Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.1 ) |
- 日時: 2016/07/02 12:04
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:Q6Wbufn6
- 倭人の叫び ! さんへ こんにちは
寄稿してくださったこと、ありがとうございます。
最初に国家とは何かについて検証してみなければなりません。 ウィキペディアからですが、 「国家(こっか)とは、国境線で区切られた領土に成立する政治組織で、地域に居住する人々に対して統治機構を備えるものである。領域と人民に対して排他的な統治権を有する政治団体もしくは政治的共同体である。 政治機能による異なる利害を調整し、社会の秩序と安定を維持していくことを目的にし社会の組織化をする。またその地域の住民は国家組織から国民あるいは公民と定義される。」と定義されています。
要するに、国家に属する人たちの共生の領域を示します。 現在の国家が出来るまでには、それぞれの国の事情があります。 日本と言う国家の成り立ちを考えますと、3000年前の縄文時代には、狩猟採集の為に数人、数十人が共同生活をしていたようです。 弥生時代に入り稲作が盛んになってからは、環濠集落と言うものが出現し、邑のようなものに発展していました。 生活が安定し、ある程度の人が集まるようになれば、そこには統治の為のシステムが発達し、また利益の独占を試みるものが出て、それが権力者となり、組織を拡大、発達させるようになりました。 豪族の支配する社会です。 ここまでは、まだ国家と言う概念はありませんでした。 今から2000年前、我が国でも各地の豪族を統合する運動が起き大和朝廷が出来ました。 歴史的に見て後世の定義になりますが、日本を国家として認識する最初の出来事でした。
倭人の叫び さんは、「大和」「倭人」と言う言葉を使われることによって、日本の国家の概念(始源)をここにおいておられるものと思います。
日本の場合、国家を形成(認識)する過程において、その地域内に住む人間は(詳細に言えば各地から流れ込んで来た人たちが多く、多人種国家とも言えますが)、他国の成り立ちに比べれば単一民族と言えるような状況でした。 ですから、統一の過程における民族的確執は少なく、現代に至るまで国家と言えば、大和朝廷の末裔として、異論は出てこないようです。
人々が国家を作り共生するのは、食べる為の生活の安定、共生のルールとしての社会の安定、更には国家の発展により、よりよい生活が得られる事を目的としています。
各国の国家形成が終わると、次には、自国の発展の為に他国を吸収(植民地)したり、武力で侵略する帝国主義時代を経て現代があります。
日米安全保障条約などは、その昔、イデオロギーの対立が激しかった頃、共産主義諸国からの侵略に備えて作った軍事同盟であり、それがなかったら日本がソ連、中国に侵略されたか否かは別として、常識的に必要なものであったはずです。 その軍事同盟において当事国の実力に大差がある場合、不平等なものになることは古今東西止むを得ないことでしょう。 そこに民主主義の理論など持ち込めるはずはありません。
現在問題となっている米兵の暴力に関して地位協定によって日本側の裁判権が制約されていることについては、これを是正させる必要はあり、また可能だと思います。 それ以外、日米安全保障条約が必要でないと思われるならば、破棄すれば良いことであり、それは日本国民の意思で出来ることです。 現在我が国に、これだけの経済的実力がありながら、不平等とも思われる日米安保に頼る必要はないのではないでしょうか。 しかしながら。我が国は、今まで安全保障については容易にアメリカに頼る事を選択してきました。 それの方が経済的にも、人材的にも容易であったのです。 ですので、日米安全保障条約を、身勝手なアメリカに押し付けられていると言う認識こそ、身勝手であり、子供のような発想であると思います。 ですが、日本は今までそうであった様に、自国の安全保障においてしっかりとした認識をもっているようには思えません。 旧社会党が主張していた様に無抵抗主義でやっていけるものでしょうか。 大国同士の諍いはともかく、イスラムゲリラなどが暗躍する時代です。 現実社会は天国のようにはまいりません。理想で片をつけられるなら、何百年も前に世界は平穏になっているはずです。
さて、先に日米安全保障条約など、国民の意思で好きなようにできると言いましたが、実際には、それを破棄させない勢力が蠢いていることは確かです。 それが経済のグローバル化の問題です。
武力侵略は鳴りを潜めましたが、経済の分野の侵略行為は凄まじいものがあります。 それは国家ではなく巨大資本による世界の覇権争いです。 その巨大資本の筆頭はアメリカのそれですが、アメリカに関わらず、世界覇権を狙う巨大資本は世界中にあります。 実は帝国主義時代の侵略も影には巨大資本が暗躍していました。 国家をかなぐり捨てた巨大資本は、今や国家そのものも支配下においているのです。 英国のEU離脱を巡る経済の動揺も国家では対応する術もないでしょう。
国家の形成過程で国民は国家に何を期待していたかを考えると、もはや実際の国家は国民の期待の延長ではなくなっていることに気がつかねばなりません。 EU統合などは、はっきりと欧州巨大資本による経済的統合に過ぎません。 どのような美辞麗句を用いようと、それで利益を得るのは巨大資本が大半なのです。
欧州各国でEU離脱の動きが出ていることは、EUが市民が思う国家としての役割を果たしていないことにあるのです。 国民が国家に求めるものは、その領域の安定なのです。 ですがEUの統合は、域内各国の経済的、地理的、習慣的な差異を無視して経済の統合さえすれば全てが上手くいくと言う様に、新自由主義経済論、そのままを当てはめたものなのです。 実際に、それが上手く機能しているか否かは、近年、50年の歴史が証明しています。 アメリカのオキュパイ運動が象徴する様に世界中に経済的格差が広まっていて、失業率も高く、このままでは改善する可能性はありません。
以上、最近の世界の様相を述べて見ました。 現代の国家と言うものが、何を見失っているかを検証する為です。
あなたの提言は、日本が今後進むべき方途を探ることにあると思います。 次回は日本に関して論を進めましょう。 面白く、大きな問題ですね。
他の皆さんも、それぞれの立場で意見を下さる様に期待します。
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日米安全保障条約 ( No.2 ) |
- 日時: 2016/07/02 18:37
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:Q6Wbufn6
- 安全保障つまりは国土の防衛と言うことについて話しましょう。
国連と言う組織が、実際には安全保障問題に関わらず世界の国々を束ねると言うとこころまでは程遠く、大雑把な協定より期待できません。 もちろん、それは、それなりに意義のあることで国連を否定するものではありません。
しかしながら、そう言う国連であるからこそ、自国の安全保障は自国の責任でやらねばなりません。 日本でも日本の安全保障問題で国連に期待するものがいるようですが、基本的には自国の安全保障について、しっかりとした認識の上で、それは考えるべきでしょう。
我が国の基本的な安全保障に対する認識はと言えば、これが、もうシッチャカメッチャカであり、憲法で交戦権を放棄しているから武力は持てないなど、およそ現実離れした意見があり、多くの人は、その意見にかなり影響されています。 本当に起こり得る戦時の想定など、鼻からするつもりなどないのです。 要するに、日本は基本的な安全保障の概念すら育っていないのです。
ですので、これ(安全保障の問題)を正面から取り上げるとなると、まず、そのあたりの思い違いから説得しなければなりません。 そのようなことは無視して論を進めます。 実際の安全保障の問題ですが、一国だけで自国の安全を確保する事は、もはやどの国でも、アメリカでもできないでしょう。 ですが、なんとか確保しなければならない防衛力と言うものは想定できるし、しておかねばなりません。 そのなんとか、ですが、我が国の場合、具体的には核戦力は除外し、通常兵器の段階では周辺国(中国、韓国、ロシア)などにある程度は対抗できるレベルと言うものと思います。 韓国はともかく、中国、ロシアと完全に対抗するには実際には無理なこと。 最終的にはアメリカや国連の介入を待つとしても、2ヶ月や3ヶ月は持ちこたえられると言う事が前提となるでしょう。
現在、自衛隊の総戦力は陸・海・空合わせて約25万人(定員から言えば)です。 人数的にはこれで十分ではないかと思います。 その上で、装備も結構最先端のものが揃っているようです。 今後も、核はのぞいて、装備は最先端の物を維持する事が必要であり、このような条件を満たしている状況は、必要な安全保障の能力を整備していると思います。
問題は、そうした軍事力を持ちながら、その軍事力を一方では否定し、一方では必要以上にアメリカに頼ると言う姿勢があることです。 憲法9条などは改訂し、我が国は自国を守るための軍事力を確保している事を明言し、安全保障について基本的な考え方を確立し国民のほとんどが認識することです。 それこそ軍事的な独立であり、アメリカも日本を尊重した上での日米安全保障条約が締結できると言うものです。 それなのに口を開ければ単に、不平等、不平等と叫ぶのは如何なものでしょう。 アメリカから見れば、日本は半人前なのに、これでも気を使っているのだと言ったものでしょう。 ドイツ、フランスの様に安全保障政策で自立してみろ!と言うものでしょうね。
現状は日本の方が憲法第9条を巡り、あやふやな態度をとっているので、その延長で対応されているのではないでしょうか。 まあ、実際には有事になった時に憲法9条があるので無抵抗主義に陥るなどと世界のどの国も考えてはいないでしょうが。 私は通常言う右翼ではありませんが、憲法第9条を巡る議論には辟易させられています。 我が国の平和ボケも、いつまで続けるつもりか、と言うよりも、最近はますますボケ具合がひどくなって来ているようです。
憲法第9条を世界遺産にするとか、全く馬鹿にした話であり、 そうした傾向に悦に入っている連中の無責任極まりないことか。 安全保障の問題を弄んでいるのです。
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安倍晋三氏は「ニッポンを取り戻す」と言うスローガン! ( No.3 ) |
- 日時: 2016/07/02 23:36
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:x1rkAQ4Q
- >安倍晋三氏は「ニッポンを取り戻す」と言うスローガン
まあ、こんなものは、憲法第9条を改正して自衛隊をれっきとした軍隊にすることでしょう。 また、自民党の憲法改正案をご覧になれば、解ると思いますが、憲法9条以外に、とんでもない方向性を持ったものです。 要するに国民の基本的人権は、国家が与えるものであり、国民がそれを望む為には義務を果たさねばならないと言うようなことが書いてあります。 これについては、 「憲法改正について(アメリカとドイツの憲法との比較)」スレッドで述べています。 要点を次に書きますが、この方がよほど問題であり、安倍と言うよりも自民党の魂胆が伺えます。 彼らが取り戻したいニッポンとは、明治時代の神国構想、大日本帝国憲法の世界なのです。
取り戻すべき「ニッポン」は別にあるのですが、このことは後に触れたいと思います。 とりあえず安倍自民党の「ニッポン」とは下記のような社会のことです。 憲法改正に関する問題点の逐条解説。
(前文)
日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。 我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。 日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。 我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。 日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。
>国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって
天皇を象徴と認めていても、まず天皇ありきと思ったことはない。 そうであるなら、天皇制、そのものを否定する。 このようなことを考える亡霊が、まだいるという証拠をみた。
>先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており・・・
憲法と何の関係があるのか、 書くならば、先の大戦で国の為に犠牲になった英霊の期待を裏切り、斯くも軟弱な国となったことへの反省でも書くことである。
>国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。
誇りや倫理道徳で生きて行ける時代と思っているのか。100年古い発想を持ち込みながら、改正とは、片腹痛い。
>我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。 日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。
美しい国土! 安倍が入れたかった文言であろう。 前文にして、憲法の理念が、すでになく、小学生の作文の域を出ていない。
誰が考えたか、そ奴等の雁首並べて嘲笑したいもの! 第一章 天皇
(天皇) 第一条 天皇は、日本国の元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
(皇位の継承) 第二条 皇位は、世襲のものであって、国会の議決した皇室典範の定めるところにより、これを継承する。
(国旗及び国歌) 第三条 国旗は日章旗とし、国歌は君が代とする。 2 日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない。
>第一条 天皇は、日本国の元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
「元首または国家元首」とは、必ずしも一義的ではないが、国際法上、国家の長としてこれを対外的に代表する機関を指す。 これに対して「象徴」とは、語源的に下記を言う。
1.あるものを、その物とは別のものを代わりに示すことによって、間接的に表現し、知らしめるという方法。 2.抽象的な概念、形のない事物に、より具体的な事物や形によって、表現すること。 3.ある事物の側面、一点を、他の事物や形によって、強調表現すること。
日本国憲法第1条では「天皇は日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴である」と規定される。
元首と言う概念で、諸外国との関係で認めているものではなく、ましてや、
>その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。
と言うような認識は持たない。
何時の間に、象徴が元首となったのか。 象徴と言っても、元々、天皇には法律に基づく国事行為が託されており、その意味では、完全な象徴でもなかったのである。
で、あるなら、天皇に託している国事行為を廃止してもよいという方向性もある。 天皇の権限を強化しておいて、 天皇制を政治に利用しようとする中世以来の権力者の思惑が透けて見える改正案である。
>第三条 国旗は日章旗とし、国歌は君が代とする。 2 日本国民は、国旗及び国歌を尊重しなければならない。
国旗、国歌も結果として国民の意思を抱合する事があっても、それを尊重することを憲法に、何故、謡わねばならない。
己の力不足を天皇を利用して補おうとするクソ共は、結局、象徴天皇制までも危うくするものである。 それは、長い歴史が証明している。
第二章 安全保障
(平和主義) 第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇及び武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては用いない。
2 前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。
現在の憲法で、この部分は下記の通りです。
>第九条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
「国権の発動たる・・・」と言う国権の意味には二通りの内容が含まれています。
一つは、国家利益の追求である国権を他国に押し付けるもの、または他国と奪い合うものであり、侵略戦争につながるものです。
もう一つは、国家を守ると言う国権であります。要するに自衛と言う概念に属する国権の確保の事です。 この面で言う限りにおいては、確かに現在の憲法の条文は、自衛権すら認めていないことになります。
ですので、2項において、自衛権に触れる事は必要と思います。
但し、実際の他国との関係は、何処までが自衛か、競合かはっきりとしているものではありません。 さらには、後で出てくる「集団安全保障」になると「自衛のための国権の発動」であるか、否かの規定は、随分と曖昧になってきます。
このままでは、
>正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動としての戦争を放棄し、武力による威嚇及び武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては用いない。
せっかくのこの条文が有名無実となりかねません。 他の条文においては、極め細かく法文を整備しているように、またドイツ基本法で、中央政府と地方政府の役割を出来るだけ具体的に規定しているように「自衛権」の発動の事例を、かなり具体的に述べる必要があります。
イラク戦争や、アフガンなどへの派兵は、自衛権を逸脱しているものであり、原油ラインの確保のための武力行使も、他の方法がある限り、これを自衛権による武力行使と認める訳には行きません。
一方、尖閣諸島、竹島、北方領土などの領土紛争においても、紛争にいたる歴史があり、新たな武力侵略がない限り、日本から武力による奪還は自衛権とは認めない、くらいの規定が必要です。
狭義の自衛権とは、このようなものであり、このことを明記しなくては、自衛権の暴走を止めることは出来ません。 以前からも指摘していますが、我が国の法律の文章は、裁量権を確保する為に、ことさらに曖昧になっています。 これが司法の腐敗を呼び込む原因ともなっています。 人権を規定する法令でも、最近、男女差別の具体的な有り様として、職場における男女差別をなくすとか、セクハラと言う文言を追加補正した為に、以来、裁判においても明確な判決が出るようになりました。
>2 前項の規定は、自衛権の発動を妨げるものではない。
この条文の追加の意味は、その言葉だけ見ていると問題がないように見えても、まさしく従来の憲法を骨抜きとするものです。 その自衛権の規定を同時に書く事により問題は解決できるのですが、
安倍自民党の憲法改正のもくろみは、こうした国民の意思の抱合ではなく、アメリカに追従するための方便に過ぎないのです。
憲法改正案の中には、この様な、引っ掛け「言葉」がちりばめられているので警戒を要します。
>(領土等の保全等) >第九条の三 国は、主権と独立を守るため、国民と協力して、領土、領海及び領空を保全し、その資源を確保しなければならない。
上記の条文など、安倍でこそ、思いつく文章であり、安倍らしく馬鹿げている。
>国民と協力して
先の大戦のように、国民総動員でもかけるつもりであろうか。
>その資源を確保しなければならない。
態々、憲法で、原油ラインの防衛の為に、戦争を興すつもりか、しかも国民総出により、 レアメタルの獲得競争もしなくてはならない、安全保障を規定した憲法の条文の中で触れるとは、レアメタル獲得の為に中国出兵も視野に入れているのか。
馬鹿くさい!
自民党による憲法改正の目的について、第9条の安全保障の領域の改正が中心であると思っていたら、その後段には下記の様なものが仕組まれていました。
(現行憲法)
第十章 最高法規 第97条 この憲法が日本国民に保障する基本的人権は、人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であつて、これらの権利は、過去幾多の試錬に堪へ、現在及び将来の国民に対し、侵すことのできない永久の権利として信託されたものである。
(改正案)
第十一章 最高法規 現行憲法の第97条の条文は削除。
(解説)
第十一、十二条の条文を最高法規と位置づけるこの条文を削除したことはこの条文は将来さらに人権を制限することを考えている証拠となる。そういえば、第十一条の改正案でも、基本的人権の認識に後退がある。
(基本的人権に関する現行憲法)
(基本的人権の享有) 第十一条 国民は、全ての基本的人権を享有する。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利である。
(改正案)
第十一条 国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与へられる。
(解説)
改正案では基本的人権の享有を妨げない、とか国民に与えられるとか、言う表現に変わり、国民にとっての権利を受動的な認識に変えている。
さらに続く、
(現行憲法)
第99条 天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ。
(改正案)
第102条(憲法尊重擁護義務) 1 全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。 2 国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員は、この憲法を擁護する義務を負う。
最後になりましたが、次の文章を特とご覧下さい。 自民党の改正案が如何に時代錯誤のものであるかお解りになるでしょう。 安倍が言う、取り戻すべき「ニッポン」! バカをいうではない。
(解説)
憲法とは、元々国家が国民に対して負う義務の規定である。 要するに、国会議員、国務大臣、裁判官その他の公務員の行動の規範となることを目的に制定されている。
「立憲主義」 立憲主義とは、政府の統治を憲法に基づき行う原理で、政府の権威や合法性が憲法の制限下に置かれていることに依拠するという考え方。
>1 全て国民は、この憲法を尊重しなければならない。
このような表現の挿入は、もう、無茶苦茶である。 自民党には、この様な考え方をする人間が多くいるということであり、戦前の天皇中心と言うよりも、天皇を利用した神道国家へ逆戻りする要素が隠れていると言うことである。
まこと、安倍晋三などは、人間の皮を被った妖怪に過ぎない。
最後に第96条を改正して、憲法改正に必要な手続きを現行の2/3の賛成から、過半数に変えようとしていることは周知の事実であります。
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真に「日本を取り戻す」 ( No.4 ) |
- 日時: 2016/07/03 13:24
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:p4dCp4gM
- >安倍晋三氏は「ニッポンを取り戻す」と言うスローガン
先に言いました様に下らないというか、危険なものですが、 倭人の叫び さんが、言っておられる >真に「日本を取り戻す」には何をすべきか? これは別のもので、これが言いたいのであると思います。
前段の説明は終としまして、それを考えることにしましょう。
明治維新を経て日本は急激に西欧文明の影響を受けることになりました。 国家の仕組み、各種科学技術の展開は元より、議会制民主主義の導入も始まり、西欧民主主義と言う概念が国民の間にも広く伝わりました。
確かに長いあいだの封建国家に暮らしていた人々は、それを謳歌でき社会もかわりました。 その明治の時代でも、新渡戸稲造は我が国の「武士道」を解釈し、その中に日本人魂を捉え、西欧民主主義との融合と言いますか、日本的な西欧民主主義を考えました。
ですが、結局は西欧民主主義は西欧民主主義としてより捉えられることはありませんでした。 その民主主義も、明治政府以来の天皇を名目人とする強烈な中央集権の前に十分な展開が出来たとは思いません。 先の対戦後、それが一気に花ひらいた様に見えますが、ここで考えなくてはならない大きな問題があります。
西欧民主主義を受け入れっると言っても、西欧と、日本とは本来の精神的土壌が異なります。 一神教であるキリスト教徒の間で広まった、民主主義の表面的なところは同じようでも、彼らは、それ以前にキリスト教徒なのです。 権利、自由、平等と言っても、彼らが考えるそれと、日本人が思う、それとは微妙に異なるものがあります。
現在、世界は概ね民主主義の考え方が行き渡っていると考えられます。 ですが、イスラム世界では、かなり、その解釈が異なるでしょう。 チベットなどの仏教の盛んな地域でも、西欧民主主義がそのまま取り入れられている訳ではありません。
経済のグローバル化において地域の事情を無視したやり方が問題を起こしているように、文化、文明の領域に置いても、進化発展があるとしても、それは地域の事情、環境に順応した関係で展開すべきものではないでしょうか。 必ずしも、そうあらねばならないとは言いませんが、根なし草的な展開では、何らかの齟齬が生じても仕方がないでしょう。
元へ戻って、我が国の西欧民主主義の展開過程において、明治の初期、新渡戸稲造の武士道との融和と言う試みはあったものの、ほとんど無条件で、そのまま受け売りされた状況です。
当時の日本は明治維新を迎え、それどころではない急ピッチで社会が変革している時代でもあったので、西欧文化を十分に咀嚼する余裕がなかったのかもしれません。
理由はなんであれ、明治から続いてきた西欧民主主義に対する消化不足の思いが、戦後一気に放出され現代に至っています。 そこには、あくまでも地域性、民族性は度外視されています。 と、言いましたが、実は度外視されている訳ではありません。
江戸時代以降、国民に染み付いた朱子学を中心とする倫理、道徳の思想は、いかなる場合でついて廻ってきました。 それだから、現代の日本の世界でも一番と言われる平穏な社会があるのです。
ですが戦後生まれの人たちは、日本人に本来、備わっていた、倫理、道徳観の影響のない生き方をするものが多くなりました。 権利、自由、平等をまず先に、重んじる学校教育の結果、ます西欧民主主義が教え込まれるのです。 現代日本の民主主義は、純粋培養された民主主義であり、それが可能であるか、適切であるかの問題があります。
表題の「日本を取り戻す」と言う意味の中に、このことが含まれているものと思います。 日本的な物を忘れ去ってはいないかと、言うことです。 しかしながら、私はさらに一歩進めて、取り戻すべき日本を見てみたいと思います。
日本人は江戸時代以降、朱子学の影響を受けて倫理、道徳の概念が発達していると言いました。 倫理、道徳観が豊かであることは好ましいもので否定するべきものではありませんが、
そもそも儒教の教えと言うものは治世の為のものであり、統治者にとっては都合が良くても、統治に異論を挟むような変革者を育てることはできません。
現代でも国民の間に根強く生きている「お上」意識は、その影響によるものです。 私が言いたいのは、そもそも、日本民族とは、どのような民族であったかと言うことです。 「倭人の叫び」 さんが、くしくも「倭人」とか「大和」の言葉を使っておられるのは、日本人の源流を、その時代に求められているものと思います。
当時の様相、聖徳太子の言葉などから、日本人は「和」の民族と思われてきましたが、それは必ずしも正解ではありません。 日本の民話、伝説などからして「和」の心が強い民族であることはわかります。 しかしながら、日本も、その後、下克上と称される様な権力争いもあり、海外からの侵略も受け、海外に雄飛する日本人も出てきました。 ですので、日本人を「和」の心で括ることは不適切であると思います。
源氏物語に見られる女流文学の隆盛、鎌倉時代の武士階級の反乱、大衆仏教の興隆など、実にバイタリティー溢れる面ももっているのです。 「大和魂」という言葉はほとんどの方が知っています。 その多くは先の大戦の影響で、蛮勇としか解釈されていませんが、「大和魂」という言葉は平安時代からあり、それは当時、日本への影響が強かった「漢流」に対して日本流を尊重するという場合に使われました。 また紫式部は源氏物語で将来、国の政に就くであろう貴族の青年に対する教育として「大和魂」をもって、これに当たるよう諭しました。
現代、西欧文明を謳歌する社会において、問題意識を持つとすれば、このような日本の再発見ではないでしょうか。 これで言えば、1000年近く忘れていた「日本を取り戻す」ことになり、少々大げさですかねえ。
馬鹿な安倍は、取り戻す時代を大日本帝国憲法の時代に求めています。 新渡戸稲造は江戸時代の武士道に求めています。 さて
倭人の叫び さんの想いは、どのあたりにあるのでしょうか。
(終わり)
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国辱的安保条約 ( No.5 ) |
- 日時: 2016/07/03 17:39
- 名前: ニホンザル ID:tO9i1z4Q
- 倭人の叫び様
投稿文を拝読させて頂きましたが、疑問が残りました。
「日米安全保障条約」を見る時、そのあまりにも国辱的隷属条約の姿に憤りを禁じ得ないとお感じですが どの部分に憤られているのかが分かりません。
私は日米安保条約が、今や日本庶民にとって諸悪の根源だと理解するものですが、どうも違うようです。
安倍総理の日本を取り戻す発言の趣旨は明確だと理解しています。 天皇を頂点にした国体に戻し、戦前の日本の姿に戻そうということでしょう。 ちょっと前には政治を国民の手に戻すとする政党スローガンがありました。
何をすべきかは、何を取り戻すべきかにより随分違うと思います。
ご自分の趣旨を広めたいとの目的であれば、それを自由に主張投稿するだけでよい。 他者の意見をお聞きになりたいのであれば、既にこの掲示板には沢山点在しています。 捜してお読みになる位の努力はしてほしいですね。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.6 ) |
- 日時: 2016/07/04 17:42
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:4zXQcqVM
- >「日米安全保障条約」と言う物を俯瞰して見る時、其の余りにも国辱的隷属条約の・・・
という議論がよくなされますが、 実際には、何が隷属であり、不平等なのでしょう。
確実なことは、米兵による犯罪が起きた場合、日本の司法権が制限されていることは解ります。
米軍基地の周辺で、騒音とか、事故の危険性があることも事実でしょう。 しかしながら、現在の米軍基地の周辺は、建設当初の頃から比べると日本人の住宅、各施設が建設されたものであり、それを屈辱、隷属と言うには当たらないでしょう。
また、米軍関係の予算は、西欧の他国よりも日本が米軍に金銭的に貢献している事も問題ですね。 ちなみに、思いやり予算というフふざけたものもありますが、3000億円。 その程度で、日本が隷属化されているとは、スケールが小さすぎますね。
考えてみると、その分だけ、日本の情報収集力、武力の配備状況など、また米軍の受け持ち範囲の広さなども関係しているのでしょう。 それを指して隷属と言っておられるのでしょうか。
他方、近年の尖閣諸島問題でも、日本は常に背後に米軍がいる事を想定し外交にあたっています。 戦時において、実際に米軍がどれくらいの支援をするか定かではありませんが、基本的な日米安全保障条約の内容が取り立てて隷属的な内容とは、とても思えません。
日本がアメリカの属国化していると言う事の内容は、安全保障の分野のことでなく、経済的なものでしょう。 日本が資本主義体制から抜け出そうとしたり、アメリカにとって不利益な行動を取らない様にプレッシャーを受けていることと違いますか。
つまりは、日本が、いわゆる属国化しているのではなく、経済的に押しまくられていると言うことでしょう。 自立した国家の国民の世論として、少し情けない話ではありませんか。
軍事的にも、経済的にも日本が強くなれば良いだけのことです。 ですが世界一の大国、アメリカに肩を並べるのは、そりゃ、大変です。 それができないからと言って、愚痴を言っていても始まらないのではないでしょうか。
スレッドの表題に、
>安保条約を破棄して、大和の国独立を。
とありますが、私は賛成ですね。
憲法第9条を改正し、日本に国土防衛の為の結構な能力がる軍隊があることを自覚し世界に明言することです。 日米の軍事同盟が必要か否かは、その上で決めれば良いでしょう。
でもね、 それであなたが指摘されているアメリカへの隷属観は拭えますか。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.7 ) |
- 日時: 2016/07/06 18:27
- 名前: 倭人の叫び ! ID:01GCdUA2
- 只今の所、お二人さんのレスを頂戴して居ます。まことに痛み入ります。
天橋立の・・さん、 からは長文のレスを数回に亘って頂いて居りますが、失礼ながらそのご趣旨は今一つ分かりません。で、7月4日の#6のレスにお書きに成って居る内容で、何とか御貴殿の立ち位置が推測出来ます。
アレコレお書きに成って居ますが、要約すると「安保条約」の現状をお認めに成って居ると言う解釈が出来ます。 「軍事的にも、経済的にも、日本が強くなれば良い事」とか、 「世界一の大国アメリカと肩を並べる・・」とか 富国強兵論や、軍事大国化など、私は全く望んでおりません。 「其れが出来ないからと言って、愚痴を言って見ても・・」などトンデモナイ貴方の思い違いです。
ニホンザルさん、 からは「私は日米安全保障条約が、日本の国民に取って諸悪の根源であると理解して居る」と言う言葉を頂いて居ますが、この部分については私の思いと全く重なるものです。
「日米安保のどの部分に憤りを感じているのか判らない」と言うご指摘ですが、「日米安保」全体に憤りを感じています。其れこそ貴方が私に「この掲示板に投稿されて居るレスを通読せよ!」仰るお言葉の様に日米安保に記載されて居る内容を見れば此れが如何に不平等か、お解りに成る筈です。
私の稚拙な目でこの掲示板を拝見して居るのですが、参考に成るレスは見当たりません。ご指示を頂けばそのレスを拝見したいと思います。
何れにせよ、お二方の反応が有ったと言う事で、お目に留めて頂いて有難う御座いました。御礼申し上げます。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.8 ) |
- 日時: 2016/07/23 07:02
- 名前: 倭人の叫び ID:KMaDCMD2
- 7月6日に私がレスを欠いた後、他の何方からも全く無視されたまま今日に至って居ります。
現今の日本人の思い、考えとは、斯う言う物なのでしょう。極言すれば当節の日本人が如何にノーテンキで思考停止状態か判ろうと言う物です。
私たちの日本は今、自・公政権によって頻りに右傾化を勧められ、戦前回帰に持ち込まれようとして居ます。「日本を取り戻す」等と言う言葉はそれこそ「言語明瞭、意味不明」そのもの、日本の何を何処から取り戻すのかまことに抽象的で漠然とした、単なるスローガンに過ぎません。
本当に「日本を取り戻す」べきは、完全にアメリカに支配された「日本」の「独立」を取り戻すべきなのですが、戦後直ぐから今の安倍政権に至る自民党は、一貫して「日本」をアメリカへ売り渡す政治を行って来ました。
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日米安保、地位協定見直し、しかし日米安保⇒日米同盟はは変わらない。 ( No.9 ) |
- 日時: 2016/07/23 08:27
- 名前: 満天下有人 ID:gvj4F4YI
- ご提案の日米安保、そちらのスレッドではレス者の傾向からまた紛争になりそうな予感がしたので、自分のスレ・続・当代世間騙し装置に一般論を期しました。その後、贅六はんなる投稿者と、戦後安保が与えた日本人への影響に触れております。
以下7月6日投稿再掲。
『先ほどニュースでチラッと見たが、今月初めの米軍属による沖縄女性の殺人事件で、軍属の範囲を米側と協議することになったと岸田外務大臣が言ってた。軍属とは正規の軍人ではなく、軍関係の仕事をするために来日している者も含み、今回のように民間軍事企業の従業員も含まれる。
別スレッドで倭人の叫びさんなる投稿者が、日米安保を破棄し、大和の国の独立を叫んでおられる。日米安保のどこが屈辱的なのか、と言えば、そもそもからして我が国は敗戦国だったのに、過分な講和条約を締結してもらい、だがちゃんとその見返りを求められて同時に締結されたのが、日米安保条約だったわけで、米ソ冷戦の防空壕として日本が利用された条約誕生の動機そのものが、屈辱的なものであった。
ざっと振り返ってみても、午前中にサンフランシスコで講和条約が締結され、午後から安保条約の署名、何故か当時の全権大使吉田茂が単独一人で署名式に臨んだ。文書以外の色々と不純な事項を飲まされた匂いが漂う。
まだ軍国少年から戦後民主主義少年に転換した(笑)ばかりの目を疑ったのが、警察予備軍が創設されたことであった。米主導の、国際紛争解決に武器は使用しないとの憲法が定められたのに、一体どういうことかと、子供心に疑問を持った記憶がある。
何だか言われるままの屈辱的な条約ではないかとの疑問が、やはり正しかったと認識したのが、例の砂川事件であった。米軍基地拡張に反対運動を起こした学生たちが、基地に乱入して工事を妨害したとして起訴。東京地裁伊達判決では、そもそも米軍基地の存在が憲法違反であるとの判決を出したが、田中耕太郎最高裁判所長官が、統治行為論を楯に米軍駐留に合憲判決を下し、最高裁が憲法を無視した有り得ない判決を出した。
それは純粋に法理論から下した判決では無く、政治色そのものと言えるもので、今や史実となっている当時の田中最高裁長官が、事前にマッカーサー二世駐日大使を頻繁に訪れて合憲とする判決の詳細を伝えていた。
講和条約を締結しておきながら一方で、憲法違反となる日米安保を締結し、そして憲法の番人である最高裁が合憲とする法支援をやったのだから、日米安保は元から米隷属条約であったことを証明したものであった。 あの年には、群馬の米軍基地周辺で、銃の薬莢拾いをやっていた農婦が、ジェラードなる兵士に射殺されてしまう事件もあった。
ここでいつも問題になるのが、裁判の場所である。それは安保条約の付帯条約でもある日米地位協定で規定されている。米軍による事件では、場所が日本であっても、米国の裁判権が優先される。沖縄での度重なる米軍事件で、いつも苦汁を飲まされてきた沖縄県民。
それが明確に米軍優先となったのが、1960年、岸信介首相の時の日米安保条約の改定だった。
冒頭では、日米共に国連憲章に従って行動する、いかなる紛争にも平和的解決を第一義とし、「武力による威嚇または武力の行使を、いかなる国の領土保全、又は政治的独立に対するものも、また、国連の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むことを約する、と、冒頭第一条で規定した。
だが、第六条で、「日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際平和及び安全の維持に寄与するために、アメリカ合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される」として、別途、日米地位協定が締結された。その第17条の刑事裁判権で、米軍人、軍属が犯した事件について、日本側も必要があれば裁判権を提起することがあるとは、書いているものの、それの諾否は米側が決めることになっており、日本は事実上裁判権が無い。これは屈辱的だ。ほとんど沖縄だけがこの屈辱を受け、日本国としては、最高裁までが米側に加担して来た。
この第六条が新たに設定されたことに対する日本側の対処は、このようなものであった。
『 (日本側往簡) 書簡をもつて啓上いたします。本大臣は、本日署名された日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約に言及し、次のことが同条約第6条の実施に関する日本国政府の了解であることを閣下に通報する光栄を有します。』
岸信介、藤山愛一郎、足立正、朝海浩一郎
要するに米軍が好きな所に基地を設定するのは、実に光栄なことであると言ってる(笑)。
単に、米兵による殺人事件もある、軍用機騒音の問題もある、それは付随的な事では無い。日米安保が屈辱的なものであるとの意見は、正に、そのような米軍人、軍属による殺人、騒音が、好き勝手にまき散らされているその事が、屈辱的だと言われ、その通りだと思う。
屈辱的な事には、鈴木善幸内閣の時に米側が突如、東シナ海1千海里シーレーンを、日米安保の一つとして設定すると言い出した時に、日本側は目下のところその海域で日本の安全が破られるとは思わないとして一旦拒否。だが鈴木首相の歯切れの悪い妥協の理由を聞いてるとき、これはかなりの屈辱を味わされたなと直感したものだ。それ以上にショックだったのは、核抜き返還の筈が、佐藤首相による国民騙し討ちだった。
その米国と日本安全保障を規定する範囲は、既に破られかかっている。いや、今頃破られるのではなく最初から米世界戦力の駒として位置付けられていたのが、日米安保である。昨年は、シンゾーによる米国手助けの集団的自衛権による自衛隊派兵を可能にする決定が、物議を呼んだ。もう日米安保ではないのである。日米同盟に本質が変わってしまっている。
それは、「日米同盟、未来の為の変革と再編」で明確に方向性が出され、より具体的には、政府間協定による新日米同盟の概念と別に、その尻馬に乗ったジャパンハンドラーズたちであるアーミテージ、マイケルグリーン、ジョセフナイによる第三次アーミテージ・ナイ報告書で示されており、それは米国が世界のどこにでも出て行く場合、日本も同盟国として一緒にやるのは当然の義務だとしている。
ここまで来たら、70年前の米ソ冷戦の防空壕代わりに日本を使った日米安保はとっくに通り越して、米国日本州になってしまっている。それは同盟する最初が、対等の立場で無かったからだ。最初から隷属的に使われて来たのであって、隷属である以上、法文の文言とは全く関係なく、屈辱も呑まされる。
そこから脱却するのは、もう不可能になっている。既に屈辱も感じなくなった国民がほとんどだろう。沖縄が何であれ日本国家の県であるのに、本土は同情はしても手を貸さない。その姿勢に現れている。そして施政者達は、特に外務省を中心に自己保全に必死、もう屈辱なんて言っておられない、そんなことも感じなくなってしまっている。語り部も激減してしまった。』
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.10 ) |
- 日時: 2016/07/23 09:39
- 名前: 倭人の叫び ID:KMaDCMD2
- 満天下友人さん、レス有難うございます。
やはりそう言う事でしょうねェ。もう日本は修復不可能なのかも・・・、でもこれで日本は良いのでしょうかねぇ?
何だか無性に悲しくなるでは有りませんか!
此れでは、天橋立の愚痴人間さんが言って居られる「大和魂」(この言葉余り好きでは有りませんが)も何も有った物では有りませんね。尤も「天橋立」さんは「安保」容認のように見えるのですが・・?(間違て居たらごめんなさい)
究極の所、1945年を以って明確に日本民族の滅亡と言う事に成るのですね。「日本人」亡びて“ネオ・ジャパニーズ”の誕生と言う事ですか。
と成ると、幾ら言ってももう他人の耳のは届かない、「君よ、言う事を止めよ!」ですね。南無三、天は日本を見限った!ですね。
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自衛の方式 ( No.11 ) |
- 日時: 2016/07/23 19:13
- 名前: 満天下有人 ID:gvj4F4YI
- でも世界もここまで来てしまうと、英EU離脱で諸国は、各国家によるそれぞれの自衛に向かう方向へ向かうかも知れませんが、でも共同防衛を捨て去ることができるか、そこまで覚悟しているかとなると、どうも怪しい気もします。
現に英国は、ではNATOを脱退するかとなると、一国ではやはり不安があって、単独防衛に踏み切ることはそう簡単ではないように思います。まあ、ここでも米大統領候補になったトランプが仮に大統領になった場合、NATOには分担金を増やしてもらうと明言しており、これがNATOを崩壊させるかも知れませんね。そうなった時に、ドイツはどう出るのか、ロシアが喜ぶのは間違いない所でしよう。
わが国も似たような立場になってきました。いや日米共同防衛にしがみついて行くのは確かでしょうが、それならそれでいつまでもの隷属根性は捨てて、新たな対等の立場から対等に主権国家として臨むべきなのですが、もう左様な根性の片鱗はどこにもありません。最近起った沖縄での米軍属による殺人事件、未だに事件として取り上げる手続きも決められないようですね・・・・
そして世界は、そんなことよりも「ポケモンGo」に頭を奪われてしまっているようですね(笑)。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。安保を50:50の対等条約に! ( No.12 ) |
- 日時: 2016/07/24 22:17
- 名前: 倭人の叫び ID:/t5GJIVU
- 私の望むべきはまさにこの一点です。
私も含めて殆どの日本人は「日米安全保障条約」の中身を詳しく知りませんが、その中身は恐ろしいほどの“隷米性”と“日本の植民地性”に満ち溢れているのです。特に“安保”に付随する「日米地位協定」は死にたくなるほど日本の独立を“阻害し”“否定した”物に成って居て、ばくまつの「日米修好条約」も斯くやとばかりの不平等条約なのです。 然もそれは吉田 茂たち日本の方から“是非に!”と懇願して結んだ物で、以来この不平等を自民党の誰一人として改訂しようとした政治家は居ないのです。此の自民党を売国奴と呼ばずして何と呼べば良いのでしょうか? 更に、不気味な事に、「安保」と「地位協定」の不平等性、隷属性、を語る事は“タブー”視されて居て、政治家は勿論、ジャーナリズムに於いてさえ、口を閉ざして沈黙を続けているのです。
今、丁度1970年代の「ロッキード疑獄」の事をドキュメンタリーとして放映して居ますが、日本の独立に関して考えれば、この事件なんか糞喰らえです。
日本は過去の太平洋戦争の末期に於いて、瀕死の病人の顔にぬれタオルを被せる様に、原爆を二発も使用され今に至るもその行為障害に苦しむ国民を抱えて居ながら、あえて「日米安全保障条約」を締結したのは軍備を放棄した日本として窮余の選択であった事は、100歩譲って容認するとしても、其の余りにも自虐的な卑屈性を到底許す事は出来ません。
満天下さんは、今はもう日米関係を平等な物しようと言う気概や意欲を持つ政治家は誰一人として居ない! と言う事実現認をして居られ、私も其れを否定し得ませんが、何時かタフで気骨のある人物が彗星の如くこの日本に現れないものでしょうかねェ?(笑)
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日米安全保障条約 ( No.13 ) |
- 日時: 2016/07/25 16:01
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:aiSo5Z6E
- 「日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約」
昭和三十五年六月二十三日、条約第六号 1960(昭35)・1・19 ワシントンで署名、 1960・6・23 批准書交換、発効(昭35外告49)
日本国及びアメリカ合衆国は、両国の間に伝統的に存在する平和及び友好の関係を強化し、並びに民主主義の諸原則、個人の自由及び法の支配を擁護することを希望し、 また、両国の間の一層緊密な経済的協力を促進し、並びにそれぞれの国における経済的安定及び福祉の条件を助長することを希望し、 国際連合憲章の目的及び原則に対する信念並びにすべての国民及びすべての政府とともに平和のうちに生きようとする願望を再確認し、 両国が国際連合憲章に定める個別的又は集団的自衛の固有の権利を有していることを確認し、 両国が極東における国際の平和及び安全の維持に共通の関心を有することを考慮し、 相互協力及び安全保障条約を締結することを決意し、よって、次のとおり協定する。
第一条: 締約国は、国際連合憲章に定めるところに従い、それぞれが関係することのある国際紛争を平和的手段によって国際の平和及び安全並びに正義を危うくしないように解決し、並びにそれぞれの国際関係において、武力による威嚇又は武力の行使を、いかなる国の領土保全又は政治的独立に対するものも、また、国際連合の目的と両立しない他のいかなる方法によるものも慎むことを約束する。 締約国は、他の平和愛好国と協同して、国際の平和及び安全を維持する国際連合の任務が一層効果的に逐行されるように国際連合を強化することに努力する。
第二条: 締約国は、その自由な諸制度を強化することにより、これらの制度の基礎をなす原則の理解を促進することにより、並びに安定及び福祉の条件を助長することによって、平和的かつ友好的な国際関係の一層の発展に貢献する。締約国は、その国際経済政策におけるくい違いを除くことに努め、また、両国の間の経済的協力を促進する。
第三条: 締約国は、個別的及び相互に協力して、継続的かつ効果的な自助及び相互援助により、武力攻撃に抵抗するそれぞれの能力を、憲法上の規定に従うことを条件として、維持し発展させる。
第四条: 締約国は、この条約の実施に関して随時協議し、また、日本国の安全又は極東における国際の平和及び安全に対する脅威が生じたときはいつでも、いずれか一方の締約国の要請により協議する。
第五条: 各締約国は、日本国の施政の下にある領域における、いずれか一方に対する武力攻撃が、自国の平和及び安全を危うくするものであることを認め、自国の憲法上の規定及び手続に従って共通の危険に対処するように行動することを宣言する。 前記の武力攻撃及びその結果として執ったすべての措置は、国際連合憲章第五十一条の規定に従って直ちに国際連合安全保障理事会に報告しなければならない。その措置は、安全保障理事会が国際の平和及び安全を回復し及び維持するために必要な措置を執ったときは、終止しなければならない。
第六条: 日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、アメリ力合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。 前記の施設及び区域の使用並びに日本国における合衆国軍隊の地位は、千九百五十二年二月二十八日に東京で署名された日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基づく行政協定(改正を含む)に代わる別個の協定及び合意される他の取極により規律される。
第七条: この条約は、国際連含憲章に基づく締結国の権利及び義務又は国際の平和及び安全を維持する国際連合の責任に対しては、どのような影響も及ぼすものではなく、また、及ぼすものと解釈してはならない。
第八条: この条約は、日本国及びアメリカ合衆国により各自の憲法上の手続に従って批准されなければならない。この条約は、両国が東京で批准書を交換した日(昭和三五年六月二三日)に効力を生ずる。
第九条: 千九百五十一年九月八日にサン・フランシスコ市で署名された日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約は、この条約の効力発生の時に効力を失う。
第十条: この条約は、日本区域における国際の平和及び安全の維持のため十分な定めをする国際連合の措置が効力を生じたと日本国政府及びアメリカ合衆国政府が認める時まで効力を有する。 もっとも、この条約が十年間効力を存続した後は、いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約を終了させる意思を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行なわれた後一年で終了する。
以上の証拠として、下名の全権委員は、この条約に署名した。 1960年1月19日にワシントンで、ひとしく正文である日本語及び英語により本書2通を作成した。 日本国のために 岸信介 藤山愛一郎 石井光次郎 足立正 朝海浩一郎
アメリカ合衆国のために クリスチャン・A・ハーター ダグラス・マックアーサー二世 J・グレイアム・パースンズ
(引用終わり)
日米安保条約本文には、論理的な不平等はない。 日本国憲法の存在にも十分に配慮したものである。 しかしながら、条約締結にいたる経緯(環境)については条約毎に異なるものである。 そこに、強者、弱者の関係がある場合、その条約締結の目的は異なる事もある。
現在言われている日米安保が不平等と言われている問題は次の条項による。
>第六条: 日本国の安全に寄与し、並びに極東における国際の平和及び安全の維持に寄与するため、アメリ力合衆国は、その陸軍、空軍及び海軍が日本国において施設及び区域を使用することを許される。 前記の施設及び区域の使用並びに日本国における合衆国軍隊の地位は、千九百五十二年二月二十八日に東京で署名された日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基づく行政協定(改正を含む)に代わる別個の協定及び合意される他の取極により規律される。
この地位協定において、特に裁判権に言及した部分であり、米軍による日本人に対する犯罪の問題である。 思いやり予算など、ヨーロッパ諸国に対し日本が手厚い資金的援助をしていることは、この地位協定の運用の中の政治的判断であり、その軌道修正をしても、日米安保自体の存立の本質に関係ない。
次に、その地位協定を紹介する。
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日米地位協定 ( No.14 ) |
- 日時: 2016/07/26 12:22
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:y9DXcgvI
- (日米地位協定)
前文(PDF) 第1条 軍隊構成員、軍属、家族の定義(PDF) 第2条 施設及び区域の許与、決定、返還、特殊使用(PDF) • 第二条に関連する日米合同委員会合意 第3条 施設及び区域内外の管理 • 第三条に関する合意議事録(PDF) • 第三条に関連する日米合同委員会合意 第4条 施設及び区域の返還、原状回復、補償(PDF) 第5条 船舶及び航空機の出入及び移動 • 第五条に関する合意議事録(PDF) • 第五条に関連する日米合同委員会合意 第6条 航空・通信の体系、航空・航行施設に関する協力(PDF) • 第六条に関連する日米合同委員会合意 第7条 公益事業の利用(PDF) • 第七条に関する合意議事録(PDF) 第8条 気象業務の提供(PDF) • 第八条に関連する日米合同委員会合意 第9条 米軍人、軍属及びその家族の出入国(PDF) • 第九条に関する合意議事録(PDF) • 第九条に関連する日米合同委員会合意 第10条 運転免許証及び車両(PDF) • 第十条に関連する日米合同委員会合意 第11条 関税及び税関検査の免除(PDF) • 第十一条に関する合意議事録(PDF) • 第十一条に関連する日米合同委員会合意 第12条 労務規定(PDF) • 第十二条に関する合意議事録(PDF) • 第十二条に関連する日米合同委員会合意 第13条 課税 • 第十三条に関する合意議事録(PDF) • 第十三条に関連する日米合同委員会合意 第14条 特殊契約者(PDF) 第15条 歳出外資金諸機関(PDF) • 第十五条に関する合意議事録(PDF) • 第十五条に関連する日米合同委員会合意 第16条 日本国法令の尊重(PDF) • 第十六条に関連する日米合同委員会合意 第17条 刑事裁判権(PDF) • 第十七条1(a)及び2(a)に関する合意議事録(PDF) • 第十七条2(c)に関する合意議事録(PDF) • 第十七条3(a)(ii)に関する合意議事録(PDF) • 第十七条3(c)に関する合意議事録(PDF) • 第十七条4に関する合意議事録(PDF) • 第十七条5に関する合意議事録(PDF) • 第十七条9に関する合意議事録(PDF) • 第十七条10(a)及び10(b)に関する合意議事録(PDF) • 第十七条に関連する日米合同委員会合意 第18条 民事請求権(PDF) • 第十八条に関連する日米合同委員会合意 第19条 外国為替管理(PDF) • 第十九条に関する合意議事録(PDF) • 第十九条に関連する日米合同委員会合意 第20条 軍票(PDF) • 第二十条に関連する日米合同委員会合意 第21条 軍事郵便局(PDF) • 第二十一条に関する合意議事録(PDF) 第22条 在日米人の軍事訓練(PDF) 第23条 軍及び財産の安全措置(PDF) 第24条 経費の分担(PDF) • 第二十四条に関する合意議事録(PDF) • 第二十四条に関連する日米合同委員会合意 第25条 合同委員会(PDF) • 第二十五条に関連する日米合同委員会合意など 第26条 発効、予算上及び立法上の措置(PDF) 第27条 改正(PDF) 第28条 終了(PDF) 末文(PDF) さらにこの中の次の条文を抜粋する。
第17条 刑事裁判権(PDF)
第十七条 1 この条の規定に従うことを条件として、 (a) 合衆国の軍当局は、合衆国の軍法に服するすべての者に対し、合衆国の法令により与えられたすべての刑事及び懲戒の裁判権を日本国において行使する権利を有する。 (b) 日本国の当局は、合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族に対し、日本国の領域内で犯す罪で日本国の法令によつて罰することができるものについて、裁判権を有する。 2 (a) 合衆国の軍当局は、合衆国の軍法に服する者に対し、合衆国の法令によつて罰することができる罪で日本国の法令によつては罰することができないもの(合衆国の安全に関する罪を含む。)について、専属的裁判権を行使する権利を有する。 (b) 日本国の当局は、合衆国軍隊の構成員及び軍属並びにそれらの家族に対し、日本国の法令によつて罰することができる罪で合衆国の法令によつては罰することができないもの(日本国の安全に関する罪を含む。)について、専属的裁判権を行使する権利を有する。 (c) 2及び3の規定の適用上、国の安全に関する罪は、次のものを含む。 (i) 当該国に対する反逆 (ii) 妨害行為(サボタージュ)、諜報行為又は当該国の公務上若しくは国防上の秘密に 関する法令の違反 第十七条( )及び( )に関する合意議事録 ▲ 1 a 2 a 第十七条( )に関する合意議事録 ▲ 2 c 3 裁判権を行使する権利が競合する場合には、次の規定が適用される。 (a) 合衆国の軍当局は、次の罪については、合衆国軍隊の構成員又は軍属に対して裁判権を行使する第一次の権利を有する。 (i) もつぱら合衆国の財産若しくは安全のみに対する罪又はもつぱら合衆国軍隊の他の 構成員若しくは軍属若しくは合衆国軍隊の構成員若しくは軍属の家族の身体若しくは財産のみに対する罪 (ii) 公務執行中の作為又は不作為から生ずる罪 (b) その他の罪については、日本国の当局が、裁判権を行使する第一次の権利を有する。 (c) 第一次の権利を有する国は、裁判権を行使しないことに決定したときは、できる限りすみやかに他方の国の当局にその旨を通告しなければならない。第一次の権利を有する国の当局は、他方の国がその権利の放棄を特に重要であると認めた場合において、その他方の国の当局から要請があつたときは、その要請に好意的考慮を払わなければならない。 第十七条( )( )に関する合意議事録 ▲ 3 a ii 第十七条( )に関する合意議事録 ▲ 3 c 4 前諸項の規定は、合衆国の軍当局が日本国民又は日本国に通常居住する者に対し裁判権を行使する権利を有することを意味するものではない。ただし、それらの者が合衆国軍隊の構成員であるときは、この限りでない。 第十七条に関する合意議事録 ▲ 4 5(a) 日本国の当局及び合衆国の軍当局は、日本国の領域内における合衆国軍隊の構成員若しくは軍属又はそれらの家族の逮捕及び前諸項の規定に従つて裁判権を行使すべき当局へのそれらの者の引渡しについて、相互に援助しなければならない。 (b) 日本国の当局は、合衆国の軍当局に対し、合衆国軍隊の構成員若しくは軍属又はそれらの家族の逮捕についてすみやかに通告しなければならない。 (c) 日本国が裁判権を行使すべき合衆国軍隊の構成員又は軍属たる被疑者の拘禁は、その者の身柄が合衆国の手中にあるときは、日本国により公訴が提起されるまでの間、合衆国が引き続き行なうものとする。 第十七条に関する合意議事録 ▲ 5 6(a) 日本国の当局及び合衆国の軍当局は、犯罪についてのすべての必要な捜査の実施並びに証拠の収集及び提出(犯罪に関連する物件の押収及び相当な場合にはその引渡しを含む。)について、相互に援助しなければならない。ただし、それらの物件の引渡しは、引渡しを行なう当局が定める期間内に還付されることを条件として行なうことができる。 (b) 日本国の当局及び合衆国の軍当局は、裁判権を行使する権利が競合するすべての事件の処理について、相互に通告しなければならない。 7(a) 死刑の判決は、日本国の法制が同様の場合に死刑を規定していない場合には、合衆国の軍当局が日本国内で執行してはならない。 (b) 日本国の当局は、合衆国の軍当局がこの条の規定に基づいて日本国の領域内で言い渡した自由刑の執行について合衆国の軍当局から援助の要請があつたときは、その要請に好意的考慮を払わなければならない。 8 被告人がこの条の規定に従つて日本国の当局又は合衆国の軍当局のいずれかにより裁判を受けた場合において、無罪の判決を受けたとき、又は有罪の判決を受けて服役しているとき、服役したとき、若しくは赦免されたときは、他方の国の当局は、日本国の領域内において同一の犯罪について重ねてその者を裁判してはならない。ただし、この項の規定は、合衆国の軍当局が合衆国軍隊の構成員を、その者が日本国の当局により裁判を受けた犯罪を構成した作為又は不作為から生ずる軍紀違反について、裁判することを妨げるものではない。 9 合衆国軍隊の構成員若しくは軍属又はそれらの家族は、日本国の裁判権に基づいて公訴を提起された場合には、いつでも、次の権利を有する (a) 遅滞なく迅速な裁判を受ける権利 (b) 公判前に自己に対する具体的な訴因の通知を受ける権利 (c) 自己に不利な証人と対決する権利 (d) 証人が日本国の管轄内にあるときは、自己のために強制的手続により証人を求める権利 (e) 自己の弁護のため自己の選択する弁護人をもつ権利又は日本国でその当時通常行なわれている条件に基づき費用を要しないで若しくは費用の補助を受けて弁護人をもつ権利 (f) 必要と認めたときは、有能な通訳を用いる権利 (g) 合衆国の政府の代表者と連絡する権利及び自己の裁判にその代表者を立ち会わせる権利 第十七条に関する合意議事録 ▲ 9 10(a) 合衆国軍隊の正規に編成された部隊又は編成隊は、第二条の規定に基づき使用する 施設及び区域において警察権を行なう権利を有する。合衆国軍隊の軍事警察は、それらの施設及び区域において、秩序及び安全の維持を確保するためすべての適当な措置を執ることができる。 (b) 前記の施設及び区域の外部においては、前記の軍事警察は、必ず日本国の当局との取極に従うことを条件とし、かつ、日本国の当局と連絡して使用されるものとし、その使用は、合衆国軍隊の構成員の間の規律及び秩序の維持のため必要な範囲内に限るものとする。 第十七条( )及び( )に関する合意議事録 ▲ 10 a 10 b 11 相互協力及び安全保障条約第五条の規定が適用される敵対行為が生じた場合には、日本国政府及び合衆国政府のいずれの一方も、他方の政府に対し六十日前に予告を与えることによつて、この条のいずれの規定の適用も停止させる権利を有する。この権利が行使されたときは、日本国政府及び合衆国政府は、適用を停止される規定に代わるべき適当な規定を合意する目的をもつて直ちに協議しなければならない。 12 この条の規定は、この協定の効力発生前に犯したいかなる罪にも適用しない。それらの事 件に対しては、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定第十七条の当該時に存在した規定を適用する。 第十七条に関する合意議事録
(引用終わり)
要するに、具体的に不平等と言われている事例は、米軍関係者による日本人への刑事犯罪に対して日本の司法権が十分に担保されていないことである。
具体的に言えば、特にこの条文。
>第十七条( )に関する合意議事録 (a) 合衆国の軍当局は、次の罪については、合衆国軍隊の構成員又は軍属に対して裁判権を行使する第一次の権利を有する。 (i) もつぱら合衆国の財産若しくは安全のみに対する罪又はもつぱら合衆国軍隊の他の構成員若しくは軍属若しくは軍属の家族の身体若しくは財産のみに対する罪 (ii) 公務執行中の作為又は不作為から生ずる罪
※ 米軍は、このa及びbを、異ある毎に拡大解釈しようとしているのである。
元々、アングロサクソンの世界では。揉め事に対して自分に不利な証言などしないもの。裁判を想定して自国の勝手を言い募るなど自明の理、そう言う文化なのである。 異文化に対して我が国の思うような結論を出させるのが政治であろう。 日本国自身にその努力があったのか、 異文化に対して効果ある交渉をしてきたのか、
否、それ以前にアメリカにへつらう心根が、先に立ったのであろう。 自民党とそれに従う官僚共に交渉らしい交渉などできるはずがない。 それを持ってして、我が国が隷属させられているなど、笑止。 全ては己の不甲斐なさ故である。 それ(隷属させられていると言う概念)で全てを包むなど、民族としての誇りはどこへいった。 何の誇りもない民族に隷属と言う認識を持つ資格さえもどない。
もちろん、米軍の身勝手な感情論もあるが、軍隊には一般司法とは異質な軍法会議のシステムが多くの軍隊で認められており、それを理由に他国の司法を侵害することも問題である。
日米安保が不平等であり、その条約を結んでいることが米国の隷属とか属国とかの感情は、どこから出てくるのか。 たかが、米軍関係者への司法権が制約されている事を理由に、そこまで大げさな考えをしていては、この世の中、矛盾ばかりで憤死してしまわねばならないであろう。
他の、経済的な隷属感は、日米安保のせいでは全くない。 経済的な強者が弱者を圧迫するのは、国家の関係でも企業の関係でも当たり前のことである。 国民のプライドさえも無視してアメリカにへりくだっているのは歴代自民党政府であり、日本の財界であろう。 もちろん、現在の民進党など不甲斐ない野党など、それに輪をかけた事をするであろう。 沖縄の基地をなくしたいなら、それを交渉するのが政治であろう。 政治とは世の中のあらゆる困難を国民の為に克服することであろう。 何も出来ない、やる気のない政治を放任しておき、相手のせいにして問題の解決を願うなど幼児に等しい発想である。
日米安保条約を破棄、ないし改正して、日本の何が変わると思っているのであろうか。
現代社会が直面している困難の根源を正しく見つめていれば、日米安保条約が、そんなに重要な要素であるはずはない。
日米軍事同盟を破棄し、自国だけで安全保障を確保するなら、それもよかろう。 やって見ることである。 それとも日中軍事同盟に切り替えて、思うようにならねば、今度は中国の属国にされたと騒ぐのか。
日本人自身の責任を、自民党のせいにし、アメリカのせいにし、ひたすら嘆く姿勢など、お嫌いな「大和魂」の何であるかを、少しは紐解かれては如何であろう。
(追伸)
日米安保条約、そのものを諸悪の根源の様に騒いでいたのは、当時のイデオロギー対立の一方、日本共産党が、その方針に基づき指導していただけのこと。 その流れの一貫を、妄想を今に引き継ぐ事の単純なこと。 それとも日米安保と言う言葉に、全ての問題を託されているのか。
倭人も叫びさんは、スレッドのタイトルの共に、少しは「大和」の意味がお解りと思っていたが。
「日米安保条約」について
>天橋立」さんは「安保」容認のように見えるのですが・・?(間違て居たらごめんなさい)
容認の内容が問題となりますね。
私は、憲法9条を改正し、我が国も自衛のための軍隊を持っていることを明言し、子供の教育に置いても国防の意義を説き、場合によっては戦争も辞せなくなる覚悟をさせることである。 それで初めて政府の安全保障政策を批判できるのである。
その上で必要ならば外国とも集団安全保障で連携する必要がある。 この場合、現在のところ相手国にアメリカを選ぶのが最善と思います。
安保を容認すれば、憲法改正を言えば、 自民党と、同じ考え!
そのように指摘する風潮が、既に間違っている。 これは国家の基本であり、しっかりと認識すべき大原則。
それが曖昧であるからこそ、自民党の横暴を許している。 皆さんが指摘されている隷属性とか属国意識は、自民党の政策によるもの。
過去に、憲法改正を言えば、トンデモない事の様に騒いで来た左翼、リベラルの影響でまともな国防意識を持つ事さえタブー視してきた民意にこそ、問題があるのである。
故に、私が日米安保を容認する立場と自民党を排斥したい立場とは、はっきりと識別していただきたいもの。
念の為に断っておきますが、憲法改正でも自民党の「憲法改正案」は絶対に認める事が出来ない。 憲法9条にかこつけて、もっと大事な基本的人権を踏みにじろうとしている暴挙に多くの国民は気が付くべきである。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.15 ) |
- 日時: 2016/07/25 22:01
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:aiSo5Z6E
- UP
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.16 ) |
- 日時: 2016/07/29 10:43
- 名前: 倭人の叫び ID:bAtpMTpw
- 天橋立の愚痴人間さん、
長々と冗漫な書き込み御苦労さんです。色々お書きに成って居ますが、詰まる所、貴方は「日米安全保障条約」容認すると言う立場を明確に表明されました。 日本の多くの有権者は所謂「自・公」に政権を付託する事を選んでいますから、貴方の様な考えも有って然るべきでしょう。他人の考えは尊重しなければ成りませんから、その考えを放棄せよとは申しません。
と、同時に私の考えも貴方に否定されても放棄しようとは思いません。あなたが如何様に私を罵ろうとも、現在の日本は「隷米国家」である事に間違いは有りません。 貴方は 「たかが、米軍関係者への司法権が制約されて居る事への・・」仰っていますが、此の事こそがアメリカの植民と政策にドップリト頭のてっぺんまで洗脳されて居る事を証明して居ます。 何と言う無神経で奴隷根性に満ち溢れた言辞なのでしょう! 日本中に散在する米軍基地、とりわけ沖縄に集中する基地の所為で、沖縄の人々が我々本土の人間の想像を絶する苦悩の中に暮らして居る事に、全く思いを馳せない冷酷な言葉に唖然とするばかりです。此の言葉一つを以って貴方の人格が「アメリカのぽち化」して居る事をいみじくも表現して居ます。 此の言葉を読んだとき、此の人は「大和魂」を説く資格など全く無いと思いました。 例えば貴方の家族の何方かが駐留米軍兵士の故意か過失かを問わず命を失うような被害に遭った時、その加害者が「日米地位協定」によって不起訴に成れば、「たかが・・」と言って事を見過ごすとは考えられません。必ず厳正な法の裁きを受けるべきだ! と思われるのではないでしょうか?
私が標題の様な「日米安保を破棄して、大和の国独立を!」と言うタイトルを掲げたのは、「安保条約」に付随する「日米地位協定」「日米行政協定」その他も一旦破棄して、「安保条約」が必要ならば、日本が独立国としての対等な条約を結び直すべきだと主張したいのです。 今の侭ではアメリカの新大統領が「トランプ氏」に成るか如何判りませんが、本気か冗談か 彼が云った様に「日本は米軍の駐留費を100%負担しろ!」と言って来るかも知れません。冗談じゃない、日本は今でも100%に近い費用を負担して居るではないか! と思うのですがね。
それと、彼は上の言葉に続けて、「でないとアメリカは、駐留軍を引き上げるぞ、日本は自前で国の防衛を図れ」等とも言いましたね。 此れには私も「上等じゃねェか! アメリカのアジア戦略として、何処の国にも変わりが出来ない“日本”と言う高度技術化された国を手放せるものなら遣ってみな」と思いましたが、此の件については彼は大分ブレて来て居るようです。
ま、此れは余談ですが、このスレッドを立ち上げたのは、一つの国として往年の「日米修好条約」の様な不平等条約を、70年近くたっても改訂できない日本の政治家や有権者の無関心ぶりを指摘した次第です。
現実に今の日本は自・公政権が過半数の国民の民意に容認されて居ますので、私の意見は飽くまでマイノリティの意見でしかありません。 しかし、僅か百年足らず以前、国民は時の政権を唆して、日本を苦渋の道へ転落させたのです。この轍を再び踏まない為にも日本人はよくよく考えて事に対処する事が望まれます。
此れが私の思いであり、希望です。 貴方は貴方の考えをお持ちに成って下って結構です。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.17 ) |
- 日時: 2016/07/29 12:44
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:ExqeCj1s
- 倭人の叫び さん自身が、きしくも次の様に言われています。
>ま、此れは余談ですが、このスレッドを立ち上げたのは、一つの国として往年の「日米修好条約」の様な不平等条約を、70年近くたっても改訂できない日本の政治家や有権者の無関心ぶりを指摘した次第です。
日本の政治家や有権者の無関心ぶりを問題にしておられるでしょう。
これはアメリカの植民地政策で、強引にこの様にさせられたと思っておられるのですか。
例え、この場合でも、そんなものを跳ね返す、気概が政治家にも国民にも必要でしょう。
実際は、アメリカにおんぶに抱っこで、そのような思惑さえも、一部の人たちは別として持ち合わせていないのが現実でしょう。
あなたは、そう言う現実を嘆いておられるので、「大和」と言う言葉と「倭人」と言う言葉を選ばれたのは、私と同じような発想からと思います。
要するに、我々自身(国民→日本民族→大和心)の問題でしょう。
我々自身が変わるのに、アメリカに苛められたからなのと、情けない言い訳はしたくないですね。
また、トランプが大統領になり在日米軍の費用を全て肩代わりせよと言ってきたら、それこそ、日米安保破棄も前提に政府が交渉すれば良いことであり、当たり前でしょう。
このままでは、政府にも国民にも、その覚悟がありますか。
私はね、とことんやって欲しいのですよ。
国民に、その覚悟ができないことを、アメリカに従属させられているからと言い訳けするなど、みっともない話ですよ。
私の意見を全面否定し、あなたは何が言いたいのか、何をしたいのか
さっぱり解りませんね。
私が主張する様に「憲法第9条を改訂し、現日米安保条約を破棄し、必要であれば新たな日米安保条約を結ぼう」で良いのではありませんか。
憲法改定を言い、安保条約の容認をすれば、自民党と、
そのような二者択一を選ぶ何の必要がありますか。
そのような想定こそ、我が国の現実を行き詰まられせいるのです。
(追伸)
米軍に対する多額の援助も、ODAの支援と同じように、結局は日本の財閥系企業が持ち帰っているのではありませんか。
それで自民党が米軍のいいなりになっているのでしょう。
自民党などは、口先は、どうであれ、財閥の傀儡政権に過ぎないのです。
実社会は、ままごとではありません。
誰もが。それぞれの立場で常に戦う姿勢が必要なのです。
人間社会とは、人類誕生以来、そんなもの。
人間は、人間性と言う美徳もあるものの、強欲な執念も他の動物の追従を許さないほど、酷いもの。
そのような社会で、民主主義も平和も、勝ち取ってこそ実現するもの。
その戦う姿勢を見失った状態を平和ボケといいます。
(さらに追伸)
>それと、彼は上の言葉に続けて、「でないとアメリカは、駐留軍を引き上げるぞ、日本は自前で国の防衛を図れ」等とも言いましたね。 此れには私も「上等じゃねェか! アメリカのアジア戦略として、何処の国にも変わりが出来ない“日本”と言う高度技術化された国を手放せるものなら遣ってみな」と思いましたが、此の件については彼は大分ブレて来て居るようです。
上の文言は、少し可笑しいですよ。
「何処の国にも変わりが出来ない“日本”と言う高度技術化された国を手放せるものなら遣ってみな」
この姿勢が既にへつらう気持ちではありませんか。
どうであれ、舐めたら許さないぞ!
と言うべきではありませんか。
最も、日本が潰れれば、喜ぶのはアメリカ。
中国、インドなど大人口をもつ国との貿易は、その分有利に働くと共に、日本市場まで手に入る。
そのようなことは交渉の切り札にはなりません。
ずっと前の田母神発言でも、そうであるように、日本人は醜いまでに自虐性が強くなってしまった。
そんな情けない民族など世界史にも類を見ない。
過去の日本の歴史にもない。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.18 ) |
- 日時: 2016/07/29 18:10
- 名前: 倭人の叫び ID:bAtpMTpw
- 天橋立さん、成るほどそう言う解釈ですか。始めの「安保」ありきと言う観念から言えばそういう意味に取るのでしょうな。
私はトランプの売り言葉に買い言葉として、「日本の様な高度に技術化された国を手放せるものなら遣って見な!」と書いたのであって、アメリカが同盟相手として「日本」を選ぶなら、日本はもっと自信を以って平等なな同盟関係に持ち込むべきだと言うのです。 m地論日本との縁を切ると言うのなら大いに結構な事です。 国際関係と言うのは多面性を持って居ますから、事、防衛だけに拘わらず、文化、経済、社会、の各方面に付いても色々考慮して関係を維持して行かなければ成りません。 日本の貿易・経済がアメリカに大きく依存しているからと言って、卑屈な不平等に甘んじる事は無用でしょう。
貴方は、主に沖縄を含む日本の基地全体の精神的物理的負担や抑圧を「取るに足りぬ事・・」とお思いなのでしょうが、其れこそが一国の誇りを忘れた「飼い犬的精神」以外の何ものでも有りません。
貴方が、「日本の安全保障の為には、アメリカの核を含む軍事力が必要だし、誇りを阻害する不平等も已むを得ない」と仰るならそうなさい。それが今の日本の民意と言う事の様ですから。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.19 ) |
- 日時: 2016/07/29 19:51
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:SHy70g8g
- 倭人の叫び さん
話を先に勧めましょうか。
日本にある米軍基地など。もう、そんなに必要ではないでしょう。
沖縄基地もグアム移転の話もあるでしょう。
以下は、それに関する記述です。
>NHKは29日、日米首脳会談の共同記者会見を伝える同日未明の中継で、オバマ米大統領の発言の同時通訳に誤りがあったとして朝のニュースで謝罪した。
NHKによると、同時通訳では「沖縄の普天間基地の移転について、より柔軟に対応したいと思います」としたが、正しくは「沖縄に駐留する海兵隊のグアムへの移転を前進させることを再確認した」だったという。
「現在、日本は将来的に戦略的重要性を得るグアムの米軍基地を改善する支援に最高28億ドルまで提供します。」
マジか…
ていうか、ちょっと調べたら、昨年12月のアメリカの上院、下院で、沖縄海兵隊のグアム移転費を盛り込んだ会計の法案が可決されてた…
総額86億ドルのうち、28億ドルを上限に資金提供する、と盛り込まれておりました…
(引用終わり)
上記の様に、在日米軍基地の縮小などアメリカの方で考えています。
問題は。その費用負担を出来るだけ日本に協力させようとしているのです。
戦闘が近代化した現在では、昔の様な基地の必要などなくなり情報収集のための拠点が欲しいのです。 それも軍事衛星で北朝鮮の核実験監視などは、1m規模のものまで24時間体制で監視しているようです。 諜報部分が極めて貧弱な日本の自衛隊は、そういう面では米軍に頼りきっております。
金で解決できるのならば、1兆円くらい使ってやれば良い。 安倍が首相になって、世界中にばら撒いた金は数千億円。 安倍の馬鹿にバラ巻かれる税金ならば、その金で沖縄の米軍移転を実現させればよかったのである。
それこそ、国民が安倍自民党を糾弾するべきではないでしょうか。
何度も言いますが、私は軍事衛星の2つや3つは打ち上げて、米軍に頼らずとも日本の近辺くらいは、自国でカバーするくらいの体制をとってはいかがでしょう。
現代の戦闘は、戦闘機にせよ、ミサイルにせよ、高度な武器がものをいいます。 そんな面でも、日本は能力はあるのであるし、自国で必要な武器の生産をすれば良い。 それが国力でしょう。
そういう問題を解決できない憲法第9条などは改正すべきではありませんか。
安保問題で日本の有り様、アメリカの有り様を避難されるのであれば、具体的にどのようにすればよいか、如何に考えておられるのでしょう。
アメリカに隷属だ、隷属だと叫んでいれば、問題が解決すると思っておられるのでしょうか。 民意が騒げば、自然と安全保障問題が解決できるとお思いでしょうか。 それで北朝鮮が日本に向けているミサイルを取り外すでしょうか。 中国が尖閣諸島を諦めるでしょうか。
現実には、現実の対応をしなければなりません。 米軍基地を全て締め出すならば、我が国もそれなりの準備と覚悟が要るのと違いますか。
もちろん、私は、その方を願っている者です。
繰り返します。 在日米軍基地は、日本の出方で大きく縮小できるのです。
それなのに、アメリカに隷属してそれも出来ない様な、被害妄想は可笑しいですよ。 沖縄米軍基地の縮小などアメリカの方で随分と前から検討されているのです。
勘違いなさらない様に。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.20 ) |
- 日時: 2016/07/29 20:52
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:SHy70g8g
- 追申です
>貴方が、「日本の安全保障の為には、アメリカの核を含む軍事力が必要だし、誇りを阻害する不平等も已むを得ない」と仰るならそうなさい。それが今の日本の民意と言う事の様ですから。
上のように話をすり替えられては困ります。
アメリカの核については全く触れてはいません。 核の話は、また別の観点を持ち出して話さねばならないことです。 日米安保条約が不平等であるとも思っていません。
そうして私は日本人としての誇りは十分に持っていると思っています。 日米安保条約が不平等条約であり、それに従わざるを得ない日本の状況はアメリカに従属させられているとか、属国であると思うなら、アメリカ大使館を焼き討ちするくらいの気概が、誇りではないでしょうか。
それもせずに、実際は経済的、政治的な隷属に過ぎないのに、日米安保のせいにし、愚痴を言う程度の誇りとは、いかなる誇りでしょうか。 女子供のような感情に左右されるような誇りとは、 そのようなものを誇りとは認めません。
「誇りを阻害する不平等も已むを得ない」
このような発想が、どこから出てくるか、私には理解できません。
ましてや、私の意見の集約として言われるなど論外のことであります。
あなたの様な誇りでは、中国人ともロシア人とも、とても付き合ってはいけないでしょう。
奴らの方が、アメリカ人より、よほど海千山千ですよ。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.21 ) |
- 日時: 2016/07/30 01:08
- 名前: 倭人の叫び ID:t98gUHdU
- 天橋立さん、
貴方の様な田舎紳士と議論するには、私の稚拙な頭脳では無理の様です。
「日米安保条約が不平等とも思って居ません」等と言う言葉が、何処を押せば出て来るのかそう言う現状認識の方とは議論しても無理な話です。
貴方は事の実態を理解して居る様で居て、実は何も解って居ないのです。
貴方は一体何人なのですか?「日米安保」は何の問題も無く安倍が悪い」此れ如何言う意味でしょうかねェ。
「日本の現状がアメリカに隷属させら得ている、属国であると思うなら、アメリカ大使館を焼き討ちするくらいの気概が、誇りではないか!」等と言うあなたの言葉は全く話になりません。
そんな事は今ヨーロッパや中東その他で盛んにテロを行って居る「イスラム国」等のテロリストと同じレベルです。
そんな事をせずとも真摯で真っ当な考えを持つ政治家が大勢日本に誕生すれば、簡単に行かなくても粘り強い政治交渉で条約の改正は実現できるのです。
貴方の無茶苦茶な論理に此れ以上付き合って居ても無駄です。そして虚しくなるだけです。此れ以上反論は致しませんからどうぞ「論破して遣った!」と思うなら思って下さって、“井の中蛙”の“自己満論”を振り撒いて下さい。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.22 ) |
- 日時: 2016/07/30 02:14
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:FT3pKd02
- 倭人の叫び さん
遅くまで起きておられるようですね。
恥ずかしながら、私はまだ現役で遅くまで頑張っていることが多いです。
私も、これを最後にしますが、私は常に相手を論破しようとする意思で文章を書いている訳ではありません。
あなたの意見に対立することは言っていても、あなたを無知とは言っておりませんし、あなたの性格を誹謗中傷することは、全く言ってないでしょう。
あなたに対して言っていることは、あなただけに向けているのではなく、この機会にロムをされている、みなさんに訴えているのです。
最後に、日米安保条約が不平等であることが理解できていないと言われていますが、日米安保条約と地位協定の全文を掲げています。
地位協定の一部には、確かに問題の箇所がありますが、全体として不平等条約という根拠はありません。
あなたこそ、日米安保条約の趣旨を確認され、どの文言が不平等であるという箇所を指摘されたら如何なものでしょう。
お陰様で、日米安保問題と憲法改正問題についてまとまった意見を述べる事ができました。
有難うございます。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.23 ) |
- 日時: 2016/07/30 22:32
- 名前: 倭人の叫び ID:t98gUHdU
- 天橋立さん、との意見交換と言いますか「擦れ違い論争」を打ち切って思う事は、 「成る程、斯う言う思考パターンの人が、日本には大勢居るのだな」と言う事です。この方の年齢をお訪ねするのを忘れましたが、多分生まれながらにして戦後の「日米安保」体制の許で生き、今に至っているのではないかと推測します。
それが現在の日本の政治構造に如実に反映されて、「安保体制下」に暮らす事に何の疑問も抱かぬ思考パターンを生み出しているのでしょう。 生まれながらにしてテレビの有る生き方・育ち方をした人間は其れが当然の事として、取り立てて疑問や不思議を感じないのと同様に、自民党の売国政治による安保体制下で育った人間は、其れが通常の状態で有るとしか理解できないのです。
恰も、生まれて直ぐのチンパンジーを親の育児放棄から救う為に、飼育係が養育すると、チンパンジーの子は自分を人間だと思い込んで、一定期間を過ぎてからチンパンジーの群れに返す時、大層な訓練と馴らしを施さねばならない、と言う話ですが、人間はチンパンジーより頭脳が進んでいるだけに、刷り込み現象的認識構図は矯正不能とも言えるのでは無いかと思います。
或る人の説によると、ネットに登場するいわゆる「ネトウヨ」と称する右翼的言辞を弄する人は、“若年層”よりむしろ“中高年層”が多い、と言って居ましたが、成るほどそれも一理あるな、と納得する次第です。
国民の思想・信条は、其れが反社会的で無いものである限り、憲法で保障されて居ますから、其れを否定する積りも有りませんし、否定しても無駄な事です。総ては時間が日本の行く末を映し出して呉れるでしょう。
幸か不幸か、私はその頃にはもうこの世には存在しません。只、私の子や孫、皆さんの子孫に、戦前の様な国民に仇を為す日本に成って居ない事を祈るのみです。
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私は右翼 ? ( No.24 ) |
- 日時: 2016/07/30 14:32
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:/KIzkjYU
- 倭人の叫び さん、標題のことではなく追伸です。
まずは私の誕生日は昭和20年7月です。 田舎ではありますが、近くに軍需工場があった為に出産の日には空襲があったと聞いています。 私は別スレッドで教育の問題も話していますが、私が小学校の頃までは、自主性、平等に重きを置いた教育はされてはいませんでした。
教師も概ね戦争体験をした人たちであり、残虐なこどや悲惨なことは言いませんでしたが戦争で怖かったこと、困ったことなどを話してくれました。 中国戦線へ行った人などは、漢字を通して結構現地の人と交流してきたそうです。
それとは別に親父から聞いた話ですが、明治生まれの爺さんからは、いつも大正生まれは根性なしだと言われたそうです。 親父は徴兵によって召集された叩き上げですが最終的には将校までしてきました。 明治時代の戦争のほとんどは肉弾戦で、その経験者から見れば、大正時代の軍人は根性なしと映ったのでしょう。
それが良いとも言いませんが、少なくとも実際の戦闘を経験していない人は、このような観点からどうであるか。 最近の若者は、何も考えず、戦争の何たるかを知らず、右翼に走る事を懸念されています。
理屈ではなく、そう言う傾向にあることは事実であり、心理的に当然の成り行きでもあるでしょう。 それに比べ、子供のころ戦争を体験した人とか、戦後の平和教育で無条件に戦争を恐れる人たちが多くいます。
何が良いか悪いかには言及しません。 日本人の戦争に対する感情にも大きな流れがあることを申し上げたいのです。
平和ボケの中で育った若者は、逆に残忍性へ走るかもしれませんよ。 私はと言いますと、私は直情型の人間。 戦争が起こり、国の為に出征しなければならない状況になったら、否応なく出て行く方です。 もちろん戦争等やりたくはないですが。 人を殺すのも嫌でありますが。
もっとも、その直情は革命が必要であれば、時の権力を倒す為に命を投げ出すことにも通じます。 明治維新の時に青年であれば、おそらく維新以前に散った二千数百人の一人となっていたでしょう。
また、私の生き様は、普通右翼と言われるでしょう。 右翼と言っても色々あります。
街宣右翼の様に、暴力団に等しく粋がっているだけのものを連想されては困ります。 北一輝、三島由紀夫の様な右翼もいます(私は彼らに同調する者ではありません)。 児玉誉士夫の様なクソ(大泥棒)もいます。
私がいう右翼とは、そうではなく、現代の日本が見失ってしまった、日本人の生き方を見極め、それによって日本人らしい社会が作れないものかと検証する右翼であります。 なを、日本人らしい生き方の中に、本居宣長を端緒とする神道思想はありません。(皇国思想などもっての他)
もっと古臭い右翼ですよ。
「大和」ですよ 倭人の叫び(大和魂) ですよ
このような視点から申し上げているので、あなたと話が合わなくても仕方はないですね。 でも、あなたのHNや表題には、心を動かされた次第です。 普通は他人様のスレッドに、こんなに食い下がることはしません。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.25 ) |
- 日時: 2016/07/30 22:38
- 名前: 倭人の叫び ID:t98gUHdU
- 此れまでの経過により、No.24の投稿者との意見交換は終了しました。よって返信書き込みは致しません。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。私は権力に摺り寄る奴が嫌い ! ( No.26 ) |
- 日時: 2016/08/02 18:30
- 名前: 倭人の叫び ID:serqidY.
- ころりと話が代わりますが、
東京都知事選、小池氏が当選を果たしましたねェ。 私は都民では有りませんのでだれが知事成ろうが「アッシには関わりの無ェ事でござんす」が、中盤から野党連合が支持した“鳥越氏”に対する自民のネガ・キャンで、“鳥越氏”が減速して、此れで自民党及び隠れ自民党の、マスダ・オカダ、イエ失礼しました増田、小池、の何れかに! と思って居りました。 どちらでも良い事です。
都民は、実務家の増田氏より反骨精神を売りにした“小池氏”を選んだ訳ですが、百合子ちゃんは女ながらに「崖から飛び降り」たり、自民都連から「ワタシ、イジメられてるの!」と言うイメージを利用、極めつけは耄碌石原の「厚化粧のおばちゃん」発言が、増田にとどめを刺しましたねぇ。
有権者のご婦人方は、“鳥越氏”の「下ネタ」ネガキャンにも敏感だし、耄碌ジジイの「厚化粧の女」等と言うご婦人を馬鹿にした言葉にも、大いなる忌諱を感じます。 増田氏に関して云えば石原が来て墓穴を掘っちゃった! と言う所ですね。
と言う訳で、小池百合子さんが都知事に成ったのですが、自民党「本山」との関係修復なんて、いと容易い事でしょうよ。安倍も、小池も、モリ・ヨシロウ爺さんのオリンピック利権を崩したかった訳ですから、何れ安倍の一声で自民党と 「目出たく手打ち」と成るんじゃ無いですか・・・。
所で、小池の勝利集会の席に、テレビでチョクチョク見る登山家の「野口 健」氏の顔を見たのですが、彼って意外に政治人間だったのですね。で、調べてみると、随分前に亡くなった橋本竜太郎氏と親交が有ったんだそうです。一方で彼は登山家仲間から訴えられたりして、毀誉褒貶相半ばする人物の様ですね。其れは兎も角、有名に成った人間が政治に摺り寄る姿など、あまり好ましい物では無いと独断と偏見で思います。
現代の政治とは国民の為の仕事では無く、国の金を簒奪する為の物ですから・・・。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。話を標題に近付けます、 ( No.27 ) |
- 日時: 2016/08/04 17:40
- 名前: 倭人の叫び ID:wy1pPSMo
- 北朝鮮が核弾頭を搭載できるミサイル、ノドンとか言うのだそうですけれど、発射実験をして、秋田県沖の排他的経済水域の落下したそうです。この事実に関して、日本政府は事前に察知する事が出来ず、当然これまでの様に(可能か如何か知りませんが)防御処置を全く採れて居なかった事が判明し、日本の防衛能力の限界を露呈してしまいました。
この問題については、日本駐留の第七艦隊を主力とする米軍に付いても同じ事が言えます。米国は監視衛星を持って居ますから北朝鮮の不穏な動きに付いてはほぼ完ぺきに把握できる筈ですが、状況を把握して居ながら日本への通報をしなかったのか、又は、米国もこの状況を把握し得なかったのか、いずれにしても日本は事前にこの動きを把握し切れなかった事は事実です。
私の独断と偏見で申しますと、米国は監視衛星によって北朝鮮などのミサイル発射について、例えそれが車輛運搬によるミサイル・サイト外からの発射にせよ充分察知できる筈です。米国が此の不穏な動きを察知できなかったのか、知って居ながら日本へリークしなかったのか、此れが如何言う事なのか日米両方の事に当たる人物に、真摯な述懐を聞いてみたいものです。
何れにせよ、日米両方の政権に居る人物が「日米は強固な同盟関係にある、此れからも其れは一層高度な物にしていくべきだ!」等と言う割には実に頼り無い同盟相手であります。其れで居て日本は米軍の遣りたい放題の行動をコントロールできず、何かに付け負担ばかりが増大して居る訳で、同盟に名を借りた「隷属」と言わざるを得ません。
司法権は固より、その他の物事の決定権も、一方的に米国は握って居る様な同盟など、一刻も早く平等な物に改訂すべきです。
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Re: 実効性があるのか無いのか、ミサイル防衛網 ( No.28 ) |
- 日時: 2016/08/04 15:15
- 名前: 満天下有人 ID:CjvLhoMo
- もう数年前からこのMD網は、ハワイ沖などで日米合同して実験を繰り返して来ましたが、一回でも撃ち落とした成功例は聞いたこともありませんね。
何度か軍事評論家の解説も聞いたことがありますが、適格な技術はまだ確立れていないようです。
米軍事産業による超極秘事項である所為なのか、高度機密を保持せねばならないからなのか、わが国は前回の時も沖縄に落下する可能性ありとしてMD防衛網をスイッチオンしたが、何の役にも立たなかったようで。
何だかもう、巨額消耗予算を使ってTVゲーム遊びをやってるとしか見えませんね。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。ロシアは何時の時代も信用できません ( No.29 ) |
- 日時: 2016/08/04 18:33
- 名前: 倭人の叫び ID:wy1pPSMo
- 安倍氏は東京都知事選の自民党系“小池氏”の勝利を受けて、かどうか知りませんが、第三次内閣改造をしました。
新聞などはアレコレ講評を試みていますが、その顔ぶれを見てみますと「何れ劣らぬ山家育ち・・」と言うべきか相も変らぬ利権亡者揃い。公明党もガッチリ利権の本山「国交省」を抑えています。
面白いのは、安倍のお気に入り キャピキャピオバちゃんの稲田氏が防衛相だそうで、大臣なんて飾り物に過ぎないと言う事を如実に表して居る事例ですな。
「安倍ちゃん、ペットを可愛がるのも程々にしなよ、幾ら総理だからって、ソコまで遣って委員会?」とタカジンもどきの言葉が言いたくなります。今更言うも詮無きことながら、内閣人事のエエ加減さを国民の目前に改めて曝して呉れました。
其れと、今度の内閣も相変わらず安倍氏はプーチン氏との会談を望んで居る様で、、北方領土問題の進展を図るとか言って居ますが、国民を誑かすお伽話もいい加減にして貰いたいと言う物です。安倍氏はおろか日本中の政治家が束に成って懸っても、北邦領土なんてロシアが返す筈は有りません。日本があれこれ言いよって行く者ですから、プーチンは適当に日本をあしらい、経済問題の美味しい汁だけを吸い取る腹なのです。
ソヴィエトロシアが先の大戦の終末期に、日ソ不可侵条約を一方的に破棄して、上手く漁夫の利を得て労せず北方領土を手に入れた様に、「領土」は戦争に勝利して相手から奪い取るもので、戦争もせずには平和な状況の中で「あの領土、返してちょうだい!」「そうだね返してあげるよ」等と言う話には成りません。北方領土は今の状況では永久に返還されません。将来、50年先か、100年先か、若しロシアが国力を衰微させて、戦争する力を失った時にこちらの軍事力が勝れば、其れを背景にして奪還する事が出来るでしょうが、それ以外では、全く望みは有りません。
ですから日本は、常に北方領土の返還はアピールしながら、経済関係で日本を利する関係を構築して行くべきです。ロシアの甘言に乗って下手に借款などの利敵行為はせぬ事です。
でも外交下手な今の日本にそんな芸当が出来るでしょうかねェ? アメリカン・スクールが幅を利かして居る害務省とそれに負んぶに抱っこの政府では実に覚束無い話です。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。辻 政信と言うゾンビ悪魔の宣伝 ( No.30 ) |
- 日時: 2016/08/05 08:50
- 名前: 倭人の叫び ID:uSEVueVM
- この頃新聞(例えば“毎日”)に、かっての大日本帝国大本営参謀であった“辻 政信”と言う人物が著した「潜行三千里」と言う書籍の新書版の広告がチョクチョク載って居ます。
この人物、或る人は「陸軍の腐ったリンゴ」と言い、作家の 半藤 利一氏 等は「絶対悪」と評して居ます。此の人を信奉して居る郷里の 石川県今立の人が見たら頭から湯気を出して怒るでしょうが、此の人の履歴をつぶさに検証してみて、理性と教養のある人ならば、この評価を否定しないと思います。
私が極若い頃、敗戦後の日本がようやく落ち着いてきた頃、「潜行三千里」と言う本が出版され、其れを読んで「彼は、中々遣るわい!」と、連合国の戦犯捜索の裏を掻いた事に溜飲を下げたものですが、後年この人の実像を知るに付け、日本を敗戦の破滅に導いた無責任、独断、卑劣、自分の失敗を部下や同僚に擦り付ける、卑怯未練な男である事が次々に露顕し、「なんだ!この男もやはり愚劣な日本陸軍の軍人の一人だったのか!」と改めて確信した物です。
思えば、今の日本の右傾化はこの男が政治家に転身した事によって既に示されて居たのだと言う事で、連合軍の裏を掻いた! と言う一事だけで世間はこの人物を評価したのです。
この男の顔写真を見ただけでも判る様に、軍と言う組織内に置いても、排他的で、卑怯で、独善的で、傲慢な人物像を表して居ます。言うなればこの人物が旧日本軍の性格をすべて具現して居る様なものです。
この様な日本の旧悪の代表の様な人間の著作の広告を金の為だけに掲載する新聞の経営に、その良識を疑って已みません。全く以って魂を悪魔に売り渡しているのと同じ事です。ジャーナリズムが「社会の木鐸」であると言う理念を忘れて久しいのですが、これほどまでに「日本を戦前回帰」に運ぶ勢力の片棒を担ぐとは、彼等もまた 日本人の心と過去の失敗を忘れて仕舞って居る、ここまで洗脳されて居ると言う事で、前々から言って居ます様に、「日本はもう終わって居る」事を確信します。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 戦後は遠く成りにけり ( No.31 ) |
- 日時: 2016/08/16 09:45
- 名前: 倭人の叫び ID:ug69daEA
- 今日、8月15日は日本の「敗戦記念日」です。
71年前のこの日の正午、感度の悪い国民型ラジオから流れてくる天皇陛下の玉音放送に、大人たちは一様に肩を落として居ましたし、咽び泣く者も居ました。
正直言いまして未だ小学生の私には、この玉音放送が何を意味するものか正確には分かって居らず、大人たちから「日本がアメリカに負けたと言う事」だと聞いて漸く敗戦の実感が湧いて来ました。 その実感とは「鬼畜米英」が我々の国へ上陸して、何を遣らかすか全く判らない恐れと不安が綯い交ぜに成った物で、大人たちが泣いているのは「悔し涙」も有るけれどもう一つは此れなのだろうと思いました。
そしてもう一つ、もうB-29の爆弾や、グラマンの機銃掃射、に逃げ惑う事も無いと言う安堵感も込み上げて来て、戦争に勝とうが負けようがそれが終わった事で、夜に明かりを付けて暮らせるし、寝る時に防空頭巾や非常持ち出しのリュックなどを枕元に置かずに、ぐっすり眠る事が出来る事に限り無い喜びを感じた事が何よりでした。その後駐留軍の進駐を経て日本は与えられた民主化への道を辿るのですが、現在に至るまでの道のりは <重複を避ける為>に省略します。
今の日本が如何言う日本で在るのか、人によって受け止め方が違いますので、各自の理解にお任せしますが、私個人の思いを述べますと、あれ以来、日本は腑抜けの隷米国家に成り果てたと言う思いが拭えません。
其れを象徴するかのように、今朝、我が家へ配達された朝刊の第一面の見出しは、GHQのマックアーサーの通訳官であった人物の思い出話の記事がデカデカと載り、「きょう終戦記念日」の見出しが申し訳程度に小さく載って居ます。メディアが「社会の木鐸」であるべき思想が捨て去られて久しいのですが、戦後71年ともなりますと、その傾向はより一層顕著と成り、狂った自・公政権により、日本の社会はまたぞろ戦前の右傾化した日本へと誘導されて居るようです。
其れに対して私達は警鐘を鳴らし続けているのですが、残念ながらその効果は表れて居ません。或る日、ふと気が付いたら日本がトンデモナイ災悪に巻き込まれて居る事の無い様、念じて已みません。
先の太平洋戦争で犠牲に成ったすべての日本軍兵士(大本営や各軍参謀本部等の上層部は除く)及び米軍の原爆や絨毯爆撃の犠牲と成った人々に深甚の哀悼を捧げ、その魂の安かれと祈ります。 合掌!
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.32 ) |
- 日時: 2016/09/17 08:37
- 名前: 倭人の叫び ID:GwsyL0VI
- 先日、或る週刊誌を見て居たら、二人の作家に依る「英国のEU離脱」に関する文章が有りました。
その二人、フレデリック・フォーサイス、とブライアン・フリーマントル、なんですが、何れも離脱賛成派で、英国の独自性と自立性について、国民投票が離脱賛成を選んだ事は当然の帰結だと評価しているのです。
其れに付いては、このページのタイトルが意図する“日米安保に関する日本の独立性確保”を希求する主張と有る部分通ずる所が有りますが、厳密には似て非なる物です。
日本の場合は、「日米二国間」の安全保障条約ですが、英国の場合は複数国に依る連合経済圏の構成とも言うべき物であり、その場合、多数による最大公約数の取り決めが必要であり、個々の独自性は或る程度制約を受けるのが常識と考えられます。 「日米安保」の場合は、弐国間の条約であり、一方がもう一方の保護領か又は信託統治領でも無い限り、弐国は完全に対等の立場でなければ成りません。 此の事は詳述を略しまして、
上記の二人は、英国のEU離脱は二つの理由、ブリュッセルの傲慢で独善的な官僚機構によって、@英国の高額な負担金が吸い取られて居る事、A一方的且つ独断でEUの規則・規制が施行されて居る事、を挙げ、誇り高い英国にとっては我慢ならない事だ! と言うのです。 英国がブレグジットを決めた後も、スエーデンの製薬会社「アストラゼネカ」は3億3000万ポンドを掛けて、ケンブリッジに世界的規模の研究所を建設中だし、多国籍企業の「グラクソ・スミスクライン」も英国の製造工場に2億7000万ポンドの追加投資を行った! と述べて、世界の英国に対する信頼の現われを主張して居ます。
其れは大変結構な事ではありますが、英国がその国民性を発揮して、粘り強く狡猾な交渉をEUと続けて、完全な離脱を完了した後、此れまでの様に諸外国と特にヨーロッパの各国と有利な関税処置に依る貿易が出来るのか、実に悲観的な物が有ります。
英国の事を日本人の私が心配しても大きなお世話と言われるでしょうが、このお二人さん、何か負け惜しみに満たされて居る様で、「ホントにそうなら言う事無しなんだけど?」と言いたくなります。
其れと同様に、日本の「安保条約」も、其れを擁護・維持する論者やマスコミ達に、日本人が洗脳されて居るのでは無いかと思われます。いえ、殆どの日本人は何も考えないか、洗脳されているのです。 とは言え、現在の日本人の民意は現政権を承認し、現在の社会状況を是として居るのですから、最早何をか謂わんや! です。 英国の話よりも気に成るのは、「日本よ何処へ行く?」と言う心配です。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 プーチンが来るそうですが・・・ ( No.33 ) |
- 日時: 2016/09/04 10:39
- 名前: 倭人の叫び ID:wy1pPSMo
- 我等が偉大なる領主様「安倍総理大臣」様が 三顧の礼 を尽くしてお招きした オロシヤ新帝国の「プーチン大帝」が来日の運びと成った様で、まことにオメでたい限りで御座います。
安倍領主様は、領土問題の解決進展に意を尽くすと仰せに成って居られますが、果たして如何なる事に相成りましょうや? 常々この問題に関して甚だ懐疑的な私としては、畏れ多き事ながら、安倍ご領主様のこの表明は単なるポーズとして仰せに成って居られると邪推いたします。
「領土」と言う物は古来 戦争の勝敗 によってその版図が書き換えられるもので、平和時における交渉などでその遣り取りが決まる物では無い! と認識して居ます。従って如何に安倍ご領主様が我が国の主張が正当な物であると言い募ろうとも、先方は全く耳をかさぬのは今更言うまでも有りません。
プーチン大帝は、幾たびも「我が国へ是非ご来臨を!」と要請するものだから、「此の度もまた、少々美味しい事を云い聞かせて、愚かな極東のサルを、誑かして遣ろう」と渋々遣ってくる訳で、領土問題など爪の垢ほども考えておらず、国後・択捉の『譲渡』など以ての外と思って居るのです。
固より私も、北邦領土はロシア=当時のソ連によって火事場泥棒のように盗み取られたものであり、日本固有の領土であると言う主張に120%の同意をする者です。しかし残念ながら現在の日本では彼我の国力に大きな差が有り過ぎ、その上戦争放棄を憲法で謳って居る国家の体制である以上、力関係では領土の奪還は不可能に近い、否、不可能であると言えます。
従って、遠い将来、何かの原因でロシアが国力を衰退させるか、我が国が経済及び軍事の大国に成らない限り、この領土問題は解決しません。 戦争放棄の憲法は、舌先三寸で改定に持ち込む事は出来るでしょうが、経済力はこの先中・露を凌ぐものに成長できるとは誠に覚束無いものが有ります。
とは言え、この領土問題を日本から発言し続けない限り、先方は「日本が暗黙の了解をした」と受け取り、今よりいっそう「領土問題は解決済み」と言う硬化した態度になり、日本の主張は今よりもっと「負け犬の遠吠え」扱いをされますから、或る種、安倍ご領主様の発言は当たって居るとも思えます。
「下手な“会談”休むに似たり」で、此の度のプーチン大帝ご招聘と二国会談は無意味なものとして、その実行に強く反対致します。日・露会談については@経済問題について、A先方からの要請に対して、日本の国益に大きく寄与する、又は日・露対等の利益を得る物に限り執行すべきです。
ずる賢いシベリアの羆を相手にするのは並大抵の智略では危険です。安倍ご領主様ユメユメご油断召されぬ様切に祈ります。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.34 ) |
- 日時: 2016/12/01 10:59
- 名前: 倭人の叫び! ID:7oHcnOBo
- 三か月ぶりに、このページを掘り起こします。
三か月の間に、世界政治の環境は「右傾化」と「不干渉主義」「不寛容主義」そして「指導者の拝金主義」が益々進み、西欧で言えば「中世」日本で言えば「戦国」の時代の様な様相を呈して居ます。 其処には「民」の事など全く念頭に無い統治者とその眷属たちの、我欲のみが横行する社会と成って居ます。勿論此れは日本を含めての話ですが、日本がもっと始末に負えないのは、アメリカと言う巨大な帝國に隷属した下での話ですからもっと悲惨です。
その悲惨さの一つ、格差の問題を見てみても、日本でも「極貧の階層」が益々増加を見、巷に“物乞い”や“ホームレス”の姿こそ、目に余るほどの多さを見せませんが、学齢期の生徒・児童たちの貧困は、多い地域では6人に1人の貧困児が居ると言う数字さえ伝えられています。
親が貧困の為、子供に学費・給食費その他の費用が調達できず、子供は学校へ出席できず、町なかにたむろして時を過ごす、と言う実情が有るのです。
政権のトップは、“美しい”日本を“取り戻す”と言いますが、誰から取り戻すのか! 全くリアリティの無い空念仏に過ぎないのです。 私から言わせると、自民党から政治を取り戻す事によって、日本は生まれ変わる事が出来ると言えます。
トランプが、TPPを離脱すると言うのなら「どうぞ!」と言えば宜しい。駐留軍の費用を100%日本が負担せぬのなら,「米軍を引き上げるぞ!」と言うのなら一刻も早く出て行って貰えば宜しい。
これぞ「日本が完全に独立を果たす」良いチャンスです。日本の政治屋は「日米安保の傘」から出る事を極端に恐れていますが、そういう連中の何処に政治家としての矜持が有るのか! 何処に日本人としての誇りが有るのか! と思います。
日本がアメリカの核の傘から離脱する事によって、中・露の脅威を受ける事が恐ろしい! と言うのなら、そう言う政治屋は即刻政界から去るが宜しい。いやそう言う時こそ、これまでの「従米隷属政治」の敗北と認めて、政権の交代をすべきだと思います。
トランプのアジア無視が進んだ時こそ、日本は、米、中、露、との経済的、政治的バランスの取れた外交を遣って、アジア、否、西欧、の諸国にも一目置かれる国と成り得るのです。自・公の政治屋共は、日本の中で利権争いをする事のみに汲々として、世界の狐や狸と渡り合って国益を守り経済を発展させる事など全く出来ない、国家に対する寄生虫以外の何ものでも無いのです。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.35 ) |
- 日時: 2016/12/01 11:35
- 名前: 北の国から ID:07CqKs2o
- 倭人の叫びさん、こんにちは。
ご指摘のとおり、世界の右傾化は、ものすごい勢いで進んでいますね。 この右傾化をすすめている政治手法は、ポピュリズムだという説を強調するかたが増えていますが、 いろいろ読んでいると、たしかにうなずけます。 「国民の不安、不満が長期に改善されない」「貧困や格差の本質的要因についての追求がなされ ない」などの要因につけこみ、「問題があたかも簡単に解決するような簡単なスローガン」をまく したて、「だれでも解る『敵』をしたてる」「ウソだろうと、何でも断定的に強弁する」などのや りかたがおお受けしているのだそうです。 沖縄での最近の出来事をみても、核兵器廃絶を国際法にする国連での採決に日本のとった行動を みても、日本がアメリカの属国であることは、すこしまともにニュースをみてれば、だれにでもわ かることなどでしょうが、日本の与党とマスコミは「中国、北挑戦の軍事的脅威」のふりまきに、 まともな思考をマヒさせられているようです。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.36 ) |
- 日時: 2016/12/01 17:18
- 名前: 取越 九郎 ID:VmjRXI8o
- 倭人の叫び!三、北の国からさん、初めまして、私は鳥越九郎を名乗るこのサイトの新参者ですが、このサイトに寄せる皆さんのご意見には全く同感しています。
間もなく2017年を迎えますが、日本の目に余る右傾化の波は今年はさらに加速することは間違いないと思います。 そして何より問題なのは「憲法改悪」がいよいよ現実のものになる年のになると云う事です。
改憲の理由に挙げている「アメリカの押し付け」憲法ではなく、日本国民による日本人の為の「美しい憲法」を創ろうと言うのです。
本当に今の平和憲法はアメリカに押し付けられたものなのでしょうか?_いえ!違います。 確かに終戦後戦勝国アメリカが、軍国主義国家日本を、民主主義と平和を愛する国に変えようとの理想を持ち、 GHQなどによる原案が示されたのですが、それが其のまま制定されたのではなく、その時代の学者政治家が十分吟味して 日本側の意見も取り入れたもので、其れは思いがけないほど人類の理想を指示した素晴らしいものになったのです。
ところが、アメリカも、ソ連との冷戦に対処する為には日本を防波堤にしなければ…と、非武装国家にしたことを後悔するようになり、その結果すぐに軍隊を・・・と言う訳に行かず、取り敢えず「警察予備隊」が発足し、以後現在に至るまで日本の政治の裏ではすべてアメリカの言う通りに運んでいるのを、「押しつけ憲法論者」は知らないのです。
この70年間続いた平和憲法の精神を簡単に崩されては絶対にダメです。 改憲機運の扇動組織の影の主役こそ私の危惧する「日本会議」なのです。
皆さんも私が初めて立ち上げた*日本会議を甘く見ていいのか!*のスレッドに関心を寄せていただければと願っています。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.37 ) |
- 日時: 2019/04/11 03:09
- 名前: 倭人の叫び! ID:7CaTNJEA
- 実に、しばらくぶりにこの「糾弾掲示板」を開いて見ましたら、もう3年も前の私のスレがアップされて居ます。
北の国からさん、鳥越九郎さん、御両人とも理性的なリベラル派とお見受けしますが、今も頑張って居られますか?
世間は益々つまらなくなりました。
ついこの間の大阪の、府、市、の首長、ダブル選挙で、ともに「維新の党」が圧勝! いや、誠に目出度い大阪人の知性・教養です。
ま、“大阪人”のみならず、此の頃は日本中が“若年性痴ほう症”に罹った如く、何の考えも無く「安倍自・公政権」を存続させていると言う、愚かな政治選択を行って居ます。
「嘘も百ペラペン言われると、真実に成る』と言う言葉が有りますが、此処までアホな政治選択を見せつけられると、『私が思って居る事、考えて居る事が、間違って居るのだろうか?』と言う錯覚に囚われる様な気持ちに成って来ます。
幸か不幸か、私はもう間もなくアチラの方へ旅立つ予兆が見えており、もうこの様な“下らない日本”を見ずに済みそうですが、此れからの若い方々は、誠にお気の毒な事です。
イヤ、若しかしたら、天災バカボンのお父さんでは無いけれど、『此れで良いのだ!』と思うかも知れません。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。『ボルトン回顧録』の波紋 ( No.38 ) |
- 日時: 2020/06/30 18:29
- 名前: 倭人の叫び ID:ItNfvOxk
- 私は未だこの本を読んで居ないが、この度出版された『ボルトン回顧録』に、トランプと安倍の親密度が記載されているそうだが、其れを喧伝しているのは例によって「安倍ヨイショ」の幇間評論家である事で、その信ぴょう性については保証の限りでは無い。
その親密性と言うのは、トランプが日本に求める米軍駐留費の増額の事で、安倍がそれを承諾したとかしなかったとか、書籍を読んで居ないので定かな事は此処に書けない。何れにしても日本は既に高額の駐留費を負担しており、其れが余計なものである事は言う迄も無い。所謂「思いやり予算」と言う物である。
日本人として、アメリカを論ずる場合、又現代の世界政治の中に置かれた「日本」と言う物を論ずる場合、「日米安保」と「日米地位協定」と言う物を抜きにして語る事は出来ない。
それ程日米「安保」と「地位協定」は日本に大きな負担と抑圧を齎す物であり、日本の自主性を損なう物であるが、現政権の自民党も公明党もその事に全く目を向けず、その片務性を改善する動きは全くないし、国民も又その屈辱に気が付かずに居る。実に太平洋戦争敗北後75年の感に、日本は国民、政治、共に洗脳され、家畜化されて仕舞った現実を無視したままで居るのである。
極言すれば、この問題を蔑ろにしては、此れ迄の「自・公政権」失政・怠慢を糾弾する意味はないと言える。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.39 ) |
- 日時: 2020/06/30 19:12
- 名前: ooeyama ID:QmzBdr7A
- https://news.yahoo.co.jp/pickup/6363814
☆河北春秋(12/20):オバマ前米大統領が模範としたのはケネディ…
2019/12/20 06:05 (JST) ©株式会社河北新報社
オバマ前米大統領が模範としたのはケネディ元大統領やキング牧師。それに対してトランプ大統領の模範は独裁者である。米国の臨床心理学者マイケル・J・タンズィ氏はそう指摘する(『ドナルド・トランプの危険な兆候』岩波書店)
▼確かにトランプ氏は北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長、トルコのエルドアン大統領ら独裁的な政治家には親和的だ。反対に民主的な同盟国の元首には厳しい。タンズィ氏は「独裁者ならばメディアから批判されず、政策への異議はゼロになる。トランプ氏には独裁者のこうした力を畏敬する心理がある」とみる
▼メディアをはじめ自分の「敵」を激しく攻撃してきたトランプ氏。再選のために安全保障を利用したとされるウクライナ疑惑についても「民主党とフェイクメディアによる米史上最大の魔女狩り」と反発する
▼この疑惑を巡り、米下院がトランプ氏を弾劾訴追した。大統領の弾劾は米史上3人目の不名誉という。自分の偉大さを訴える同氏にとってはさぞ屈辱だろう
▼弾劾裁判では無罪が濃厚らしいが、経済、環境など多方面で絶大な影響力を持つ米大統領の疑惑である。何より世界を破滅させる核兵器のボタンを押すことができる人であることを忘れてはいけない。世界中の人々が真実を知りたがっている。(2019.12.20)
蛇足ながら、、西欧同盟国のドイツ・メルケル首相やフランス・マクロン大統領らが、国際調和を乱すトランプ氏と距離を置くなか、戦前の軍国日本を「美しい国」と称える我が安倍総理は、トランプ氏の大統領就任前から親交を結び、在任中も終始忠実なポチで有り続ける、先進諸国でただひとり国益を捧げる奇特な首脳といえる、日本国民にとってこれほど不幸で不名誉な事はない。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.40 ) |
- 日時: 2020/07/02 08:45
- 名前: 倭人の叫び ID:oofog3tM
- 彼、ドナルド・トランプ氏は、不動産経営者から政治に乗り込み、政治を自らの利益に反映させようとしている下司野郎で、政治的な素養も一般的教養も持ち合わせて居ないアジテーターでポピュリストです。
彼は今度の「新型コロナウイルス肺炎」に関しても近づく 大統領選 を睨んで経済活動の継続と伸長を優先した発言が多く、その無教養ぶりを世界に示す「消毒薬を注射できないか?」等と言う言葉で我々を唖然とさせました。
その無教養ぶりで彼に勝るとも劣らぬ我が国の安倍総理氏も、「云々」を「でんでん」と読むに至って、流石同類相哀れむと言うか、仲が良いのも「ムベなる哉」である。
思うに、『英雄は英雄を知る』の反対語は『類を以て集まる』であったのか?と思うほどこの二人は太平洋を挟んで「馬鹿」の競演をしている、心ある国民としては真に暗澹たる思いに駆られる。
太平洋の向こうでは、自分たちの「裸の王様」に関して批判し弾劾まで行う動きも有るのに、我が国では「お友達政治」に励む安倍氏に対し何の動きも見せない盲従振りで、日本の政治家やマスコミは、あのお粗末な大統領を選んだ国の政治家より尚一層批判、無教養、無思考、の様相を示している。
常々トランプが言う言葉ではないが、現代世界政治の世界で、その馬鹿程度は"トランプ・ファースト"であり、アベ。セカンド„である。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.41 ) |
- 日時: 2020/07/05 10:03
- 名前: ooeyama ID:nZh7SlAI
- >常々トランプが言う言葉ではないが、現代世界政治の世界で、その馬鹿程度は"トランプ・ファースト"であり、アベ。セカンド„である。
無恥で姑息な安倍総理は唯我独尊思考のトランプ大統領を朋友と呼びかけるが、当のトランプは安倍を葱鴨背負った忠犬ポチにしか見ていない、その様は二人でゴルフに興じる姿にも如実に表れている。アメリカ・ファーストのトランプにとって、安倍ほど扱い易い僕は独裁気質が最も好む処で、気前よくなん兆円ものイージス・アシュアやF−2戦闘機等、本国でも使わないガラクタ兵器を大量に買ってくれた。
又 核による用心棒役を止めると恫喝すれば、狼狽えて中東始め世界に展開するアメリカ軍に 自衛隊を傭兵として差し出し、埒のあかない拉致問題を格好の取引材料に利用するトランプの術中に嵌り、アメリカ様の為に沖縄島に治外法権の聖域を設け、はては思いやり予算を増額するなど、最近出されたボルトン氏暴露本によれば、再選を望むトランプの頼りになる片腕ともなっていたようだ。
しかし懸案の中国による領海侵犯や北による核とミサイルの脅威から、駐留するアメリカ軍が守ってくれる訳でなく(在日米軍の主眼はアメリカ本土防衛)、逆に在日米軍の存在が金豚の核開発とミサイル保持の口実ともなっている、憂うべきは肝心の日本国民が安倍の売国奴ぶりを知ろうともしない無知蒙昧ぶり、沖縄の民意をねじ伏せてもご主人アメリカに貢ぐ対米盲従外交は、一過性のコロナより危険で悲惨な結末を迎えるだろう。
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 ( No.42 ) |
- 日時: 2020/07/05 11:14
- 名前: 倭人の叫び ID:qC1cp4E6
- 「安保」と「地位協定」を我が国に害を及ぼす物でないと認識して居る『馬鹿』の何と多い事か❕
このサイトにもそう言う馬鹿がゴロゴロ居るが、そう言う奴に限って人を馬鹿にした駄文をセッセと、其れも子引き孫引きで貼り付けまくったりして居る。
政権は、国民が声を上げぬことを良い事に、隷米、従米、に勤しんで売国の限りを尽くして居る。
この世界で、日本ほど「政治性」を持ち合わせて居ない国民は居ない。何の選挙が有っても投票率は50%を下回る事が殆ど。
先般、鳴り物入りで導入された『選挙権の18歳から』への導入も若者を政治へ関心付ける事は出来なかった。今では却って全体の投票率を下げるほど「若者」の投票率は劣悪である。
斯う言う事を見ていると、最早日本人は政治に参画する意思を持たないのではないか? 「民主主義」も『主権在民』も要らないのではないか。
戦後75年を経て、日本人は完全に「愚民化」「家畜化」されて終い、もう人間に戻れないのではないか❓❕
斯く成る上は是非も無し『日本人よ❕ 選挙を無視せよ❕ 政治を無視して再び悲惨な目に遭え❕ その時、政治の重要性に気が付けば良し、気が付かなければ君たちは未来永劫 被抑圧民族として辛酸を舐め続けるであろう❕』
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Re: 安保条約を破棄して、大和の国独立を。 アメリカ❓こんなバカと同盟だって? ( No.43 ) |
- 日時: 2020/07/09 10:16
- 名前: 小浜 馬楽 ID:hXBVFZcI
- 他人の事を悪しざまに言う事は良くない、と承知して居ますが・・・、
この度の「新型コロナウイルス肺炎」に関して、真剣な対応を取らず、経済活動を優先して、此の感染症を軽く見、非科学的な事を言って居たブラジルの 大統領ボルソナロ氏 は、此処に来て咳や発熱の症状が出たために検査を行ったところ、いま世界で猛威を奮って居る『コロナウイルス』に感染していると判定されたそうです。 彼、ボルソナロ氏は兼ねてより「新型コロナウイルス」なんて大したものじゃない、インフルエンザと変わりはない、必要以上に怖がるな❕ なんて言って居ましたが、その所為かどうか、とうとう此のウイルスに感染したそうです。 此の ボルソナロ氏に似た奴に、アメリカのトランプ大統領が居ますが、彼もまた「新型コロナウイルス性肺炎」に関して此れを軽く見、無知蒙昧な事、例えば『この感染を防ぐ為に消毒薬を注射できないか?』等と中学生にも劣る発言をしていましたが、その無知蒙昧ぶりは「良くぞこれでアメリカ大統領が務まるものだ!」と唖然とさせられました。
一国のリーダーが馬鹿だと、その影響でてその国の国民も大いに迷惑を蒙るもので、コロナウイルスの被害は、この二国が一・二を争って居ます。
アメリカは、感染者数299万6098人で 死者数13万1480人 ブラジルは、感染者数166万8589人で 死者数 6万6741人 何れも八日現在 、 と断トツの多さを誇って居ます。
他人の事は言えません、我が国の総理大臣もこの馬鹿トランプにシッポを振ってポチ宜しく何時も擦り寄って居ます。 と言う事はこの馬鹿コンビと同類と言えるのです。 幸い、我が国の場合は、識者やメディアが必死に警鐘を鳴らし、国民も比較的従順に感染防止に努めたので、アメリカやブラジル、更には英国の様な悲惨な目に遭って居ません。 其れと『何故なのか?』その理由はまだ解明されていませんが、極東の「モンゴロイド」にはこのウイルスに対する「耐性」が強いようで、比較的被害が少ないと言う傾向を見せて居ます。 私の非科学的な想像ですが、遠い人類発祥の頃からアジアに定着したモンゴロイドは、アジア地域で頻繁に発生する色々な病原体の洗礼を受け続け、その都度それに対抗する抗体を作って来た生物学的対抗力が、モンゴロイドのDNAに組み込まれ、此のウイルスに感染してもいち早く抗体を作る、又は感染しても重症に成る事が多くない、と言う基礎抵抗力を備えているのかも知れない、と思うのです。
それにしても、トランプにしろ、ボルソナロにしろ、この二人は突出して世界に害毒を流し続けて居ます。トランプは色々な組織の世界秩序の破壊、ボルソナロは自然環境の破壊、どちらも世界にとって傍迷惑も甚だしい「秩序の破壊者」です。 この二人に付いてはこれ以上の事は言えませんが、世界にとって本当に困った物です。
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