000年前の社会でもあり現代でもある。

民族の違いで争ってはいるが、それぞれの民族の中の日常生活を見ていれば、とても、あのような残虐な事を起こすとは思えない。
それが民族単位となれば、何故、暴走するのか。

彼等を率いる、強欲なリーダーが、実際は己の我欲の為にやっているのだが、大衆を利用して民族性を煽り立てているのである。
かつてのスリランカ紛争の場合でも劣勢に立たされた反政府組織の連中は、自分が属する民族(大衆)の中に入り込み、同胞を人間の盾に交戦している。

最近のISでも、同じことが起きている。
何のための民族の対立か、
他人族を抹殺するような極悪人もいる中で、民族問題は皆が努力して乗りきらねばならないが、
自分たちの民衆を盾にするような奴は民族紛争に名を借りたテロ、そのものであり、社会は全力を上げて抹殺するべきである。

スリランカのテロも、爆弾を仕掛け一般人を殺すような奴に、民族運動を名乗る資格などはない。
イスラムテロもそうである。
アフリカの多くの民族紛争も、どれが容認できる民族紛争か、怪しいものである。

それでも、いまだに同じことが続いている。
民族性という概念を逆手に取られて、大衆は紛争に巻き込まれていく。

そういう強欲な奴が出てこなければ、工夫をして、もう少し平和で豊かな生活が出来るのに。

ただし最後に言っておきたい。
先進国と言われている我々の社会でも、一部の強欲な資本が、我々を激しい生存競争に追い込んでいることを忘れてはならない。
メンテ

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スリランカ爆弾テロの続報 ( No.1 )
日時: 2019/04/23 09:27
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:xEvAkKdc


 キリスト教の祭日「イースター」(復活祭)の穏やかな祝福ムードが暗転した。スリランカの最大都市コロンボなどで教会やホテルが狙われ、計290人が死亡した連続爆破テロ。22日、被害に遭った教会で警察の現場検証が始まった。現地では民族対立から30年近く続いたかつての内戦の惨状を思い出す人もいる。

 テロの標的の一つとなった、コロンボ北方約35キロのネゴンボにある聖セバスチャン教会。爆発の衝撃で壊れた屋根の破片が床に散乱し、空から差し込む光が祭壇のイエス像にかかった血しぶきを目立たせた。

 米CNNの取材に応じた教会関係者は「イースターを狙ったテロは、多民族・多宗教の国家、スリランカそのものへの攻撃だ」と憤った。

 この教会には郊外の村からも礼拝に訪れており、死者は多数。発生直後は大混乱に陥ったという。

 同時多発テロは、21日午前にネゴンボのほか、東部バティカロアの教会、コロンボの教会と3つの高級ホテルの6カ所で「第1波」が発生。同日午後、コロンボ近郊の動物園付近など2カ所を「第2波」が襲い、捜査を始めていた警察官にも犠牲が出た。

 爆発直後に仕事でホテル、シャングリラを訪ねたハリシャンドラさん(24)はAP通信に「宿泊客は何が起きているか分からない様子で、パニックになっていた。どこもかも血だらけだった」と話した。

 英BBC放送によると、このホテルに宿泊していたロンドン大のアラサラナム教授が避難した緊急用シェルターには、行方不明の家族を探す人のほか、治療が必要なけが人もいて、「いたるところで血の臭いがする」という。

 また2009年の終結まで30年近く続いた内戦から逃れるため英国へ移住したスリランカ出身の医師、エマヌエルさんは故郷の親戚とイースターを祝うため、爆発が起きたホテル、シナモン・グランド・コロンボに家族で滞在中だった。全員無事だったが、「妻や子供は戦争の恐ろしさを知らない。こうした恐怖を再び味わうことになったのは本当に悲しい」と嘆いた。

 事件直後からコロンボの献血センターには献血希望者の長蛇の列ができた。地元在住のアリさんは21日、救急車が何台も病院へ走るのを見て献血に訪れ、「被害者がどんな宗教を信じていようと関係ない。ここにいる人はみんなが助けたいと思っている」と話した。

 街中では、ライフルを抱えた治安部隊や爆発物探知犬が警戒にあたった。休暇でバティカロアに滞在中の男性は「道を走る車も出歩く人もいない」と話した。(平田雄介、コロンボ 岩田智雄)
メンテ

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