[3079] 自衛隊について
|
- 日時: 2019/01/02 22:44
- 名前: 天橋立の愚痴人間
ID:8idaFzV6
- 自衛隊と言っても、その実態を把握されている方は少ないと思います。
我が国の自衛隊員の総数は定員で24.7万人とされています。 その内訳は 陸上自衛隊 15.2万人 海上自衛隊 4.8万人 航空自衛隊 4.7万人です。
憲法で武力をもたないことになっているようですが、実態はそうではなく世界でも有数の実力を兼ねた軍事力の様です。 年間の防衛予算もアメリカの70兆円は特別ですが、中国(13兆円)サウジアラビア、イギリス、インドに続き5.5兆円で6番目です。
人員は中国、韓国には及びませんが、自衛隊の装備はアジアでは随一であり、兵力213万人の中国と戦っても陸上戦以外は圧倒的に有利と言われています。
中国空軍は1500機近い戦闘機を持っていますが、旧ソ連製が多く日本の航空自衛隊の戦闘機450機と互角に戦える性能の戦闘機は50機前後と言われています。
近年、中国は海軍に力を入れていますが、中国の海軍は歴史的に強大な時期はなく、現在でも艦船はある程度そろえていますが、イージスシステムなど近代戦闘を行うなどのソフトの分野、兵員の訓練度において海上自衛隊の敵ではないようです。
南沙諸島などでは中国軍の進出が続いているようですが日本の尖閣諸島への進出は、現在では自衛隊がいる限りできない状況の様です。
日本が中国、韓国へ攻め込むのでなければ、現在のところ自衛隊は十分に日本を守ることが出来そうです。 中国軍が何十万人攻めて来ようが海空の自衛隊が侵入を許さないからです。
もちろん中国の核攻撃に対してはアメリカ軍が背後にいなければ抑止することはできないでしょうが。
要するに日本はアジア一、世界での指折りの軍事力を持っているのです。
憲法9条の改正について、論議を呼んでいるところですが、憲法はともかく実際はこのような軍事力をすでに持っています。
憲法の文面通り日本は軍事力を持ってはならないと言う人は現在の自衛隊も認めるべきではないし解散させればよいと思います。 軍事費を増大してより強力な軍隊が必要とは言いませんが、少なくとも現状を良しとするならば、憲法を改正して正しいシビリアンコントロールの法則を確立すべきと思います。
これだけの軍事力を持ちながら実際の運用は全て一部の人間の解釈次第なのです。 この方がよほど危険ではありませんか。
また、軍事に興味がない方も、他国から見れば、日本は、実際には強力な軍事力で守られた国と映っているのです。 平和ボケしていないで、安全保障という概念を皆が持つことが必要でしょう。 現在でよいのか、悪いのか(自衛隊を認めるか否か)はっきりさせることではありませんか。
認めるならば憲法9条は改正すべきでしょう。 改正することが専守防衛の理念を放棄することではないのです。 武器輸出禁止も良いでしょう。 憲法第9条の改正と、これらの問題は別のことです。
自国を守るためには適正な軍事力を保持すると、何故言えないのでしょう。 何処の国でも国を守るための軍事力を持つことは憲法で定められたこと。
また近代戦の主力はミサイル攻撃です。 日本の場合、ミサイル迎撃システムもかなりは整備されているようですが、実戦があるとすれば、東京、大阪の防衛はできても、後pはまだまだの様です。

|
|