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[25] 食料鎖国論
日時: 2013/11/24 21:58
名前: 天の橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

食料鎖国論の目的は食料の自給率を確保することではありません。
グローバル化に取り残されたり、生産技術の発達で職場をなくする人たちの受け皿として農業、漁業を確保すると言うものです。

ですから自民党の言うように、農業を大規模化することで食料自給率を上げるのではなく、出来るだけ多くの人が従事できる環境を整えることです。

でも実際には農地の問題や、農業がそんなに甘くはない仕事と言うことです。
そこで考えたのが国営農地の開発です。

鉄筋コンクリート製の農地を全国に作ります。
其処には灌漑設備も、関連の倉庫、その他の施設を作ります。
農機具類は共同で仕えるようにしておき、ところに拠ってはビニールハウスの機能も持たせます。

施設さえ整えば、水耕栽培やいろんな新しい農業が出てきます。
最近では、LED照明の色を組み合わせて作る野菜工場もあるようです。

農作業の集約化と技術開発により、アメリカでやっているような飛行機で種を撒く農業に対抗しようと言うのです。

そうして、食料自給だけでなく、品質の良い食料を輸出することも視野に入れてもよいのではありませんか。


でも実際は言うが易く、実行するのは至難の技です。

こう言う農地を格安で農業を目指す人々に賃貸するようにします。
ところで、そのための経費の試算ですが、これが成立しません。

現在、日本では1町歩(約10000u)の農地を持つことが一人前となっています。
一人で耕作するにも適当かと思います。

その農地をせめて年間50万円くらいて賃貸したいのですが、10000uの鉄筋コンクリート製の農地を作るのに最低でも5億円はかかると思います。
無利子で償還するとしても、単純計算で1000年かかってしまいます。
せめて200年で償還する計画を立てねばなりません。

そうかと言って年間の賃料が250万円では、それに見合う売り上げなど、どのように考えても不可能です。

米作を全てとすれば、8俵×20000×10(反=1000u)が相場で160万円にしかなりません。
米作は半年のことですので畑も併用しても予想される収穫はどんなに頑張っても300〜400万円くらいでしょう。

農業で楽な生活は出来ないことは解っているといっても、これでは食べては行けません。
最初の予定通り、年間の賃貸料は50万円くらいにしなければなりません。

さあ、
どうすれば、良いでしょう。

断っておきますが、私は回答を持ってはいません。
何かアイデアはないものでしょうか。
この条件がスタートなのです。

ですが、決して夢物語ではないのです。

国家が100年かけて取り組む大切なテーマではありませんか。
メンテ

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Re: 食料鎖国論 ( No.17 )
日時: 2013/10/28 21:02
名前: グッキー ID:hRWIWCf.

満天下有人さん

>おやおやグッキーさん、私は別にあなたに義務など求めてはおりません。
あなたが<少しは結論を言わずプロセスだけを説明すると言う文章の書き方を実践されてみたらいかが>と言われているし、また<プロセスの検証なくして議論はあり得ない>と言われてその延長線上で<農業鎖国論もそうですね、それにおいて何が起こるかという思考がまるで有りません>と言われているのだから、ならばプロセスが無いと批判されている以上は、あなたは既にプロセスを持っていると思って、見解を聞いただけです。
義務などは全く求めておりません。あなたの論に沿って聞いただけです。

あまり詳しい数字を出せ何ていわれても困るということです。
多数からそう言われたら対応のしようが有りませんから。
本来、違うというのなら、違うという人が調べて反論すべきことです。

>そして天橋立さんの食糧鎖国論も私のそれも「日本の」と言う事で、世界規模での事とかは当面の対論には入れておりません。しかし我が国が食糧鎖国すればアメリカ農民は所得ベースで困却する、ではこちらの農民の困却はどうでも良いということですか?

困窮は世界全体で考えることだと思います。
すでに成された分業化を元に戻すことは多大な困窮を生みます

>畜産農家は目下全量アメリカからの輸入になっているコーンが、全配合飼料の50%も使わねばならず、その価格の高騰で悲鳴を上げているのです。

輸入禁止したら更に困るのでは有りませんか?
つけは価格で消費者へ??

>アメリカ農民は既に大規模生産が進み、穀物メジャーのシステムに組み込まれて、更には手厚い補助金に守られて、大いに儲けていますよ。5年前の価格高騰時には、あちらで十分儲かるとなったら、既契約分まで廃棄して、こちらから揉み手までして、頼む、契約を守ってくれと頭下げに行ってるのです。

これは別の問題です。

>まあ、別に急ぐこともありませんので時間をかけて数値を拾って見て、あなたの地動説が正しい事を、プロセスを踏まえよと言われているのですから、証明して見て下さい。目下の所ではあなたの方が天動説を唱えているやに見えます。

天動説と地動説の意味を理解しておりません。

>こちらが食糧鎖国したら輸出国で<倒産、廃業、失業が相次ぎ><日本では食糧インフレになります>・・・史実は全く逆で、向こうが勝手に輸出禁止にしてこっちがインフレに襲われたことはありましたが・・・その時米国農業はボロ儲けしていますよ・・・

問題が違います。
何時でも輸入禁止にすればアメリカ農家はぼろ儲けするのですか??


><そうじゃ無くとも関税0にしろとやってるところに、輸入0なんて目の玉が飛び出ることをやったら貿易戦争が必至です>・・・グッキーさんはTPP賛成論者なのですか?貿易戦争怖いから言う事を聞こうという立場なのですか・・・大企業の寡占状態を批判されている割には、その軍門に下ろうということなのかな?。

すでに行われた分業化を壊すのは大変な困難が伴うと言っているのです。
産業構造も労働力も、それに合わせて造られていますから。
メンテ
Re: 食料鎖国論>現実論と理想論では噛み合わない。 ( No.18 )
日時: 2013/10/29 00:12
名前: 満天下有人 ID:VPQQSu5Q

これでは話がかみ合いませんね。天橋立さんも私も、「我が国における食糧鎖国論」をやっているのに、あなたはそうは取らずに、世界を相手にされている。いや世界規模の話にするとしても、地球人類皆同じの時代でも迎えないことには、話がかみ合いません。理想は理想であっても、人間生存の本能が変わらない限り、何百年かかるかも知れない事を語るより、今の現実をせめて回避する策を考えるべき所を、あなたは農産物の輸出国の農民のことを心配されていたから、日米間における食糧問題としてお聞きしたのです。

そうであるから、別に詳細数字など必要でもありません。別にあなたが数字を提示されてその食い違いを私はどうのこうのとは言ってもおりません。あなたが勝手にそう「思い込んで」いるだけで、別に数字をどうこうなどと言ってもいないのに<違うと言うなら、違うと言う人が調べて反論すべきことです>と、さように話が飛躍してズレて行くのですねぇ・・・

<困窮は世界で考えることだと思います>・・・ここで完全に話がズレてしまいました。繰り返しますと、この食糧鎖国スレッドも、冒頭から我が国の食糧と農業問題、雇用につながるような視点が主眼になっており、グッキーさんは既に橋立さんが食糧鎖国と言うからには、「我が国の」それであるとの前提に立って、橋立さんに鎖国の「プロセス」を示せと批判されたものとばかり思っておりましたので、故に我が国の食糧鎖国を唱えている私も、あなたが日本の食糧鎖国を前提にして橋立さんにプロセスを示せと言われているものと、勘違いしました。

そうじゃなかったのですね、ならば不毛の対論になって意味が無いので止めますが、すこし触れておきますと<既に成された分業化を元に戻すのは多大な困難を産みます>正にその通りで、既に我が国は国内需給で成り立っていたのに、米食糧戦略にまんまと乗せられてしまって、せっかく分業していたのに<元に戻す>のに、多大な困難を伴っております。

<輸入禁止にしたら更に困るのではありませんか?>だから鎖国して自給に戻しておけと言うのが私の持論です。自給していたものを態々門戸を開いて、ある時は輸出制限をされるはで、相手国の農民の問題ではありませんよ・・・こちらの農業の危機問題なのです。一々数字など要しません。

<何時でも輸入禁止にすればアメリカ農家はぼろ儲けするのですか??>そういうことを言ってるのではありません。あなたが米農民が1兆円の所得を失って困ると言うから、いや常に儲けていると申しただけなのです。輸入禁止にすれば儲かるとか、そう言う事を言ってるのではありません。どうもグッキーさんは未だに話を微妙にズラして行くクセがありますねぇ。

<すでに行われた分業を壊すのは大変な困難をが伴う>・・・TPP農業分野ではその分業化されたコメ生産も全面開放しろと言ってる訳ですよね、いやコメはそもそも大和民族の信仰にも近い財物であって、それをコメ生産で成り立っている訳でも無いアメリカが、どうしてそれを遮二無二輸出してアメリカに分業化させろと言うのでしょう。米農家はコメなど生産せずとも農家は別に困りませんよ・・・明らかにモンサントの戦略であることは見え透いています。これを困窮問題は世界で考えることだとは、甘いと思いますよ。別に米国産コメは、産業構造とか労働力に合わせて造られているものでもありません。二大戦略物資の一つである食糧、それを武器にするのがアメリカの長きにわたる戦略です。だからどこの国でも自国生産に注力するのです、振り回されない為に・・・自然地勢によって農産物を産出出来ない国へは、別途の配慮を要しますが、それとて出す側は常に政治的見返りを求めるのが現実でしょう。だからどこでも自給に取り組んでいる。

ナポレオン戦争の時に英国では、リカードによる自由貿易論は失敗だったと反省し、戦後自給率を高めるのに必死となり、現在では何とか自給率100%にまで持ち直していると思います、食糧は特に、手に入らなくなったから直ぐに自給できるという物ではなく、土壌を元に戻すのにも時間がかかるものなのです。同時に自然生態系を維持する為にも重要品目です、単なる自由貿易論の範疇に入れられない性質を持ったものです、工業製品とは訳が違う物です。

一旦輸出国が戦略的に輸出ストップしたら、こちらは干上がってしまいます。以上、世界仲良くという理想論は理想論として、別にそれは結構なことです。だた現実離れした論では成り立たないのが現実というもので、そこを考えての食糧鎖国論です。橋立さんは更に一歩踏み込んで、国内成長に結びつけられないか、それを模索されているのでしょう。


メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.19 )
日時: 2013/10/29 07:35
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:1omRiCek

あまり関心を受けない、このスレッドが思わぬ賑わいをうけた様です。

一つ説明しておきましょう。
いまさら、鎖国(食料)鎖国など言いだしたのは、食料の安全保障と言う意味の他に、グローバル化に対応するためであり、世界中がその対応をしなければならないと言う観点からです。

一つの方法として、日本の場合、食料鎖国と言う手段が考えられるという意味で、同じように食料鎖国がよい方法である国もあるでしょうが、他の分野の鎖国、ないしは鎖国でなく別の方法で自国独自の産業分野を保護することでグローバル化の影響をコントロールする施策が必要ではないかと言うことです。

鎖国でなくグローバル化に対応する施策として、特定の商品の専売と言う手段もあるかと思います。
その方法は、その国にあったものを採用すればよいでしょう。

ところで、せっかくですので、食料鎖国政策をするのに大きな問題として考えていることに、
米作はともかく、小麦や畜産業のための土地が少ない事です。

50兆円の公共事業と言っていますのは、これに対応する意味も含んでいます。
要するに、立体的な農地、牧場の建設にチャレンジすると言う事です。
それをヘリマネ資金でやるので、出来上がった農地の賃貸料は、それを使用する人の経費として僅かなものに設定できます。
要するに、国作りそのものです。

また農業に従事してくれる人間が葛藤している事について、人口農地を作ることで灌漑、耕作を簡素化すること、天候に左右されることを極力少なくすることで、容易に農業に着手できるようなインフラ整備もしなければなりません。

このような環境が整備されると、いまでは見向きもしない若者が農業をやりたいと思うようになると思います。
大きな計画なので(新しい日本のための)10年、20年でやれる事ではありません。
公共事業などは、考えれば100年分くらいはつきません。

メンテ
Re: 貿易戦争を行うのが現実的ですか ( No.20 )
日時: 2013/10/29 07:32
名前: グッキー ID:JjUpN0IE

満天下有人さん

>これでは話がかみ合いませんね。天橋立さんも私も、「我が国における食糧鎖国論」をやっているのに、あなたはそうは取らずに、世界を相手にされている。いや世界規模の話にするとしても、地球人類皆同じの時代でも迎えないことには、話がかみ合いません。理想は理想であっても、人間生存の本能が変わらない限り、何百年かかるかも知れない事を語るより、今の現実をせめて回避する策を考えるべき所を、あなたは農産物の輸出国の農民のことを心配されていたから、日米間における食糧問題としてお聞きしたのです。

現実的に貿易戦争を招くから出来ない食料鎖国をするのが現実論なのですか。
現実的に出来ないと説明するのが理想論なのですか。

>そうであるから、別に詳細数字など必要でもありません。別にあなたが数字を提示されてその食い違いを私はどうのこうのとは言ってもおりません。あなたが勝手にそう「思い込んで」いるだけで、別に数字をどうこうなどと言ってもいないのに<違うと言うなら、違うと言う人が調べて反論すべきことです>と、さように話が飛躍してズレて行くのですねぇ・・・

そういうことを言う人が多いので、一応断りを入れただけです。

><困窮は世界で考えることだと思います>・・・ここで完全に話がズレてしまいました。繰り返しますと、この食糧鎖国スレッドも、冒頭から我が国の食糧と農業問題、雇用につながるような視点が主眼になっており、グッキーさんは既に橋立さんが食糧鎖国と言うからには、「我が国の」それであるとの前提に立って、橋立さんに鎖国の「プロセス」を示せと批判されたものとばかり思っておりましたので、故に我が国の食糧鎖国を唱えている私も、あなたが日本の食糧鎖国を前提にして橋立さんにプロセスを示せと言われているものと、勘違いしました。

食料鎖国をしたらどういう事態が展開するかプロセスを書かなければ話に成らないと
言ったのです。
何が起きるか分からなくて食料鎖国などというのは無謀というものでしょう。

>そうじゃなかったのですね、ならば不毛の対論になって意味が無いので止めますが、すこし触れておきますと<既に成された分業化を元に戻すのは多大な困難を産みます>正にその通りで、既に我が国は国内需給で成り立っていたのに、米食糧戦略にまんまと乗せられてしまって、せっかく分業していたのに<元に戻す>のに、多大な困難を伴っております。

困難は日本だけでは有りませんよ。当然相手国もです。貿易戦争必至でしょう。
工業品などすべての分野で困難がおきます。

><輸入禁止にしたら更に困るのではありませんか?>だから鎖国して自給に戻しておけと言うのが私の持論です。自給していたものを態々門戸を開いて、ある時は輸出制限をされるはで、相手国の農民の問題ではありませんよ・・・こちらの農業の危機問題なのです。一々数字など要しません。

自給率の上昇は長期的課題です。
短期でそれを行おうとすれば貿易戦争です。
こちらの農民の問題だ何て、そんな視野狭窄で問題が解決するわけが無いでしょう

><何時でも輸入禁止にすればアメリカ農家はぼろ儲けするのですか??>そういうことを言ってるのではありません。あなたが米農民が1兆円の所得を失って困ると言うから、いや常に儲けていると申しただけなのです。輸入禁止にすれば儲かるとか、そう言う事を言ってるのではありません。どうもグッキーさんは未だに話を微妙にズラして行くクセがありますねぇ。

違いますよ。満天下有人さんが売り手市場のときの話をして、だから食料鎖国をしても
大丈夫ということの根拠にされるからです。
売り手市場、買い手市場、市場では絶えず起きることです。
それを売り手市場の時だけを取り出して、だから輸入禁止にしても良い
などとは馬鹿げた話です。

><すでに行われた分業を壊すのは大変な困難をが伴う>・・・TPP農業分野ではその分業化されたコメ生産も全面開放しろと言ってる訳ですよね、いやコメはそもそも大和民族の信仰にも近い財物であって、それをコメ生産で成り立っている訳でも無いアメリカが、どうしてそれを遮二無二輸出してアメリカに分業化させろと言うのでしょう。米農家はコメなど生産せずとも農家は別に困りませんよ・・・明らかにモンサントの戦略であることは見え透いています。これを困窮問題は世界で考えることだとは、甘いと思いますよ。別に米国産コメは、産業構造とか労働力に合わせて造られているものでもありません。二大戦略物資の一つである食糧、それを武器にするのがアメリカの長きにわたる戦略です。だからどこの国でも自国生産に注力するのです、振り回されない為に・・・自然地勢によって農産物を産出出来ない国へは、別途の配慮を要しますが、それとて出す側は常に政治的見返りを求めるのが現実でしょう。だからどこでも自給に取り組んでいる。

私はグローバル化しろ、自由化しろ何てことは一言も言ってませんよ。
自由化とは大企業が市場を増やし儲けるためにある。
寡占大企業は市場が増えれば儲かりますからね。
国によって事情が違うものを自由化しても上手く行くわけが無い。
それで競争しろと言うのなら電気、ガス、水道、公共料金を
途上国並みに引き下げろ。
公務員給与を途上国並みに引き下げろと言いたい。
初期条件が同一でなければ競争できませんからね。

しかし最早出来た分業化を壊すのは難しいと言っているのです。
産業構造が出来ているとは、すでに生産する農家が居る、農業労働をする労働者が
居るということです。

>ナポレオン戦争の時に英国では、リカードによる自由貿易論は失敗だったと反省し、戦後自給率を高めるのに必死となり、現在では何とか自給率100%にまで持ち直していると思います、食糧は特に、手に入らなくなったから直ぐに自給できるという物ではなく、土壌を元に戻すのにも時間がかかるものなのです。同時に自然生態系を維持する為にも重要品目です、単なる自由貿易論の範疇に入れられない性質を持ったものです、工業製品とは訳が違う物です。

だから長期的課題だと言っているのです。
短期で刷るには困難が多すぎるし、貿易戦争に発展します。
貿易戦争は仕方ないとでも言うのですか?

>一旦輸出国が戦略的に輸出ストップしたら、こちらは干上がってしまいます。以上、世界仲良くという理想論は理想論として、別にそれは結構なことです。だた現実離れした論では成り立たないのが現実というもので、そこを考えての食糧鎖国論です。橋立さんは更に一歩踏み込んで、国内成長に結びつけられないか、それを模索されているのでしょう。

輸出ストップ、それが近い将来に起きると予測される根拠が何処に有るの
ですか? 言ってるだけでは話に成りませんよ。
根拠が有るならそれを主張し、輸入制限を主張すれば良いことでは有りませんか。

食料輸入を増やせ何てことは私は一言も言ってませんよ。
短期に行えば貿易戦争で大混乱になるので、長期的課題だと
言ってるだけです。
メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.21 )
日時: 2013/10/29 07:52
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:1omRiCek

グッキーさん

相変わらず、議論のテーマに対してピントが外れていますよ。

其れに、意見の食い違いがあるとしても、その原因を

石頭だとか、天動説によっているとか、前置きする必要はないのではありませんか。

そんなことを前提とするから、意見の交換において、根本的な領域で争わねばならないのです。

単なる意見であれば、このスレッドの投稿の内容も、

そうか、そんなことも考えねばならないか、

で、済む事ではありませんか。

私が、石頭だとか、天動説によっているとか、

貴方自身、本当にそのようには思っていないはずです。

メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.22 )
日時: 2013/10/29 08:03
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:1omRiCek

>輸入制限を主張すれば良いことでは有りませんか。

厳密には、原則、食料鎖国と言う言葉を使っています。

原則と言うのは、やはり輸入をしなければならない食品もあり、また出来るものの輸出などは、ドンドンすれば良いと思っています。

それを食料鎖国と表現しているのは、それくらいの覚悟、体制を敷かないと中途半端に終わり、食料生産の領域で、グローバル化への対策とする事は出来ないと思うからです。

国内的にも、ヘリマネ資金を農業、漁業、ついでに林業へふんだんに使うことを、国民に納得させることは出来ないでしょう。

「食料鎖国」政策に関する概念が不足しているのは、貴方ではありませんか。

この問題も旧掲示板のころから、長い間、取り上げてきたことで、交わした議論も相当な量になって来ていますよ。

食料鎖国の趣旨に賛同されれば、後は、この途方もない政策を、どのようにすれば、成就できるかの問題であるでしょう。

また、それ以前に、論理的に、現実的に、可能か、不可能かの検証をもっとするべきであります。

50兆円の公共事業論も、全て目標はグローバル化する経済の中で、我が国としてどのような対応が出来るか否かの立場から言っているのです。

その方法は(グローバル化対策)は、これだけではありません。
今までにも少しは言ってきておりますが、この2つが中心になると思っているのです。

他にも方法があれば教えていただきたいですね。
金融論や、需要、供給の問題は、すでに受け賜りましたので、それ以外で御願いします。

メンテ
Re: 食料鎖国論 ( No.23 )
日時: 2013/11/11 14:20
名前: 北の国から ID:Ir6B6u4I

3ページから移動しました。
メンテ
食料鎖国論の紹介 1 ( No.24 )
日時: 2013/11/24 21:12
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

食品鎖国論

http://top.eco-pro.jp/?eid=433373
author : eco-pro

とんでもなく長い時間お休みをいただきました。
ご覧いただいていた方、大変申し訳ありませんでした。

ということで早速本題に入ります。

「日本は食品について鎖国をするべきです」

しばらく休んだせいで頭がおかしくなったか
変な宗教でもはじめたように思われるかもしれませんが
私は結構まじめにそう思っています。

鎖国といっても一定期間で構わないのですが
数年間、4〜5年くらいでしょうか。
食品の輸出入を止めるべきと思っています。

なぜ鎖国が必要かといいますと、
まずは、自給率の問題があげられます。

どうやらアメリカを始め日本に食品を輸出している国々の方は
自分たちが食べ物をせっせと輸出してあげるから
日本は自慢の技術にでも勢をだしていればいいと思っているようですが

もし天変地異でも起きて、自国の食べ物が困っているときに
他国の面倒まで見てくれるのでしょうか。

見てくれるかもしれません。お金さえあれば。

少し前に日本が、米不足の時も、
随分諸外国さんに助けていただきました。
そのおかげで、なんとか私たちはお米にありつくことができましたが
日本が米を買うことで輸出国に住む人たちは随分とお米の値段が
上がってしまって大変だったようです。

何かあった時に、自国の食べ物は自国で賄う。
諸外国に迷惑をかけないということは
国として最低限の責任ではないでしょうか。

細かい数字は割愛させていただきますが
日本の自給率は、先進諸国の中で最低レベルです。

「自国の食べ物は自国で賄う」これは大事なことだと思います。

自給率の話がでましたので、それに関係して
カロリーベースの自給率というものがあります。
早い話が、日本で自給されている食べ物をカロリーに換算した数字です。
日本は、おおよそ4割といわれています。
今、食料の輸入を止めたら
10人の内6人が餓死する計算になります。

多分死にません。

今の日本人は、食の欧米化の影響もあって
カロリーを取りすぎているように思います。
もちろん私もその例外ではありません。

江戸時代でしたでょうか。白米が流行り出したころは、
食事と言えば、白米だけ食べていたような時もあったそうです。
まぁそれにより脚気が増えたということはあったようで、
当時の脚気は、結構難しい病気で死に至ることもしばしば
あったそうです。

一人一人が今の6割の食事にしたとしても
むしろ健康的かもしれません。
これは欧米において和食が健康のためにいいとして
もてはやされていることからも

「鎖国は健康にいい」と言えるかもしれません。

「身土不二」という言葉があります。
身体と土は切り離せない、生まれ育った地域の食べ物は、
身体(健康)にもっとも良いという考え方にも通じます。
これも鎖国チックな響きがあります。

さて、まだまだ鎖国のメリットはあります。
ここまでは、日本にとっての鎖国のメリットですが
鎖国は実は、世界的に見てもいいことが沢山あります。

まず「私たちは石油を食べています」

そうです。輸入するには石油がいるんですね。
自国で生産するものを食べているには
自国内の輸送に必要な燃料だけで済みます。
鎖国は環境にも優しいのです。

「地力輸入」という言葉があります。

私たちが輸入作物を食べるということは
その作物が育った土地の栄養を食べていることになります。
これが地力輸入の考え方です。

その土地でできたものをその土地の人が消費する分には
極端な話、人糞を利用すれば、その土地に含まれる栄養の循環が保たれます。
そこまでしなくても、食べ残しや野菜クズをリサイクルして
その土地で活かすことも可能でしょう。

ところが輸入してしまうと、その栄養の帰り道が無くなってしまいます。
例えば中国で輸入されたものを日本で消費した場合、
中国の地力(養分)は日本にきます。
日本でそれをリサイクルすればと考えがちですが
これでは日本の土地か富栄養化してしまいます。
日本にたまった地力は、他の国にでていきません。

本当は人糞でも肥料にして返してあげた方が輸出国のためなのですが
心情的に難しい部分があるとは思います。

輸入を続けると日本の土壌は、どんどん富栄養化してしまうわけです。
反対に中国の土壌はどんどん痩せていきます。
痩せた中国は、化学肥料に頼るかもしれません。
化学肥料に頼ると食物は弱くなるので
農薬が必要になるかもしれません。

やっぱり、食べ物は鎖国するべきなのです。

ひさしぶりなので長くなりますが
鎖国で考えられるメリットをもう一つ。
メリットというよりは希望的観測でしかなく
飛躍しすぎているかもしれませんが・・・。

農業問題や都市への人口集中による諸問題にも
効果が期待できると考えています。

都会は情報の坩堝と化して、その情報においていかれまい
として必死になっています。
ニートといわれる人たちも、過度に情報化された社会が
影響しているように思います。

何がいいたいかといいますと、
情報が多すぎて、その中にから何かを選択することが
難しくなってきているのではないかなと
思ったりするわけです。

また、モノも溢れていて足りないものがない

そう。「足りないもの」が必要なのです。

現状で4割しか自給できていないのですから
ここで食品の輸入が禁止されれば
当然食べ物は不足します。

私の場合食べ物がなくなったら
迷わず田舎に帰って自分で食べ物を作ってなんとかしようとするでしょう。
私の田舎は田んぼがあるわけではないので大変だと思うのですが
それでもその道を選ぶと思います。

都会は人があふれて田舎の農家は跡継ぎがいません。
食べ物が急騰すれば、農家もそれなりに利益が出るでしょう。
そうです。仕事を求めて都会に来ることはないのです。

農家は跡継ぎができて、都会の人口過密は緩和されたり
しないかな・・・。(・・・しないか。)

このようにいいことづくめの食品の鎖国なのですが、
なぜ鎖国しないのでしょうか。

次回もこの荒唐無稽と思われるお話をしつこく
続けてみたいと思っています。



(発言者のプロフィールです)

eco-pro
ご覧いただきありがとうございます。
私は、有機農産物を全国に戸別宅配している会社のお客様相談室に勤務しておりました。環境に関係した仕事をしたいと思い同社に努めたのですが、事業そのものが環境保全に役立つということが、とても難しいことだということを思いしりました。

そこで退職後は、お客様相談室にいたときのスキルを活かしコールセンターのコンサルティングというお仕事を経た後、有限会社吉田屋という中小企業のITを中心としたコンサルティング会社を設立しました。そこで得た収益で、環境保護を真剣に考えている人たちを応援する立場で満足を得ようと思い会社を立ち上げたのですが、食べていくのがやっとで私が誰かに保護してもらいたいくらいでした。

それでも何だかんだ吉田屋も今年で6年目になり、沢山のお客様に保護していただいて、なんとかやってくることができました。そこで今度は、念願であった環境に直接関係した事業を行いたいということでこの「ECO-Pro」を立ち上げた次第でございます。今度は、お客様だけではなく、吉田屋のスタッフにも私のわがままを利いてもらっております。このプログもうちの開発スタッフに教えてもらいながらオープンにこぎ着けました。

「ECO-Pro」では、これまで知り合った環境関係方のネットワークなどを通じ、私の経験と好みで様々な環境関連商品を扱っていく予定です。吉田屋での仕事もありますので、中々思うように進まず、ご覧頂いている方にご不便をかけることもしばしばあろうかと存じますが、何卒末永くお付き合い頂ければ幸いです。

メンテ
鎖国論の紹介 A-1 ( No.25 )
日時: 2013/11/24 21:24
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

次に紹介しますのは、高井氏の鎖国論です。
高井氏の鎖国論は、食料と言う一分野の事ではなく、鎖国と言う言葉を、実際に鎖国すると言う意味では使っておられません。
グローバル化の名の下に世界中が均一化した競争に陥っていることに疑問を呈しておられます。
日本には、元来、日本独自の文化があり、其れに根ついた生産、商品と言うものがあった。
そういうものの中で、より優れたものを見直し、発展させて行くことでグローバル化に対峙する事が出来るのではないかと、言う意味で鎖国と言う概念を使っておられるようです。
私の言う鎖国のことと、少し異なる面もありますが、グローバル化に対峙すると言う意味で共通する考えもあります。
何はともあれ、氏の鎖国論も一見の値打ちがあります。
以下、少し長くなりますが紹介します。

https://leadershipinsight.jp/member/2010/07/post_197.html
Leadership Insights / 高井 正美

東京大学工学部計数工学科卒業後、三菱重工業入社。90年、スタンフォード大学航空宇宙工学科博士課程(Ph.D.取得)卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー入社。日本AT&Tマルチメディア事業部長を経て、95年エシェロン・ジャパンに入社。代表取締役副社長として知的分散制御ネットワークLONWORKSの日本市場における事業を統括。
2002年株式会社インヴィニオ(http://www.invenio.jp/)取締役就任。

・・・

確か中学生の頃、「日本は天然資源が乏しい。だから輸出で一生懸命に外貨を稼いで、石油、石炭、天然ガス、鉄鉱石など生活に必要な様々な資源を外国から輸入する必要がある」と学校で習った記憶があります。ところが統計局ホームページの貿易統計データ(2008年度版)を見ると、日本の貿易依存度(=輸出入額のGDPに対する割合)は輸出、輸入がそれぞれ16.1%、15.6%で、いずれも16%程度に過ぎません。16%という数字がいかに低いかは、諸外国の貿易依存度の数字と比べてみれば一目瞭然です。

輸出依存度 輸入依存度
韓国 : 45.40% 46.80%
ドイツ : 39.90% 32.70%
カナダ : 29.90% 27.00%
イタリア : 23.70% 24.10%
フランス : 21.10% 24.60%
イギリス : 17.10% 23.60%
アメリカ : 9.10% 15.20%


中国、インド、ブラジルなどの新興国市場において、このところ飛ぶ鳥を落とす勢いで急速にシェアを伸ばしているサムソンやLGなどの韓国企業。今や先進国の一角を占めたと言える韓国は、際立って貿易依存度が高い国であることが分ります。さらにドイツ、カナダ、イタリア、フランス、イギリスのいずれも、日本より貿易依存度が高いという事実が目を引きます。先進7カ国中で日本より貿易依存度が低いのは唯一アメリカだけです。

日本の数字が低いのはあくまで見かけ上であって、実態としての貿易依存度はもっと高いはずという反論もあります。たとえば輸出依存度には、自動車会社や家電メーカなどが作った最終製品の輸出額はカウントされますが、部品や材料を供給する下請け企業の売上は含まれません。つまり「輸出関連企業全体でみれば、実態としての輸出依存度はもっと高い」というのが反論の趣旨です。しかしながら、他国の輸出依存度も同じ計算式で弾いた数字であることを考えれば、日本の輸出依存度が相対的に低いという結論は覆らないでしょう。さらに輸入依存度については、下請け企業うんぬんの議論はそもそも当てはまらないので、輸入依存度が先進国中最低水準にあることはまぎれもない事実と考えられます。

さてここで皆さんと一緒に考えてみたいのは、日本の社会がこの先豊かさと活力を保っていくために、一体何をどうしなければならないのかという点についてです。

国全体の経済力を測る尺度としては、通常GDP(国内総生産)が用いられます。日本は長年に亘りアメリカに次いで世界第2位の座を占めていましたが、2009年度の名目GDP(米ドルベース)で見ると

第1位:アメリカ 14兆2,563億ドル
第2位:日本 5兆681億ドル
第3位:中国 4兆9,090億ドル

という状況で、日本は経済規模で完全に中国に並ばれました(2010年度には、日本は中国に第2位の座を明け渡すことがほぼ確実です)。さらに国民一人当たりGDP(米ドルベース)で見ると、事態はもっと深刻です。なんと2000年度の時点では、日本は世界第3位の座に君臨していました。ところが2009年度の数字で比較すると、日本は39,731ドルで世界第17位にまで落ちこんでいます。ちなみに世界第1位はルクセンブルグの104,512ドル(日本の2倍以上)で、2位はノルウェーの79,085ドル(日本の約2倍)。アメリカ(9位)、フランス(15位)、ドイツ(16位)のいずれも日本よりは上位にランクされています。バブル経済が崩壊した年である1990年から2000年までの10年間を、一頃よく「失われた10年」と称していましたが、国民一人当たりGDPで見る限り、失われたのはむしろ2000年以降の10年だったということになります。「諸外国と比較して日本は豊かな国」とは、もはや言い難い状況です。

(続く)
メンテ
鎖国論の紹介 A-2 ( No.26 )
日時: 2013/11/24 21:25
名前: 天橋立の愚痴人間 ID:6qIgZj7M

日本が豊かさと活力を取り戻すためには、経済を再び成長軌道に乗せることが不可欠です。経済活動の基盤となる総需要は内需と外需に分かれますが、輸出攻勢を恐れるアメリカなど先進諸国は日本に対し「内需拡大による経済成長」を求めています。確かに内需拡大が実現出来れば、貿易摩擦を引き起こすことなく経済を拡大させることが可能です。しかしこれには大きな壁が立ちはだかります。人口減少と高齢化です。社団法人エイジング総合研究センターによれば、日本の人口は現在(2010年)の1億2,748万人から、2050年には8,833万人に減少するものと予測されています。同時に65歳以上の高齢者が人口に占める割合は、23%から39%にまで一気に上昇します。高齢化は国民一人当たりの消費を押し下げ、さらに総人口の減少が内需のパイ縮小に追い討ちをかけることになります。公共投資によって一時的に内需拡大を図ることは出来ますが、巨額の財政年赤字を抱える日本政府が潤沢な公共投資を継続することは不可能です。

内需に多くを期待できないとすれば、外需に頼らざるを得ないという道理になります。既に見た通り、日本は先進諸国と比較して輸出依存度が相対的に低いのですから、輸出による経済成長を目指してもそれほど後ろ指を指される理由はないはずです。しかしこの輸出主導による経済成長策にも、気をつけないと思わぬ落とし穴が待っています。リーマンショック以後、外需の伸びの中心は新興国市場に移ってきており、先進国市場は米国、欧州ともに当面ほとんど期待できません。中長期的に見ても、先進国のほとんどは成熟期に差し掛かっており需要の拡大は極めて緩やかでしょう。となると、日本が力強い経済成長を目指すためには、なんとしても新興国市場を攻略しなければならないという結論になります。問題の本質は、「果たして日本の製品やサービスが、新興国市場でそれほど売れるようになるのだろうか?」という点です。

日本の工業製品の「ガラパゴス化」が叫ばれて久しくなります。ガラパゴス化とは、南米エクアドル領のガラパゴス諸島において、ゾウガメ、イグアナ、アホウドリなど様々な生物が独自の進化を遂げたことに由来する俗語です。携帯電話、カーナビ、コンピュータゲーム、デジタルテレビ(地デジ)など数多くの日本の先端技術製品が、世界市場で広く普及する標準的製品とは異質なものに進化したことを揶揄したもので、中でも日本の「ケータイ」はガラパゴス化の代名詞です。1999年に登場したNTTドコモの「iモード」や2000年のJ-Phone「写メール」などを皮切りに、日本では一足早く絵文字や写真付きメールの送付、ネットバンキング、着メロ・待ち受け壁紙のダウンロードなど様々なサービスが利用可能になりました。その後もカメラの性能向上やメール&ブラウザ機能の高度化はどんどん進み、気がついて見れば日本の携帯電話は、世界に類を見ないインテリジェントケータイへと進化していました。しかし日本の通信方式が世界標準のGSMと異なっていたこともあり、日本のケータイは世界市場への参入が遅遅として進みませんでした。そんな折、日本のケータイのガラパゴス化を見透かしたかのように、アップルがiPhoneで世界の携帯市場に鮮烈なデビューを果たしました。優れたデザインと操作性、豊富なアプリケーションなどにより、iPhoneは瞬く間にグローバルマーケットにおいて、スマートフォン=アップルのブランドイメージを確立することに成功しました。日本にとってみればまさしく「鳶に油揚げをさらわれた」格好です。

内需による成長は人口減と高齢化に阻まれ、外需による成長は産業のガラパゴス化により道を塞がれた日本。そんな日本が再び、世界トップレベルの豊かさと活力を取り戻すことは果たして可能なのでしょうか?次回のコラムでは、その大胆な処方箋について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。

前回のコラムで、「このまま推移すれば日本は、人口減と高齢化により内需の成長が見込めない一方、産業のガラパゴス化により外需(=輸出)による成長もままならない」という、正に八方ふさがり状態に陥る可能性が高い事を論じました。そんな日本が、再び成長への活力と輝きを取り戻す手立ては果たしてあるのでしょうか?

日本の最近の年間輸入額は2008年ベースで7,561億ドル、リーマンショック後の2009年には5,523億ドルまで減少しています。この内、日本が生存していく上で不可欠なエネルギー関連の主な輸入品は、原油1,038億ドル、天然ガス267億ドル、石炭148億ドルなどです。また産業材として必須の天然資源については、鉄鉱石88億ドル、アルミ86億ドル、銅17億ドルといったところが目立ちます(いずれも2007年データ)。やはり突出しているのは原油で総輸入額の15%〜20%を占めますが、その他の諸資源については意外に額が小さいことに驚かされます。かなり粗っぽい見積もりですが、これらの数字から見る限り、日本国民が生存していくための必需品の輸入額は、総輸入額の4割から5割程度なのではないかと推測されます。円換算すれば30兆円程度でありGDP比で10%を切ります。韓国のように輸入依存度がGDP比50%弱もある国と比較すればなおさらですが、日本は既にかなりの程度自給自足経済化を果たしています。さらに、必須輸入品30兆円分の購入代金を手当てするために、必ずしも輸出は必要ではないことにも気づきます。輸出というのは基本的に国内で生産したものを諸外国に販売する活動ですが、外貨を稼ぐことが目的なら、海外で生産し現地で売るといういわゆる「地産地消型」モデルもありえます。特に今後成長が期待される新興国市場においては、徹底した低コスト化と現地ローカルニーズへの対応が求められるので、輸出では自ずと限界があり地産地消が必然の流れとなります。少し前まで日本のメーカーにとって新興国は、日本や先進国に向けた単なる生産拠点という位置付けで、日本仕様の工場を建てて日本仕様の製品を作っていただけでした。しかし近年、特にリーマンショック以降は、新興国の市場としての重要性がクローズアップし、新興国で売れる製品を新興国で作るというモデルにシフトしてきています。こうなってくると日本企業が海外市場で売り上げた金額や利益はもはや輸出ではなく、海外現地法人の売上・利益として計上されるだけです。この流れが加速すれば日本の輸出額は大幅に減少することになりますが、前述した「日本国民が生きていく上で必要な輸入品30兆円分」の購入代金を確保するという面からは、実は何の心配もありません。海外現地法人の稼ぎだした利益を日本に配当として移転し、それを輸入品の購入代金に当てればよいからです(この仕組みを実現する上での最大のボトルネックは、配当を稼ぎ出した企業とその配当を原資に海外から天然資源等を輸入したい企業が異なっている点でしょう。何らかの市場メカニズム或いは公的施策によって所得移転を図る必要があると思われますが、この詳細な議論については本コラムでは深く立ち入りません。後日また別の機会に皆さんとご一緒に検討できればと思います)。ここまでの議論をまとめると、要するに日本には、「輸出依存度0%、輸入依存度数%の擬似鎖国国家」になれる選択肢があると言うことです。

(続く)
メンテ

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