[51] 太陽光発電
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- 日時: 2009/08/07 09:37
- 名前: 天の橋立の愚痴人間
- 太陽光発電の普及は、これからの課題である事は間違いありません。
しかしながら
「太陽光発電の費用を全世帯で負担」と
通商産業省が打ち出したこの方針、筋が通らない。
太陽光発電を各家庭で取り入れて、地球環境の保全に協力する趣旨は立派でそのようになることが望ましい。
少し経済的に余裕のある人が、政府の補助も受けて実施しているのが現状です。現在、全所帯の1%近くになるといいます。
そのシステムは、家庭での電気の使用と、太陽光での発電が可能な時間帯と発電量の関係で、余れば電力会社に買ってもらい、不足するときは電力会社から買うことにある。
それは各家庭と電力会社のビジネスである。 電力会社の都合で、電力会社が売る先の条件と合わせて購入金額を決めることである。
こう言う関係で、太陽光発電の振興が言われているとき、何故、関係ない一般家庭から協力費を取らねばならぬのか。
太陽光発電を採用する比較的裕福な家庭の為に、しかもすでに設備費の補助金と言う税金を投入されている家庭のために、重ねて一般家庭からの金を取るのか。
経団連と癒着した自民党、官僚政治は、この様に油断も隙もない政策をどんどん押し付けてきている。 多数を占める大衆は、その時その時の懸案を解決するための手段として使われ、利用されるのである。
この時期、これを言い出したのは、京都議定書の達成率が、我が国は他国に比較して相当低い事を指摘され焦っているのである。
もっと、もっと別の考え方で太陽光発電を普及する方策があるはずです。
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