ホームに戻る > スレッド一覧 > 過去ログ > 記事閲覧
[370] 参政員制度J
日時: 2009/11/22 12:49
名前: ミネ

1号の極く一部抜書きーーーー
スイス議会の特徴としては、議員は他に本職を持ちながら国への奉仕として議員活動が行われていること、コンセンサスが重視され、主な政党は政権に入り、そのため政権の交代は余り起こらない・・国民投票は、連邦レベルで原則的に年間四回のスケジュールで行われ、他に州や地方自治体レベルのものがあり、スイス国民は一年間に二十から三十回もの投票を行っている。二院制を取っているので、一つの法律を通すのに時間が掛かるが、国民が自ら合意したという点で納得が得られやすいし、民意の裏付けがあるという点では正当性が高いのが国民投票制度のメリット・・
国会を通過した後に国民投票が控えているため、常に国民投票で多数を取れるかを念頭に置いて法律案の協議が行われ、行政府もこれを念頭に置いて法律案を作る・・国民投票の議題の小冊子が配布され、議案や政府の見解だけでなく反対する意見や中立な立場からの解説も掲載される。
投票全体のうち、郵便投票の占める割合は八〇%、投票の秘密を守る厳重な工夫がなされている・・欠点として、決定に時間が掛かり、ダイナミズムに欠ける・・

 フランスの現行憲法(一九五八年制定)は、国の主権は人民に属し、人民はその代表者を通じて及び国民投票(レファレンダム)により、主権を行使すると定め、単に代表者を選挙するだけでなく、問題によっては直接に国民が意思を表明して主権を行使できることを定めている。
このような制度は、「半直接民主制」と呼ばれているが、イタリア、スペイン等現代憲法の多くが採用している制度・・・・
自由に国民投票の運動をやれるように助成金を出す
いずれの国もこの直接民主主義、国民投票が国民の政治の中に、立法過程の中にかなりの歴史を持ってしっかりと根付いて定着をしている・・スイスなどは、空港にエスカレーター、エレベーターを設置するのがいいかどうか、こういう単純なことも住民投票に付される
以下は2号の一部抜粋・・

正に憲法改正手続とそれから通常の重要な国政問題に関する国民投票と、それを総合的に対処できるような国民投票法制をつくるべきだ(簗瀬進民主党議員)
公開文書転載は以上です・・・全て派遣された議員諸侯の発言です

サイトをご覧頂ければお分かりかと思いますが、我が国では、汎用国民投票(一般的国民投票)議論は未だ検討・研究段階であつて「纏めようとする段階ではない」ようです。
議員にとってはパイの席に招く制度と感じて、余程国民サイドからの要請がなければ進展しないでしょう。
スイスの投票技術面は「スイスの起業家、投票システムを米国に」としてご検索下さい。
http://www2.swissinfo.org/sja/Swissinfo.html?siteSect=105&sid=5274526&cKey=1098279065000
参考までに09.9.27台湾で離島振興策として、カジノ建設の是非を問う住民投票が実施されました、利権が生まれそうで政治家は当然賛成のはずですが地元は否決しました。島民の常識には清清しいものが感じられます。

さて、「直接民主主義はファシズムに利用されやすい」という主張があります。
本書の参政員制度は直接民主主義ではなく「重要な年間に5-7の議案、その一つごとに どの政党(党首)の主張を支持するのか 」という間接民主主義です。
ヒトラーは「全権委任法」からファシズムですが、今の日本の「自由委任間接政治」も多少似ています、ファシズムや独裁の歴史を見れば、その起源はいずれも「自由委任の間接民主主義」によって生まれたものであることは明らかです。
そもそもいかなる投票行為も公平で十分な情報が与えられ「自らの意志による強制なき一票」が保障されていることが民主主義の要件です。(重要テーマに意思表示ができる事です)
参政員制度は一括一任・自由委任・全権委任ではなく「重要テーマ毎に選ぶ」のですから、ファシズムの対極と言ってもいいでしょう。
さらに言えば、人々は歴史から学ぶために、また多方面から情報を得られる環境のために、ファシズムの可能性は全くありませんし、さらに 50パーセント条項(議決への占有が五割を越すと五割に圧縮)により全面的な直接政治にならない制度になっています

Page: 1 | 全部表示 スレッド一覧 新規スレッド作成