[666] ワークシェアリングを全面的に取り入れるべきでは
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- 日時: 2010/06/26 16:55
- 名前: miharubann
- 参照: http://www.scn.tv/user/ameni
- 閉塞状態脱出には、ワークシェアリングが決め手ではないのか。
オランダがワークシェアリングで大不況(失業率12%)を乗り切り、裕福な国民生活を 取り戻したので有名です。 オランダはもともとが裕福な国民であったが、突然天然ガスが出て、バブル経済となり 人件費も高騰し、輸出競争力に陰りが出てきた時にバブルが崩壊(ガスの値下がり)が 起きた。輸出競争力は一気に落ち失業者が大勢出た。福祉なども後退した。 オランダ人は元々助け合い精神が旺盛な国民で(国土を水害から守るための組織的な運動 があった)ワークシェアリングの考えが出てきた。 人件費を下げるために時短を行い、失業者を出さないようにした。 労働者は時短のために余暇が出来、ボランチィアや研修やいろんな活動が出来、新しい産業 が出来、消費も上向いて、国民所得も上がり、昔以上の福祉国家ができた。 このワークシェアリングの同意を得るには、企業の労使や公務員の合意が欠かせなかった。
日本のバブルが崩壊した時も、このワークシェアリングが直ぐに適用すべきであった。 バブルの時に人件費は高騰していた。 バブルが弾けて、輸出競争力が無くなっていた。 日本の組合や公務員は右肩上がりの経済成長しか想定しておらず、発想の転換が出来なかった。 大企業はリストラを「人減らし」と考えて人員削減や工場の海外移転を選択した。
ワークシェアリングに一番ブレーキを掛けたのが、マスコミではないのか。 ボーナス時には、紙面に何故か一流企業のボーナスだけが載る。 人減らしのリストラ企業を持ち上げる。 勝ち組負け組みなどとほざく。 マスコミが一番の既得権者で発想の転換をしたくなかったのだ。
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