Re: 大阪都構想について ( No.1 ) |
- 日時: 2019/03/18 19:59
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:VXrJ1iWQ
- >共産党大阪府委員会の柳利昭委員長は18日、府庁で記者会見し、4月7日投開票の大阪府知事・市長ダブル選への対応について、自民党が擁立した候補を自主的に支援すると発表した。
松井一郎知事が代表を務め「大阪都構想」の実現を目指す地域政党「大阪維新の会」に対抗する立場で決定した。
共産党が、だよ!
それほど、松井、吉村の行為は許されないもの。
大阪都構想の是非の問題ではないのだよ。
大阪府民、大阪市民の皆さんよ、
それでも大阪維新の会を支持するのかね。
自民党の政策も気に入らないが、
大阪都にしたところで何がかわる。
ここは、それよりも
選挙制度を舐めてかかる
松井、吉倉両人とも落とそうではないか。
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大阪W選挙! ( No.2 ) |
- 日時: 2019/04/05 20:12
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:JcOX/Qhw
- もうすぐ投票の大阪府知事、大阪市長のダブル選挙は、現職の維新の会の、松井、吉村が優勢だそうだ。
選挙民は何を考えて投票するのであろう。
まずは 判官贔屓という感情であろう。 多くのメディアが松井・吉村を攻撃すればするほど、共産党まで加わった維新の会包囲網が出来るほど、選挙民は松井・吉村の擁護に回る。
理由など何でも良いのである。 もともと現代社会は、本当に価値あるもの、大切なもの、必要なものよりも目先の興味を満足させる話題に飛びつく。
ニュース性が何よりも大事であるのだ。 元号が「令和」になって疑問を抱く識者とは別に、発音が気に入ったというだけで、子供の名前にも使えるというだけで内閣支持率が大幅に上がる。
これが現実なのだ。 大阪都構想の良し悪しなどには興味を持たない。
松井・吉村が任期を放り出しダブル選挙を目論だ非道など、幾ら説明しても理解するつもりもない、興味の対象ですらないのだ。 それよりも、維新の会VSオール野党の対決に興味をそそられる。
そうして判官贔屓。
そうしておいて、大阪都構想が纏まり始めれば、また反対するさ。 これじゃ、選挙の意味はない。 議会制民主主義は成り立たない。
それでも大阪府民、大阪市民は投票に行く。 民主主義社会における、義務だ、権利だといいながら。
これは、別スレッドで言う「ポピュリズム」でさえない。
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W選挙で維新の会勝利! ( No.3 ) |
- 日時: 2019/04/07 20:51
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:TZi7dvRM
- 大阪府知事・大阪市長のダブル選が7日、投開票され、知事選は地域政党「大阪維新の会」政調会長で前市長の吉村洋文氏(43)が自民党が擁立した無所属候補を破り、当選確実とした。市長選も維新代表で前知事の松井一郎氏(55)が自民推薦の元市議を降して当選を確実にし、維新がダブル選に勝利した。
ダブル選は、大阪都構想を巡る協議が行き詰まり、松井氏と吉村氏が「信を問う」と辞職を表明したことに伴うもの。同じポストで出て再選されても、公職選挙法の規定で年内に再び選挙になるため、知事と市長が立場を入れ替わる異例の出馬を選択した。選挙戦で両氏は「二重行政をやめ、大阪を成長させるために大阪都構想に再挑戦させてほしい」「府市をばらばらにさせないで」などと訴え、幅広く支持を集めた。
ダブル選を仕掛けた維新に対し、自民は「選挙を政争の道具にした暴挙」と批判。市長選には元自民市議の柳本顕氏(45)を、知事選には元副知事の小西禎一氏(64)をそれぞれ擁立。公明党府本部などの推薦を受け、都構想についても「壮大な無駄」などと反対を掲げて戦ったが、出馬表明から告示までわずかな時間しかなく、浸透しなかった。【岡崎大輔、林由紀子】
(引用終わり)
何だ、かんだ、と言ってこの結末。
大阪府民、大阪市民は大阪都構想を解っているのか。
政治のグローバル化
グローバル化がどのような場合でも良いとは限らない。
EU統合も、結局はEU本部の権力が高まっただけ。
地域の主体性は奪われていく。
そりゃね、グローバル化が必要な面もあるよ。
しかしながら、大阪府民、大阪市民は、そのディメリットも認知した上の判断か。
そうじゃないだろう。
何でも、かんでも、安易な方向へ流れる現代人の思慮のなさ。
本当の困難解決は、それぞれの、それぞれの場での努力が必要なのだ。
二重行政が悪いのならば、現在の府、市にそれを糾せばよいのだ。
グローバル化と言われ、無条件に付いてゆく
その心がひ弱いのだ。
権力志向の奴バラに利用されるのだ。
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Re: 大阪都構想について 大阪人、そのアホさ加減を天下に曝す ! ( No.4 ) |
- 日時: 2019/04/08 08:13
- 名前: 贅六@関西弁 ID:o5z5YqSo
- 大阪人は、アホでんなァ!
府知事も、市長も、維新のエライお方が当選しはりました! まことにお目出度い事でおます。心からお喜び申し上げます。
ニッポンは、明治のご一新以後、議会制封建主義 できて居りましたが、太平洋戦争に負けて以後、メリケンから教えてもろた 議会制民主主義 による政治手法に成ったんだす。 が、自分で苦労の末に手に入れた「民主主義」やおませんだしたよって、何やら妖怪みたいなケッタイナもんに成って仕舞いました。
選挙ちゅうたら、人格や、政策で、候補者を選ぶんや無ォて、人気、知名度、プラス、言うてる事が何かオモロイやないか! ちゅうことで選ぶもんやと思てしもたんだす。 そう、そう、もっと大事な事は、おとっちゃんや、オジンが、政治屋やった事が重要な必要条件だすねん。
今回、大阪人は“維新”の言う「都構想」がどないなもんか、な〜ンにも判ってぇへんのに、『なんか、オモロイやないか!』てな乗りで、維新の府議をどんどん当選さしよりました。この分なら維新は過半数を獲得する事はほぼ確実でおます。府と市の首長がともに維新に成った事と相俟って、都構想の実現は確実視されます。 そやけど、此れが実行されたら、大阪都の財政は破産状態に成る との観測が識者によって警告されてます。 それで無ォても、ワテら凡人が此れまでの維新の遣って来た事を見て、本能的且つ直感的に、維新の“危うさ”や“欺瞞性”を十分感知してますのに、圧倒的多数の大阪人は、維新を支持した訳でおます。
もう大分前から、大企業が大阪から出て行って、中小企業が中心の町みたいになってますが、そやから云うて、政治屋までが中小企業宜しく『オジンの跡を継いで、ワイも社長に成る』とか『親戚が社長遣ってたよって、ワシらもその後を継ぐねん』てな世襲の仕事を回りが認めて、それを遣らさんでもエエ、と思いますねんけど、大阪に限らず全国的にそれが罷り通る今の日本は、近代国家とは言えず、中世その物でおます。
今回の選挙で、大阪人の無知蒙昧振りは、天下にその恥を広く曝す事に成ったんだすが、6000億円もの巨費を費やして都構想を実施するメリットは何処に有るのんか? 時を経ずして大阪人はその愚かな選択に、絶望的な後悔をさせられる事ですやろねェ。
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SNS選挙 ( No.5 ) |
- 日時: 2019/04/08 11:00
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:CQyPJXhg
- 贅六さんの歯軋りが聞こえるようだ。
次から次へと、よくも腹の立つことがおきるものですね。
>大阪市西成区の会社員、田中慎太郎さん(23)は選挙戦での維新のアピール力に好感を持った。「都構想などの政策をメディアやSNSを通じて発信し、若者にもしっかりと伝わってきた」と語った。
>一方で、維新以外の既存政党の発信力不足を指摘する声も。大阪市西区の女性事務員(39)は「自民系候補の主張は全然ぴんとこない」と話した。
投票の動向。
※「都構想などの政策をメディアやSNSを通じて発信し、若者にもしっかりと伝わってきた」と語った。
※ 「自民系候補の主張は全然ピンとこない」
おそらく、これが主要因であろう。
簡単に騙される。
ピンとこないとは、どういうことだ。ピンと感じない自分に瑕疵があるとは思わないのか。
努力して理解するよりも、簡単明瞭なキャッチフレーズに飛びついただけ。
政治とは、大阪都構想だけではないのだが、SNS世代は、そのような長い話には興味がなく、耳障りの良い話題に飛びつく。
政治は益々ショー化されている。
SNSの画面を見ても、松井、吉村が選挙制度を持て遊んだ事実は出てこない。
大阪都構想の本当の姿も出てこない。
それでも彼らにはSNSが唯一なのだ。
それで政治に参加しているつもりなのだ。
確かにね、自民党候補はSNSの影響力を軽く見ていたのだ。
何とかして政治家としての自分を認めてもらおうとするのは常識であるのだが、社会は変わっているのだ。
次からは自民党系候補もSNSを重視するだろう。
そのような選挙が良いのか、
それで本当の政治家が選べるのか。
そんなことも考えないのがSNS世代。
1点を強調しておけば、後は何でも有り、
それが選挙になる。
小泉が郵政民営化を掲げ劇場型選挙をして以来、その傾向は益々強まっている。
社会が、それを受け入れている。
>ヘレニズム社会(紀元1〜3世紀)の批評家の一言を再掲させていただく。文明の崩壊前夜の様相が良く解る。
<< 現代に生まれた人間の精神生活の癌の一つは、精神的緊張の低下であって、ごく少数の選ばれた人びとを除き、我々はみな、弛緩した日々を送っている。仕事においても、気晴らしにおいても、我々がもっぱら目標にしているのは、人気取りと享楽である。全心を自分のしている事に打ち込み、本当に手に入れる価値のある承認を勝ち取ることのうちに見いだされる、真の精神的財宝を得ることに、少しも関心をもたない >>
これはヘレニズム末期の心ある批評家の嘆きである。 まさに、現代社会は崩壊への道を進んでいるようである。
現代人は昔の人間に比べると100倍も1000倍も情報を持っていて、何かがあると、その引き出しから好きな情報を選びだす。 社会に対する本当の自分の気持ちなど考える前に選択にはしる。 いくらコンピューターが発達しても人間の感知力には及ばないことが言われている。 ましてや、1000や1万の情報で、全てが把握できているということは間違っている。 自分の感知力を再確認すべきなのであるが、知識を魅力的に思う心が、それをさせない。 情報に振り回されている現代よりも、無知な昔の人間のほうが、よほど認識力に長けている。
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Re: 大阪都構想について ( No.6 ) |
- 日時: 2020/06/13 16:05
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:x4Ic.eRY
- コロナ対策で成果を上げたとされている、大阪府知事、吉村が念願の大阪都構想を実現させるべく再び住民投票を企画している。
大阪都構想とは、このスレッドの初めに書いているようなもの。 吉村知事が属する日本維新の会の綱領は、新自由主義の立場にたち、経済をグローバル化に任せるといったもの。 行政機構についても小さな政府志向であり、基本的に弱者は切り捨てるというもの。
大阪都構想が実現すれば、東京都に次く我が国で第二番の強力自治体が誕生する。 東京都には我が国の富の半分以上があつまり、財政にもことなかない。
国内、国のような立場である。 市場主義経済体制の下、現代社会を維持するためには、富の再配分が至上の要素。
大阪都構想により、さらに国内、国を作り我が国全体の繁栄を阻害するものである。 日本維新の会は、その意味で自民党よりも、危険な政党である。
吉村の政治的手腕は認めても、彼が目指すものを容認することは、ヒットラーが台頭してきたことに準じる。 大阪府民が、そのことを理解するであろうか。
大阪府民でなくても、東京都、大阪都ができ、やがて名古屋都、福岡都が出来れば、もはや我が国全体の繁栄を考えることはむつかしくなる。 その意味で、大阪府民でなくても、吉村が目指す大阪都構想を防止しなけれなならない。
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Re: 大阪都構想について ( No.7 ) |
- 日時: 2020/06/28 22:05
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:Rj6UiAXk
- 東京都の所得税 5兆3552億円 法人税 5兆454億円
大阪府の所得税 1兆3303億円 法人税 1兆5821憶円
愛知県の所得税 9803憶円 法人税 8879憶円 他の府県平均の所得税 1980憶円 法人税 1237億円
全国集計の所得税 15兆6150億円 法人税 12兆1682億円
これが我が国の富の都道府県別集計である。 東京都の経済力はダントツである。 全国の所得税の1/3 法人税の1/4.5を集めている。 その他に、固定資産税も他の府県とは全く比較にもならない。
このような地方自治体の一つが東京都であり、その予算規模は7.5兆円(特別会計を合わせると13.6兆円)。他の1国の財政規模にも達している。 そりゃ、国の支援がなくてもオリンピックが開ける。
もちろん、東京都の所得税、法人税は国税であり、東京都がそのまま使うことはないが、消費税にしても、固定資産税、その他の各種税の地方分は莫大なもの。
それが都市圏の経済力であり、そうした大都市がオンリーワンを決め込むことは、他の弱小府県にとってはマイナスの効果より産まない。
地方分権と言う言葉が取りざたされているが、地方は、これほどに格差がある。 その格差は地理的、産業配置的な、いろいろな要素からなっている。 全ての行政が平等に発展できるものではない。
それを調整するのが国家の役目。 地方の経営を地方の責任にするのが地方分権。 それは弱肉、強食、格差を固定するものである。
農業を中心で生活をしていた昔は、都市と地方には経済的ハンデは少なかった。 現代では、個人の力、努力では何もできない構造的格差がある。
国家は、それを考え、地方全体が何とか生きていける様に考えるべきであるのだ。 大阪都構想は、そういう地方再生の前に、地方自ら(強者である行政)が自らの強者の立場を固めるものであり、将来の為に許してはならない。
最後に言っておくと、大阪府知事、吉村の所属する大阪維新の会は、新自主主義を経済の政策に掲げている政党であり、現在、我々が直面している格差の問題を省みようとはしない。
新自由主義の理論では、強者が富めば、弱者もそれに引きずられて富むであろうというもの。 それが嘘っぱちであった事は、この半世紀の歴史が証明している。
貧富の差ばかりか、最近は職にもつけない多くの人を生み出している。 これは新自由主義に基づくグローバル化の結果である。
大阪府民よ 当たり障りのない、表面的な言葉に騙されないでいただきたい。
そもそも、何のために大阪都としなければならないのか。
維新の会の権力的、野心であろう。
(追記 東京都の由来)
徳川幕府が倒れ、新たな行政区を定める時点で、江戸と言われていた城下町(区の部分)を東京市として。 そのうえで、天皇を京都から江戸に移らせ、天皇を中心とする政治の中枢を東京府と名付けていた。 実質の東京府は東京市に重複していた。
それが1943年、戦争中に東京府と東京市を東京都と言う名称に統合した。 東京都が出来たのは、決して大阪都を作るような発想からではない。
>ちなみに、東京都(東京府)の行政区分
新宿区 世田谷区 港区 練馬区 中野区 杉並区 大田区 江東区 渋谷区 品川区 豊島区 台東区 目黒区 板橋区 足立区 江戸川区 墨田区 葛飾区 中央区 北区 文京区 荒川区 千代田区 (以上は旧東京市)
府中市 町田市 西東京市 八王子市 調布市 多摩市 小金井市 三鷹市 小平市 狛江市 武蔵野市 日野市 立川市 東久留米市 東村山市 国分寺市 清瀬市 稲城市 青梅市 昭島市 あきる野市 国立市 東大和市 羽村市 福生市 武蔵村山市 瑞穂町 日の出町 御蔵島村 檜原村 奥多摩町 大島町 利島村 新島村 神津島村 三宅村 八丈町 青ヶ島村 小笠原村
※ 実質は大阪府の様子と全く変わらない。 ※ 明治の都道府県制定時に、一般の藩は県とし、東京府、京都府、大阪府などは、旧政庁所在地に対しての尊称であった。 ※ 北海道は、一部は松前藩に属していたが、その他は、どの藩にも属していない未開地であった。 ※ 維新の会が企んでいるのは、市町村合併に他ならない。 ※ であるなら、いっそのこと全国の道府県を全て都に変えればよい。 ※ 全国を47市にして今までの市町村を区に改めるようなもので、実態は何も変わりはしない。
※ 現在、市町村に任されている行政権限を知事に集約し、強権をもって都内の格差解消に当たるというならば、それも良いが、元来新自由主義からでは行政運営は、そんなものではないだろう。 ※ 全国の行政区の再編成案には、全国300市とする案もあるが、その時は、それぞれの地方が自立できるような見地からの区割りが必要であり、強いもの勝ちと言う発想ではいけないのだ。
※ 大阪府が気に入らないなら、大阪県にすればよい。
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大阪都構想(第2回目の住民投票)について ( No.8 ) |
- 日時: 2020/09/08 20:21
- 名前: 天橋立の愚痴人間 ID:z1vHMUHk
- 大阪市の松井市長により大阪都構想の賛否を問う2回目の住民投票をすることが決定された。
このスレッドで大阪都構想を取り上げてきたが、実際は具体的な検証をしていなかった。 ここで改めてやってみたい。
まず、大阪都が実現すれば、地方自治体はどのようになるか。 大阪府には大阪市を含めて33の自治体がある。
最初のころ、橋下知事が打ち上げていたころは、この内、大阪市、堺市、守口、門真など11の市を大阪都の特別区に入れ、市と言う行政区を廃止、全て大阪都の直轄(特別区)区として編入する。 要するに従来で言う市会議員は無くなり、大阪都議会議員となる。 特別区は行政の事務手続きはするが行政権は無くなる。
従来の他の市町村は大阪都守口市などとなり、都会議員も人口割に割り当てられると共に、市会議員も選出することになる。 現在、松井市長が言っている大阪都は、大阪市を対象としているだけで、大阪都の下に32の市町村が存在することになる
では、何の為にこの様な事をするかと言えば、従来の大阪市と大阪府の行政の重なる部分を一元化して取り除き行政の無駄が省けると言う理由である。
確かに大阪都知事は、従来の大阪市がもっていた権限の上に大阪都が持つ権限を一元化して、より大きな権限を持つ事になる。 いわば、大阪市を直轄領とした行政のあり様である。
そうして、大阪市以外の32の市町村は、外様大名の様な位置に追いやられる。 結果、従来の大阪市はより栄え、他の市町村は大阪都の情けを借りねば思うような行政もできなくなる。
このような事が大阪市の住民投票で決められて良いものか。
我が国の行政単位は、都道府県の下に市町村を置き、国家全体では出来ない行政を都道府県知事に任せているもの。 それによって行政が円滑に行えるように考えたもの。
その形式を打ち破る必要性など、さらさらない。 東京都が出来たのは、それなりの事情があるもので、今さら、それに追従する必要など全くない。
大阪市と大阪府に二重行政があるとするなら、大阪市、大阪府が協議して取り除けば済むこと。 飽くまでも、都道府県は、すべての市町村の行政を助けるために設置されたものである。
その意義を無視し、大阪市を中心に自分たちだけが優位に立てる行政改革など、実に身勝手であり全国の行政のあり様としては許されない所業である。
市場主義経済のあり様と同じで、強いものはより強く、弱者を踏みにじる行為である。 それを単なる行政の無駄使いをなくすと言う屁理屈で強硬しようとする、維新の会、松井市長は、もともと新自由主義論者。
さらに、住民投票をするならば、大阪市だけでなく、大阪府全域の住民投票であるべきである。 否、我が国の行政組織に挑戦するならば、全国民に是非を問うべし。
思いあがった権力亡者、維新の会、橋下、松井を糾弾すべし。
大阪都構想の様なものが、 名古屋を中心とした中京都構想 新潟州構想 静岡にもあるそうだ。
いい加減で、市場主義経済のあり様、合理化に対して反意を示さねば、社会の格差は広がるばかりになる。
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